ドイツ車
「ドイツ車」に関する記事

フォルクスワーゲン、新型モデル「アルテオン」を発表|Volkswagen
Volkswagen Arteon|フォルクスワーゲン アルテオンフォルクスワーゲン、新型モデル「アルテオン」を発表フォルクスワーゲンは、ジュネーブモーターショーの前夜に開催されたフォルクスワーゲン グループ ナイトにおいて、あたらしいラージサルーン「アルテオン」を発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)パサートより上位のファストバックモデルジュネーブモーターショーで一般初公開となるフォルクスワーゲン「アルテオン」は、全長4,862×全幅1,871×全高1,427mm、ホイールベース2,841mmというサイズ。既存のモデル「パサート」が全長4,785×全幅1,830×全高1,460mm、ホイールベース2,790mmなので全体的にひと回り大きく、実際、ブランド内のモデルヒエラルキーではパサートよりひとつ上に位置付けられている。フロントデザインは、車両全幅いっぱいに広がったラジエーターグリルと、それと融合したLEDヘッドライトをもつ。またボンネ...

新型RS 5クーペをジュネーブショーで披露|Audi
Audi RS 5 Coupe|アウディ RS 5クーペ新型RS 5クーペをジュネーブショーで披露アウディは、3月7日に開幕したジュネーブモーターショーにおいて「RS 5 クーペ」を公開した。Text by YANAKA Tomomiエンジンは新開発の2.9リッターターボが最大トルク600Nmを発揮2010年に初代が登場し、2代目へと進化する「RS 5クーペ」。「A5クーペ」をベースに、アウディの子会社で、クワトロ社から名称を変更したAudi Sport GmbH.が開発を手掛けるハイパフォーマンスモデルだ。エンジンは新開発の2.9リッターV6ツインターボエンジンを搭載。最高出力は331kW(450ps)を発生し、最大トルクは従来のRS 5よりも170Nm増強した600Nm。8段ATと四輪駆動を組み合わせ、0-100km/h加速は3.9秒、最高速度はオプションの「ダイナミック パッケージ」を装着すると280km/hに達する。ボディは全長4,723mmと先代よりも74mm伸長。レーシ...

パナメーラ ターボの日本仕様を初披露|Porsche
Porsche Panamera|ポルシェ パナメーラパナメーラ ターボの日本仕様を初披露ポルシェ ジャパンは2月28日(火)、新型「パナメーラ ターボ」の日本仕様を「東急プラザ銀座 キリコラウンジ」で報道陣に初披露した。Text by YANAKA Tomomiパナメーラをクレーンで6階まで吊り、東急プラザ銀座に搬入昨年フルモデルチェンジし、今年に入り日本でも初披露された新型「パナメーラ」。日本では、最高出力243kW(330ps)の3.0リッター6気筒エンジンのパナメーラや、四輪駆動モデルの「パナメーラ4」、ハイブリッドの「パナメーラ4 Eハイブリッド」などを展開。そのなかでもトップグレードとなるのが、今回披露された「パナメーラ ターボ」だ。パナメーラ ターボは4.0リッター8気筒エンジンを搭載し、最高出力は404kW(550ps)を発揮。トランスミッションはほかのモデルとおなじく8段PDKを組み合わせる。また今回は、昨年3月にオープンしたばかりの東急プラザ銀座ではじめて車両展...

アウディQ3がスポーティにフェイスリフト|Audi
Audi Q3|アウディ Q3アウディQ3がスポーティにフェイスリフトアウディ ジャパンは3月6日(月)、コンパクトSUV「Q3」のフロントデザインを変更し、販売を開始した。Text by YANAKA Tomomiオプション設定の「Sラインパッケージ」などでも新フロントバンパーを採用2011年発売されたコンパクトSUV「Q3」がよりスポーティなフロントデザインを手に入れた。パワートレインは「Q3 1.4 TFSI」と「Q3 1.4 TFSIスポーツ」が1.4リッター4気筒ターボと6段Sトロニックトランスミッションの組み合わせで、最高出力は150ps、最大トルク250Nmだ。いっぽう2.0リッターターボエンジンの「Q3 2.0 TFSI クアトロ」は、最高出力180psもしくは220ps、最大トルク320Nmを記録。7段Sトロニックトランスミッションとフルタイム四輪駆動を組み合わせる。今回の仕様変更では、「1.4 TFSIスポーツ」と「2.0 TFSI クアトロ」のフロントバンパー...

ターボになった911GTSを試す|Porsche
Porsche 911 GTS|ポルシェ 911 GTSターボになった911GTSを試すポルシェ「911カレラS」とスポーツモデル「911GT3」のあいだを埋める911GTSが、2017年1月に改良された。ベースとなる最新911シリーズにならい、エンジンを小排気量としながらターボ化した最新GTSに、河村康彦氏が試乗。細分化された911ファミリーのなかでの、GTSモデルのポジションを紐解く。Text by KAWAMURA Yasuhiko長い時間が生み出したグレード体系最も「ベーシック」な底辺となるグレードに、それよりも1段階ハイパフォーマンスな「S」のグレード。さらには、「GT」あるいは「R」といった記号が与えられる飛び切りスポーティな”役付き”のモデルに、それ自身がひとつのブランドと神格化をされているフラッグシップの「ターボ」グレード等々。こうして今やあまりに種類が多く、ひと口で紹介をされてもそれぞれの違いがよく分からない――と、あるいはそんな人も少なくないかも知れないのが現在...

クーペライクなSUV「GLCクーペ」発売|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz GLC Coupe|メルセデス・ベンツ GLCクーペMercedes-AMG GLC 43 4MATIC Coupe|メルセデスAMG GLC 4マチック クーペクーペライクなSUV「GLCクーペ」発売メルセデス・ベンツ日本は、メルセデスSUV7番目のモデル「GLCクーペ」を発表。また、ベースモデルとなる「GLC」に二輪駆動モデルの「GLC 200」と、クリーンディーゼルを搭載した「GLC 220 d 4MATIC」を追加投入するとともに、装備の一部改良が行われた。Text & Photographs by UCHIDA Shunichiスタイリッシュで都会的なライフスタイルを好まれる方に「GLCクーペ」は、「GLC」をベースにクーペデザインを取り入れ、スタイリッシュでスポーティなエクステリアに、ゴルフバッグを最大3セット積載できるラゲージスペースなど、高い実用性とメルセデスの安全性、快適性を兼ね備えたSUVクーペだ。「GLCはアクティブでカジュ...

新型フォルクスワーゲン ティグアンに試乗|Volkswagen
Volkswagen Tiguan|フォルクスワーゲン ティグアン新型フォルクスワーゲン ティグアンに試乗ゴルフの長所を大きく伸ばして登場「ゴルフ」ベースのコンパクトSUVとして2007年にデビューし、このたびフルモデルチェンジを受け2代目へと進化した「ティグアン」。日本にも1月17日に導入されたばかりの同モデルに試乗した。Photographs by ARAKAWA MasayukiText by OGAWA Fumio日本仕様は前輪駆動モデルのみフォクルスワーゲンのコンパクトSUV、「ティグアン」が新型になり、2017年1月17日より日本発売が開始された。全長4,500mmの車体に1.4リッターエンジンを搭載するティグアン。1,675mmの全高と2,675mmのホイールベースを活かして、ゴルフの機能性を拡大したパッケージングだ。日本仕様は前輪駆動のみ。110kW(150ps)と250Nmのエンジンには6段DSG(ツインクラッチ)が組み合わされている。注目点は先代より70mm延び...

新型アウディRS3スポーツバックがパワーアップして登場|Audi
Audi RS3 Sportback|アウディ RS3スポーツバック新型アウディRS3スポーツバックがパワーアップして登場アウディは改良した「RS3スポーツバック」を、3月に開催されるジュネーブ国際モーターショーにおいて公開することを明らかにした。Texy by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)よりパワフルになったエンジンアウディは、昨年秋のパリモーターショーで発表した「RS3 セダン」につづき、ハッチバックモデル「RS3スポーツバック」の新型をジュネーブモーターショーにて発表する。新型RS3 スポーツバックに搭載されるのは、改良された2.5リッターTFSIエンジン。最高出力は従来よりも33ps向上し400ps(294kW)となり、最大トルクは480Nmを1,700rpmから5,850rpmのあいだで発生する。トランスミッションにデュアルクラッチの7段Sトロニックを組み合わせ、RSモデルとして当然クワトロ、すなわち4輪を駆動する。「A3 スポーツバック」をベ...

ポルシェ「カイエンS」にプラチナ エディションを設定|Porsche
Porsche Cayenne S Platinum Edition|ポルシェ カイエンS プラチナ エディション装備充実の新グレードポルシェ「カイエンS」にプラチナ エディションを設定ポルシェ ジャパンは2月2日(木)、SUV「カイエン」に「カイエンS プラチナ エディション」を設定。3月1日(水)より予約受注を開始すると発表した。Text by YANAKA Tomomi21インチホイールや随所に施されたハイグロスブラックでエクステリアを演出ポルシェ初のSUVとして2002年に発表され、2014年から第二世代へと進化を遂げた「カイエン」に新グレード「カイエンS プラチナ エディション」が加わった。パワートレーンは「カイエンS」と同じ、3.6リッターV6エンジンを搭載。最高出力309kW(420ps)、最大トルク550Nmを発生する同ユニットには、8段ATが組み合わされる。カイエンS プラチナ エディションでは多彩な装備を標準で搭載。足元には、サテンプラチナ仕上げを施した21イン...

Cクラスに新グレード設定と仕様変更を実施|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz C 200 4MATIC Avantgarde|メルセデス・ベンツ C 200 4マティック アバンギャルドMercedes-Benz C 180 Coupe|メルセデス・ベンツ C 180クーペMercedes-Benz C Class|メルセデス・ベンツ CクラスCクラスに新グレード設定と仕様変更を実施メルセデス・ベンツ日本は2月1日(水)、「Cクラス」のセダンとステーションワゴンに四輪駆動の「C 200 4MATIC アバンギャルド」と、エントリーグレードの「C 180 クーペ」をあらたに設定。同時に装備の一部変更を実施した。Text by YANAKA Tomomi4気筒ガソリンモデルではトランスミッションが9段ATに進化2モデル追加とともに装備の一部変更がおこなわれた「C クラス」のセダン、ステーションワゴンとクーペ。セダンとステーションワゴンでは、これまで6気筒モデルにだけけ設定されていた四輪駆動システム「4MATIC」が2.0リッター直列4...

日本に上陸したBMW 740e iPerformanceに試乗|BMW
BMW 740e iPerformance|ビー・エム・ダブリュー 740e iパフォーマンス日本に上陸したBMW 740e iPerformanceに試乗先進技術のかたまりのようなクルマ2016年にドイツ本国で追加された、新型BMW 7シリーズのPHVモデル、「740e iPerformance」。海外での試乗リポートはすでに掲載済みだが、今回、日本に上陸した同車にあらためて乗ってみた。Text by OGAWA FumioPhotographs by ARAKAWA Masayuki大きく新しい世界へと向けてジャンプクルマの進化なのか楽しみの退化なのか。昨今のクルマの電気化(パワートレイン)と電子化(先進的安全技術とコネクティビティ)は加速している。操縦する楽しさは守りながら、来るべき時代への地歩がためを着実に行っている感があるのがBMW。最新の「740e iPerformance」は好例といえるだろう。BMW 740e iPerformance(アイパフォーマンス)はフラグシ...

アウディA3、S3を大幅改良|Audi
Audi A3 Sedan|アウディ A3 セダンAudi S3|アウディ S3Audi S3 Sedan|アウディ S3 セダンアウディA3、S3を大幅改良アウディ ジャパンは、コンパクトモデルの「A3スポーツバック」「A3セダン」と、そのスポーツバージョンの「S3」を大幅改良。1月26日(木)より販売を開始した。価格は293万円から。Text & Photographs by UCHIDA Shunichi2ボディバリエーション、2つの駆動、3つのエンジン日本に導入される新型A3シリーズのラインナップは、セダンとスポーツバックの2ボディで、駆動方式はFFと4WD(クワトロ)がある。すべてのモデルに標準の「1.4TFSI」と、今回新たに、ホイールを17インチにサイズアップして車高を15mm下げた 「sport」 モデルを設定。それらに加え、S3の合計10ラインナップとなる。パワートレインは3種類。前輪駆動モデルは従来の122psの1.4TFSIエンジンと、7段Sトロニック...

フォルクスワーゲン ポロに2種類の特別限定車|Volkswagen
Volkswagen Polo Active|フォルクスワーゲン ポロ アクティブVolkswagen Polo Original|フォルクスワーゲン ポロ オリジナルフォルクスワーゲン ポロに2種類の特別限定車フォルクスワーゲン グループ ジャパンは1月24日(水)、コンパクトハッチモデル「ポロ」にナビ付きの特別限定車2車種を設定。「ポロ アクティブ」は限定800台、上級仕様の「ポロ オリジナル」は500台限定で販売を開始した。Text by YANAKA Tomomi初代ポロをオマージュした上級グレードの「ポロ オリジナル」今年、生産開始から40周年を迎えた「ポロ」から、2種類のナビ付き特別限定車が登場した。パワートレーンはいずれも1.2リッターの直列4気筒ターボエンジンが最高出力66kW(90ps)、最大トルク160Nm(16.3kgm)を発生。トランスミッションは7段DSGを組み合わせる。「ポロ アクティブ」は中級グレードのTSIコンフォートラインをベースに、純正ナビを採用...

BMW i8に特別カラーの限定モデル登場|BMW
BMW i8 Protonic Dark Silver|BMW i8 プロトニック ダーク シルバー全国で4台のみの専用ボディカラー限定モデルBMW i8に特別カラーの限定モデル登場ビー・エム・ダブリューは1月24日(水)、プラグインハイブリッドスポーツカーBMW「i8」に限定モデル「i8 プロトニック ダーク シルバー」を4台限定で設定。受注を開始した。Text by YANAKA Tomomi20インチアロイホイールとともに、存在感のあるスタイリングを演出BMWのサブブランド「BMW i」から2014年9月に誕生した「i8」。パワートレインは1.5リッター直列3気筒ターボエンジンと電気モーターとの組み合わせで、システム全体で最高出力は266kW(362ps)、最大トルクは570Nmを発生する。また電気自動車「BMW i3」とともに量産車としてはじめてカーボンファイバー強化樹脂(CFRP)をボディの基本骨格に採用するとともにシザードアなど独特のスタイリングをまとい、話題となった。...

新型ポルシェ パナメーラが日本上陸|Porsche
Porsche Panamera|ポルシェ パナメーラ新型ポルシェ パナメーラが日本上陸スポーツカーとラグジュアリーサルーンを融合2016年6月に発表され、日本でも12月より予約受付がはじまった新型ポルシェ「パナメーラ」。ポルシェ ジャパンは昨年末、同モデルの先行公開イベント「シャトー パナメーラ スペシャルナイト」を東京は恵比寿で開催した。リリースを間近にひかえた新型パナメーラはどんな進化を果たしたのか。モータージャーナリスト、小川フミオ氏が解説する。Text by OGAWA Fumioダウンサイジング化が進んだ新エンジンを搭載セダンの定義を変えたといわれるポルシェ「パナメーラ」。ポルシェでは「GT」としているが、4枚のドアにハッチゲートを備えたファストバックスタイルは画期的だ。2016年秋に2代目にフルモデルチェンジ。改良されたシャシーに、ダウンサイジング化が進んだ新エンジンを搭載。さらにサスペンションシステムに大胆に電子制御を組み込み、運動性能と快適性能をともにより高めてい...