新型フォルクスワーゲン ティグアンに試乗|Volkswagen
CAR / IMPRESSION
2017年2月21日

新型フォルクスワーゲン ティグアンに試乗|Volkswagen

Volkswagen Tiguan|フォルクスワーゲン ティグアン

新型フォルクスワーゲン ティグアンに試乗

ゴルフの長所を大きく伸ばして登場

「ゴルフ」ベースのコンパクトSUVとして2007年にデビューし、このたびフルモデルチェンジを受け2代目へと進化した「ティグアン」。日本にも1月17日に導入されたばかりの同モデルに試乗した。

Photographs by ARAKAWA MasayukiText by OGAWA Fumio

日本仕様は前輪駆動モデルのみ

フォクルスワーゲンのコンパクトSUV、「ティグアン」が新型になり、2017年1月17日より日本発売が開始された。

全長4,500mmの車体に1.4リッターエンジンを搭載するティグアン。1,675mmの全高と2,675mmのホイールベースを活かして、ゴルフの機能性を拡大したパッケージングだ。

日本仕様は前輪駆動のみ。110kW(150ps)と250Nmのエンジンには6段DSG(ツインクラッチ)が組み合わされている。

注目点は先代より70mm延びた全長はほとんどホイールベースの延長によるものという事実だ。

それにより室内空間が大きく増大しているとフォルクスワーゲンは謳う。

資料によると室内長はプラス26mm、後席のニールームはプラス29mm。さらにリアシートは2分割式で前後180mmのスライドが可能。機能性が考えられている。

Volkswagen Tiguan|フォルクスワーゲン ティグアン

全幅は1,840mm で先代より30mm拡幅

Volkswagen Tiguan|フォルクスワーゲン ティグアン

全高は1,675mmで先代より35mm低くなっている

「つながるSUV」と輸入元のフォルクスワーゲングループジャパンが喧伝しているインフォテイメント機能もティグワンのセリングポイントだ。

「つながる」とはインターネット接続が可能になったインフォテイメントシステムの充実を意味している。

インターネット接続によりナビゲーションの検索機能が向上し、ガソリンスタンドなどの施設検索が用意になっているのは注目点だ。

先進的安全技術も充実。レーンキープアシストや渋滞時追従支援システムも、上級モデルには標準装備となっている。新しい時代のファミリーカーといえる。

安全装備や快適装備のパッケージオプションが豊富なのも、購買層には大きな魅力となるだろう。

走行感覚は意外なほど軽快だ。

Volkswagen Tiguan|フォルクスワーゲン ティグアン

新型フォルクスワーゲン ティグアンに試乗

ゴルフの長所を大きく伸ばして登場 (2)

まるでリムジンのようなリアシート

フォルクスワーゲンの新型ティグアンのパワープラントは、「ゴルフ」や「パサート」でおなじみ1,394ccの4気筒ガソリンエンジン。

最高出力は110kW(150ps)/5,000-6,000rpm、最大トルクは250Nm/1,500-3,500rpm。その数値からわかるように、走り出しの力強さが印象的だ。

軽くアクセルペダルを踏んだだけでゴルフよりひと回り大きな車体のティグアンは、すいっと驚くほどの軽さを感じさせながら発進する。

ていねいにアクセルペダルを扱えるひとは、2,000rpm 前後を使うだけでティグアンの活き活きとした走りを味わえる。

急加速のときにいきおいよくアクセルペダルを踏むと、3,000rpmの手前でやや息づき感がある。ターボチャージャーのラグだろうか。おだやかなマナーで操縦するといいクルマなのだ。

Volkswagen Tiguan|フォルクスワーゲン ティグアン

Volkswagen Tiguan|フォルクスワーゲン ティグアン

LEDを用いたリアコンビネーションランプはTSI Highline以上に標準装備

ステアリングホイールも(フォルクスワーゲンの好みだろう)軽い設定で、パサートではどうかなと思ったがティグアンでは軽快感に寄与していて好ましいと感じられた。

乗ったのは18インチのリム径を持つ235/55プロファイルのタイヤ装着の「Highline」だったが、乗り心地もけっして悪くない。215/65R17の「Comfortline」に興味が湧いた。

室内の印象は広々としている。リアシートを一番前にスライドさせると615mmもの荷室容量が確保できる一方、後ろに下げるとまるでリムジンだ。リアシートにはリクライニング機能も装備されている。

装備は驚くほど豊富である。

Volkswagen Tiguan|フォルクスワーゲン ティグアン

新型フォルクスワーゲン ティグアンに試乗

ゴルフの長所を大きく伸ばして登場 (3)

ファミリーカーとして得点が高い

新型フォルクスワーゲン ティグアンのラインナップは3つ。「TSI Comfortline」(360万円)、「TSI Highline」(433万2,000円)、それに「TSI R-Line」(463万2,000円)だ。

エンジンは共通で、ボディサイズもほぼ共通。R-Lineはオーバーフェンダーのため全幅がプラス20mmの1,860mmとなる。

タイヤサイズは1インチ刻みでリム径があがっていく。R-Lineでは19インチだ。燃費は全モデル共通でリッター16.3kmと発表されている(JC08モード)。

ラインナップ構成でいいと思うのは、消費者が好みに応じて(価格と照らし合わせながら)最適のモデルを選べることだ。

「つながるSUV」というWiFi接続によるインフォテイメントシステム「Car-Net」(テレマティックス機能つき)は上級グレードに標準装備。

Volkswagen Tiguan|フォルクスワーゲン ティグアン

Volkswagen Tiguan|フォルクスワーゲン ティグアン

パノラマスライディングルーフ

LEDヘッドランプなどに必要性を感じなければ「TSI Comfortline」を選べばよい。必要な装備はオプションで装着することもできる。これがティグアンの魅力だ。

「レーンキープアシスト」「レーンチェンジアシスト」「渋滞時追従支援システム」「リアトラフィックアラート」といった先進的安全装備はパッケージオプションで設定されている。

僕は個人的に、スマートエントリーシステムは欲しいし、パワーテールゲートも便利だと思っている。加えてパノラマスライディングルーフも好きである。

これがTSI Comfortlineにも個別のオプション設定されていると言うことはないのだが。納車との関係で難しいだろうか。

なにはともあれファミリーカーとして得点が高い新型ティグアン。ゴルフの長所を大きく伸ばしているだけに人気が出るだろう。

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Volkswagen Tiguan TSI Comfotline|フォルクスワーゲン ティグアン TSIコンフォートライン
Volkswagen Tiguan TSI Highline|フォルクスワーゲン ティグアン TSIハイライン

Volkswagen Tiguan TSI R-Line|フォルクスワーゲン ティグアン TSI Rライン

ボディサイズ|全長 4,500 × 全幅 1,840 × 全高 1,675 mm
(Rライン)全長 4,500 × 全幅 1,860 × 全高 1,675 mm
ホイールベース|2,675 mm
重量|1,540 kg
エンジン|1,394 cc 直列4気筒ターボ
最高出力| 110 kW(150 ps)/ 5,000-6,000 rpm
最大トルク|250 Nm(25.5 kgm)/ 1,500-3,500 rpm
トランスミッション|6段AT(6DSG)
駆動方式|FF
サスペンション 前|マクファーソンストラット
サスペンション 後|4リンク
タイヤ 前/後|(コンフォートライン)215/65R17 (ハイライン)235/55R18 (Rライン)255/45R19
燃費(JC08モード)|16.3 km/ℓ
価格│(コンフォートライン)360万円 (ハイライン)433万2,000円 (Rライン)463万2,000円

問い合わせ先

フォルクスワーゲン カスタマーセンター

0120-993-199

           
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