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「rumors」に関する記事
NOOKA|連載・マシュー・ワォルドマン|Vol.27 「Frieze Art Fair NYC. May.2012」
アートフェアの会場は、外も中も感動的!Vol.27 Frieze Art Fair NYC. May.2012毎年アートフェアに通ってますが、ここ2年は、フェア自体の規模が大きくなり過ぎて、見に行くだけでヘトヘトに疲れるようになってしまいました。イベントが大きくなればなるほど、オーガナイザーにとって、どうしてもフェアの質よりも利益が重要になるものです。だから、最近はアートフェアでも、あえてパーティにだけ行くようになりました。ただ「Frieze Art Fair」だけはべつものです!Text by Matthew Waldmanアートフェア仕様の派手な僕は、一番下!最初は場所も不便だと思い、どうも気が進まなかったのですが(地下鉄+バスでも行けますが、自転車だと家から片道9kmもの道のり!)、それでもアートフェア用の格好に着替えて自転車に乗り、まだ、僕も行ったことがない「Randall’s Island」へと。でも、自転車で「Triboro Bridge」は渡れるんですね。とてもすば...
Tialeeray|スポーツウィメンの新コーディネイトブランド
Tialeeray|ティアリーレイ昨秋にデビューしたウィメンズスポーツウェアブランドスポーツウィメンの新・最愛スタイルパワフルに自分の人生を楽しむ女性たちは、スポーツをしているときもキラキラと輝いている――そんな女性たちをイメージしてデビューしたスポーツウェアブランド「ティアリーレイ」。最新コレクションは、“ランニングライン”“イージースポーツライン”で展開する。Text by KAJII Makoto (OPENERS)今年の夏の“リゾートラン”はスタイリッシュに!ハワイの女性たちが耳に飾る白い花“ティアレ”と、ハワイの儀式で使われる首飾り“レイ”のふたつの言葉の造語から生まれたブランド、ティアリーレイ。“イージースポーツライン”“ランニングライン”は、スタイリッシュなシルエットとエッジが効いたデザインで、ディテールと機能性を兼ね備えた快適な着心地が特徴。ファッションスタイリストの工藤満美さんと、ファッション業界のランナー代表として「ランガール」のプロデューサーでもある宇田川佳子...
NOOKA|連載・マシュー・ワォルドマン|Vol.28 「Utique Inc.を率いるMara Segalにインタビュー」
イェール大学出身で「Utique Inc.」を率いる32歳の女性しVol.28 Mara SegalにインタビューMara Segal(マラ・シーガル)は、「Utique Inc.」の創設者でありCEOである。Utique Inc.は、現在の消費者の要望に対して、小売業態の発展に特化したベンチャーキャピタルの支援を受けて発足した企業だ。偉大なブランドを作り上げることに対して身を捧げる情熱的な企業家であり、消費者の体験を革新しようとしている。Text by Matthew Waldman相互作用的で、ハイテクで、デザイン的に際立ったセルフサービスストアを創設よく聞かれるのは、ベンチャーキャピタルの世界にかんしては金銭的な側面ばかりで、たしかにアメリカ国内で投資を受け、起業をすることが簡単であるような印象を受ける。ただ事実として、ほぼすべてのベンチャーキャピタルは、皆が投資している対象に対して安全に投資しているだけだ。そして過去10年間、その投資の対象はソーシャルメディアとその企業家...
NOOKA|連載・マシュー・ワォルドマン|Vol.29 「注目のミュージシャンTEEELL(Jim Smith)にインタビュー」
セカンドアルバム「University Heights」が、彼自身のレーベルSynthemescよりリリースVol.29 TEEEL(Jim Smith)にインタビューTEEEL(Jim Smith)は、ニュージャージーの作曲家、プロデューサーであり、エレクトロの音楽レーベル「Synthemesc Recordings」のオーナーでもある。シンセサイザーと80年代のニューウェーブに影響を受け、TEEELは自身の音楽を、まるで長い映画を観るかのように捉え、そして執拗に聴く者の頭から離させない。シンセサイザーとギターが据えつけられた、古いモーグ(シンセサイザー)の広告に囲まれた、ブルーグリーンの小さな部屋で音楽を創り出し、催眠的なシンセポップから、幻想的なディスコミュージック、陰鬱なエレクトロニカまで、広い範囲の音を紡ぎだす。※NOOZIKトラックは無料ダウンロードOK!Text by Matthew Waldman技術進歩主義者にとって完璧なポップ・サウンドトラック彼が決定的に認知さ...
italesse|日本初登場、イタレッセ松屋銀座 期間限定ポップアップストア
italesse|イタレッセk親しい友人や家族とワインを楽しむイタリア流のシーンを紹介「イタレッセ松屋銀座 期間限定ポップアップストア」オープンイタリアのテーブルウェアブランド「イタレッセ」の期間限定ポップアップストアが、11月7日(水)から11月20日(火)まで、松屋銀座2階のプロモーションスペースに登場する。Text by KAJII Makoto (OPENERS)日本初登場! 豊富なアイテムとカラーバリエーションが一堂に会する貴重なチャンス!1979年にイタリアで誕生以来、数多くのシャンパンメゾンから長く愛されている、美しいフォルムと高い機能性をもった、優れたワイングラスを生むイタレッセ。今回の期間限定ポップアップストアは、「秋の収穫祭」をテーマに、親しい友人や家族とワインを楽しむイタリア流のシーンを想定。イタレッセが日本で紹介されて以来、初となる大々的な展示販売が開催される。イタレッセ独自のXtrem®テクノロジーを採用し、“割れる”という課題に最先端技術で応えた最新作の...
NOOKA|連載・マシュー・ワォルドマン|Vol.30 「ジュエリーブランド「Bijules」デザイナー、Jules Kimにインタビュー」
視覚と思考の限界を超える能力を発揮する希有な芸術家Vol.30 「Bijules」デザイナー、Jules Kimにインタビュー「Bijules(ビジュールズ)」のデザイナー、Jules Kim(ジュールズ・キム)は、ジュエリーにおける芸術と美学のバランスを平然と支配しているクリエイターです。すべてのユーモア、悲劇、両面性、愛や憎しみ……、こうしたわれわれの生きる、美しくも混沌とした世界を映し出すようなオブジェを作り出す能力を秘める、希有な芸術家の一人です。Text by Matthew Waldman“体験”も作り出す、ジュエリーデザイナーJulesとともに歩むということは、先見の明をもった存在となるでしょう。思想家とは、今までにない方法で、思想や表現によって、静かにこの世界の謎を描写します。いつの時代でも芸術から芸術家を分離することは困難です。女神の美しさに圧倒されることで、ファンタジーはより身近なものに映り、あなたは、自身のなかに物語を見つけることができるでしょう。また、彼女が...
藤原美智子|11月エッセイ「オイルで、内側も外側も全身ケア」
2009.11 「オイルで、内側も外側も全身ケア」この連載の9月分を書いているときに気がついたことがある。それは、「私、なにげに“オイル”を活用していたんだなー」ということ。そのときに紹介したのは筋肉の痛みやむくみに効果的なオーガニックアロマオイルの2種。そのほかにも、以前から愛用しているオイルがいくつかあるのだ。そのひとつは“ひまし油”。といっても聞いたことがないというひとも多いかも。これは、とうごまの種子を冷圧搾してつくったオイルのことで、一般的には下剤などに使われているよう。文=藤原美智子Photo by Jamandfixひまし油の効果を実感して以来、万能薬として愛用しています私がこの“ひまし油”を知ったのは腫れや痛みに効くオイルだと教えてもらったことから。あれは、5年ほど前に歯槽膿漏の手術をしたときのこと。「術後は痛みと腫れが出ますよ」と歯科医に聞いていたのだが、これが予想を超えるほど。手術した周辺の歯ぐきや顔がパンパンに腫れ上がり、脳天までズキズキと響くほどの痛みだっ...
『dictionary』創刊20周年、桑原茂一 インタビュー(前編)
祝! freepaper『dictionary』創刊20周年クラブキング主宰、桑原茂一インタビュー(前編)1973年、桑原茂一さんが編集に携わった『ローリング・ストーン・ジャパン』が創刊された。茂一さんはそれ以前から、時代の先端の空気をビビッドに感じながら、東京カルチャーの創造と発信に、さまざまなメディアを駆使しながら格闘し続けてきた。そして、87年2月に株式会社クラブキングを設立し、88年7月に当時としては画期的なフリーペーパー『dictionary』を創刊する。「言いたいことを言える場を確保していないと、いつ何時、なにも言えない時代が来るかもわからないという危機感はずっとあった」。『dictionary』創刊20周年、デジタルライブラリーとしても増殖を続ける『dictionary』の歴史を振り返ろう。Photo by UZAWA Kay創刊当時、金では買えないものをつくりたかった──『dictionary』20周年おめでとうございます桑原茂一 すっかり自分が生きていることと一緒...
『dictionary』創刊20周年、桑原茂一 インタビュー(後編)
祝! freepaper『dictionary』創刊20周年クラブキング主宰、桑原茂一インタビュー(後編)ベトナム戦争の厭世的、虚無的な時代の空気の中から、『ローリング・ストーン・ジャパン』に3年間関わり、次第にサブカルチャー、ストリートカルチャーの牽引者となっていく桑原茂一さん。フリーペーパー『dictionary』創刊20周年を祝う、スペシャルインタビュー後編です。Photo by UZAWA Kay20周年号には、いろんな思いが詰まっている──ここまでお話を聞いて、茂一さんと音楽の原点のようなものがわかったような気がします桑原茂一 音楽を好きでよかったなと思うのは、アルバムを聴いて、1曲でも「おぉ!」っていうのがあると元気になれるし、オレもやるぞ!って気持ちになれる。最近も、若者が集まって、とんでもないものをつくり始めている動きがあるんですよ。──オススメ、教えてくださいそれはAKICHI RECORDSっていう音楽レーベルなんだけど、いい音楽を聴くと電流が走る。前へ進んでい...
Twiggy(ツイギー)|Vol.11 松浦美穂の宿選び(後編)
Twiggy|ツイギーVol.11松浦美穂の宿選び(後編) 11990年から主宰するヘアサロン「ツイギー」で、各誌ファッション誌で、つねにモードの先端を提案しつづける人気ヘアスタイリスト 松浦美穂さん。そんな彼女が数年来抱いてきたプロジェクトが、昨年実現した。それは、自社で展開する“オーガニック系のシャンプー&トリートメント”。日々科学的な飛躍が目覚ましいコスメ業界において、モードの先端を行くひとが、なぜ「オーガニック」に注目しつづけてきたのか……この連載で、その秘密を紐解いていきます。語り/写真=松浦美穂まとめ=小林由佳かたちにとらわれない自由な発想は、アーティストにとって必要不可欠なもの。それには日々あらたな発見を体感し、咀嚼するセンスも必要です。松浦さんは、これの多くを旅から得ていると言います。アンテナに触れたら、ドアを開けずにはいられない好奇心。そしてそれは単なる知的欲求を満たすだけでなく、旅から帰って来てからの、自身のライフワークに如実に影響しているそうです。“休暇”でも...
Twiggy 松浦美穂|Vol.13プロダクト発信、その先にあるもの(後編)
Twiggy|ツイギーVol.13 プロダクト発信、その先にあるもの(後編) 11990年から主宰するヘアサロン『ツイギー』で、各ファッション誌で、つねにモードの先端を提案しつづける人気ヘアスタイリスト 松浦美穂さん。そんな彼女が数年来抱いてきたプロジェクトが、昨年ついに実現した。それは、自社で展開する“オーガニック系のシャンプー&トリートメント”。日々科学的な飛躍が目覚ましいコスメ業界において、モードの先端を行くひとが、なぜ「オーガニック」に注目しつづけてきたのか……この連載で、その秘密を紐解いていきます。語り=松浦美穂写真=佐藤孝次まとめ=小林由佳松浦さんのサロン『ツィギー』は、今年で20周年を迎えます。当連載のスタートも、この節目に動きはじめたプロダクトがキッカケでした。松浦さん自身が“ヘアスタイル”というひとつのファッションを通じて伝えたかったこと、それは20年間の仕事を通じて昇華しつづけてきた彼女の思いであり、同時に今多くのアーティストがアクションを起こしはじめている、理...
三原康裕│第4回 ヘアスタイリスト 松浦美穂さんと語る(1)
ビューティがあるなら、ウェルネスもあるべきだ第4回 ヘアスタイリスト 松浦美穂さんと語る(1)ファッションデザイナーの三原康裕さんが、社会的な活動によって世論を動かしている人々との対談を通し、いま世界をより良い方向へ変えるためには具体的になにをすべきか、そして未来の“クリテリオン=基準”とはなにかを探る連載「Criterion MIHARAYASUHIRO」。第4回めはヘアサロン「ツイギー」のオーナー兼ヘアスタイリストであり、現在オーガニック系プロダクトの開発に取り組んでいる松浦美穂さんにご登場いただいた。写真=Jamandfixまとめ=竹石安宏(シティライツ)“気持ちいい”と感じる、オーガニックとの出会い三原康裕 松浦さん、今日はよろしくお願いいたします。松浦美穂 こちらこそ、よろしくお願いします。三原 ではさっそく、現在取り組んでいらっしゃる“オーガニック系シャンプー”についてお聞きしたいのですが、つくろうと思ったキッカケはなんだったのでしょうか?松浦 最初からプロダクトをつく...
三原康裕│第4回 ヘアスタイリスト 松浦美穂さんと語る(2)
日本人本来の髪質と個性の確立とは第4回 ヘアスタイリスト 松浦美穂さんと語る(1)ヘアサロン「ツイギー」のオーナー兼ヘアスタイリストであり、現在オーガニック系プロダクトの開発に取り組んでいる松浦美穂さんとの対談第2回。普段、私たちがなにげなく使っているシャンプーが、じつは人体にも影響を与えていることを知る三原さん。そうした驚くべき事実を変えようと奮闘する松浦さんの信念に三原さんは触れる。写真=Jamandfixまとめ=竹石安宏(シティライツ)三原康裕 これまで美容業界で健康を考慮した製品はなかったのですか?松浦美穂 ニューヨークでオーガニック系のシャンプーに出会うまでは、日本古来の椿油を使ったシャンプーくらいしかなかったと思いますね。それでも化学的な成分は含まれていましたけど。三原 ということは、オーガニックな製品が登場したのはごく最近のことであり、量的にも限られたものなんですね。松浦 現在でも全体で100分の1ほどだと聞いています。三原 美容業界の急速な成長のなかで、化学的なもの...
三原康裕│第4回 ヘアスタイリスト 松浦美穂さんと語る(3・最終回)
美しくなるうえでの最高の条件とは第4回 ヘアスタイリスト 松浦美穂さんと語る(3・最終回)ヘアサロン「ツイギー」のオーナー兼ヘアスタイリストであり、現在オーガニック系プロダクトの開発に取り組んでいる松浦美穂さんとの対談も、いよいよ最終回。松浦さんが開発中のオーガニック系シャンプーについて深く知るにつれ、三原さんはシャンプーに対する考えを改めることに。そして美容業界の功罪をゼロにしたいと願う、松浦さんの先進的な思想に共感を抱いていく。写真=Jamandfixまとめ=竹石安宏(シティライツ)オーガニックとケミカルのちがいを知る三原康裕 そもそもオーガニックなシャンプーとは、どのようにつくられるのでしょうか? 食べ物などでは農薬を使わないなど、規定があると思うんですが、シャンプーにもあるんですか?松浦美穂 基本的には食べ物とおなじなんですが、現在はオーガニックが流行になっていて、一般的に売られているものがどこまでのものなのかは不透明です。開発にあたってさまざまなサンプルを収集して専門機関...