音楽
「音楽」に関する記事
MUSIC│あたらしいクリエイティブの現場「レッドブル・スタジオ東京」
MUSIC|建築家の隈研吾が建物内部をデザインあたらしいクリエイティブの現場「レッドブル・スタジオ東京」現代のクリエイティブな音楽シーンを世界規模でバックアップしている「レッドブル」の運営するレコーディングスタジオが、ついに東京にも誕生。「レッドブル・スタジオ東京」が東京・渋谷にオープンした。Text by YANAKA Tomomiスペシャルなセッションやレクチャーなど、刺激的なプログラムを展開若き才能を支援する「レッドブル・ミュージック・アカデミー」などをとおし、アーティストやクリエイターをサポートしてきたレッドブルが、革新的な音楽コンテンツを発信するプラットフォームとして位置づける「レッドブル・スタジオ」。音楽に情熱をもったアーティストやレッドブルとパートナー関係にあるアーティストが無償で使用することができ、これまでにはファレル・ウィリアムスやスクリレックスらもレコーディングをおこなってきた。「レッドブル・スタジオ」は、これまでにニューヨークやロンドン、パリなど世界中で展開。...
連載|Bar OPENERS 第8回「カクテルの似合う夜」
連載|Bar OPENERS 第8回「カクテルの似合う夜」(1)ここは、ウェブ上にのみ存在する、架空のバー「Bar OPENERS」。酒と音楽、そしてバーという空間を楽しむ大人がくつろぎを得られる稀有な場所。その店主を務めるのは実際に自身でバーを経営する小林弘行。OPENERS的な肩肘の張らない、バーの楽しみ方と、今宵使えるウイットに富んだ酒と音楽にまつわるうんちくを連載でお届けする。Text by KOBAYASHI HiroyukiPhotographs by ITO Yuji (OPENERS)いらっしゃいませ、ご機嫌いかがですか?まるで、なにごともなかったかのように夏が終わり、秋が来たかとおもえば、経済効果でバレンタインを上回ったというハロウィンパーティ。さあ、どう出るショコラティエ。水瓶座の水瓶にショコラは残っているのか否か。「2位決定戦なんてあたしには関係ないわよ」と、気の早いチャンピオンの先走ったクリスマスイルミネーションが輝きを纏いはじめた今日このごろ、12月のプレ...
連載|Bar OPENERS 第3回 「BOB’sの一滴」
連載|Bar OPENERS「BOB’sの一滴」(1)ここは、ウェブ上にのみ存在する、架空のバー「Bar OPENERS」。酒と音楽、そしてバーという空間を楽しむ大人がくつろぎを得られる稀有な場所。その店主を務めるのは実際に自身でバーを経営する小林弘行。OPENERS的な肩肘の張らない、バーの楽しみ方と、今宵使えるウイットに富んだ酒と音楽にまつわるうんちくを連載でお届けする。Text by KOBAYASHI HiroyukiPhotographs by ITO Yuji (OPENERS)ようこそ、初夏の夕涼みをバーでお酒のことがわからないからバーに行きづらい、とうかがうことがあります。特に、いまはなんでも検索できてしまう、便利なようでいて、とっても不便な世の中ですから、事前にお酒を調べて、わかっていたほうが楽しみやすいかもしれません。でも、わからないからこそ、幅広くお酒を揃え、お酒の知識のあるバーテンダーがいるバーへ行く方がよい、というかんがえ方もあります。ぼくの唯一の得意分野...
ライブに映画祭、月9、ラジオ……充実の2015年後半戦を振り返る|戸田恵子
戸田恵子|ライブに映画祭、月9、ラジオ充実の2015年後半戦を振り返る(1)ご無沙汰しております、戸田恵子です。はやくも冬の訪れを感じるこのごろですが、私は夏のカジュアルライブを皮切りに、「キネコ国際映画祭」(編集部注・戸田さんが代表を務める子どもたちのための映画祭)、もうひとつライブを挟んで、ドラマとラジオの新レギュラースタート……とますます忙しく飛び回っておりました。この機会に、怒涛の2015年後半戦を振り返ります。Text by TODA Keiko心機一転! 今年の「カジュアルライブ」は新バコ&新メンバーでカジュアルライブと称して、長いあいだ「六本木スイートベイジル」を“ホーム”に回を重ねてきましたが、残念ながら2014年5月に閉館。この先どこで歌えばいいのかしら? とあれこれ思案していました。都内には大小さまざまなライブハウスがあり、私も折に触れて各方面に出かけておりました。なかでも印象に残っていたのが「コットンクラブ」と「ジェイジーブラット」。というわけで、じゃあいっそ...
“レコード番長”須永辰緒の30周年を沖野修也やFPMら豪華アーティスト50組と祝う|MUSIC
MUSIC|“レコード番長”須永辰緒の30周年を豪華アーティスト50組と祝う東京・新木場のageHaで「須永辰緒DJ30周年記念PARTY」開催“レコード番長”として知られる須永辰緒氏のDJ生活30周年を記念したイベント「須永辰緒DJ30周年記念PARTY」が、11月27日(金)23時から新木場のageHaで開催。クレイジーケンバンドやエゴラッピン、沖野修也氏、FPMら総勢50組もの豪華アーティストが駆けつけ、アニバーサリーを祝う。Text by YANAKA Tomomiレアなグッズがセットになったチケットなども発売1985年から日本のクラブシーンの第一線に立ちつづけてきた須永辰緒氏。いまやその活動は日本にとどまらず、欧州やアジアでも海外公演もおこない、みずから企画した「夜ジャズ」シリーズなども高い人気を誇る。そんなOPENERSでもおなじみのDJ番長とゆかりのあるアーティスト、総勢50組が駆けつける一大パーティーが開かれる。出演するのは、クレイジーケンバンドやエゴラッピン、沖野...
Mono Creationの第3弾アーティスト、Stella.J.Cがデビュー|MUSIC
MUSIC|ジャズシンガーのウーター・ヘメル、ピアニスト平戸佑介ら豪華客演Stella.J.Cがシングル「Stronger Every Day」でデビューピアニストであり、コンポーザーでもあるStella.J.C(ステラ.J.C)がカシオ計算機とKADOKAWAによる音楽レーベル「Mono Creation(モノ・クリエーション)」の第3弾アーティストとして、シングル「Stronger Every Day」でデビュー。豪華アーティストの参加したデビュー曲が、iTunesでの配信をスタートした。Text by YANAKA TomomiカシオとKADOKAWAの音楽レーベル「Mono Creation」第3弾アーティスト去る10月23日、東京・六本木の「Billboard Live Tokyo」で、カシオ計算機とKADOKAWAが共同で設立した音楽レーベル「Mono Creation」の第3弾アーティスト、Stella.J.Cのデビューイベントがおこなわれた。「Mono Creati...
オノ・ヨーコ、小山田圭吾らと新生「Plastic Ono Band」結成!|MUSIC
MUSIC|オノ・ヨーコ、小山田圭吾らと新生「Plastic Ono Band」結成!『Between My Head and the Sky』リリース。11月には日本公演も1969年にオノ・ヨーコがジョン・レノンとはじめた「YOKO ONO PLASTIC ONO BAND」。“プラスティック”という名のごとく、変幻自在に活動を進めてきた同バンドは2008年にヨーコとショーン・レノン共同プロデュースで本格的に活動を再開。そして今年、彼らは日本とマンハッタンの才能溢れるミュージシャンとともに『Between My Head and the Sky』を発表! しばし難解ともとられるヨーコの芸術性にコーネリアスグループによるポップセンスが注入され、ヨーコの芸術的意思がより明確につたわるような作品が完成した。11月にはライブもおこなわれる。Text by OPENERSあの『Sear Sound』スタジオに日米の奇才が集結!ジョン・レノンとヨーコが共作し、またジョンの遺作にもなった作品、...
野宮真貴『世界は愛を求めてる。~野宮真貴、渋谷系を歌う。~ What The World Needs Now Is Love』|MUSIC
MUSIC|3年目を迎える「渋谷系スタンダード計画」野宮真貴が歌う“渋谷系”オールタイムベスト カバーアルバム1990年代に一世を風靡し、日本から世界への影響力を発揮した“渋谷系”の進化系アルバムが発売される。歌い上げるのは、「Pizzicato Five(ピチカート・ファイヴ)」のボーカリストであり、渋谷系の女王・野宮真貴。バカラック研究家/音楽プロデューサーである坂口修の監修による21世紀の“渋谷系スタンダード・ナンバー”を収録したアルバム『世界は愛を求めてる。~野宮真貴、渋谷系を歌う。~ What The World Needs Now Is Love』は、11月11日(水)に発売だ。Text by IWANAGA Moritoバート・バカラックから小沢健二まで、後世に遺したい12曲のポップス2013年よりビルボードライブ東京・大阪でスタートしたライブプログラム「野宮真貴、渋谷系を歌う。」。渋谷系サウンドを日本から世界へ発信する試み「渋谷系スタンダード計画」として、バート・バ...
坂本龍一、始動。幕開けは沖縄民謡「うないぐみ」との共演!|INTERVIEW
INTERVIEW|『NEO GEO』から30年近く、坂本龍一が再び沖縄へ「うないぐみ」古謝美佐子に訊く坂本龍一が還ってきた。復帰第一弾は沖縄民謡グループ「うないぐみ」との共演シングル「弥勒世果報(みるくゆがふ)」。「うないぐみ」は、沖縄を代表するシンガー・古謝美佐子のグループである。そして坂本と古謝は、坂本が世界に旅立った『NEO GEO (1987)』以来の縁となる。この共演、そして沖縄の「いま」を、古謝美佐子が語った。Photographs by JAMANDFIXText by KUMAGAI Tomoya(SLOGAN)「ずっと、坂本さんのこの曲を歌いたいとおもっていたんです」「童神」のヒットでも知られる古謝美佐子は、文字どおりに現在の沖縄を代表するシンガーである。ネーネーズでの活動とともに、坂本龍一のファンにはアルバム『NEO GEO』『BEAUTY』での活躍、オキナワチャンズの活動が知られているだろう。「うないぐみ」は、彼女があらたに結成したグループ。坂本龍一の復帰第...
「融解する境界」をテーマに演劇やダンス、美術、音楽などを上演「フェスティバル/トーキョー15」|THEATER
THEATER|「融解する境界」をテーマに演劇やダンス、美術、音楽などを上演国際的な舞台芸術フェスティバル「フェスティバル/トーキョー15」国際的な舞台芸術フェスティバル「フェスティバル/トーキョー15」が、10月31日(土)に開幕。今年は「融解する境界」をテーマに12月6日(日)まで、国内外の多彩な舞台はもちろん、シンポジウムやトーク、講座などさまざまなプログラムが展開される。Text by YANAKA Tomomi過激で美しい表現でヨーロッパを席巻する鬼才アンジェリカ・リデルが初来日演劇やダンス、美術、音楽など、多彩なアートに出合うことができる「フェスティバル/トーキョー」が8回目の開催を迎える。今年もまた、国内外の注目のカンパニーやアーティストが招聘(しょうへい)され、「融解する境界」をテーマに主催12演目をはじめ、多彩なプログラムが用意された。主催プログラムでは、オープニングを飾る「フェスティバルFUKUSHIMA!@池袋西口公園」を10月31日(土)、11月1日(日)に...
「音楽実験室 新世界」5周年を記念し、5日間にわたり多彩なゲストが出演|MUSIC
MUSIC|5周年を記念し、5日間にわたり多彩なゲストが出演音楽実験室 新世界がイベント「宇宙旅行meetsミラーボーラー」を開催西麻布にある「音楽実験室 新世界」が5周年を迎えた。このアニバーサリーを記念した5日間にわたる“パーティー”『宇宙旅行meetsミラーボーラー』が、10月12日(月・祝)から16日(金)まで開催される。Text by YANAKA Tomomi音楽と空間が織り成す5日間の華やかなセッション音楽を中心に演劇や映画、ダンス、ファッションなどさまざまな“実験”をとおし、あらたなケミストリーを生み出す場として多くのひとに親しまれてきた音楽実験室 新世界。そんな新世界の5周年を記念し、5日間にわたり「宇宙旅行meetsミラーボーラー」を開催する。共催は音楽企画「宇宙旅行」を主催するシノキユウコ、空間を手がけるのは光と反射のアート集団「ミラーボーラー」。日替わりでさまざまなアーティストが出演し、5日間かぎりの異空間とセッションを重ねていく。「旅のはじまり月面着陸」と...
『ブラジル・バン・バン・バン:ザ・ストーリー・オブ・ソンゼイラ』|MOVIE
MOVIE|ジャイルス・ピーターソン、サンバの国ブラジルを旅する『ブラジル・バン・バン・バン:ザ・ストーリー・オブ・ソンゼイラ~ジャイルス・ピーターソンとパーフェクトビートを探しもとめて~』世界でもっとも影響のあるDJとして知られるジャイルス・ピーターソンが、サンバの国ブラジルを旅しながら、“いまのブラジルを象徴する音楽”に挑むドキュメンタリー。『ブラジル・バン・バン・バン:ザ・ストーリー・オブ・ソンゼイラ~ジャイルス・ピーターソンとパーフェクトビートを探しもとめて~』が、10月9日(金)より渋谷アップリンクで公開される。Text by YANAKA Tomomiアルバム制作の傍ら、街に飛び出し歴史と文化の理解を深めるジャイルスこれまで多くのクラブミュージックを紹介し、親日家としても知られるジャイルス・ピーターソン。彼が10代のころから愛してやまない“音楽の楽園”、ブラジル・リオデジャネイロを旅するドキュメンタリーが上陸した。出演するのは、ジャイルスはもちろんのこと、ブラジルのサン...
連載|Bar OPENERS 第7回「お馬鹿さん」
連載|Bar OPENERS「お馬鹿さん」(1)ここは、ウェブ上にのみ存在する、架空のバー「Bar OPENERS」。酒と音楽、そしてバーという空間を楽しむ大人がくつろぎを得られる稀有な場所。その店主を務めるのは実際に自身でバーを経営する小林弘行。OPENERS的な肩肘の張らない、バーの楽しみ方と、今宵使えるウイットに富んだ酒と音楽にまつわるうんちくを連載でお届けする。Text by KOBAYASHI HiroyukiPhotographs by ITO Yuji (OPENERS)いらっしゃいませ、ご機嫌いかがですか?職業柄、さまざまなタイプの方とお会いします。お酒の作用で本心が出てしまうひとや、逆に別人になってしまったり。まったく十人十色なわけですが。まれに、その時々で色々なキャラクターを演じて楽しんでいる方もちらほら。意外とバーテンダーは見ているものです。そのなかでも、「あいつは天然だ」「あの娘は天然だ」という話をよく聞きますが、本当に天然のひとにお会いしたことがありますか...
新連載|Bar OPENERS 第1回 「辛口のバーボンには、スイートなデューク・エリントンを」
新連載|Bar OPENERS「辛口のバーボンには、スイートなデューク・エリントンを」(1)ここは、ウェブ上にのみ存在する、架空のバー「Bar OPENERS」。酒と音楽、そしてバーという空間を楽しむ大人がくつろぎを得られる稀有な場所。その店主を務めるのは実際に自身でバーを経営する小林弘行。OPENERS的な肩肘の張らない、バーの楽しみ方と、今宵使えるウイットに富んだ酒と音楽にまつわるうんちくを連載でお届けする。Text by KOBAYASHI HiroyukiPhotographs by ITO Yuji (OPENERS)酒と音楽、そのふたつの要素が交わる場所はじめまして。このたび「Bar OPENERS」の店主を務めることになった、小林と申します。最初に申し上げておきますが、僕は酒が嫌いでした。別に両親が酒乱だったとか、バーテンダーに大切な恋人を奪われた、といったトラウマがあるわけではありません。単純に酒というものの味覚が苦手だったのです。そのくせ、当時の僕はただ女性に恰好...
連載|Bar OPENERS 第2回 「お花が恥ずかしいのなら、リキュールの花束を贈ればいいじゃない」
連載|Bar OPENERS「お花が恥ずかしいのなら、リキュールの花束を贈ればいいじゃない」(1)ここは、ウェブ上にのみ存在する、架空のバー「Bar OPENERS」。酒と音楽、そしてバーという空間を楽しむ大人がくつろぎを得られる稀有な場所。その店主を務めるのは実際に自身でバーを経営する小林弘行。OPENERS的な肩肘の張らない、バーの楽しみ方と、今宵使えるウイットに富んだ酒と音楽にまつわるうんちくを連載でお届けする。Text by KOBAYASHI HiroyukiPhotographs by ITO Yuji (OPENERS)いらっしゃいませ。ご機嫌いかがですか?このところ、草食系男子とか肉食系女子なんて言葉をよく耳にします(ちょっと古いですか?)。僕は最近までビーガンな男子が増えたとか、新橋辺りの立ち飲み屋さんで、串に刺さったお肉やら煮込んだ臓物なんかを貪り食らうワイルドな女子、などの新人類(もっと古いですよね?)が増えたなんてお話かと思っていたところ「まったくもって大き...