「レヴェル」のエントリーモデル『CONCERTA2 シリーズ』が登場|REVEL
DESIGN / DIGITAL
2016年10月24日

「レヴェル」のエントリーモデル『CONCERTA2 シリーズ』が登場|REVEL

REVEL|レヴェル

ハイエンド・スピーカーブランド「REVEL」が国内本格展開

ハーマンインターナショナルはハイエンドスピーカーブランド「REVEL(レヴェル)」より、エントリーモデルのスピーカー「CONCERTA2 シリーズ」をリリースした。ハイクオリティなサウンド環境をリーズナブルな価格で提供する。

Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)

高音質をコンパクトな筐体で実現

「REVEL(レヴェル)」は、アメリカ・カリフォルニア発祥のオーディオブランド。ハーマンインターナショナル・グループの一員であり、マークレビンソンと同じハーマン・ラグジュアリーオーディオ・グループがプロデュースしている。またJBLを始めとするグループ傘下のスピーカーブランドの技術提携を得て、ハイエンドスピーカーを生み出している。

新たに登場する「CONCERTA2(コンチェルタ2)」は、1996年のブランド設立以来受け継がれてきた音響工学と音質の融合というレヴェルの設計思想に基づいて開発されたシリーズだ。

2.5WAY・フロア型スピーカー「F35」、2WAY・ブックシェルフ型スピーカー「M16」と2WAYセンタースピーカー「C25」の3モデルで上級シリーズ「PERFORMA 3(パフォーマ3)」の音響性能を継承、コンパクトなサイズと求めやすい価格設定を実現した。

concerta_008

concerta_024

このモデルではハーマンの音響技術を活用するだけでなく、心理音響工学理論までも考慮し、理想的な音質を追求した。特に、放射型スピーカーの音質を左右する反射音の特性を、時間をかけて設計。ウェーブガイドとイコライザーを直径25mmのアルミ振動盤と組み合わせ、滑らかな音色を作り出す。

ウーファーには、軽量かつ高剛性のMCC(マイクロ・セラミック・コンポジット)アルミコーンを振動版に採用し、不要な共振を抑え、音のディテールの再現性を高めている。特に、F35には130mmのウーファーを3基搭載。そのうち2つはウーファーとし、一番上の1つをミッドウーファーとし帯域を分けた。そうすることで、中低音の音の繋がりをスムーズにしたのだ。

さらにエンクロージャーも側面ラウンド型キャビネットを採用し、定在波の発生を抑え、面剛性を向上させている。

カラーはブラックとホワイトを用意。どちらにもハイグロス仕上げを施したスタイリッシュなルックスにより、インテリアとの相性も良好だ。

CONCERTA2 シリーズ
「F35」
形式|背面バスレフ フロア型
サイズ|約W214×H1023×D310mm
重量|18.6kg
構成|130mmウーファー×3、25mmツイーター、2.5Way
出力音圧レベル|90dB
インピーダンス|6Ω
周波数特性|55Hz~28kHz
推奨アンプ出力|30~180W
価格|8万5000円/1本(税抜)

「M16」
形式|背面バスレフ ブックシェルフ型
サイズ|約W219×H375×D274mm
重量|7.3kg
構成|160mmウーファー、25mmツイーター、2Way
出力音圧レベル|86dB
インピーダンス|6Ω
周波数特性|55Hz~28kHz
推奨アンプ出力|50~120W
価格|4万8000円/1本(税抜)
スタンド|3万円/ペア(税抜)

「C25」
形式|密閉型
サイズ|約W317×H185×D257mm
重量|9.1kg
構成|130mmウーファー×2、25mmツイーター、2Way
出力音圧レベル|89dB
インピーダンス|6Ω
周波数特性|80Hz~28kHz
推奨アンプ出力|40~120W
価格|7万8000円/1本(税抜)
スタンド|1万8000円(税抜)

問い合わせ先

ハーマンインターナショナル

Tel.0570-550-465

http://revel.harman-japan.co.jp/

           
Photo Gallery