DESIGN NEWS
「DESIGN NEWS」に関する記事

自然への敬意に満ちた、彫刻・絵画・版画など50点を展示|CURATOR’S CUBE
CURATOR’S CUBE|キュレーターズ キューブ テーマは“機能的なかたちについての研究”道具/物/形 IDO YOSHIMOTOのエキシビションが開催ランドスケーププロダクツが運営する、港区西新橋のギャラリースペース「CURATOR’S CUBE(キュレーターズ キューブ)」。セリーナ・ミトニク=ミラー、リッキー・スワロー、ジェイ・ネルソンといったカリフォルニアの旬なアーティストからも注目を集め、立体と平面で自身の世界観を表現する「イド・ヨシモト」のエキシビションが開催される。Text by WAKABAYASHI Satsukiアーボリスト(樹木の傷を治癒する仕事)でもあるイド・ヨシモトイド・ヨシモトは、カリフォルニア州インバネスで生まれ育ったアーティスト。作品制作をしながら、樹木の外科医ともいわれるアーボリストとしても活動している。生まれの故郷のインヴァネスの自然に影響され、作品には北カリフォルニアの沿岸風景との親密さを色濃く反映している。そんな彼の父は、J.B.ブラン...

業界最高クラスのノイズキャンセリング性能を持つヘッドホン|Sony
Sony|ソニーいい音も、そうでない音もハイレゾ級にアップスケーリング。ワイヤレスで楽しめる!ソニーから登場した新作ヘッドホン『MDR-1000X』は、ワイヤレス使用時でも圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリング。業界最高クラスのノイズキャンセリング性能も実現し、時と場所を選ばずに自分だけの世界に浸ることができる。またジェスチャーにより音量を瞬時に絞ったり、曲送り/曲戻しもできるなど、使い勝手に優れるインターフェイスも魅力的だ。Text by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)メーカーが言うようにこの音を聴くと“確かに”もう戻れないCDやMP3などは、いわゆる圧縮音源と言われている。本来の音データを一定量省くことで、データをコンパクトにしているのだ。ところがソニーのヘッドホン『MDR-1000X』は、その圧縮音源を本来の姿に戻すべく、アップスケーリングする回路をヘッドホン本体に搭載する。音楽データを供給するプレーヤーやスマートフォンがハイレゾ音源に対応していなくて...

メディコム・トイのコンセプトストアが表参道ヒルズにオープン|MEDICOM TOY
MEDICOM TOY|メディコム・トイ設立20周年を記念してコンセプトストアをオープンベアブリックが一堂に会す20周年展示会も開催メディコム・トイのコンセプトストア「MEDICOM TOY PLUS」が2016年6月25日に表参道ヒルズ内にオープン。また、メディコム・トイ設立20周年を記念し、「MEDICOM TOY 20th ANNIVERSARY EXHIBITION」も開催する。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)限定アイテムを多数取り揃えるコンセプトストア今年で設立20周年を迎えた、クマ型ブロックタイプフィギュア「BE@RBRICK(ベアブリック)」をはじめ、トイやフィギュアなど、多彩なアイテムを製造・販売するトイカンパニー「メディコム・トイ」。ベアブリックも誕生から15周年を迎え、二重のアニバーサリーイヤーとなる。それを記念して、コンセプトストア「MEDICOM TOY PLUS(メディコム・トイ プラス)」を表参道ヒルズ内にオープンする。© &...

エキシビション ナタリー・ラーデンマキ展『POLKU』開催|ELEPHANT
ELEPHANT|エレファント秋の表参道で、フィンランドの風景に思いをはせる人気陶芸家/デザイナー、新作のユニークピースを発表フィンランドを拠点に活動する女性陶芸家・デザイナー、ナタリー・ラーデンマキ。1950年代に隆盛を極めた北欧モダンデザイン・クラフトの流れを継承した彼女のデザインは、アラビア社やイッタラ社などで製品化され、高い評価を得ている。今週末より表参道・エレファントにて、国内三度目となるエキシビションが開催。待望の来日も予定している。Text by WAKABAYASHI SatsukiPOLKU=ポルクとは「小道」の意フィンランド人とフランス人の両親をもつ女性陶芸家・デザイナー、ナタリー・ラーデンマキは、1974年生まれの42歳。ヘルシンキ芸術デザイン大学(現アアルト大学)にて、陶芸・ガラスコースを専攻し、 在学中よりフリーランスのデザイナーとしての活動をスタート。2004年に自身のスタジオ「STUDIO NATHALIE LAHDENMAKI」をヘルシンキに設立し、...

ジャスパー・モリソン氏監修による「Chairs, Baskets + Books」展開催|MARUNI
MARUNI|マルニ木工マルニ東京で10月28日(金)より開催予定マルニ木工は、10 月28 日(木)~11 月6 日(日)の期間、MARUNI COLLECTION のデザイナーの一人であるジャスパー・モリソン氏の監修による企画展「Chairs, Baskets + Books」を開催する。Text by SHIMOJO Shingo暮らしに美しくフィットする用の美を再発見本展示は、ジャスパー・モリソン氏がデザインやキュレーション活動に共通するテーマとしている“Craft, Daily Life, Quality of Objects”がコンセプト。同氏の最新著書「The Hard Life」を含む各種書籍が並ぶライブラリースペースや、寺山紀彦氏(studio note)による荒物問屋「松野屋」の日用品を使ったインスタレーション、そしてマルニの家具が彩る空間を体感できる。また、会期中はジャスパー・モリソン氏がデザインしたFLOS の新作照明「Superloon」の展示や、同氏のサ...

新色ジェットブラックは“iPhone裸族”にこそオススメ!|APPLE
APPLE|アップルついに登場した「iPhone7」「iPhone7 Plus」。機能もいいが、見た目もGood!日本時間の9月8日(木)午前2時、待望のiPhoneシリーズ最新作「iPhone7」「iPhone7 Plus」が発表された。iPhone誕生から10周年を迎える2017年を前に、今年のモデルはマイナーチェンジに留まるとも噂されていたが、なかなかどうして! ひと目で最新機種と分かる艷やかなブラックカラーの登場が、プロダクトデザイン界に新たな旋風を巻き起こしそうだ。Text by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)このブラックな輝きは、そのままの姿で使い倒したい!先進デザインと加工技術の勝利である。カメラ枠のシャープなエッジ、プッシュボタンと一体となったサイドのアール面、そして美しく反射する光の稜線。この黒ビカリしたiPhoneに目をやるたび、所有する喜びにどっぷり浸れそうだ。だから、この美しさを隠したくないのである。カバーを着けず、iPhone裸族として...

キュレーターズ キューブ エキシビション「Chairs」開催|CURATOR’S CUBE
CURATOR’S CUBE|キュレーターズ キューブ スタイリスト、デザイナー、ショップオーナー…愛用の椅子を展示販売 エキシビション『Chairs』開催 その名の通り“景色を作る”ことをコンセプトの一つに掲げ、ライフスタイル全般を提案するランドスケーププロダクツ。彼らが運営しているギャラリースペース「CURATOR’S CUBE(キュレーターズ キューブ)」が港区西新橋に移転して四ヶ月が経つ。昨年二月、「人と椅子」を切り口に好評を博したしたエキシビションが、9月10日(土)より人選新たに開催される。 Text by WAKABAYASHI Satsuki椅子から見えてくる人。その逆もしかり。相互が紡いだストーリーを キュレーションに重きを置きながら国内外のモノやコトを立体的に編集し、独自のエキシビションを行ってきた「キュレーターズ キューブ」。今回開催される『Chairs』では、スタイリスト、デザイナー、ショップオーナー等、計11名が愛用していた椅子の展示販売を行う。今回参加す...

ウィンザーチェアをリサーチするデザイングループ。4回目となる研究発表会|EXHIBITION
“ウィンザー的なる魅力”とは何か?チェアの研究、再考を形にする「Windsor Department 04」誰もがどこかで見たこと、座ったことがある椅子「ウインザーチェア」。17世紀後半にイギリスで産声を上げ、日常の風景に溶け込んだアノニマスな椅子を研究しているグループが「Windsor Department(ウィンザーデパートメント)」だ。東京・南青山の「gallery 5610」にて、4回目となる彼らの研究発表が6月18日(土)まで開催されている。Text by WAKABAYASHI Satsuki3組が新たに導き出したウィンザーチェアとアーカイブが一同に「Windsor Department」は、藤森泰司、INODA+SVEJE、DRILL DESIGNの3組のデザイナーによるデザイングループ。プロダクトデザインの分野で第一線で活躍する彼らが、ウィンザーチェアの形状や空気に魅了され、一体この椅子は何なのだろう? という問いかけがグループ結成に至っている。...

軽さとデザイン性をまとう、「Airframe」シリーズの新モデルを発売|JINS
JINS|ジンズJINS軽量メガネ「Airframe」シリーズが進化アイウェアブランド「JINS(ジンズ)」は、軽量メガネ「Airframe(エアフレーム)」シリーズに、2016年5月より「Solid Airframe」「Metalic Airframe」の2タイプを追加。全国のJINS各店およびJオンラインショップにて発売した。Text by ORITO Shigenobu(OPENERS)「軽さ」の先にある、あらたな価値を追求した新しいAirframeJINSの「Airframe」シリーズはそれまでにない「軽さ」でアイウェアにあらたな価値を提示し、市場を開拓してきた。2009年の発売以降、その累計販売本数は1400万本を超える。この人気シリーズより、この春、従来の軽さはそのままに、かけ心地を追求した「COMFORT」と、デザイン性を追求した「FASHION」という軽さだけではない、あらたな2種類の魅力を携えた新モデルが登場した。COMFORTは、圧迫を感じやすいこめかみ付近を広...

組みわせの妙が魅せる世界観。「PPP BLOWER / MOLD ALL」が開催|EXHIBITION
実験的なプロジェクト「MOLD ALL」に、ランの原種とタイポグラフィが融合キュレーターズキューブにて「PPP BLOWER / MOLD ALL」開催今年4月、港区西新橋に移転したギャラリースペース「CURATOR’S CUBE」にて、ガラスの器、ラン、タイポグラフィを組みわせた注目のエキシビション「PLACERWORKSHOP & MOGNO6. ,Studio Prepa, Playmountain Presents PPP BLOWER / MOLD ALL」が6月11日よりスタートした。Text by WAKABAYASHI SatsukiPLACERWORKSHOP & MOGNO6.が参画ガラス工房「Studio Prepa(スタジオプレパ)」とインテリアショップ「Playmountain(プレイマウンテン)」による共同名義で、2007年にスタートしたグラスウエアブランド「PP BLOWER(ピーピー ブロワー)」。この数年はプロダクトの生産のみならず...

暮らしのなかで表情を変えるキャビネットが復刻|NIPPON FORM
NIPPON FORM|にっぽんフォルム“開けると閉じて、閉じると開く”キャビネット「Rin」禅問答のような遊び心溢れるデザインで表情を変える「にっぽんフォルム」から、凛とした美しさをもつ横格子デザインのリビングキャビネットが登場。キャビネットが備えた2枚の引き戸が互いに交差するさまは、まるで禅問答のやり取りのようだ。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)格子戸のようなデザインに隠された仕掛け「にっぽんフォルム」は、従来の「和」「洋」の様式にとらわれない、現代の日本人の暮らしになじむ家具や生活道具などを紹介する「ライフスタイルショールーム」だ。日本の生活習慣である靴脱ぎや床座、季節感や自然志向を前提に、インテリア空間を提案している。このたび、登場したリビングキャビネット「Rin(リン)」も、にっぽんフォルムらしいものづくりの視座が息づいている。リンという名前は“きびしくひきしまっているさま”を意味する「凛」に由来する。じつはこの新アイテムは、2001年に家具コ...

Windows 10搭載したニュアンス初のスマートフォン「NEO」が発売|NuAns
NuAns|ニュアンス72通りのカスタマイズが個性を演出Windows 10搭載のスマートフォン「NEO」スマートフォン用ケースなどデジタルデバイスのアクセサリー、周辺機器を展開するトリニティは、2015年に立ち上げたデジタルライフスタイルブランド「NuAns(ニュアンス)」で初となるスマートフォン「NEO(ネオ)」を発売した。OSに「Windows 10 Mobile」を搭載したスタイリッシュなスマートフォンだ。WASEDA Kosaku(OPENERS)カスタマイズの豊富さが特徴のWindowsスマートフォンNuAns(ニュアンス)は、テクノロジーを機能の面だけでなく、快適で「ひとに寄り添う」心地よさを追及する方向に活用するブランドだ。スマートフォンにも、こうした観点にもとづいて新しい価値が加えられるのではないかというおもいがスマートフォン「NEO」にも息づいているという。ワークスタイルの変化により、仕事、勉強、創作といってクリエイティブなシーンでスマートフォンが欠かせない状況...

超軽量で絶妙のフィッティングを擁したセカンドコレクション|One/Three Compound Frame
One/Three Compound Frame|ワンスリー コンパウンド フレーム超軽量で絶妙のフィッティングを擁した計8モデルかつてアイウェアブランド「フォーナインズ」でデザイナーを務めた柳根宇氏が構造設計を担当し、原種の蘭を扱う「PLACERWORKSHOP(プラセールワークショップ)」のオーナーであり、「MOGNO6」名義のグラフィティで知られる内田洋一朗氏がアートワークを手がける新進のアイウェアブランド「One/Three Compound Frame(ワンスリー コンパウンドフレーム)」。ユーザーが眼鏡を通して世界と対峙していることをより意識させる、優れた構造を提案したファーストコレクションから半年。待望のセカンドコレクションが4月28日(木)より本格展開される。Text by WAKABAYASHI Natsukiセカンドコレクションのテーマは「Material Lab #02_Titanium」「One/Three Compound Frame」のセカンドコレクショ...

「traces」空き容器がワン&オンリーのプロダクトに|MicroWorks
MicroWorks|マイクロワークス空き容器がワン&オンリーのプロダクトに日常生活のなかで感じる、ふとした違和感や情景など“マイクロ”な部分に着目し、プロダクトに落とし込む。デザイナー・海山俊亮氏が率いる「マイクロワークス」が、新たに着目したのは消費社会におけるリユースやリデュース。「traces(トレーシス)」という名のプロジェクトがスタートした。Text by WAKABAYASHI Natsuki消費排出物に新たな命を吹き込む「traces」は日々の生活のなかで消費され、排出される容器に着目。もともとはワイン、ジャム、調味料などが入っていた容器がその役目を終え、そのまま商品ラベルが貼られた状態で加工(サンドブラスト)を施すことで、その商品ラベルの形が容器に刻まれるというもの。一点一点、よく見ると商品ラベルが貼られたところが歴然とわかり、過去の痕跡が新たな表情となっている。消費の痕跡であり過去の輪郭が新たな表情に「traces」は、それぞれ表情が異なる一点もの。食品やスパイス...

卓越したクラフツマンシップを表彰する 『LOEWE Craft Prize』へのノミネートを募集|LOEWE
LOEWE|ロエベ職人求む! 老舗メゾンが多彩な分野のハンドクラフト作品を表彰ロエベ財団が『LOEWE Craft Prize』を創設クラフツマンシップに基づくものづくりをアイデンティティとする「LOEWE(ロエベ)」。稀代のメゾンが、その出自に対する矜持と敬意を示すあらたな試みを発表した。『LOEWE Craft Prize(ロエベ クラフト プライズ)』を創設し、毎年優れたクラフト作品を表彰していくという。Text by OPENERSクラフツマンシップにより世界的地位を築いたメゾンマドリードのレザーアイテムの小さな工房をルーツにもつロエベは、職人たちのハイレベルな技術と創造性により、スペイン王室にも愛され、いまでは世界の一流メゾンに上り詰めた。レザーのみならず、そのクリエイティビティはさまざまなアイテムに反映されている。このたび、ロエベでは、このクラフツマンシップに基づくアイデンティティを、あらたなアプローチで次代へ継承する試みをスタートさせる。世界中のクリエイターを対象とし...