超軽量で絶妙のフィッティングを擁したセカンドコレクション|One/Three Compound Frame
One/Three Compound Frame|ワンスリー コンパウンド フレーム
超軽量で絶妙のフィッティングを擁した計8モデル
かつてアイウェアブランド「フォーナインズ」でデザイナーを務めた柳根宇氏が構造設計を担当し、原種の蘭を扱う「PLACERWORKSHOP(プラセールワークショップ)」のオーナーであり、「MOGNO6」名義のグラフィティで知られる内田洋一朗氏がアートワークを手がける新進のアイウェアブランド「One/Three Compound Frame(ワンスリー コンパウンドフレーム)」。ユーザーが眼鏡を通して世界と対峙していることをより意識させる、優れた構造を提案したファーストコレクションから半年。待望のセカンドコレクションが4月28日(木)より本格展開される。
Text by WAKABAYASHI Natsuki
セカンドコレクションのテーマは「Material Lab #02_Titanium」
「One/Three Compound Frame」のセカンドコレクションのテーマは、「Material Lab #02_Titanium」。本コレクションでは、純チタンやベータチタンといったチタンの特性に着目。今回は、素材の特性を徹底的に研究し、そこからデザインを起こすという手法を採用した。純チタンとベータチタンを絶妙な長さで組み合わせることでほどよいバネ性が生じ、職人との試行錯誤ののちに、フィッティングがしやすいテンプル(つる)をまず完成させたという。
素材のキャラクターが導き出した、最適なかたち
続いてフロントフレームのデザインを着手。素材はチタンとの相性のよさからアセテートを採用した。フロントとテンプルの接地の形状は「音叉(おんさ)」の形状からインスパイアされたもので、二股に分かれた構造(U字)を、フロントに留めるめのパイプを2カ所、左右合わせて4カ所も設けることができる。そのため、フロントとテンプルを強固につなぐパーツとして理に適ったデザインとなっている。
このセカンドコレクションでは合計8つのタイプが発表され、それぞれ約12~14グラム(レンズ含まず)といずれも超軽量モデルとなっている。肌触りがよく、快適な掛け心地を擁する眼鏡は、2016年4月28日(木)より眼鏡専門店を中心に全国31店で展開される。ぜひ店頭で複合的な快適さを体感してほしい。
柳根宇|RYU Gunu
アイウェアデザイナー。1975年、韓国・ソウル市生まれ。1995年に来日し、日本大学芸術学部工業デザイン科に入学。卒業後は、株式会社フォーナインズ、その他複数の会社にて眼鏡の企画や開発に携わる。2010年、株式会社デュアルを設立。オリジナルブランド「DJUAL(デュアル)」のデザイナーとして従事しながら、他社製品の開発やコンサル ティングにも携わっている。
内田洋一朗|UCHIDA Yoichiro
1978年、福岡県福岡市生まれ。原種の蘭を中心に扱う「PLACERWORKSHOP」(プラセール)オーナー。現在、福岡市内にて2店舗を運営する。また、「MOGNO6.(モグノシックス)」名義でタイポグラフィを描き、これまでに雑誌 『&Premium』、『BRUTUS』(ともにマガジンハウス発行)、東京メトロのフリーマガジン『メトロミニッツ』(スターツ出版発行)、ファッションブランド「TAKAHIROMIYASHITATheSoloist」などにアートワークを提供している。 http://www.placer-workshop.com/
デュアル
Tel.03-6796-3201
http://onethree-cf.com/