新色ジェットブラックは“iPhone裸族”にこそオススメ!|APPLE
APPLE|アップル
ついに登場した「iPhone7」「iPhone7 Plus」。
機能もいいが、見た目もGood!
日本時間の9月8日(木)午前2時、待望のiPhoneシリーズ最新作「iPhone7」「iPhone7 Plus」が発表された。iPhone誕生から10周年を迎える2017年を前に、今年のモデルはマイナーチェンジに留まるとも噂されていたが、なかなかどうして! ひと目で最新機種と分かる艷やかなブラックカラーの登場が、プロダクトデザイン界に新たな旋風を巻き起こしそうだ。
Text by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)
このブラックな輝きは、そのままの姿で使い倒したい!
先進デザインと加工技術の勝利である。カメラ枠のシャープなエッジ、プッシュボタンと一体となったサイドのアール面、そして美しく反射する光の稜線。この黒ビカリしたiPhoneに目をやるたび、所有する喜びにどっぷり浸れそうだ。
だから、この美しさを隠したくないのである。カバーを着けず、iPhone裸族としてデビューしてもらいたいのだ。おそらくは指紋も付くだろう。皮脂の汚れも気になるかもしれない。でも、そんなことはこのモデルを選ぶ際に関係ないのである。
机の引き出しに専用クロスをしのばせ、気になるたびに拭けばいい。靴の好事家が靴磨きの時間を楽しむように、身だしなみに気を遣うビジネスマンが翌朝に履くパンツにアイロンを当て、1本のクリースをビシっと作るように、マメにケアすることを楽しめばいいのだ。
このピュアブラックの外観は「iPhone 3G」「iPhone 4」を彷彿とさせるが、「iPhone7」「iPhone7 Plus」の外装素材は「iPhone5」以降に取り入れられたアルミニウムだ。アップルはこのモデルで新たな仕上げ技術に取り組み、「驚くほど精密な9段階の酸化皮膜処理と研磨加工という、デザインエンジニアリングの新たな偉業による」と話す。フロント面も、液晶カバーガラスとの継ぎ目がわからず、美麗である。
近年、アップルは新作を重ねるごとにカラーバリエーションの追加に力を入れてきた。「iPhone 5」で背面パネルにアルミニウム素材を導入して以降、その「iPhone 5」でシルバー、スレートグレイ、「iPhone 5S」でゴールドを追加、「iPhone 6S」ではさらにローズゴールドを追加して全4色とした。そして今回、新しいブラック(マット仕上げ)と高光沢のジェットブラックを追加し、代わりにスレートグレイをディスコンとして全5色のラインナップを形成した。
「iPhone7」「iPhone7 Plus」の機能面の進化も見逃すことはできないが、その点はすでに公式ページに詳述されているのでここでは言及しない。私自身、今回の進化の内容を吟味して、購入するかどうかをきちんと向き合って考えるつもりだ。ただしタイトルで言わせてもらったように、“iPhone裸族”にとってこの黒光りな外観は、その1点だけで購入を決断できる十分なポテンシャルを秘めている。イヤホンジャックをなくしたこと、カメラ機能がさらにパワーアップしたこと、Suicaに対応したこと……、そうした進化も非常に魅力的だが、ジェットブラックの黒光りな輝きは、それらを軽く凌駕する。
想像してみて欲しい。この黒光りな物体を頬骨に当て、街ナカで通話する姿を!
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