エキシビション ナタリー・ラーデンマキ展『POLKU』開催|ELEPHANT
ELEPHANT|エレファント
秋の表参道で、フィンランドの風景に思いをはせる
人気陶芸家/デザイナー、新作のユニークピースを発表
フィンランドを拠点に活動する女性陶芸家・デザイナー、ナタリー・ラーデンマキ。1950年代に隆盛を極めた北欧モダンデザイン・クラフトの流れを継承した彼女のデザインは、アラビア社やイッタラ社などで製品化され、高い評価を得ている。今週末より表参道・エレファントにて、国内三度目となるエキシビションが開催。待望の来日も予定している。
Text by WAKABAYASHI Satsuki
POLKU=ポルクとは「小道」の意
フィンランド人とフランス人の両親をもつ女性陶芸家・デザイナー、ナタリー・ラーデンマキは、1974年生まれの42歳。ヘルシンキ芸術デザイン大学(現アアルト大学)にて、陶芸・ガラスコースを専攻し、 在学中よりフリーランスのデザイナーとしての活動をスタート。2004年に自身のスタジオ「STUDIO NATHALIE LAHDENMAKI」をヘルシンキに設立し、フリーランスのデザイナーとして活躍している。
国際陶磁器展美濃、デザインプラスアワード、フィンランドのヤングデザイナーオブザイヤーなど受賞歴も多数あり、中でもイッタラ社が毎年デザイナーを一人選び、アートピースを作らせるプロジェクト「ART WORKS」において、2013年度に彼女が選出されるなど、その評価は実に高い。
そんな彼女の国内三度目となるエキシビション「POLKU」が10月22日より開催。POLKU=ポルクとは、フィンランド語で“小道”を意味し、作品の表面に無作為に足跡を思わせる、小さなドットがハンドペイントで描かれた器を発表する。新作のほか、ピンクやブルーのパステルカラーとフィンランドの冬の風景を彷彿させる、階調の異なるグレーのコンビネーションによるテーブルウェアが並ぶ。どちらも会期中の販売を予定している。秋のデザインウイークの真っ只中、ぬくもりに溢れ、慎ましく洗練された作品に触れてみてはいかがだろうか?
NATHALIE LAHDENMAKI EXHIBITION "POLKU"
ナタリー・ラーデンマキ展
会場|ELEPHANT
会期|10月22日(土)~11月3日(木) /火曜日休
営業時間|12:00-19:00
住所|東京都渋谷区神宮前4-14-6 表参道ハイツ102
TEL|03-5411-1202
URL|http://www.elephant-life.com
ELEPHANT
TEL|03-5411-1202
http://www.elephant-life.com