kizunaworld.org|現代音楽作曲家の藤倉大氏の書き下ろし楽曲『unbroken music-box』を追加

kizunaworld.org|現代音楽作曲家の藤倉大氏の書き下ろし楽曲『unbroken music-box』を追加

Kizunaworld.org現代音楽作曲家 藤倉 大氏の楽曲を追加国籍を越えた多くのアーティストたちが楽曲を提供することで、東日本大震災の被災地を支援するプロジェクト「kizunaworld.org」。あらたに現代音楽作曲家の藤倉大氏による楽曲『unbroken music-box』が9月12日、追加される。文=谷中朋未希望への想いが込められた1曲坂本龍一氏やメディアクリエイターの平野友康氏が発起人となり、被災地を長期的に支援していこうと立ち上げられた「kizunaworld.org」。寄付をするとプロジェクトの趣旨に共鳴した世界的なアーティストから提供された作品をダウンロードできるという仕組みだ。毎月あたらしい作品が発表されており、藤倉氏の作品で12作品めとなる。1977年大阪生まれの藤倉氏は、オーストリアの国際ウィーン作曲賞をはじめ、芥川作曲賞など数かずの著名な賞を受賞している注目の若手現代音楽作曲家だ。近年、世界を代表するアンサンブルやオーケストラから多数の委嘱を受けるなど...
INTERVIEW|坂本龍一氏インタビュー  教授、kizunaworldを語る

INTERVIEW|坂本龍一氏インタビュー  教授、kizunaworldを語る

INTERVIEW|坂本龍一氏インタビュー教授、kizunaworldを語る(1)坂本龍一氏が、メディアクリエイター 平野友康氏とともに立ち上げた、東日本大震災の被災地復旧・復興を支援するためのプロジェクト「kizunaworld.org」。坂本氏とゆかりのあるさまざまなアーティストから作品提供を受け得られた収益や寄付を、長期的に被災地の復興に充てていくというものだ。医療、子ども、食料、住宅、エネルギーという5つのテーマをもうけ、それぞれのテーマに取り組んでいる5つの団体に寄付するというスキームが特徴である。すでに16人のアーティストによる12の作品が展開されている同プロジェクトについて、立ち上げるにいた経緯から参加アーティスト、そしてこれからについて聞いた。Text by OPENERSPhoto by JAMANDFIX奈良美智さんの作品も登場──震災から約2カ月後の5月にkizunaworld.orgを立ち上げられるわけですが、そこにいたる経緯、心境をお聞かせ下さい。坂本 震...
ART|坂本龍一×高谷史郎によるインスタレーションが都内に登場

ART|坂本龍一×高谷史郎によるインスタレーションが都内に登場

ART|パーク ハイアット 東京、開業20周年記念坂本龍一×高谷史郎によるインスタレーションが都内に登場パーク ハイアット 東京が開業20周年を迎えた。これを祝して、41階「ピーク ラウンジ & バー」では、坂本龍一氏と高谷史郎氏による霧と音のインスタレーション「LIFE-WELL-Park Hyatt Tokyo Version」が11月13日(木)から11月24日(月・祝)まで開催される。Text by KUROMIYA Yuzu瞬くあいだにときを超越した幻想の世界へと誘うこのインスタレーションは、坂本龍一氏とテクノロジーを駆使した映像インスタレーション パフォーマンスを手がける高谷史郎氏が、2013年に山口情報芸術センター「YCAM」の委嘱により山口市の野田神社で発表した「LIFE-WELL」を、パーク ハイアット 東京バージョンにアレンジして再現したもの。「水」という素材を大切にし、数々の共同制作をおこなってきた坂本氏と高谷氏。今回は、ピーク ラウンジ & バーに上りつめた...
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MUSIC|坂本龍一、自身の誕生日1月17日(土)に『Year Book 2005-2014』をリリース

MUSIC|坂本龍一、自身の誕生日1月17日(土)に『Year Book 2005-2014』をリリース

MUSIC|2005年から2014年の10年間で書き下ろした未発売音源を収録坂本龍一『Year Book 2005-2014』1月17日(土)、自身の誕生日でもあるこの日に、坂本龍一氏が音源をリリースする。タイトルは『Year Book 2005-2014』。全30曲、2枚組で構成されるこのアルバムは、2005年から2014年の10年間で書き下ろした未発売音源を収録した、ファン垂涎の内容だ。Text by IWANAGA Morito (OPENERS)音楽へのたしかな熱を帯びた2時間20分超の大作「このアルバムに込めた熱量は、病気と、それでぽこっと空いてしまったスケジュールの空白でご心配をおかけしているみなさんへの、いまのぼくからのメッセージでもあります。近い将来に作る次のアルバムへのヒントみたいなものもたくさん含まれていると思いますので、どうぞ聴いてみてください」坂本龍一坂本龍一氏のニューアルバム『Year Book 2005-2014』が1月17日(土)に発売される。タイトル...
ART|アートフェスティバル「札幌国際芸術祭 2014」を開催

ART|アートフェスティバル「札幌国際芸術祭 2014」を開催

ART|坂本龍一氏がゲストディレクターに就任札幌初の国際的なアートフェスティバル「札幌国際芸術祭 2014」を開催北海道・札幌市全体が舞台となる、国際アートフェスティバル「札幌国際芸術祭 2014」は2014年7月19日(土)から9月28日(日)まで、72日間にわたり開催する。世界的に著名な音楽家であり、近年はアート界での活動も積極的な坂本龍一氏をゲストディレクターに迎え、国内外で活躍する現代美術のアーティストたちが、札幌市内各所でさまざまな展示やプロジェクトなどを展開する。Text by Winsome Li (OPENERS)開催テーマは「都市と自然」「地域」がホストとなり、札幌の歴史、風土、インフラ、産業、食をはじめとするライフスタイルなどに焦点を当て、ゲストディレクターである坂本龍一氏が熟慮した開催テーマ「都市と自然」のもとに、「札幌国際芸術祭 2014」を作り上げるという。展示スペースは札幌の自然や街なみ、公園、歴史的建造物、地下歩行空間、美術館など、新たなアイデアと視点...
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NEWS|坂本龍一氏を起用したCM第3弾は“ソーラーコンサート篇”

NEWS|坂本龍一氏を起用したCM第3弾は“ソーラーコンサート篇”

XSOL|エクソル書き下ろしCM楽曲をホームページで配信坂本龍一氏を起用したCM第3弾は“ソーラーコンサート篇”太陽光発電専門企業のエクソルが坂本龍一氏を起用したCMの第3弾を製作。7月14日(月)からオンエアがスタートした。Text by YANAKA Tomomi今年のキーワードは「太陽が、動かしている」東日本大震災後にさまざまな被災者支援プロジェクトにかかわるとともに、再生可能エネルギーの推進を提言してきた坂本龍一氏。昨年、一昨年にひきつづき、今年も“太陽光発電の顔”としてエクソルのCMに起用された。今回のCMでは「太陽が、動かしている」をキーワードに、使用する電子楽器のすべての電力が太陽光発電でまかなわれるなか、CMのために書き下ろした楽曲が坂本氏によって演奏される。エクソルのホームページで公開されているメイキングでは、街中に太陽光パネルを組立、発電し、楽器に電力が供給され、坂本氏が登場するという、本番撮影に至るまでの経緯をドキュメンタリータッチで紹介。さらに、坂本氏へのイ...
ART|北海道の歩みをアートで振り返る『札幌国際芸術祭2014』

ART|北海道の歩みをアートで振り返る『札幌国際芸術祭2014』

ART│「都市と自然」をテーマに、坂本龍一氏がゲストディレクターに就任北海道の歩みをアートで振り返る『札幌国際芸術祭2014』「都市と自然」をテーマに、坂本龍一氏をゲストディレクターに迎え、9月28日(日)まで開催中の『札幌国際芸術祭2014』。会期の約半分を終え、佳境を迎えた芸術の祭典からまだまだ目が離せない。Text by YANAKA Tomomi札幌大通地下ギャラリーやモエレ沼公園など市内各所も会場に明治維新とともに“北海道”と名づけられ、日本の近代化の象徴ともいえる北海道。いっぽう、先住民族や自然そのものも、近代化とは無縁ではいられなかったのも事実だろう。そうした過去の歩みをアートとして振り返ろうと開催されている『札幌国際芸術祭2014』。ゲストディレクターには世界的アーティストの坂本龍一氏が就任。街や自然に親しむような音楽や音にも注目が集まる芸術祭となった。岡部昌生 《YUBARI MATRIX 1992-2014》 2014年 オフィシャルサプライヤー:日本板硝子北海...
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BOOK|名作映画の知られざる真実を浮き彫りにする『戦場のメリークリスマス~30年目の真実』

BOOK|名作映画の知られざる真実を浮き彫りにする『戦場のメリークリスマス~30年目の真実』

BOOK|名作映画の知られざる真実を浮き彫りにする『戦場のメリークリスマス~30年目の真実』昨年1月にWOWOWで放送されたドキュメンタリーを1冊の本にまとめた『戦場のメリークリスマス~30年目の真実』が東京ニュース通信社から出版。放送では公開されなかった未公開証言もテキスト化されるなど、名作映画の知られざる真実が浮かび上がる。Text by YANAKA Tomomi撮影・公開当時の貴重な資料写真や大島監督のインタビューも掲載2013年1月に惜しまれつつこの世を去った大島渚監督の代表作である『戦場のメリークリスマス』。太平洋戦争中の日本統治下にあったジャワ島の日本軍俘虜収容所で、極限状態に置かれた男たちの心の交流が描かれた。デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけしという異色の配役も大きな話題となり、大ヒットを記録。2013年秋にはブルーレイも発売され、2014年に入ってからもTSUTAYAで旧作レンタル1位を記録するなど、いまもなお多くの人を魅了してやまない。しかし、映画が完成...
kizunaworld.org

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kizunaworld.org坂本龍一が推進するニッポン復興策坂本龍一氏と「skmtSocial」のパートナーでもあるメディアクリエイターの平野友康氏が、被災地の一日も早い復旧・復興を支援するためのプロジェクト「kizunaworld.org」。さまざまなアーティストから作品の提供を受け得られた収益や寄付を、長期的に今回の震災被害に対する支援に役立てていこうというプロジェクトだ。随時発表される作品とその最新動向をここでは紹介していく。kizunaworld.org 第3弾KIZUNA motonoto version第3弾では、電子音楽家でありプロデューサーでもあるアルヴァ・ノト氏が、プロジェクトの第1弾で生まれた「KIZUNA」にあらたな音楽の層を重ねた新バージョン「KIZUNA motonoto version」がくわわった。さらに、世界的な音楽家デヴィッド・シルヴィアン氏とノルウェー出身のミュージシャン、ヤン・バング氏が、被災で苦しみ、犠牲になったひとびとへ想いをはせて共作し...
EVENT|東北を、日本を、花火で、元気にしたい!

EVENT|東北を、日本を、花火で、元気にしたい!

EVENT|東北を、日本を、花火で、元気にしたい!ドキュメンタリー映画『LIGHT UP NIPPON』の会場に坂本龍一氏登壇!「LIGHT UP NIPPON(ライトアップニッポン)」実行委員会は、東日本大震災による津波の被害が大きかった太平洋沿岸の各被災地で「追悼」と「復興」の意味を込めた花火大会「LIGHT UP NIPPON」を8月11日(木)に一斉におこなう。震災から1ヶ月もたたないうちに被災地入りをし、映像をまとめたドキュメンタリー映画『LIGHT UP NIPPON 日本を照らした奇跡の花火』が7月7日から上映されているが、9日に坂本龍一氏と主催者の高田佳岳氏のトークショーが急遽行われた。Phptographs & Text by HOSOMURA Gotaro(OPENERS)一人のサラリーマンの疑問からはじまったプロジェクトが映画化!「LIGHT UP NIPPON(ライトアップニッポン)」を主催する高田佳岳氏は、じつはサラリーマン。3.11 後、「震災で...
EVENT|YMO海外進出35周年記念イベント『YMO楽器展 2014』

EVENT|YMO海外進出35周年記念イベント『YMO楽器展 2014』

EVENT|YMOが実際に使用していた楽器を当時のままにセッティングYMO海外進出35周年記念イベント『YMO楽器展 2014』イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の海外進出から35周年を迎えた今年。海外進出当時に使用していた楽器セットをそのままに再現した『YMO楽器展2014』が、11月21日(金)より東京ビッグサイトにて開催される『2014楽器フェア』内で特別展示企画として登場する。Text by ENOMOTO Kozue(OPENERS)会期中にはゆかりのある人物によるトークショーも開催35年前の1979年、イエロー・マジック・オーケストラははじめて海外の地でライブをおこなう。場所はアメリカ・ロサンゼスの野外劇場グリーク・シアター。そこで彼らはだれも考えつかなかった、ライブ会場でのコンピューターとの同期演奏に挑戦する。そして、世界の最先端を行くテクノポップによって、日本のみならず世界中でセンセーションを巻き起こし、その影響は音楽のみにとどまらず日本の各方面のカルチャー...
kizunaworld.org|ジュゼッペ・ラ・スパーダの映像と坂本龍一の音楽によるコラボ作品「Hana no Ame - impermanence」

kizunaworld.org|ジュゼッペ・ラ・スパーダの映像と坂本龍一の音楽によるコラボ作品「Hana no Ame - impermanence」

kizunaworld.org #26イタリア人映像作家と坂本龍一による作品「Hana no Ame - impermanence」坂本龍一氏らによってスタートし、国内外のさまざまなアーティスト作品を通じて寄付を募る東日本大震災被災地支援プロジェクト、「kizunaworld.org(キズナワールド・ドット・オルグ)」。26番目の作品は、ミラノを拠点として活動する映像作家、ジュゼッペ・ラ・スパーダ氏と、坂本氏によるコラボレーション作品である。Text by KASE Tomoshige(OPENERS)美しく物悲しい“花の雨”坂本龍一氏と平野友康氏が発起人となり立ち上がった「kizunaworld.org」。「個人の力でできるかぎりのことをする」というコンセプトのもと、国内・海外からプロジェクトに賛同するアーティストの作品を広く集めて提供、寄付を募っている。その活動は2年目以降も個人の想いを繋げながら、継続的な支援をつづけている。26番目の作品は、イタリア人映像作家であるジュゼッペ...
kizunaworld.org|LAの最注目アーティスト、TOKiMONSTAの楽曲「Shortcomings」が登場

kizunaworld.org|LAの最注目アーティスト、TOKiMONSTAの楽曲「Shortcomings」が登場

Kizunaworld.orgLAの最注目アーティスト、TOKiMONSTAの楽曲が登場坂本龍一氏らによってスタートし、国内外のさまざまなアーティスト作品を通じて寄付を募る東日本大震災被災地支援プロジェクト、「kizunaworld.org」。17番目の作品は、ロサンゼルスのクラブミュージックシーンを牽引する女性アーティスト、TOKiMONSTA(トキモンスタ)の楽曲である。Text by KASE Tomoshige(OPENERS)メロディとパーカッションが変化する、物語のような曲坂本龍一氏と平野友康氏が発起人となり立ち上がった「kizunaworld.org」。「個人の力でできるかぎりのことをする」というコンセプトのもと、国内・海外からプロジェクトに賛同するアーティストの作品を広く集めて提供することで寄付を募り、被災地への支援を続けている。 17番目の作品は、LAのサウスベイエリアで生まれ育ったTOKiMONSTA(本名:ジェニファー・リー)から提供された。生楽器、パーカッシ...
kizunaworld.org|ギタリスト、ベーシストとして活躍するshimmy氏の楽曲「leaf for fukushima」があらたに登場

kizunaworld.org|ギタリスト、ベーシストとして活躍するshimmy氏の楽曲「leaf for fukushima」があらたに登場

Kizunaworld.orgギタリスト、ベーシストとして活躍するshimmy氏の楽曲をアップ坂本龍一氏らによってスタートし、国内外のさまざまなアーティスト作品を通じて寄付を募る東日本大震災被災地支援プロジェクト、「kizunaworld.org」。あらたにギタリスト、ベーシストとして活躍するshimmy氏が演奏する「leaf for fukushima」が12月12日(月)に登場した。文=谷中朋未坂本龍一氏のピアノとインドの民族楽器タブラで再アレンジ坂本龍一氏と平野友康氏が発起人となりたちあがった「kizunaworld.org」では、「個人の力でできるかぎりのことをする」というコンセプトのもと、国内・海外からプロジェクトに賛同するアーティストの作品を広く集めて提供することで寄付を募り、被災地への支援を続けている。プロジェクトの第9弾として楽曲を提供したshimmy氏は、MI-GUやTHE CORNELIUS GROUP、オノ・ヨーコ氏ら、国内外の多くのアーティストと競演し、海外...
kizunaworld.org|実験音楽の鬼才が奏でる、やわらかな電子音「espoir」

kizunaworld.org|実験音楽の鬼才が奏でる、やわらかな電子音「espoir」

Kizunaworld.org実験音楽の鬼才が奏でる、やわらかな電子音坂本龍一氏らによってスタートし、国内外のさまざまなアーティスト作品を通じて寄付を募る東日本大震災被災地支援プロジェクト、「kizunaworld.org」。第16作目となる今回は、1990年代中ごろより音や光の性質に焦点を当てた作品を発表し続けているアーティスト、池田亮司氏の作品。楽曲「espoir」は、アンビエントな電子音が特徴だ。Text by KASE Tomoshige(OPENERS)あらたな美学的体験を与えてくれる作品坂本龍一氏と平野友康氏が発起人となり立ち上がった「kizunaworld.org」。「個人の力でできるかぎりのことをする」というコンセプトのもと、国内・海外からプロジェクトに賛同するアーティストの作品を広く集めて提供することで寄付を募り、被災地への支援を続けている。 プロジェクトの第16弾として楽曲を提供した池田亮司氏。彼の肩書きをわかりやすく伝えるなら作曲家/アーティストであるが、その...
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