EVENT|東北を、日本を、花火で、元気にしたい!
LOUNGE / MOVIE
2015年1月19日

EVENT|東北を、日本を、花火で、元気にしたい!

EVENT|東北を、日本を、花火で、元気にしたい!

ドキュメンタリー映画『LIGHT UP NIPPON』の会場に坂本龍一氏登壇!

「LIGHT UP NIPPON(ライトアップニッポン)」実行委員会は、東日本大震災による津波の被害が大きかった太平洋沿岸の各被災地で「追悼」と「復興」の意味を込めた花火大会「LIGHT UP NIPPON」を8月11日(木)に一斉におこなう。震災から1ヶ月もたたないうちに被災地入りをし、映像をまとめたドキュメンタリー映画『LIGHT UP NIPPON 日本を照らした奇跡の花火』が7月7日から上映されているが、9日に坂本龍一氏と主催者の高田佳岳氏のトークショーが急遽行われた。

Phptographs & Text by HOSOMURA Gotaro(OPENERS)

一人のサラリーマンの疑問からはじまったプロジェクトが映画化!

「LIGHT UP NIPPON(ライトアップニッポン)」を主催する高田佳岳氏は、じつはサラリーマン。3.11 後、「震災で中止になった東京湾花火大会の花火って、どうなるんだろう?」という疑問からこのプロジェクトがはじまった。昨年の8月11日、地元の人びとの協力のもと、東北の太平洋沿岸部10カ所でいっせいに花火を打ち上げた。今年も同じ8月11日、さらにパワーアップして花火が打ち上げられる。

ドキュメンタリー映画『LIGHT UP NIPPON 日本を照らした奇跡の花火』は、震災から1ヶ月もたたない4月10日に被災地入りをし、8月11日に花火大会を実施するまでの困難と努力を追いかけた900時間にもわたる映像をまとめたものだ。全国で新宿バルト9ほか、7月20日まで公開される。映画鑑賞料金の利益の一部は、花火大会「LIGHT UP NIPPON」に寄付される。

なんと坂本龍一氏が上映館に登場し、トークショーを開催!

7月7日、8日と坂本氏が呼びかけ人となり催された音楽イベント『NO NUKUS2012』。YMOはじめ、さまざまなバンドと競演し、お疲れに違いないが、突如映画が公開されているコンプレックスシネマである新宿バルト9の会場に、高田佳岳氏と登場しトークセッションが行われた。短い時間だったが、ここにしめでかわされた記憶に残る言葉を記そう。

「自分が信じるものは、多少のケガをしてもやってみるのがいいと思います。楽しいからやっているのです。こういう小さなことでも、みんなが連携してくれたら、日本が明るくなるのではないでしょうか」と高田氏。

LIGHT UP NIPPON 02

「国の形というものは人がつくるものだから、やはりおもしろい人がいないとね。高田くんにはその素質を持っている。なんにんもそういうひとが日本にでてくればいい。高田くんは、本当にユニークな発想ができるし、実行ができる若い人ですね」と坂本氏にいわれ、高田氏も嬉しそう。最後は固い握手で幕を閉じた。

みなさんも映画を見て、花火大会に参加して、日本を明るくしようではないか。

※オンライン上に設置した<KINEZO CINEMA>にて、VODによる試聴も可能。

7月7日から7月20日まで。1200円で24時間、何度でも試聴ができます。1200円

premiere.kinezo.jp/lun

※7月7日より、TSUTAYA、TSUTAYA DISCASにてDVDレンタル開始。

           
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