kizunaworld.org
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坂本龍一が推進するニッポン復興策
坂本龍一氏と「skmtSocial」のパートナーでもあるメディアクリエイターの平野友康氏が、被災地の一日も早い復旧・復興を支援するためのプロジェクト「kizunaworld.org」。さまざまなアーティストから作品の提供を受け得られた収益や寄付を、長期的に今回の震災被害に対する支援に役立てていこうというプロジェクトだ。随時発表される作品とその最新動向をここでは紹介していく。
kizunaworld.org 第3弾
KIZUNA motonoto version
第3弾では、電子音楽家でありプロデューサーでもあるアルヴァ・ノト氏が、プロジェクトの第1弾で生まれた「KIZUNA」にあらたな音楽の層を重ねた新バージョン「KIZUNA motonoto version」がくわわった。さらに、世界的な音楽家デヴィッド・シルヴィアン氏とノルウェー出身のミュージシャン、ヤン・バング氏が、被災で苦しみ、犠牲になったひとびとへ想いをはせて共作した「modern interior」も公開される。
kizunaworld.org 第2弾
kizuna world-arve henriksen+pf mix
本プロジェクトの2作品目は、坂本龍一の新曲「kizuna world- arve henriksen + pf mix」と日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)提供による被災現場の写真とのコラボレーションによる映像作品。楽曲は、坂本龍一が「3/11 Tsunami Photo Project」(講談社)のプロモーション動画用に制作した「kizuna world」に、ノルウェー出身の音楽家アルヴェ・ヘンリクセン氏によるトランペットと坂本のピアノをあらたにくわえたバージョン。
kizunaworld.org 第1弾
ヴァレリオ・ベッルーティ氏のアニメーション作品
最初の提供作品は、発起人でもある坂本龍一氏とイタリア人現代美術家ヴァレリオ・ベッルーティ氏の共作であるアニメーション作品「KIZUNA」(トップ画像)。ベッルーティ氏が2011年1月に日本で発表したアニメーション作品で、音楽は2010年末、坂本龍一氏がこのアニメーションのために制作したものだ。ベッルーティ氏の被災者支援の一助になればという願いによって本作品の提供が実現した。