kizunaworld.org|ギタリスト、ベーシストとして活躍するshimmy氏の楽曲「leaf for fukushima」があらたに登場
LOUNGE / MUSIC
2015年1月17日

kizunaworld.org|ギタリスト、ベーシストとして活躍するshimmy氏の楽曲「leaf for fukushima」があらたに登場

Kizunaworld.org

ギタリスト、ベーシストとして活躍するshimmy氏の楽曲をアップ

坂本龍一氏らによってスタートし、国内外のさまざまなアーティスト作品を通じて寄付を募る東日本大震災被災地支援プロジェクト、「kizunaworld.org」。あらたにギタリスト、ベーシストとして活躍するshimmy氏が演奏する「leaf for fukushima」が12月12日(月)に登場した。

文=谷中朋未

坂本龍一氏のピアノとインドの民族楽器タブラで再アレンジ

坂本龍一氏と平野友康氏が発起人となりたちあがった「kizunaworld.org」では、「個人の力でできるかぎりのことをする」というコンセプトのもと、国内・海外からプロジェクトに賛同するアーティストの作品を広く集めて提供することで寄付を募り、被災地への支援を続けている。

プロジェクトの第9弾として楽曲を提供したshimmy氏は、MI-GUやTHE CORNELIUS GROUP、オノ・ヨーコ氏ら、国内外の多くのアーティストと競演し、海外でも活躍するアーティスト。今回は震災後、アメリカやフランス、日本で義援ライブをおこなうさいに演奏してきた「leaf for fukushima」に、坂本龍一氏によるピアノとU-Zhaan氏によるタブラ(インドの民族楽器)の演奏がくわえられたバージョンが公開される。

「義援ライブをおこなうさいにオープニングで参加者に黙祷していただき、演奏をつづけてきた曲です。小さな葉でも水面に落ちれば波紋は広がります。微力ではありますが、今後も福島を応援していきます」とshimmy氏はコメントを寄せている。

作品は、1口1000円の寄付をPayPalから決済するとダウンロードできる仕組み。集まった寄付金は、決済手数料をのぞく全額が「医療」「こども」「食料」「住宅」「エネルギー」の5つの分野で“いま必要な支援”として、状況に応じて寄付先を随時検討しながら届けられるという。また、10月1日からは「こども」の寄付先が、震災により楽器が使えなくなってしまった教育機関に対し楽器の修復や提供をおこなうとともに、被災地での音楽活動を支援する「こどもの音楽再生基金」に変更されている。

           
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