MERCEDES-BENZ

自動車の歴史をひもとくとき、その先駆者として辿りつくのがゴットリープ・ダイムラーとカーツ・ベンツというふたりのドイツ人だ。1885年から86年にかけて、このふたりが別々にガソリン自動車を生みだし、クルマ社会の礎を築いたことは、いまさら説明するまでもない。それぞれが興した自動車会社はライバルと目されていた時期もあったが、第一次世界大戦後の不況を乗り切るために手を結び、1926年に合併によってダイムラー・ベンツ社が設立されている。 製品に与えられるメルセデスの名は、ダイムラーの顧客であったエミール・イェリネックが、ドイツ国外での販売を引き受けるかわりに長女の名前をつけさせたのがはじまりで、1902年にはダイムラー社により商標登録されている。 こうして生まれた、メルセデス、そして、Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)は、その後もセーフティパッセンジャーセル、エアバッグ、ESP(エレクトリック・スタビリティ・プログラム)、ナイトビューといった最新技術を積極的に導入するなど、自動車発展の牽引役として常に時代の先頭を走り続けているのだ。

精悍なエクステリアのVクラス特別仕様車|Mercedes-Benz

精悍なエクステリアのVクラス特別仕様車|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz V 350 BLACK EDITIONメルセデス・ベンツ V 350 ブラック エディションメルセデス・ベンツ「Vクラス」に、より精悍なエクステリアを纏った特別仕様車メルセデス・ベンツ日本は、プレミアム マルチパーパス ビークル「Vクラス」に特別仕様車「V 350 ブラックエディション」を設定。170台限定で販売を開始した。 Text by YANAKA Tomomi快適性と利便性を備えたラグジュアリーパッケージも採用特徴的なスクエアボディによる広い室内空間と、3.5リッターV6エンジンがもたらすゆとりある走りを謳うプレミアム ミニバン「Vクラス」。あらたに、ラグジュアリーパッケージやバイキセノンパッケージなど、人気の高いオプション装備をくわえた特別仕様車が登場した。ベースとなるのはエントリーグレードの「V 350 トレンド」。電動デュアルスライディングドア、駐車時に障害物が近づくと注意を促す「パークトロニック」、運転席のメモリー付きパワーシートや...
これで最後の「SLS AMG ファイナルエディション」|Mercedes-Benz

これで最後の「SLS AMG ファイナルエディション」|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz SLS AMG GT FINAL EDITIONメルセデス・ベンツ SLS AMG ファイナルエディションこれで最後の「SLS AMG ファイナルエディション」「SLS AMG」の最終モデルとなる「SLS AMG ファイナルエディション」が、11月22日から開催される東京モーターショーとLAオートショーでデビューを飾る。全世界350台の限定で販売される予定だ。 Text by AKIZUKI Shinichiro東京とLAのダブルワールドプレミア2009年のフランクフルトモーターショーでそのデビューを飾った「SLS AMG」。誕生から4年目の今年、ついに最終モデルとなる「SLS AMG ファイナルエディション」が登場する。「SLS AMG」は、メルセデス・ベンツとマクラーレンが生み出した「SLR マクラーレン」につづく存在として、AMGが初めて独自開発をおこなったスーパースポーツ。ロングノーズとガルウイングをデザイン上の特徴とし、往年の名車「300...
Chapter 1 Discover Mercedes-Benz SLK & GLK

Chapter 1 Discover Mercedes-Benz SLK & GLK

Chapter 1Discover Mercedes-Benz SLK & GLKSLKとGLK、パートナーとして選ぶクルマ(1)メルセデス・ベンツといえば、技術力、信頼性、安全性などがその製品のキーワードとしてすぐ思いつく。そこにたのしさがくわわったのが、コンパクトな車体で日常づかいもよく、クルマに乗るよろこびを一層高めてくれる、オープン2シーターの「SLK」と、SUVの「GLK」。ゆとりある大人の休日をスマートにアテンドしてくれる、“たのもしいパートナー”といえる2台だ。文=小川フミオオープンとクーペ、双方の魅力を享受する──SLK2シーターコンパクトロードスターと位置づけられるSLKは、バリオルーフと呼ばれる電動格納式のメタルトップを備える。閉めればクーペなみの耐候性をもつ一方、開ければフルオープンの快適性と、ふたつの世界のいいところを合体させたのが特徴。4.1メートルとコンパクトに抑えられた全長は使い勝手もよく、活動的なオーナーのためのパーソナルカーだ。SLKは快適...
smart fortwo coupe BRABUS Xclusive|限定100台のBRABUSチューニングモデル|smart

smart fortwo coupe BRABUS Xclusive|限定100台のBRABUSチューニングモデル|smart

Smart fortwo coupe BRABUS Xclusiveスマート フォーツー クーペ ブラバス エクスクルーシブ限定100台のBRABUSチューニングモデルメルセデス・ベンツ日本は、スマートブランドの「スマート・フォーツー」に、特別仕様車「スマート ブラバス エクスクルーシブ」を追加し、発売を開始した。 文=ジラフ最高出力はベース車より27psアップ、最大トルクも48Nmアップこのニューモデルは、BRABUS(ブラバス)によってチューニングがほどこされた直列3気筒DOHC 1リッター ターボエンジンを搭載。これにより、最高出力はベース車より27psアップとなる98psを発揮。最大トルクでも48Nmアップの140Nmを実現しているという。また10・15モード燃費でも17.3km/ℓという優れた数値を誇る。これに合わせ、足回りには専用チューニングされたダンパーとスプリングを装備。また5速シーケンシャル・トランスミッションは、クラッチ容量を拡大し、1~4速のギアチェンジ...
Mercedes-Benz SLS AMG|ガルウィングをもつ新型スポーツカー発売

Mercedes-Benz SLS AMG|ガルウィングをもつ新型スポーツカー発売

Mercedes-Benz SLS AMG|メルセデス・ベンツ SLS AMGガルウィングをもつ新型スポーツカー発売ガルウィングドアを備えた2シータースポーツSLS AMGが、メルセデス・ベンツ日本の手で2010年6月10日に発表された。デリバリーは10月ごろという。文=小川フミオ写真=メルセデス・ベンツ日本すべてが特別製のスペシャルなモデルSLS AMG(2430万円)は、AMGブランドで発表されたモデル。1955年に発表されてメルセデス・ベンツのアイコンのひとつになっている300SLクーペを彷彿させるガルウィングドアを特徴としている。シャシーからエンジンまで、すべて「特別製」なのも大きなセリングポイント。AMGは1967年に誕生した、いわゆるチューナーで、メルセデスのセダンをベースに速いラリーマシンなどに仕立ててきた。その後、メルセデス公認チューナーに。88年からは本格的にメルセデス傘下に入り、同社の製品ラインナップにおけるもっともスポーティなバージョンを手がけている。ドイツツ...
Chapter2 Enjoyable life with SLK

Chapter2 Enjoyable life with SLK

Chapter 2Enjoyable life with Mercedes-Benz SLKSLKが誘う緑滴るオーベルジュへ(1)2シーターコンパクトロードスターと位置づけられるSLKは、バリオルーフと呼ばれる電動格納式のメタルトップを備える。閉めればクーペなみの耐候性をもついっぽう、開ければフルオープンの開放感と、ふたつの世界のいいところを合体させたのが特徴。そんなSLKを駆り、自然ゆたかな伊豆のオーベルジュ『arcana izu(アルカナ イズ)』へ向かった。文=小川フミオ写真=五十嵐隆裕高い耐候性とフルオープンの爽快さメルセデス・ベンツが手がける小粋な2シーター、SLK。全長4.1メートルというコンパクトな車体には、電動でメタルトップが格納されるバリオルーフが備わり、耐候性の高さとともに、フルオープン走行の爽快さを味わうことができる。風の気持ちよさを堪能できるSLKで、都会から抜け出し、自然のなかでリラックスするのは無上の楽しみだ。日本におけるSLKのラインナップは多岐にわた...
非のうち所がないスーパーサルーン「S65AMG」発表|Mercedes-Benz

非のうち所がないスーパーサルーン「S65AMG」発表|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz S 65 AMG|メルセデス・ベンツ S 65 AMGもはや敵は己のみ?非のうち所がないスーパーサルーン「S 65 AMG」東京モーターショーでワールドプレミアされたメルセデス・ベンツ「Sクラス」のフラッグシップモデル「S 65 AMG long」。もはや完璧とおもわれたV8モデルの「S 63 AMG long」をさらにこえる、V12エンジン搭載のスーパーサルーンが登場した。 Text by OHTO Yasuhiro真打となる「S 65 AMG」が登場!8年ぶりのフルモデルチェンジをおこない、5.5リッターのV8ツインターボを搭載するハイパフォーマンスモデルの「S 63 AMG long」を発表したSクラス。そのすぐれた性能を多くのジャーナリストが称賛したことは記憶にあたらしい。しかし、11月20日より開催された東京モーターショーでは、更なるハイエンドモデル“S65 AMG long”がワールドプレミアされたのだ。今回発表された「S 65 AMG...
ラストシーンを迎えたSLS AMG|Mercedes-Benz

ラストシーンを迎えたSLS AMG|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz SLS AMG Final editionメルセデス・ベンツ SLS AMG GT ファイナル エディションラストシーンを迎えたSLS AMGAMGの専用モデルとして開発されたスーパーカー「SLS AMG」が、ついに生産終了となることが発表された。そして東京モーターショーで、そのフィナーレを飾る限定モデル「SLS AMG GT ファイナル エディション」がワールドプレミアされた。よりアグレッシブなスタイルを手にした最終モデルの中身とは── Text by OHTO Yasuhiro集大成というべきモデルで最後を締めくくる2009年9月のフランクフルトショーで「SLR マクラーレン」の実質的後継モデルとして、華々しいデビューを飾ったAMGのスーパーカー「SLS AMG」。メルセデス・ベンツの往年の名車「300 SL」を彷彿させるスタイルとガルウィングドアの採用が、大きな話題となった。翌年以降、オープンモデル「SLR マクラーレン」の追加をはじめ、さら...
新型SUV「GLA クラス」にもAMGモデルが誕生|Mercedes-Benz

新型SUV「GLA クラス」にもAMGモデルが誕生|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz Concept GLA 45 AMG|メルセデス・ベンツ コンセプト GLA 45 AMG新型SUV「GLA クラス」にもAMGモデルが誕生メルセデス・ベンツはLAモーターショーにおいて、新型コンパクトSUV、「GLA」のハイパフォーマンスバージョンとなる「コンセプト GLA 45AMG」を初公開した。コンセプト GLA 45 AMGは、メルセデス・ベンツ「GLAクラス」に設定されるAMGバージョンの存在を、リアルに示唆したものだ。Text by SAKURAI KenichiEvent Photographs by WATANABE Shinsukeほぼこのままのスタイリングで市販化?東京モーターショーでは新型コンパクトSUV、「GLA」の姿すら見られなかったが、こちらLAモーターショーには「GLA」のハイパフォーマンスバージョンとなる、「コンセプト GLA 45 AMG」が早くも姿を現した。“コンセプト”と銘打っているものの、カラーリングはともかく、...
Mercedes-Benz SLS AMG E-Cell|電気で走るスーパースポーツが誕生間近!

Mercedes-Benz SLS AMG E-Cell|電気で走るスーパースポーツが誕生間近!

Mercedes-Benz SLS AMG E-Cell|メルセデス・ベンツ SLS AMG E-Cell電気で走るスーパースポーツが誕生間近!街なかをスイスイ静かに走るのが電気自動車のイメージ。だが今回、メルセデス・ベンツがプロトタイプの画像を公開したモデルはちがう。先ごろデビューを果たして話題となったSLS AMGの電気自動車バージョンがそれだ。スーパースポーツの世界にも電気自動車の波が……。文=ジラフAMG SLSと共通のアルミニウム製スペースフレーム使用このモデルは、リチウムイオンポリマー・バッテリモジュールによる電気だけで走行する電気自動車で、そのシステムは、シート後部のセンタートンネルのなかに設置され、モーターは各タイヤのホイールにひとつずつ採用されている。そこから生み出される最高出力は526ps、最大トルクは880Nmを誇り、0-60マイル(約97km/h)は約4秒だ。『Automobile』誌によると、このEV版のSLSにはAMG SLSと共通のアルミニウム製スペー...
ヴァーチャルでリアルなスーパーカー|Mercedes-Benz

ヴァーチャルでリアルなスーパーカー|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz AMG Vision Gran Turismoメルセデス・ベンツ AMG ビジョン グランツーリスモヴァーチャルでリアルなAMGのスーパーカーLAモーターショーでのサプライズといえば、この1台であろう。「プレイステーション 3」向けのあたらしいドライビング シミュレーションゲーム「グランツーリスモ 6」に登場する「メルセデス・ベンツ AMG ビジョン グランツーリスモ」の実車が初披露されたのだ。Text by SAKURAI KenichiPhotographs by WATANABE Shinsuke誰でもドライブできる夢のスーパーカーソニー・コンピュータエンタテインメントが本日12月5日に発売する「プレイステーション 3」用ゲームソフト、「グランツーリスモ 6」では、自動車メーカーとのコラボーレーションプロジェクト、「ビジョン グランツーリスモ」が最大の特徴。グランツーリスモのためにデザインされたクルマで、ヴァーチャルレースが楽しめてしまうのだ。これ...
最終系SLS AMGは、350台の限定|Mercedes-Benz

最終系SLS AMGは、350台の限定|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz SLS AMG GT Final Editionメルセデス・ベンツ SLS AMG GT ファイナルエディション最終系SLS AMGは、350台の限定メルセデス・ベンツは、「SLS AMG」シリーズの最終モデル、 「SLS AMG GT ファイナルエディション」をLAモーターショーと東京モーターショーで同時にワールドプレミアした。東京モーターショーでの展示車両は真紅にカーボンボンネットのコントラストが美しいカラーリングだったが、ロサンゼルスはガンメタリックのスポーティなイメージをもたらすカラーリングだった。Text by SAKURAI KenichiPhotographs by WATANABE Shinsukeカーボンで軽量化した最終モデル東京モーターショーとLAモーターショーで同時公開となった「SLS AMG GT ファイナルエディション」は、既報のとおり「SLS AMG GT」をベースとし、最高出力435kW(591ps)、最大トルク650Nm(...
Mercedes-Benz|ドイツ旅行があたるキャンペーン実施中!

Mercedes-Benz|ドイツ旅行があたるキャンペーン実施中!

Mercedes-Benz|メルセデス・ベンツドイツ旅行があたるキャンペーン実施中!メルセデス・ベンツ日本は、2010年7月7日より日本において国際ブランドキャンペーンを開始している。写真=メルセデス・ベンツ日本メルセデス・ベンツ ブランドキャンペーンを実施今回のキャンペーンは、ダイムラーAGの創業者のひとりであるゴットリープ・ダイムラーが遺した言葉「Das Beste oder nicht(ダス ベステ オーダ ニヒツ)」をブランドスローガンに、新聞、テレビ、インターネット、店頭、そしてオープン懸賞を連動して展開する。「Das Beste oder nicht」は妥協せず完璧を目指す強い意志をあらわし、メルセデス・ベンツ ブランドの基本理念として、メルセデスにかかわる従業員ひとりひとりの判断や行動の指針となって、多くの革新的な技術や概念を生み出してきた。この言葉を、いま改めて掲げることで、未来にむけてさらなる革新を目指すメルセデス・ベンツの姿勢を明確にしめす。また、あのメルセデス...
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AMGからのメリークリスマス|Mercedes-Benz

AMGからのメリークリスマス|Mercedes-Benz

Mercedes AMG|メルセデス AMGAMGからのメリークリスマスAMGが、ことしもクリスマスシーズンにむけた動画を製作、公開した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)A 45 AMGで祖母を迎えにゆくとこうなった昨年は「SLS AMG」のエンジンルームでクリスマス クッキーを焼くという趣向であったが、ことしは、メルセデスAMGがはじめてエンジニアリングした、FFベースのコンパクトカー「A 45 AMG」。2リッター直列4気筒ターボから、このクラスでは最大となる最高出力360psを発揮、もちろん駆動もAMGが手掛けた4MATICを採用している。1分とすこしのムービーは、クリスマスのパーティーを準備する一家の息子が、祖母を迎えにゆくシーンからはじまる。青年は年老いた祖母を気遣いながら助手席にエスコートするものの、走り始めるとA 45 AMGのパフォーマンスにおもわず“ヤンチャ”な走行に没頭してしまう。その激しいブレーキングやコーナリングのたび...
シューマッハーが新型Cクラスをリポート|Mercedes-Benz

シューマッハーが新型Cクラスをリポート|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz C Class|メルセデス・ベンツ C クラスミハエル・シューマッハーが新型Cクラスに先行試乗リポート次期Cクラスを元F1王者のミハエル・シューマッハーがテストドライブ。その目的とは?Text by AKIZUKI Shincihiro(OPENERS)次期Cクラスのアゴはぶつからない1月に開催されるデトロイトショーでワールドプレミアを迎えるとおもわれる次期「Cクラス」。メルセデス・ベンツはその発表を目前に、開発中の模様を収録した動画を公開した。そのテストドライバーを務めるのは、ワールドチャンピオンに7度輝き、メルセデスGPでの活躍を最後に2012年に引退したF1ドライバー、ミハエル・シューマッハー。氏はブランドアンバサダーだけでなく、同社が「インテリジェントドライブ」と呼ぶ運転支援システムの監修も務めており、さまざまなテストを繰り返しながら、基幹技術の成熟を推し進めている。今回公開され動画にも、長距離・短距離の各レーダーセンサーによって先行車を認識し、...
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