革新的なアメリカンウイスキー 「サーデイヴィス」が日本初上陸|SirDavis
LOUNGE / EAT
2024年9月10日

革新的なアメリカンウイスキー 「サーデイヴィス」が日本初上陸|SirDavis

SirDavis|サーデイヴィス

モエ・ヘネシーとビヨンセが共同開発

アメリカのアーティスト ビヨンセとモエ・ヘネシーが共同で開発したアメリカンウイスキー「SirDavis(サーデイヴィス)」が、2024年に日本に初上陸する。ビヨンセの個人的な情熱とモエ・ヘネシーの技術が融合した新しいウイスキーだ。

Text by WASEDA Kosaku

曾祖父への敬意を具現した1本

「サーデイヴィス」は、ビヨンセが目指す理想のウイスキーを実現するために、数年の歳月をかけて開発された。彼女の曽祖父である、デイヴィス・ホーグに敬意を表し、禁酒法時代のアメリカ南部で密造酒を造っていた彼のレガシーを蘇らせるべく、このウイスキーを創り上げた。
「サーデイヴィス」という名前は、その曽祖父にちなんだもの。デイヴィス・ホーグは、杉の木の節にウイスキーのボトルを隠し、親しい人々に密かに楽しんでもらっていたという。
ジャパニーズウイスキー愛好家であるビヨンセが、理想とするウイスキーを具現化したオンリーワンの味わいを実現するため、モエ・ヘネシーに協力を依頼し、数年の歳月をかけて完成した。
このプロジェクトには、モエ・ヘネシーが誇るマスターディスティラーであるビル・ラムズデン博士が陣頭指揮を執った。ラムズデン博士は、アメリカンウイスキーの中でも珍しいライ麦51%、モルト大麦49%という特注のマッシュビルを選び、さらにシェリー樽での二次熟成を施すことで、エレガントな口当たりとクラシックなアメリカンライ麦の深い風味を実現した。
「サーデイヴィスは、アメリカンウイスキーの常識に挑戦し、新しいものを打ち出すことを目指しました。特異な原材料選択と珍しいシェリー樽での二次熟成により、大胆で洗練された独自の味わいを実現することができました」とビル・ラムズデン博士は語る。
テイスティングノートとしては、色合いはコパーからリッチなマホガニー色。香りには新鮮なセビリアオレンジとトフィー風味のバタークリーム、クラシックな樽のスパイス、シナモン、赤い果実、クローブの香りが感じられる。味わいは、ライ麦と大麦の特注マッシュビルがシェリー樽で二次熟成され、濃厚な赤系果実とスパイスが重なり合い、シルキーで洗練された味わいを実現している。
サーデイヴィスの品質は、発売前に匿名で数々の権威あるスピリッツコンペティションに出品され、その評価を受けた。2023年SIPアワードではアメリカンウイスキー部門でクラス最高賞を受賞し、2023年ニューヨーク・インターナショナル・スピリッツ・コンペティションでは金賞(95点)、アルティメット・スピリッツ・チャレンジでは93点を獲得している。
ボトルデザインもビヨンセ自身が手がけ、ラグジュアリーな世界観を表現している。背の高いボトルには、ストライプ状に溝が刻まれたガラスが光を美しく捉え、琥珀色の液体を際立たせる。また、青銅の馬が描かれた黒いメダリオンが特徴的で、テキサス州の象徴として強さと敬意を表している。
ビヨンセは「曽祖父が密造酒製造業者だったと知ったとき、私のウイスキーへの愛は運命的なものと確信しました。サーデイヴィスによって私は曾祖父への敬意を新たにし、そのレガシーは私たちの絆を強めました。モエ・ヘネシー社とのパートナーシップにより、伝統を尊重しながらも、ウイスキー分野にて唯一無二な体験を提供できる美味しいアメリカンウイスキーを作り上げました。言葉ではとても伝えきれないので是非味わってみてください。サーデイヴィスの世界へようこそ。」と述べている。
サーデイヴィスはテキサス州で仕上げ、ブレンド、瓶詰めされる。米国モエ・ヘネシー社が完全に自社開発した初のスピリッツブランドとして歴史に名が刻まれるとともに、これからのアメリカンウイスキーのスタンダードを作り上げる1本として期待が高まる。
サーデイヴィス シグネチャー
価格|1万1,550円
容量|700ml
アルコール度数|44度
熟成樽|アメリカンオーク樽、シェリー樽
販売先|東京都内のホテル、レストラン、バー及び、百貨店など
ECサイト|モエ ヘネシー 公式ヤフー店
問い合わせ先

MHD モエ ヘネシー ディアジオ
Tel.03-5217-9777
https://www.sirdavis.com/ja/

                      
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