マクラーレン、P1ベースのEVを発表|McLaren
The Ride On McLaren P1|ザ ライド オン マクラーレン P1
マクラーレン、P1ベースのEVを発表
マクラーレン オートモーティブは、スーパースポーツカー「P1」をベースにしたEVを発表した。ただし、マクラーレン史上最もコンパクトなこのモデルのハンドルを握るためには、厳しいハードルがあるという。
Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)
最高速度までわずか2秒
TRACK22というプランで将来的に〝アルティメット シリーズ”に電気自動車を投入することを表明しているマクラーレン オートモーティブだが、それとは別に「P1」をベースとするEVを発表した。
このEVモデルは、ドライバーズシートをかつての「マクラーレン F1」のようにセンターに配置。また、オープンモデルとなっている点もP1とは異なる。一方で、ディヘドラルと呼ばれる跳ね上げドアや、静止状態から最高速度にいたるまでわずか2秒という圧倒的な加速性能は、まさにマクラーレンのスーパーカーと呼べる特徴だ。
乗り込んでstar/stopボタンを押せば、起動とともにライトと“エアコン”が始動。標準で搭載されるMP3プレイヤーは、著名な童謡が初めから収録されておりドライビングシーンを盛り上げる。前進3段に加えリバースギアも備えており、これ以上前へ進めない状態になってしまっても容易に脱出が可能となっている。
「The Ride On McLaren P1」と名付けられたこのモデルは、公式に対象年齢6歳以下という制限が設けられた子ども用の玩具。マクラーレンのバッジが付いた“自動車”として史上最小モデルとなる。この商品は、マクラーレン オートモーティブがオフィシャルにライセンスドプロダクトとして販売するはじめてのアイテムとなり、10月よりオフィシャルディーラーで購入が可能になる。
The Ride On McLaren P1|ザ ライド オン マクラーレン P1
最高速度|約 3mph(およそ4.8km/h)
ボディカラー|ボルカノ イエロー
価格|375ポンド(およそ5万円弱)