上海モーターショー 2013
「上海モーターショー 2013」に関する記事
2代目パナメーラ、パワートレインを一新|Porsche
Porsche Panamera|ポルシェ パナメーラ2代目パナメーラ、パワートレインを一新ポルシェ ジャパンは、4月21日に開幕する「上海モーターショー」でワールドプレミアを果たすグランツーリスモ、新型「パナメーラ」を発表。日本での受注を開始した。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)ロングホイールベースモデルも追加設定ポルシェ初の4シーター4ドアグランツーリスモとして、2009年にデビューを飾った「パナメーラ」が、ついに2世代目へと進化を遂げる。今回の発表で、数あるパナメーラのラインナップの中からもっとも大きな変更を受けたのは、やはりハイブリッド搭載モデルだ。去る2012年9月のパリモーターショーで登場した、次世代パナメーラのコンセプト「パナメーラ スポーツツーリスモ」のアイデアの多くを受け継いだモデルといえる。新型「パナメーラS eハイブリッド」は、現行の「パナメーラS ハイブリッド」「カイエンS ハイブリッド」とおなじパラレル式ハイブリッド機...
BMW X4コンセプトを上海モーターショーに出展|BMW
BMW Concept X4|ビー・エム・ダブリュー コンセプト X4BMW第2のSAC「X4」を披露BMW「X3」をクーペライクに再解釈したBMW第2のSAC「X4」を、BMWは上海モーターショーにて披露する。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)2014年の市販化を前提にしたコンセプトモデルBMWのXモデルのなかで、同社がSAC(スポーツアクティビティークーペ)とよぶ「X6」は、Xモデルらしい、たくましいルックスと、クーペのもつスポーティでエモーショナルな雰囲気の融合を武器に、好調なセールスを記録しているという。BMWが、今年、上海モーターショーで公開する「コンセプト X4」は、この「X6」の弟分。2014年の市販化を目指しており、製造は「X3」、「X5」、「X6」も製造しているアメリカ サウスカロライナ州のスパルタンバーグ工場でおこなわれるという。ボディサイズは全長4,648×全幅1,915×全高1,622mm。ホイールベースは2,810mm。全高が...
マセラティ ギブリを予告|Maserati
Maserati Ghibli|マセラティ ギブリマセラティ ギブリの写真を先行公開マセラティは上海モーターショーで公開予定の新型4ドアスポーツセダン「ギブリ」の写真を公開した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)ディーゼルモデルがついにマセラティにラインナップかねてより噂されており、「クアトロポルテ」の日本発表時には正式に予告されていた、マセラティ「ギブリ」の写真が、上海モーターショーに先駆け、公開となった。ギブリという名前は1966年に登場したジョルジェット・ジウジアーロによるデザインの2ドア2シータークーペに由来する。この初代ギブリは1973年に生産が中止されて、1992年に「ギブリII」として、その名が復活したが、その際には4人乗りの2ドアクーペとなった。今回のギブリは、ギブリという名を冠するモデルとしては3代目。クワトロポルテを1段小型化したような、4ドアのスポーツセダンとしての登場である。マセラティによれば、このギブリに与えられるのは、2種類...
シトロエン DSラインのSUV ワイルド ルビーを公開|Citroen
Citroen DS Wild Rubis|シトロエン DS ワイルド ルビーDSラインのSUVシトロエン DS ワイルド ルビーを公開ジュネーブモーターショーで公開され、話題をさらった、フェラーリのフラッグシップスーパーカー「ラ・フェラーリ」がジャパンプレミアを果たした。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)DSの印を刻まれた宝石「DS3」、「DS4」、「DS5」、そしてコンセプトモデル「Numero 9」。シトロエンの高級モデルとして展開をつづけるDSラインに、またもあたらしい表現がくわわる。ワイルド ルビーと名付けられたコンセプトモデルは、シトロエンによれば、力強く、かつDSラインらしい優美さを兼ね備えた未来のSUVだ。映像とともに、全長4,700×全幅1,950×全高1,590mm、ホイールベース2.9メートル、ホイールは21インチという数字が公開された、このワイルド ルビー。デザインの見どこは数多いが、光に応じて表現をかえるボディカラーを、随所に...
フォード フィエスタSTを上海モーターショーに出展|Ford
Ford Fiesta ST|フォード フィエスタ STフィエスタのスポーティバージョンフィエスタ STが上海モーターショーでアジアプレミアフォード モーターは同社のコンパクトカー「フィエスタ」のスポーティバージョンである「フィエスタ ST」を、上海モーターショー2013でアジアプレミアさせると発表した。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)エコブーストエンジン搭載のコンパクトスポーツハッチヨーロッパフォードが販売する主力コンパクトカー「フィエスタ」。その高性能グレードが上海モーターショーにて、アジア初お披露目される。全長4メートル、全幅1.7メートル程度のBセグメントのボティに搭載されるのは、1.6リッターの「エコブースト」エンジンで、最高出力182ps、最大トルク240Nmを発生(北米仕様は最高出力197ps、最大トルク290Nm)。0-100km/h加速を6.9秒でこなし、最高速度は220km/h。燃費は5.9ℓ/100km、CO2排出量は138g/km...
GLAコンセプト、上海でワールドプレミア|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz Concept GLA|メルセデス・ベンツ コンセプト GLAGLA コンセプトを上海に出展メルセデス・ベンツは、上海モーターショーであたらしい小型SUV、「GLAクラス」のコンセプトカーを発表する。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)メルセデス・ベンツのコンパクトSUV前輪駆動のあたらしいプラットフォームで、大きく姿をかえた「Aクラス」、「Bクラス」、そしてあらたなモデルラインナップである「CLAクラス」を発表してきたメルセデス・ベンツが、今度はコンパクトSUVをコンセプトカーとして登場させる。“エスケープ・ジ・エブリデイ”をメッセージとする、この「コンセプトGLA」は、全長4,383×全幅1,978×全高1,579 mmというボディサイズだとされ、飛びぬけて広い全幅を除けば、BMW「X1」(全長4,477×全幅1,798×全高1,545mm)やアウディ「Q3」(全長4,385×全幅1,830×全高1,615 mm)をライバルと...
2台の次世代コンセプトカーを出展|MITSUBISHI
MITSUBISHI Concept CA-MiEV|三菱 コンセプト シーエー ミーブMITSUBISHI Concept G4|三菱 コンセプト ジーフォー上海国際モーターショーに2台のコンセプトカーを参考出展三菱自動車は15日、4月21日(日)より一般公開される上海国際モーターショーの出展概要を発表。同社の次世代先進技術「@earth TECHNOLOGY」を搭載した2台のコンセプトカー「Concept CA-MiEV」と「Concept G4」を参考出展(中国初披露)する。「@earth TECHNOLOGY」とは、三菱自動車が世界各国で展開している「環境への貢献」「走る歓び」「確かな安心」を柱とした「Drive@earth」を具現化する次世代先進技術の総称だ。Text by OKADA Kazuyuki(OPENERS)あたらしい量産型EVのコンセプトカー「MITSUBISHI Concept CA-MiEV」は、2009年に量産型電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)...
日産自動車、上海モーターショーの出展概要を発表|Nissan
Nissan|日産あたらしいコンセプトカーも登場日産自動車、上海モーターショーの出展概要を発表日産自動車は、上海モーターショーの出展概要を発表した。あらたなコンセプトモデル「Friend-ME(フレンド・ミー)」がワールドプレミアをかざる。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)日産デザインチャイナが中心になって開発したコンセプトカー4月21日(日)より一般公開される上海国際モーターショーで日産は、活気にあふれた中国の若い世代にむけたコンセプトカー、「Friend-ME(フレンド・ミー)」を出展する。意欲的なデザインとユニークなセンターコンソールが特徴という、このコンセプトカーは北京にある日産自動車の現地法人である、日産デザインチャイナが中心となって、デザイン開発をおこなったクルマだ。このほかにも、今回の上海モーターショーで日産投資有限公司は、「東風日産乗用車公司」と「鄭州日産汽車有限公司」とともに、「GT-R」、「クエスト」、「ムラーノ」、そして、2月に中国で...
ブガッティ 時速408.84kmで中国へ|Bugatti
Bugatti Veyron 16.4 Grand Sport Vitesse World Record Car edition|ブガッティ ヴェイロン 16.4 グランスポール ヴィッテス ワールド レコード カー エディションブガッティ 時速408.84kmで中国へブガッティは、今後の戦略上、もっとも重要な市場とみなす中国で、「ヴェイロン 16.4 グランスポール ヴィッテス」の記念モデルを公開する。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)世界最速のオープンカー市販のオープンカーとして、世界最高時速となる408.84km/hを記録したブガッティ「ヴェイロン 16.4 グランスポール ヴィッテス」。ブガッティは上海モーターショーで、この記録を達成した一台と、それをドライブした中国人ドライバー アンソニー・リュウとともに、記念となる限定車「ワールド レコード カー エディション」を発表する。とはいえ、記録達成車も、限定車も、通常のモデルも、基本的にはおなじも...
ホンダ&アキュラはニューモデルラッシュ|Honda & Acura
Honda|ホンダAcura|アキュラホンダ&アキュラはニューモデルラッシュホンダおよびアキュラは上海モーターショーに大量のモデルを出展。あたらしい移動の喜びの提案、現地開発、現地生産の強化を打ち出した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)ホンダからは4モデル上海モータショーでホンダは、コンセプトモデル1台、量産モデル2台をワールドプレミア。まずはコンセプトモデルとなる「Concept M」。商用車が中心の現在の中国市場に乗用車として投入される多目的車(MPV)で、広い室内空間と運転する楽しさを両立し、あたらしい価値を提案するという。2014年の発売を予定している。昨年の北京モーターショーで「Concept C」の名前で登場したモデルは、「クライダー(凌派)」と名付けられた、量産モデルでの発表となった。デザインモチーフは龍。中国人スタッフが中心となって、中国のためにつくられたミドルサイズセダンだという。発売は2013年6月と目前に迫っている。いっ...
ランボルギーニ50周年を記念したアヴェンタドール|Lamborghini
Lamborghini Aventador LP 720-4 50° Aniversario|ランボルギーニ アヴェンタドール LP 720-4 50°アニヴェルサリオランボルギーニ50周年を記念したアヴェンタドール創業50周年を記念して、ランボルギーニは上海モーターショーで、フラッグシップモデル「アヴェンタドール」の特別モデル「アヴェンタドール LP 720-4 50°アニヴェルサリオ」を発表した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)0-100km/h加速2.9秒!ランボルギーニ創業50周年を記念して100台限定で生産されるのが、50°のロゴプレートを装着する「アヴェンタドール LP 720-4 50°アニヴェルサリオ」。モデル名からもわかるように、最高出力は、通常モデルの700psを20ps上まわる720ps。高速シフトチェンジを謳う「ISR トランスミッション」によって、0-100km/h加速2.9秒、最高時速350km/hというスペックを誇る。空...
日産自動車 上海モーターショーで「Friend-ME 」を公開|Nissan
NISSAN Friend-ME|日産 フレンド・ミー日産、上海モーターショーで「Friend-ME」を公開先日、日産自動車の上海モーターショー出展概要の事前情報のなかでお伝えしたコンセプトカー「Friend-ME(フレンド・ミー)」が、予告どおりワールドプレミアを果たした。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)「乗車する4人全員が対等な仲間」がコンセプト現在、2億4,000万人いるとされる、1980年代に生まれた中国人の若者、それも男性をターゲットに開発された「Friend-ME」は、力強い彫刻的なラインをもったエクステリアと乗車した4人の友人たちが、対等な立場で一緒にワクワクするようなインテリアのデザインが特徴だという。このコンセプトカーは、北京にある日産デザインチャイナが中心になって開発をおこなったモデルで、ロー&ワイドなシルエットにくわえ、フロントとリアのオーバーハングを短くすることでがっしりとしつつもアグレッシブでスポーティな雰囲気をあたえている。ま...
中国発のスーパーカーが登場|Icona
Icona Vulcano|イコナ バルカーノ中国発 スーパーカー イコナ バルカーノ登場中国からハイクオリティなスーパーカーが登場した。その成り立ちは? 上海モーターショーに参加した山崎元裕氏からのリポート。Text by YAMAZAKI Motohiro想像を超えるオート上海の開幕以前から、中国にあらたなスーパースポーツブランドが誕生するという情報は、世界を駆け巡っていた。上海市に本社を置くICONA=イコナがそれで、同社からは事前にエクステリアデザインの一部を見せるティーザーフォトも公開されていた。はたしてイコナとは、どのような新興スーパースポーツメーカーなのか。そして彼らの第一作はいかなる魅力を持つモデルなのだろうか。現在の段階では、まだコンセプトカーにすぎないが、それは想像をはるかに超える、素晴らしいフィニッシュ、そしてエンジニアリングを見せるモデルだった。オート上海で抱いた第一印象を率直に表現するのならば、このような言葉を用いるのがベストだろう。バルカーノ その成り立...
20世紀最大のEVブランドが復活|Detroit Electric
Detroit Electric SP:01|デトロイト・エレクトリック SP:0120世紀最大のEVブランドが中国で復活「SP:01」という電動ミッドシップ2シータースポーツをひっさげて上海モーターショーに登場したデトロイト・エレクトリックは、あたらしいと同時に、長い歴史をもったブランドだ。その成り立ちと今後を山崎元裕氏が解説。Text by YAMAZAKI Motohiroデトロイト・エレクトリックの出自アメリカのミシガン州デトロイト。ここに20世紀初頭、デトロイト・エレクトリックというEVメーカーが存在していた。1907年に設立され、1939年までに約1万3,000台のEVをセールスした同社は、残念ながらそのビジネスを継続させることが不可能となり、歴史の中にその名を残すのみの存在となっていた。ちなみにこの1万3,000台という数字は、20世紀にセールスされたEVの中では最大のもの。つまりデトロイト・エレクトリックは、20世紀にもっとも成功したEVメーカーなのだ。このデトロイ...
上海現地リポート|Porsche
Porsche Panamera|ポルシェ パナメーラ2代目パナメーラ 上海でデビュー2009年の登場以来、4年めにしてはじめて大がかりな変更をうけた「パナメーラ」が上海モーターショーに登場。ポルシェが「第2世代」と公言する新型パナメーラとはいかなるものなのか? 現地から山崎元裕氏のリポート。Text by YAMAZAKI Motohiroロングホイールベース仕様も登場ポルシェが4ドアサルーンのパナメーラを、世界に先駆けて上海ショーで世界初公開したのは2009年のこと。それから4年が経過し、パナメーラはSUVモデルの「カイエン」とともに、ポルシェの世界販売に大きく貢献するヒット作となったことは周知のとおりである。そのパナメーラに、デビュー以来最大の規模となるマイナーチェンジが実施された。ポルシェ自身は、このマイナーチェンジ版パナメーラを、第2世代と称するが、なるほどその言葉にも十分な説得力を感じさせるほどに、パナメーラは画期的な進化を遂げている。ラインナップ面での最大の話題は、ホ...