アイスランド「ペニス博物館」で繰り広げられる珍騒動に密着|MOVIE
MOVIE|アイスランド「ペニス博物館」で繰り広げられる珍騒動に密着
ドキュメンタリー『最後の1本~ペニス博物館の珍コレクション~』
アイスランドにある世界で唯一の「ペニス博物館」を舞台にしたユニークなドキュメンタリー『最後の1本~ペニス博物館の珍コレクション~』。8月8日(土)より、新宿シネマカリテほかで順次ロードショーされる。
Text by KUROMIYA Yuzu
本人たちは大真面目! 男性器の魅力に取りつかれた人びと
2011年にアイスランドでも話題になった、ペニス人類代表の展示の裏側を描く本作。世界の映画祭に出品され“驚愕の1本”(Twitch Film.Com)と注目された珍ドキュメンタリーだ。
アイスランドの港町フーサヴィークにある世界で唯一の「ペニス博物館」は、1997年に館主シグルズル・“シッギ”・ヒャールタルソン氏が個人博物館として開館。男性器の魅力に取りつかれたシッギが、40年間にわたり収集した、アイルランドの海と陸に生息するさまざまな哺乳類のペニスが標本展示されている。だが、ヒトのペニスの標本だけが欠けていた。
「ぜひヒトのペニスを展示したい」と願うシッギの前に、2本のペニスが候補として浮上。アイスランド代表は、300人以上の女性と関係をもった元プレイボーイの名士、パゥットル・アラソン氏。95歳の絶倫おじいちゃんだ。
そこにアメリカ代表として名乗り出たのが、自身の息子に“エルモ”と名付けたカウボーイ、トム・ミッチェル氏。アメリカ国旗のタトゥーと入れるという偏愛ぶりを発揮し、標本に選ばれることを切望する。
世界初の一本を目指して男たちが熾烈なバトルを展開
アイスランドにある世界で唯一の「ペニス博物館」の館主“シッギ”には、死ぬ前にどうしても叶えたい夢があった。それはヒトのペニスを展示すること。候補のペニスは2本。
「アイスランド代表」300人と関係をした元プレイボーイ、パゥットル・アラソン氏95歳“VS”「アメリカ代表」自らのペニスを“エルモ”と呼ぶ中年カウボーイのトム・ミッチェル氏。果たして、博物館の珍コレクションを完成させるのはどちらのペニスなのか。
『最後の1本~ペニス博物館の珍コレクション~』
8月8日(土)より新宿シネマカリテほかにて順次ロードショー
製作・監督|ジョナ・ベッカー、ザック・マース
出演|シグルズル・ヒャールタルソン、パゥットル・アラソン、トム・ミッチェル
配給|ギャガ・プラス
2012年/カナダ/73分/原題『The Final Member』/R15+
http://saigo-no-ippon.gaga.ne.jp
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