日産自動車 上海モーターショーで「Friend-ME 」を公開|Nissan
CAR / MOTOR SHOW
2014年12月4日

日産自動車 上海モーターショーで「Friend-ME 」を公開|Nissan

NISSAN Friend-ME|日産 フレンド・ミー

日産、上海モーターショーで「Friend-ME」を公開

先日、日産自動車の上海モーターショー出展概要の事前情報のなかでお伝えしたコンセプトカー「Friend-ME(フレンド・ミー)」が、予告どおりワールドプレミアを果たした。

Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)

「乗車する4人全員が対等な仲間」がコンセプト

現在、2億4,000万人いるとされる、1980年代に生まれた中国人の若者、それも男性をターゲットに開発された「Friend-ME」は、力強い彫刻的なラインをもったエクステリアと乗車した4人の友人たちが、対等な立場で一緒にワクワクするようなインテリアのデザインが特徴だという。

このコンセプトカーは、北京にある日産デザインチャイナが中心になって開発をおこなったモデルで、ロー&ワイドなシルエットにくわえ、フロントとリアのオーバーハングを短くすることでがっしりとしつつもアグレッシブでスポーティな雰囲気をあたえている。

NISSAN Friend-ME|日産 フレンド・ミー

NISSAN Friend-ME|日産 フレンド・ミー

また、グリルからフェンダーやボディサイドへと流れる「Vモーションシェイプ」、ヘッドランプとリアコンビネーションランプに見られる「ブーメランシェイプ」、そして、軽さを表現するために低く抑えられた「フローティングルーフ」や跳ね上げるようなCピラー部のデザインなどは、これからの日産車のあたらしいデザインコンセプトだ。

独立シートを備えた4人乗りの室内に目を向けると、まず目を引くのは、センターコンソール部をフロントからリアまで突き抜けるように配置された液晶のタッチスクリーンだ。これは4つの座席すべてから操作が可能となっており、仲間同士で情報を共有できるようになっている。

パワートレーンの詳細は明かされていないが、このFriend-MEはハイブリッドカーとして開発されているとアナウンスされている。

           
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