ドイツ車
「ドイツ車」に関する記事

Audi A8|アウディ A8 フルモデルチェンジ
Audi A8|アウディ A8旗艦モデルのあらたなるマスターピースアウディ ジャパンは、ラインアップの頂点に位置するプレミアム ラグジュアリー サルーン アウディ A8をフルモデルチェンジし、12月15日(水)より販売を開始した。文=松尾 大出力、環境性能が向上した、卓抜なパワーソースあたらしいアウディA8は、The Art of Progress (革新の美学) をコンセプトとする、エレガントなデザイン、傑出したドライビング エクスペリエンス、そして安全かつ快適な移動空間をもつ、妥協のないアウディのフラッグシップとされている。4.2リッター V型8気筒ガソリン直噴(FSI)エンジンは、細部に改良をほどこし、22psの出力向上と同時に燃費性能を高め、アウディA8 4.2 FSI quattro の10・15モード燃費は8.3km/ℓ。これは、従来の4.2リッターモデル(6.6km/ℓ)と比較すると、約26パーセントの燃費向上を達成している。また、ダウンサイジングコンセプトにもとづき...

Audi A6|アウディ A6 新型発表!
Audi A6|アウディ A6スマートに生まれ変わった、4代目“A6”アウディは、2011年初頭から販売を開始する、あたらしいA6を公式に発表した。文=松尾 大大きく、軽く、高効率にあたらしいA6は現行モデルにくらべると、全長4920mmとわずかに短くなったが、ホイールベースは2910mmと65mm延長されている。また全幅、全高ともに1870mm、1460mmとそれぞれサイズアップがなされている。プレス発表によると、ボディはASF(アウディスペースフレーム)という表記はなされてはいなかったものの、アルミと高剛性スチールを採用。フロントフェンダーやエンジンフード、ドアなどにアルミを使用することで、2.0TDIエンジンを積んだ状態で1575kgという軽量を実現している。2011年のローンチ段階では、エンジンは5種類から選択可能だ。おそらくヨーロッパにおける最量販モデルとなるであろう2.0リッターTDIは、130kW(177ps)、380Nm(38.7kgm)を発生。0-100km/h加...

新型アウディR8、サーキットでの走行動画を公開|Audi
Audi R8|アウディ R8新型アウディR8、サーキットでの走行動画を公開アウディは3月に開催されるジュネーブモーターショーでのワールドプレミアに先駆け、新型「R8」の動画を公開した。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)レーシングカーの興奮をロードカーへ3月に開催されるジュネーブモーターショーにおいて、ワールドプレミアを迎えるアウディのフラグシップスポーツカー「R8」。ショー開幕を目前に、その全貌が徐々に明らかになってきた。先日公開されたティザー写真は、技術的ハイライトのひとつとなるLEDのヘッドライトを中心としたシルエット画像だったが、今回公開されたものはムービー。しかもサーキットを縦横無尽に駆け抜ける迫力ある映像だ。アウディのハイパフォーマンスモデル、RSシリーズを手がけるクワトロ社でマネージングディレクターを務めるハインツ・ホリガー氏はこの新型R8について「我われは、初代R8の開発時から、レーシングカーの興奮をロードカーと共有できるよう、努...

BMWの屋台骨、BMW 5シリーズに試乗
BMW 5Series|ビー・エム・ダブリュー 5シリーズ追求されたコアバリューBMWの屋台骨、5シリーズに試乗(1)日本国内において、BMWがラインナップするセダンのなかで、トップの販売台数を記録しているという5シリーズ。全長5メートルになんなんとする余裕あるサイズのボディに、保守的だが万人受けするスタイリング。アンダーステートメント(控えめ)ぶりが、多くのひとに受け入れられる要因だろうか。Text by OGAWA FumioPhoto by ARAKAWA MasayukiBMWの金看板「ストレートシックス」5シリーズセダンのラインナップは、523iにはじまり、528i、535i、そして550iと豊富だ。523iの2リッターユニットにはじまり、550iの4.4リッターまで、排気量の幅は比較的大きい。スポーティなクルマづくりをつねに目指すBMWにあって、大きなパワーと太いトルクは重要だが、近年では環境性能との両立をはかるため、ターボチャージャーを使って排気量を縮小し、燃費向上に...

Mercedes-Benz S400 HYBRID|メルセデス・ベンツ S400 ハイブリッド 試乗インプレッション
Mercedes-Benz S400 HYBRID|メルセデス・ベンツ S400 ハイブリッドオーナードライバー向けハイブリッドの真価(1)メルセデス・ベンツは、大型セダン「Sクラス」にハイブリッドモデルをラインナップ。自動車取得税および重量税が100パーセント減免されるのも大きな特長だ。文=小川フミオ大排気エンジンと同等のトルクを確保メルセデス・ベンツ Sクラス HYBRID 標準ホイールベースモデル(1,270万円)は、先行して2008年9月から販売されているSクラス HYBRID ロングとおなじ3.5リッターV8エンジンに電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを共用するが、全長が13cm短くなり、最小回転半径も20cm小さくなるなど、みずからハンドルを握るオーナー向けという点に特徴をもつ。3,035mmのホイールベース(HYBRIDロングは3,165mm)に5,100mmの全長をもつボディ(同5,230mm)を搭載するSクラスHYBRID。「標準ホイールベース」といっ...

PORSCHE Boxter|ポルシェ ボクスター 試乗
PORSCHE Boxter|ポルシェ ボクスターゆるぎないオープンスポーツの魅力軽快で楽しく、比較的お買い得なピュアスポーツ。ポルシェ ボクスターはいまも魅力的だ。文=小川フミオ写真=清水博孝255psを発生するエンジンと回頭性のよいボディポルシェ ボクスターは、いまも魅力が衰えていない。軽快で、コンパクト、かつオープンという、スポーツカー本来のありかたに忠実。そして価格も比較的こなれている(先ごろ価格が引き下げられた)。ひょっとしたら、ポルシェが伝統的に保ってきた価値を、いまも守っているのがボクスターかもしれない。ポルシェ入門篇ともいえるが、もちろん、この1台で満足のいくできだ。ボクスターのラインナップは、現在3車種からなる。・ボクスター(563万円~)・ボクスターS(695万円~)・ボクスター スパイダー(866万円~)ボクスターが255ps、ボクスターSは310psと出力が上がり、そして軽量のボクスター スパイダーは320psとなっている。すべてのモデルに6段マニュアルと7...

BMW X3|ビー・エム・ダブリュー X3 Mスポーツパッケージを発表
BMW X3|ビー・エム・ダブリュー X3“M”の特性を纏ったX3が登場BMWは、ヨーロッパ市場向けの「X3」2011年モデルを発表。Mスポーツパッケージがあらたに設定された。文=松尾 大細部にまであたえられたスポーティなコンポーネンツヨーロッパ市場で2011年春から販売される、あたらしいBMW X3にはやくもMスポーツパッケージが設定されることになった。これは、専用のサスペンションやエアロパーツ、エクステリア/インテリアのコンポーネンツが装備されるもので、ヨーロッパ市場においては、どのエンジンを搭載しているモデルであってもこのパッケージを選択することができる。あたらしくなったX3はエンジンやサスペンションなどが改良され、従来モデルに比べよりスポーティになっている。BMW独自の4輪駆動システム「x Drive」を全車に標準装備し、その威力はとくにタイトなコーナリング時に発揮されるとしている。また、このあたらしいX3はXシリーズではじめて、ダイナミックダンパーコントロールシステムとド...

PORSCHE 911 GT3 RS|ポルシェ 911 GT3 RS
PORSCHE 911 GT3 RS|ポルシェ 911 GT3 RSポルシェが放つセミレーシングモデルポルシェは、今年3月のジュネーブモーターショーで発表した911GT3のマイナーチェンジバージョンをベースとした、セミレーシングモデルである「GT3RS」を発表した。文=ジラフ世界トップクラスのNAエンジン搭載されるエンジンは、ノーマルの水平対向6気筒3.8リッターエンジン(435ps、43.8kgm)に、吸気のバリオカムなどに専用チューンをほどこしたGT3専用エンジンに、さらに専用チタニウムエグゾーストシステムなどを採用したスペシャルなもの。これによりマックスパワーは、450psとなり、リッター当たりでは118psを記録。NAエンジンとしては世界でトップクラスの動力性能を有することとなった。ここにGT3よりもさらにクロスレシオ化された、ショートストロークの6速MTが組み合わされることにより、0 - 100km/h加速では4秒、最高速でも314km/hというパフォーマンスを発揮する。...

Audi S4|アウディ S4 試乗(後編) バランス感覚の良さが光る
Audi S4|アウディ S4 試乗(後編)バランス感覚の良さが光るアウディの主幹モデル、A4シリーズ。5月11日に発売された、そのフラッグシップ「アウディS4/S4アバント」の試乗リポート。後編では、この新世代のアウディスポーツのステアリングホイールを握り、その真価を確かめる。文=小川フミオ写真=荒川正幸軽快で正確無比なハンドル果たして乗ってみると、アウディS4は、やっぱりひとことで表現したくなる。「すばらしくいいクルマだ!」と。専用デザインのヘッドレスト一体型スポーツシートに身をあずけ、プッシュスターターでエンジンに火を入れると、弾けるような音で即座にドライバーはやられる。じつに軽い身のこなしで路上に出たかと思うと、軽くアクセルペダルを踏み込んだだけで、猛然とダッシュ。ハンドルは軽快で、正確無比。そもそもベースモデルとなる現行のA4はすばらしい感覚のハンドルが大きな魅力になっていたが、性能ぶりでははるか上をいくS4では、パワフルさとの相乗効果で、ちょっとしたスポーツカーである。...

BMW M5|M史上最強のプレミアムサルーンに試乗
BMW M5|ビー・エム・ダブリュー M5M史上最強のプレミアムサルーンに試乗(1)ダウンサイジングコンセプトを採用し、環境性能をアップさせつつも、M史上最強と謳われる最高出力412kWを発生する4.4リッターエンジンを積む、新世代の「M5」に、ジャーナリスト 島下泰久が試乗した。文=島下泰久パフォーマンス、環境性能ともに向上した新世代のV8ツインターボ実用セダンである5シリーズのボディにスーパースポーツカー「M1」譲りのエンジンを搭載して1985年にデビューした初代モデルから数えて4世代目に当たる新型BMW M5の最大の特徴は、やはりパワートレインだ。従来のV型10気筒5リッター自然吸気エンジンに代えて搭載されたのは、V型8気筒4.4リッター直噴ツインターボ。そう、ここにもついにダウンサイジング+直噴+過給という波が訪れたのである。いまやMモデルといえども走りのよろこびだけ追求していればいい時代ではないというわけだが、しかしこの世界では、同時に動力性能までダウンさせるなんてことは...

MINI Coupe|ミニ クーペ 詳細とムービーを公開
MINI Coupe|ミニ クーペ2シーターミニの詳細とムービーを公開先日、ティーザー段階でのドライビングシーンが公開されたMINIの2シーターモデル「MINI クーペ」の詳細が明らかになった。Text by OPENERS4モデルをラインナップMINI クーペは既報どおり、1.6リッター4気筒のガソリンエンジンを積むMINI クーパー クーペ(最高出力90kW(122hp)/6,000rpm、最大トルク160Nm/4,250rpm)、MINI クーパー S クーペ(最高出力135kW(184hp)/5,500rpm、最大トルク240Nm/1,600-5,000rpm)、MINI ジョン クーパー ワークス クーペ(最高出力155kW(211hp)/6,000rpm、最大トルク260Nm/1,850-5,600rpm)、そして2.0リッター4気筒ディーゼルエンジンを搭載するMINI クーパー SD クーペ(最高出力105kW(143ps)/4,000rpm、最大トルク305Nm/1...

試乗、ポルシェ 918 スパイダー|Porsche
Porsche 918 Spyder|ポルシェ 918 スパイダー10年ぶりのスーパー ポルシェ試乗、ポルシェ 918 スパイダー2010年の発表いらいすこしずつその姿を垣間見せ、2013年のジュネーブモーターショーでついにお披露目を果たした、ポルシェ「918 スパイダー」。前作「カレラGT」からきっちり10年を経て登場した、スーパーハイブリッド スポーツだ。もちろん、ただ速いだけではなく、ブランドの頂点モデルとして、今後のポルシェにおける方向性を表現した、走るテクノロジーショーケースでもあり、興味は尽きない。自身もポルシェ オーナーである河村康彦氏が、そんな特別なポルシェに触れ、乗った。Text by KAWAMURA Yasuhiko伝説的レーシングマシンと最新レースウェポンのあいだにはさまれた実力われわれは、およそ10年ごとにスーパースポーツ モデルを世に送り出してきた──開発陣のそんな声とともに、2003年デビューの「カレラGT」いらいまさに10年ぶりというタイミングでリリ...

BMWの日本人デザイナー、永島譲二氏インタビュー|BMW
BMW|ビー・エム・ダブリュー未来へつづく“BMWのカタチ”日本人デザイナー、永島譲二氏へのインタビュー日本車とはちがうスタイリッシュさを求め、BMWのクルマに対して漠然とした憧れを抱く人は少なくない。だが、そのデザインを手掛けている人物が、じつは日本人だということをご存知だろうか。世界の舞台を求め旅立った日本のトップデザイナーたちは、いまさまざまな欧州のメーカーで活躍する。ここで紹介する永島譲二さんも、まさにそうしたなかの第一人者。OPENERSでは、はじめての登場だ。Interview & Text by KAWAMURA YasuhikoPhotographs by TSUKAHARA Takaaki今度はドイツも良いかな、と──永島さんは1988年からBMWで活躍されていますが、じつは「その前」があって、欧州でのキャリアはもう30年以上になられるとか。永島譲二氏(以下、永島氏) はい、じつは最初に就職したのはオペルなんです。アメリカ・デトロイトの大学を出たのですが、...

MINI クーペにつづく市販車史上初のロードスターが登場|MINI
MINI Roadster|ミニ ロードスターMINI史上初の2シーターオープントップモデル登場!2009年のフランクフルトショーでMINI クーペ コンセプトとともに登場したMINI ロードスター コンセプト。このたび、MINI市販車史上初の2シーターオープントップ仕様となる同車の量産モデルがお披露目された。Text by OPENERS英国ロードスターの歴史を踏襲する手動式ソフトトップを採用MINI ロードスターは、現行のラインナップに第6のモデルとして追加される。外観は、丸みを帯びたプロポーションに水平のライン、楕円のヘッドランプと典型的なMINIのデザインイディオムに準じているが、MINI コンバーチブルよりも13度傾斜したウィンドスクリーン、6角形に大きく開いたラジエーターグリルなどによって、スポーティさが強調されている。注目のソフトトップには「英国ロードスターの歴史を踏襲」したというクラシックな開閉手動式を採用。このソフトトップを閉めると、MINI クーペ同様のエレガン...

ポルシェ 911 9月のお披露目が決定!|Porsche
Porsche 911 Carrera|ポルシェ 911 カレラPorsche 911 CarreraS|ポルシェ 911 カレラS次期型911がフランクフルトでプレミア!ポルシェAGは、フルモデルチェンジを果たした911 カレラおよびカレラ Sのワールドプレミアを、9月13日に開催されるフランクフルトモーターショーのプレスデイにておこなうことを発表した。Text by OPENERSフラットかつよりスポーティなエクステリアに幾度となく海外の自動車雑誌などがリーク画像を掲載し、先日には公式のティーザームービーが公開されるなど、次期型の登場が間近であることが噂されていたポルシェのトレードマーク「911」。このたびポルシェAGはとうとうその詳細を明らかにした。 まず、ディメンションにかんしては、コンパクトなボディを保持しながら、ホイールベースを100ミリメートル延長した一方で、全高は従来よりも低く設定。ボディパネルはアルミニウムとスチールを素材とし、剛性を高めるとともに45kgの軽量...