ドイツ車
「ドイツ車」に関する記事

Volkswagen Golf Estate|フォルクスワーゲン・ゴルフ エステート
Volkswagen Golf Estate|フォルクスワーゲン・ゴルフ エステート経済的でクリーンなワゴンフォルクスワーゲンは「ゴルフ エステート」(日本名:ゴルフ ヴァリアント)のビッグ・マイナーチェンジを発表した。文=ジラフゴルフ6とほぼおなじフロントフェイスもっとも特徴的なのがそのフロントマスク。バンパーをはじめ、グリル、ボンネットなど、ほとんどのパーツを新しくすることで、日本でのデリバリーが開始されたゴルフ6とほぼおなじフロントフェイスを手に入れることに成功した。リアは従来モデルのイメージを踏襲するが、バンパーのフルカラー化、テールランプの変更などのマイナーチェンジがほどこされている。インテリアに目を向けても、エアコンパネルをゴルフ6から流用したことや、マルチファンクションディスプレイ、シフトアップインジケーター、最新デザインの3本スポーク・ステアリングホイールを採用するなどして、新型ゴルフと同等の質感を実現している。またオプションになるが、「パークアシスト」と「リアアシ...

Audi DESIGN|デザイナー 和田 智 インタビュー(後編)
Audi |アウディデザイナー 和田 智 インタビュー(後編)時代をブレークスルーするデザイナー1998年よりアウディのデザインスタジオに在籍し、在籍12年間で3台のプロダクトカーと2台のショーカーを手がけるという華々しい経歴をもつ日本人デザイナ-、和田 智氏。シニアデザイナー/クリエイティブマネージャーとしてアウディ・デザインのこれからをになう氏に話を聞いた。文=オウプナーズ写真=荒川正幸デザイナーとしてのターニングポイント「1990年代後半のアウディ・デザインは一般的にポストモダンと形容されるように、無機質でシンプルな造形を極めたところで高い評価を得てきました。その後、私が尊敬するイタリア人デザイナー、ワルダー・デ・シルバがアウディ・デザインのディレクターに就任し、現在のアウディが表現している、よりエモーショナルなデザインへとシフトしていった。その間、私はワルターと3台の生産車を手がけ、そのクリエーションを通してデザイナーとしてのポテンシャルを引き上げてもらいました」アウディ・...

アウディ S8 × 東儀秀樹|ボーダーレスではなく、アウト・オブ・ボーダー
アウディ S8 × 東儀秀樹ボーダーレスではなく、アウト・オブ・ボーダー既成概念にとらわれることなく、つねに新しい時代を切りひらいてきたカーブランド「アウディ」。彼らの思想が結晶化したそれぞれのモデルは、それゆえ、ひとびとを魅了して止まない。それは、同様の価値観のもとに、時代を創造しているクリエイターの姿とシンクロする。そんな両者をフィーチャーする新連載。その第二回は、雅楽師として、伝統と革新を融合させた独創的な作品でひとびとを魅了する東儀秀樹さんが登場する。文=山崎哲士写真=吉澤健太挑戦をつづけるクリエイターと、フラッグシップ中のフラッグシップアウディのフラッグシップモデル「A8」。その最上級サルーンのハイパフォーマンスモデルが、この「S8」。つまりはフラッグシップ中のフラッグシップ。ちなみにアウディにおける「S」の称号は、レーシングテクノロジーを反映した高性能エンジンとフルタイム4WDのクワトロシステムを搭載するスペシャルなパーケージであることの証明。そう、アウディS8は、ラグ...

Mercedes-Benz SLS AMG|ジャーマン・スーパースポーツのEVバージョン
Mercedes-Benz SLS AMG|メルセデス・ベンツ SLS AMGジャーマン・スーパースポーツのEVバージョンメルセデスは、9月に発表が予定されている高性能スポーツカー「メルセデス・ベンツSLS AMG」に、電気自動車(EV)バージョンを開発していることを発表した。文=ジラフAMG製6.3リッターV8と遜色のないハイパフォーマンスこのSLS AMGのEVバージョン、詳細についてはまだあきらかにされていないが、4つのモーターをそれぞれホイール近くの車体側に搭載するという。インホイルモーターは、バネ下重量を抑えるためにあえては見送られたようだ。バッテリーにはリチウムイオン電池(電力量48kWh、電圧400V)が採用され、シートと床下のあいだのスペースに配置される。この4つのモーターから発揮される最高出力は392kW(533ps)。最大トルクでも880Nm(89.8kgm)を記録する。このスペックから予想される0-100km/h加速は、なんと4秒と言われている。ガソリンエンジ...

アウディ A7/S7/RS 7 スポーツバックが待望の日本上陸|Audi
Audi A7 Sportback |アウディ A7 スポーツバックAudi S7 Sportback |アウディ S7 スポーツバックAudi RS 7 Sportback |アウディ RS 7 スポーツバックアウディ A7/S7/RS 7 スポーツバックが待望の日本上陸アウディ ジャパンは、4ドアクーペの新型モデル「A7/S7/RS 7 スポーツバック」を発表。4月7日より、全国の正規ディーラーで販売を開始する。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)Photographs by TSUKAHARA Takaaki2リッター直4ターボをあらたに設定2011年にデビューし、2014年5月に初のマイナーチェンジを受けたアウディの4ドアクーペモデル「A7/S7/RS 7 スポーツバック」。本国ドイツではすでに昨年から販売が開始されていたが、このたび待望の日本初上陸を果たした。新型A7 スポーツバック シリーズの特徴は、デザインの刷新、最新パワートレーンの...

あなたのクルマ 見せてください 第5回 安東弘樹 × ポルシェ 911 カレラ 4S
第5回 安東弘樹 × ポルシェ 911 カレラ4Sクルマは操る楽しみを与えてくれるものクルマのこととなると、時が経つのも忘れてしまう。19歳で免許を取得してからこれまで、30台以上ものクルマに乗りついでいるという、TBSアナウンサーの安東弘樹氏。現在の愛車は、ポルシェ「911 カレラ4S」を含めて3台。これまでのクルマ遍歴の中で必ず1台はマニュアルトランスミッション(MT)を所有してきた安東氏にとって、クルマとは歴史や背景といった文学的魅力ではなく、操る楽しみを与えてくれるもののようだ。Text & Photographs by KONDOH Hiroyuki取材協力=Porsche Cafe Aoyama(Tel. 03-5414-6170)僕の指定席は、バスの運転手の真後ろ覚えているかぎり、3歳の時にはもうクルマが好きで。ミニカーしか欲しがらない子供でした。物心ついたときは、バスの運転手さんの真後ろが僕の指定席でした。当時はダブルクラッチだったり、「なるほど、こうやって...

番外編|エコカー3モデル乗りくらべ新潟ツアー 前篇
TOYOTA PRIUS G Touring Mercedes-Benz E 350 BlueTEC AVANGARDEVolkswagen Golf TSI Trendline番外編|エコカー3モデル乗りくらべ新潟ツアー 前篇(1)今回の長期リポートは番外編。リポート2号車のプリウスと、3号車のE 350 ブルーテック アバンギャルド、そして直噴エンジンとダウンサイジング・コンセプトにより低燃費を実現した話題のフォルクスワーゲン ゴルフ TSI トレンドラインの3台を乗り比べました。目指すは新潟の荻ノ島。今なお茅葺きの住居が残る集落です。昔ながらの暮らしを残す荻ノ島へ、アプローチの異なる3台の最新エコカーで、いざ出発。文=オウプナーズ写真=荒川正幸今回のツアーはエコカーの三つ巴戦エコカーといっても、まったくちがうアプローチをしている3台。トヨタ プリウス(以下プリウス)は1997年のデビューから進化しつづけるハイブリッドカー、いっぽうヨーロッパでは熱効率がよく環境コンシャスである...

エコカー揃い踏み、3モデルの選び方を考える
Mercedes-Benz E 350 BlueTEC AVANGARDE|メルセデス・ベンツ E 350 ブルーテック アバンギャルドTOYOTA PRIUS G Touring|トヨタ・プリウス G ツーリングNISSAN LEAF X|日産 リーフ Xエコカー揃い踏み、3モデルの選び方を考える現在、OPENERS編集部にある長期リポート車はじつは、すべてエコカーと呼ばれるもの。しかし、ひと括りにエコカーと言っても得意な領域や使い勝手はまったくちがう。そこで、はじめて3台を集め、それぞれの特徴を考察した。Text by MATSUO DaiPhotos by ARAKAWA Masayuki街なかでしか乗らないならリーフで十分まず、最新の長期リポート車である日産リーフ。電気だけで走ることができる注目モデルだが、これまでのリポートでも記したとおり、電気を満充電にして120km程度の走行といったところだろう。そのさいに消費する電力は24kwhなので月に1,000km走行するのなら2...

Smart fortwo|スマート・フォーツー|第17回 (前編)|「都市のクルマ、スマート」
第17回 スマート・フォーツー(前編)「都市のクルマ、スマート」大都会のなかでうごめく小さな移動体──全長3メートル以下、軽自動車よりはるかにコンパクトな2人乗り「スマート」の最新2代目が、日本の道でも姿をあらわしはじめた。「都市のクルマ」という新しいジャンルを開拓する、メルセデス・ベンツの意欲作のニューモデルはいかに?文=下野康史Photo by Smart“カボチャ顔”は街の景色の一部に仕事でヨーロッパに行くと、そのたびにスマートが増えていて、うれしくなる。とくにイタリアとフランスが目立つ。ミラノやパリなどは、“ハロウィンのカボチャ顔”がすっかり街の景色の一部になっている。海外ニュースで現地からの中継が流れると、背景に映っていたり、走りすぎたりすることも多い。たったいまも、中国のチベット政策に反対する自由主義勢力に反対する中国人(ややこしい)のデモがパリで行われているというニュースが流れた。五星紅旗を振りかざした在仏中国人が乗っていたのが、黒い「スマート・フォーツーカブリオ」だ...

BMW M3 M DCT Drivelogic|ビーエムダブリューM3 M DCT Drivelogic|第23回 (前編)|あのスーパーカーと同門の最新モデル
第23回 BMW M3 M DCT Drivelogic(前編)あのスーパーカーと同門の最新モデルBMWの高性能スポーツモデルの称号「M」。最新型「M3」に搭載される新型トランスミッション「M DCT Drivelogic」は、新しい時代のスポーツカーのあり方を示唆している。それはつまり、スポーツ走行にはマニュアルトランスミッションに限る、という時代の終焉なのかもしれない。文=下野康史Photo by BMWBMW M11万6200台の“M”ワタクシゴトながら、2008年は自動車マスコミ在籍30周年である。学校を出て、自動車専門誌の編集部に入ったのは1978年。スーパーカー・ブームは去っていたが、まだ余熱はあった。駆け出しの編集記者小僧時代にも、「フェラーリ308」「ランボルギーニ・ジャルパ」「ポルシェ911ターボ」「ロータス・エスプリ」といった華々しいスーパーカーに接近遭遇するチャンスは少なくなかった。運がいいと、ステアリングを握らせてもらうチャンスもあった。そのなかで、当時、も...

PORSCHE| ポルシェ 911ターボ|第15回 (前編)|「ポルシェ・ターボの真骨頂」
第15回 ポルシェ911ターボ(前編)「ポルシェ・ターボの真骨頂」スポーツカーといえばポルシェ。ポルシェといえば「911」。その頂点に君臨するモデルが「911ターボ」だ。0-100km/h加速=3.7秒を誇る最新型ハイパフォーマンスカーを前に、思いは30年前へとフラッシュバックした。文=下野康史Photo by Porsche昔のポルシェは、いまのポルシェなんてもんじゃなかった「ポルシェ911」、なかでも「ターボ」についてとなると、どうしても昔話からはじめないわけにはいかない。スーパーカー世代にとっても、“ポルシェ・ターボ”といえば、格別になつかしい響きをもつはずだ。1970年代後半のハイエンド911、「930ターボ」である。“タイプ930”とよばれる911ターボ(写真のモデルイヤーは1977年)東京12チャンネルの『対決!スーパーカークイズ』が小中学生に大人気だったころ、すでに大学生だったぼくは、その後、自動車専門誌の編集部に入ってすぐ、新車の930ターボに触らせてもらったことが...

Mercedes-Benz E Class|メルセデス・ベンツ Eクラス
Mercedes-Benz E Class|メルセデス・ベンツ Eクラス2つのブルーエフィシェンシィを追加ダイムラーは、メルセデス・ベンツ「Eクラス」のヨーロッパ仕様に新たな2つのエンジンの採用を発表した。ガソリン、ディーゼルエンジンに、それぞれ1種類ずつ、環境性能に優れる最新の直噴ユニットをラインナップする。文=ジラフ走りの良さと環境性能を両立まずガソリンエンジンには「E200CGIブルーエフィシェンシィ」が追加される。このエンジンは1796ccの直4ターボで、可変インテーク&排気カムシャフト付きの直噴システムが採用され、そのスペックは最高出力184ps、最大トルクで27.5kgmを発揮。動力性能においても、0-100km/h加速8.5秒、最高速232km/hを可能としているという。またこのハイパフォーマンスをもちながら、アイドリングストップ機能の採用などにより、燃費は欧州複合モードで13.89km/ℓ、CO2排出量でも169g/kmを記録。走りの良さと優れた環境性能を両立したエ...

New Audi A8|よりシャープでアグレッシブに
New Audi A8|新型アウディ A8よりシャープでアグレッシブにアウディは、同社のフラッグシップモデルたる「A8」の新型のティーザーキャンペーンをこのたび開始した。文=ジラフ発売は2010年後半今回公開されたティーザー写真は、アウディの技術開発担当役員、ミハエル・ディック氏とともに写る黒いベールに包まれた新型「A8」の1枚。その姿こそ確認はできないが、黒いベールの向こうから、特徴的なLEDデイタイムライトの形が見えるという心憎い演出がなされている。昨年の10月には、現行のA8よりも、さらにシャープでアグレッシブな印象の次期A8のイメージスケッチが公表されているが、このイメージから推測するに、走りの面でも格段の進化が図られているはず。フラッグシップモデルであることからも、アウディの革新的な新技術も惜しみなく盛り込まれることはまちがいない。この新型A8は、早ければ9月のフランクフルトモーターショーで発表予定。なんらかの理由で発表が遅れたとしても、11月にはデビューし2010年後半...

Mercedes-Benz E Class Coupe|14年ぶりに復活した優美なるクーペ
Mercedes-Benz E Class Coupe|メルセデス・ベンツ Eクラス クーペ14年ぶりに復活した優美なるクーペメルセデス・ベンツ日本は、先にデビューしたメルセデス・ベンツ新型Eクラスのラインナップに、スポーティかつエレガントなスタイリングを特徴とする2ドアクーペモデルを追加発売した。写真=メルセデス・ベンツ日本大人4人がゆったりと過ごせる室内空間Eクラスとしては14年ぶりに復活した新型Eクラスクーペ。同車は今年5月にフルモデルチェンジを受けたEクラスセダンと共通する、メルセデスのさまざまな革新技術を用いた安全性、快適性、環境適合性を備えながら、メルセデスのクーペモデルにおいて伝統となっているエレガントなフォルムと、モダンで上質なインテリア、そしてスポーティな走行性能を融合させたプレミアム2ドアクーペである。エクステリアの最大の特徴は、メルセデスのクーペ伝統のピラーレスのサイドウインドウによる流麗なルーフラインだろう。また、Eクラスセダンと同様、1960年代のメルセデ...

Mercedes-Benz E Class Coupe|「E350 クーペ デジーノ エディション」発売
Mercedes-Benz E Class Coupe|メルセデス・ベンツ Eクラス クーペ限定仕様車「E350 クーペ デジーノ エディション」発売メルセデス・ベンツは、14年ぶりに復活した新型Eクラス クーペの発売を記念し、スペシャルモデルを制作。特別な内外装とサスペンションを採用した「E350 クーペ デジーノ エディション」を全国限定50台で発売した。写真=メルセデス・ベンツ日本特別仕様車は新型Eクラス クーペをベースに、快適性と俊敏性をさらに向上させる電子制御サスペンション「ダイナミックハンドリングパッケージ」を装備。「ダイナミックハンドリングパッケージ」には、あらゆる走行状況下でダンパーを細やかに制御しなめらかな乗り心地を実現する「電子制御式セレクティブダンピングシステム」や、よりクイックなギアチェンジとシャープなアクセルレスポンスに切り替えが可能な「SPORTスイッチ」、シャープなハンドリングをもたらす「スポーツパラメーターステアリング」が装備されている。内装は、通常...