ドイツ車
「ドイツ車」に関する記事

パナメーラに特別装備の「エディション」を追加|Porsche
Porsche Panamera Edition|ポルシェ パナメーラ エディションパナメーラに特別装備の「エディション」を追加ポルシェは、「パナメーラ」の内外装に特別装備をほどこした「パナメーラ エディション」を設定。日本をはじめ、世界のおもな市場で発売する。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)V6モデルのみの特別仕様ポルシェの4ドアサルーン「パナメーラ」のなかでも、V6エンジン搭載のエントリーグレードをベースとした特別仕様車「パナメーラ エディション」が今回あらたに登場した。日本にはベーシックな「パナメーラ エディション」とその四輪駆動モデル「パナメーラ 4 エディション」の2車種が導入される。特別仕様として、エクステリアにサイドウィンドウの縁取にハイグロス ブラックがあしらわれ、足元は、中央にカラーのポルシェ クレストを配した、“パナメーラ ターボ II”デザインの19インチ アロイホイールを装着。オプションのキーレスエントリー機能「ポルシ...

Mercedes-Benz SLS AMG|メルセデス・ベンツSLS AMGの内装を公開!
New Mercedes-Benz SLS AMG|新型メルセデス・ベンツSLS AMG新型スポーツカー「SLS AMG」の内装写真を公開ダイムラーは、2010年春に発売予定の新型スポーツカー「SLS AMG」の内装写真を公開した。コックピットのモチーフは航空機新型SLSは、ガルウイング式のドアを採用した新しいスーパースポーツ。3月にカモフラージュ姿の外装が公開されたが、全貌は明らかにされておらず、今回はじめて内装写真が公開された。ユニークなスイングウイングドアを開けると、スポーティな装いのインテリアが現れる。そしてそれはすぐに、エアクラフトのコックピットを想起させるだろう。航空機をイメージしたという内装は、翼のかたちをしたダッシュボードや航空機のスラストレバーを彷彿させるトランスミッションのシフトレバー、そして十字型のノズルが航空機のエンジンを彷彿とさせる4つのエアコン吹き出し口に、見事に反映されている。また、素材には、上質なナパレザーやメタルパーツ、オプションでカーボン繊維も用...

Mercedes-Benz E Class|メルセデス・ベンツ Eクラス 試乗(前編)
Mercedes-Benz E Class|メルセデス・ベンツ Eクラス 試乗(前編)デザイン、メカニズムともに新時代へメルセデス・ベンツの中核モデルであり、屋台骨でもあるEクラス。今年1月のデトロイトショーでデビューしたその最新型の日本への導入が、いよいよ目前に迫った。内外ともに大きく変わった新世代メルセデスの真価について、マドリッドで開催された国際試乗会よりモータージャーナリスト、渡辺敏史が報告する。文=渡辺敏史写真=メルセデス・ベンツ日本今後のデザイントレンドはレトロフィーチャー機械としての、メルセデスベンツのステータスを後席に座って味わうだけではもったいない。すなわち、オーナーが積極的にステアリングを握るべきクルマ──。それを多くのひとに知らしめ、今にいたるメルセデスとして、ミディアムクラス=Eクラスはそれこそど真ん中に君臨しつづけている。日本においての支持率もそれを物語っており、コンパクトクラス=Cクラスが1980年代に登場して以降も、その人気は揺らぐことがない。一時はお...

Mercedes-Benz|メルセデス・ベンツ新型Eクラスがデビュー
Mercedes-Benz E CLASSメルセデス・ベンツ新型Eクラスがデビュー独ダイムラー社は、新型Eクラスをデトロイトショーで初公開した。文=ジラフ安全性、快適性、そして環境性能が大幅に向上この新型Eクラスは、メルセデス・ベンツの誇る最新のテクノロジーを惜しみなく投入することによって、安全性、快適性、そして環境性能に優れたクルマに仕上げられたという。まず安全性については、ウインドスクリーンに内蔵されたカメラによって対向車を認識し、対向車がまぶしくないようにライトの照射範囲を自動調整する「アダプティブ・メイン・ビーム・アシスト」をはじめ、ドライバーの様子をカメラでとらえ、よそ見運転などの不注意から生まれる操作ミスを防ぐ「アテンション・アシスト」、車線を維持する「レーンキーピングアシスト」、夜間での視認性を高める「ナイトビューアシスト」など新しい技術を多数採用。それにより安全性能を格段に向上させている。ボディサイズは、全長4868×全幅1854×全高1470mm。先代との比較では...

Mercedes-Benz E Class|メルセデス・ベンツ Eクラス 試乗(後編)
Mercedes-Benz E Class|メルセデス・ベンツ Eクラス 試乗(後編)白眉はやはり復活した4気筒グレード今年1月の デトロイトショーでデビューした新型Eクラスの日本への導入が、いよいよ目前に迫った。試乗記後編では、マドリッドで開催された国際試乗会よりモータージャーナリスト、渡辺敏史が主に4気筒モデルについて報告する。文=渡辺敏史写真=メルセデス・ベンツ日本130km/h巡航時に13km/ℓ前後の燃費4気筒エンジンを搭載した新型Eクラス、欧州でのグレード名「E250CGI」をマドリッドで試乗する機会に恵まれた。木目の風合いを活かしたマットブラウンのパネルが車内をナチュラルに彩るそれは、Eクラスのイメージをいい意味で裏切るほど軽快な走りを披露する。問題の1.8リッター4気筒は極低回転域で若干押し出しの弱さを感じるものの、パワーは決して小さくはなく、この車体を走らせるに充分だ。200km/h巡航も苦もなくこなすそれは一方で、130km/h巡航時に13km/ℓ前後の燃費を示...

Volkswagen|フォルクスワーゲン「シロッコ」が17 年ぶりに復活!
Volkswagen SCIROCCO|フォルクスワーゲン シロッココンパクトでスタイリッシュなスポーツクーペフォルクスワーゲン グループ ジャパンは、前衛的なデザインとダイナミックな走行性能を併せ持つコンパクトスポーツクーペの「シロッコ」を発売した。写真=フォルクスワーゲン17年ぶりに復活! 進化を遂げたシロッコシロッコという車種を耳にして「懐かしい!」と思った読者も多いはず。1974 年、自動車の歴史に名を残す名車カルマンギアの後継車という位置づけでデビューしたシロッコ。1981 年に発売された2代目の生産終了が1992年であるから、なんと今回発売となった3代目は、17年ぶりの復活である。かつて世界中の人びとが心躍らせたフォルクスワーゲンのコンパクトクーペが、新たにプレミアムスポーツクーペとして現代に蘇った。1974年春、フォルクスワーゲン初のFFコンパクトクーペとしてデビューした初代シロッコ優れた走行性能“スポーツ”と低燃費“エコ”の両立よりスポーティに、そしてスタイリッシュ...

風から作ったガスで走るアウディA3 g-tron 前編|Audi
Audi A3 Sportback g-tron|アウディ A3 スポーツバック gトロン持続可能な社会にむけたアウディの取り組み風から作ったガスで走るアウディA3 g-tron 前編アウディはつい先ごろ発表した新型「R8」や、速さと快適さを追求するRSモデル、さらにWEC(世界耐久選手権)への参戦などスポーツへのイメージが強いいっぽうで、持続可能な社会に向けてCO2削減に熱心に取り組むブランドでもある。そんなアウディに登場した「A3 スポーツバック gトロン」は、たんに燃料がCNG(天然ガス)というだけでなく、その燃料を自然エネルギーから生成することでCO2排出量を実質ゼロに近づけることを目論んでいるという。大谷達也氏が試乗やインフラ見学をつうじてその実情をリポート。前編では、そのバックグランドに迫る。Text by OTANI TatsuyaCO2排出量を減らさなければならないわけ「二酸化炭素(CO2)の排出量をただちに削減しないと、地球温暖化現象は取り返しのつかない局面を迎え...

風から作ったガスで走るアウディA3 g-tron 後編|Audi
Audi A3 Sportback g-tron|アウディ A3 スポーツバック gトロン持続可能な社会にむけたアウディの取り組み風から作ったガスで走るアウディA3 g-tron 後編持続可能な社会の構築の柱として、自動車のCO2排出量削減に真剣に取り組んでいるアウディ。A3 スポーツバック gトロンは、その結実したひとつのかたちとして、ドイツを実際に走っている。風力で発電した電気でつくったガス「e-gas」をつかえば、そのパワーの源は理論上、CO2排出量ゼロだという。後編では、大谷達也氏が実際に試乗して、そのメリットをかんがえる。Text by OTANI TatsuyaアウディがCO2削減に取り組む、そのバックグランドに迫る前編はこちらCNG(e-gas)とガソリンのバイフューエル モデル今回は、まずデュッセルドルフにて「A3 g-tron」をピックアップ。これに試乗して、およそ250km離れたヴェルルテにあるe-gas生成工場を見学した後、再びA3 g-tronでデュッセルド...

Volkswagen SCIROCCO|フォルクスワーゲン シロッコ 試乗(前編)
Volkswagen SCIROCCO|フォルクスワーゲン シロッコ 試乗(前編)365日使用できるプレミアム・スポーティクーペエンジンは1.4リッターと2リッターの2本立てシロッコは初代がゴルフに先駆けること1年の1974年にデビュー。2代目が81年で、だいぶ間があいて今回の3代目となる。365日使用できるプレミアムスポーティクーペが新型シロッコのコンセプトで、エンジンは1.4リッター+ツインチャージャー「TSI」(392万円)と、2リッター+ターボチャージャー「2.0TSI」(447万円)の2本立てとなる。一部の基本構成部品をゴルフと共有していながらも、2ドア+4座のシロッコはまったく異なったクルマに仕上がっている。ひとつは2リッター4気筒ガソリン直噴エンジンで、ゴルフにも本国では用意されている2リッターユニットとはほぼ別物の新設計。たとえばカムシャフトはゴルフではベルト駆動なのに対してシロッコはチェイン駆動。また振動低減のためのバランサーシャフトはシリンダーブロック内に配置し...

Audi|最速の「アウディ TT RS」を発表
Audi TT RS|アウディ TT RS最新最速の“ツーリスト・トロフィ”を発表アウディは、アウディTTの高性能バージョンである『TT RS』を発表。クーペとロードスターの2タイプが用意されるという。文=ジラフこの『TT RS』は、クワトロGmbHによって開発されたもので、最大の特徴は5気筒エンジンの採用。排気量は2.5リッターとなり、現行の高性能モデルTTSとくらべても500cc大きくなっている。またこのエンジンにはターボが搭載され、340hpという最高出力を達成。最大トルクについても、45.9kgmという数値が発表され、そのピークトルクは1600rpm~5300rpmのあいだ発生されつづけるという。この数値から、抜きん出るビックパワーを誇りながら、フラットで扱いやすいという特性をもったエンジンということが読み取れるが、実際にこのエンジンスペックから生み出されるパフォーマンスは、0-100km/h加速がクーペで4.6秒、ロードスターで4.7秒を記録。最高速はリミッターが作動する...

Volkswagen|フォルクスワーゲン「シロッコ R」発表
Volkswagen SCIROCCO R|フォルクスワーゲン シロッコ R歴代のシロッコのなかでも最強の1台フォルクスワーゲンは20日、『シロッコR』を発表した。このモデルは、ニュルブルクリンク24時間レースに参戦するレーシングマシン「シロッコGT24」の技術をフィードバックすることで生み出された公道仕様。歴代のシロッコのなかでも最強の1台に仕上げられているという。文=ジラフスポーツ最強モデル「R」搭載されるエンジンは、アウディS3にも採用された2.0リッターの直4ターボをベースに吸排気系を中心にファインチューンが施され、最高出力が265ps、最大トルクで35.7kgmを発生させる。このパワー&トルクを余すことなく路面に伝えるべくチョイスされたトランスミッションは、6速MTと6速DSG。駆動方式は軽量化のため、敢えてFFが採用され、車重を1330kgに押さえることに成功している。足回りには強化サスペンション、強化ブレーキが組み込まれるほか、ESPに電子制御LSD・EDSを一体化さ...

Volkswagen SCIROCCO|フォルクスワーゲン シロッコ 試乗(後編)
Volkswagen SCIROCCO|フォルクスワーゲン シロッコ 試乗(後編)クルマは贅たくな精神の遊びだと感じさせてくれるフォルクスワーゲンが17年ぶりに復活させた2ドアクーペ「シロッコ」。ダウンサイジングコンセプトに基づく最新のパワーユニットを携えて登場した同車に試乗した。文=小川フミオ写真=河野敦樹ぐいぐいと背中を押すような加速感エンジンの比較でいうと、1.4リッター・ツインチャージャーエンジンの、鋭いレスポンスをより評価するむきもあるようだ。たしかに、たっぷりしたトルクと高回転まで回るスポーティな性格は、マニュアルのダイレクト感をもつデュアルクラッチのDSGギアボックスとよく合っていて、クルマを楽しむためには最適と思えるほどだ。それは同感なのだが、2リッターエンジンの自然なトルク感が捨てがたいのも事実。とくにコーナーからの脱出などでは、ぐいぐいと背中を押すような加速感を楽しませてくれる。インテリアはドイツ車の常で、黒を基調に、品質感を演出するものだ。黒というのは、色調の...

Volkswagen|フォルクスワーゲン ゴルフ第2のスポーツモデル
Volkswagen Golf GTD|フォルクスワーゲン・ゴルフ GTDゴルフ第2のスポーツモデルフォルクスワーゲンは、環境性能の高いディーゼルターボを搭載した「ゴルフGTD」の販売をドイツ本国で開始した。文=ジラフ最大出力は170ps、最大トルクは35.7kgmを発生この「GTD」の特徴のひとつが、エクステリアデザインや足回りなどがスポーツモデルである「GTI」とほぼおなじだということ。フォルクスワーゲンでは新型ゴルフを発表した時点で、新型には3つのスポーツ仕様を用意する準備があるとしてきたが、この「GTD」こそがその2番手にあたるものだ。搭載されるエンジンは、2.0リッター直4ターボディーゼルの「TDI」。そのスペックは最大出力170ps、最大トルクは35.7kgmとされ、トランスミッションには6速MTと7速DSGが用意される。この組み合わせから生み出されるパフォーマンスは0-100km/h加速8.1秒、最高速222km/hを記録する。足回りのチューニングはGTIゆずり環境性...

フォルクスワーゲン コンセプト・ブルースポーツ|エコ&スポーツなニューモデル
Volkswagen Concept Bluesports|フォルクスワーゲン コンセプト・ブルースポーツエコ&スポーツなニューモデルフォルクスワーゲンは、スポーツカーならではの走りと低燃費を両立する、新世代のオープンスポーツ・コンセプトカー「コンセプト・ブルースポーツ」を発表した。文=ジラフパワーユニットは2リッター直噴ディーゼルターボ最大限のダイナミックな性能を、最小限の燃料消費で実現するために採用されるエンジンは、2リッター直噴ディーゼルターボ。そのスペックは最高出力180ps、最大トルクで35.7kgmとされ、ここに6速DSGが組み合わされる。この高効率のエンジンを、軽量設計によって生み出された1150kgというボディに組み合わせることにより、パワー・トゥ・ウェイトレシオは6.6ps/kgという値を実現。0-100km/h加速は6.6秒、最高速度226km/hを記録する。気になる燃費は「エコモード」と名づけられたアイドリングストップ機構&エネルギー回生システムの導入により、...

BMW X1|Xシリーズのエントリーモデル
BMW X1|ビー・エム・ダブリュー X1XシリーズのエントリーモデルBMWはニューモデル「X1」のティーザー写真を公表した。文=ジラフX3、X5、X6に共通のデザインモチーフこれらの写真からは、X3、X5、X6に共通する大型のキドニーグリルや、最新BMWと同様のリング状のポジショニングライト、LEDのストップランプが確認できる。また、X3、X5と同様に、前後のオーバーハングが短く切り取られているほか、大き目のフェンダーアーチ、やや長めのボンネットフードが見て取れる。ボディサイズは、全長4457×全幅1789×全高1535mm。これはX3よりも130mm短く、65mm狭く、140mm低い数値だが、写真を見る限り、もっとも印象的なのがその車高の低さ。間違いなくBMWのSAV(スポーツアクティビティビークル)に属しながらも、非常にライトでスポーティな印象を受けるのはその車高ゆえだろう。また、やや寝かせ気味にデザインされたリアゲートもこの「X1」の特徴で、スタイリッシュな印象を与えてくれ...