Mercedes-Benz SLS AMG|メルセデス・ベンツSLS AMGの内装を公開!
CAR / NEWS
2015年4月17日

Mercedes-Benz SLS AMG|メルセデス・ベンツSLS AMGの内装を公開!

New Mercedes-Benz SLS AMG|新型メルセデス・ベンツSLS AMG

新型スポーツカー「SLS AMG」の内装写真を公開

ダイムラーは、2010年春に発売予定の新型スポーツカー「SLS AMG」の内装写真を公開した。

コックピットのモチーフは航空機

新型SLSは、ガルウイング式のドアを採用した新しいスーパースポーツ。3月にカモフラージュ姿の外装が公開されたが、全貌は明らかにされておらず、今回はじめて内装写真が公開された。

ユニークなスイングウイングドアを開けると、スポーティな装いのインテリアが現れる。そしてそれはすぐに、エアクラフトのコックピットを想起させるだろう。航空機をイメージしたという内装は、翼のかたちをしたダッシュボードや航空機のスラストレバーを彷彿させるトランスミッションのシフトレバー、そして十字型のノズルが航空機のエンジンを彷彿とさせる4つのエアコン吹き出し口に、見事に反映されている。また、素材には、上質なナパレザーやメタルパーツ、オプションでカーボン繊維も用意され、インテリアにいたる細部までカスタムビルドの精神が息づいている。

同社デザイン担当のゴードン・ワゲナー氏は次のように語る。

「SLS AMGのインテリアが特別なのは、そのエクスクルーシブなスイングウイングドアだけではない。高級素材やスポーツカーらしい実用性はカーマニアの心をくすぐると同時に、新しい時代のメルセデスのスポーツカーのデザイン哲学を示唆しているのだ」
「メルセデスライド」の真骨頂を味わえる足まわり
くわえて乗り心地も絶品だ。余程の大きなうねりをハイスピードで越えるような状況でも、車体は始終フラットに保たれ、乗員を不意に揺するようなことがない。高速道路のジョイントのように鋭利な入力をも何事もなかったようにタンッと乗り越えていくサマはお見事としかいいようがないが、それでいて、ドライバーに運転状況を実感させるような情報がつねに伝えられるあたりは「メルセデスライド」の真骨頂である。

さすがにV6やV8エンジンを積む他のグレードは軽快とはいかないが、それでも素直なコーナリングマナーと巌のごとき安定性を飛躍した乗り心地のなかに収めてある。が、新しいEクラスの白眉はやはり復活した4気筒グレードだろう。エンブレムの数字がそのままステータスに繋がった時代を忘れさせるほどの新しさと爽やかさを、このクルマは備えている。このグレードを軸に、この時代だからこそのEクラスの新しい価値観をどう訴求するのか。個人的にはそんなメルセデスのチャレンジを早く見てみたい。

           
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