Volkswagen|フォルクスワーゲン「シロッコ」が17 年ぶりに復活!
Volkswagen SCIROCCO|フォルクスワーゲン シロッコ
コンパクトでスタイリッシュなスポーツクーペ
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、前衛的なデザインとダイナミックな走行性能を併せ持つコンパクトスポーツクーペの「シロッコ」を発売した。
写真=フォルクスワーゲン
17年ぶりに復活! 進化を遂げたシロッコ
シロッコという車種を耳にして「懐かしい!」と思った読者も多いはず。1974 年、自動車の歴史に名を残す名車カルマンギアの後継車という位置づけでデビューしたシロッコ。1981 年に発売された2代目の生産終了が1992年であるから、なんと今回発売となった3代目は、17年ぶりの復活である。かつて世界中の人びとが心躍らせたフォルクスワーゲンのコンパクトクーペが、新たにプレミアムスポーツクーペとして現代に蘇った。
優れた走行性能“スポーツ”と低燃費“エコ”の両立
よりスポーティに、そしてスタイリッシュに蘇った新型「シロッコ」。全グレードに高出力と低燃費を実現するフォルクスワーゲンの新世代エンジンTSIと、革新的なトランスミッションDSGを採用し、優れた走行性能と低燃費を両立させることで、“スポーツ&エコ”という現代のスポーツカーの在り方を提案している。
今回導入されるシロッコには2つのグレードを設定。まず、ダウンサイジングコンセプトに基づき、パワーと燃費の高バランスエンジンを搭載した「シロッコTSI」。スーパーチャージャーとターボチャージャーによる過給システムを装備した「1.4リッター TSIツインチャージャーエンジン」を採用し、最高出力160ps、燃費15.8km/ℓという、走る楽しさと環境性能を両立させた。
もうひとつは「シロッコ2.0TSI」。これには、ゴルフGTIの2.0ℓターボエンジンとは異なる新世代の「2.0リッター TSIシングルチャージャーエンジン(EA888シリーズ)」が搭載され、最高出力200ps、燃費13.2km/ℓを実現。基本構造やボアストロークなどは従来型を踏襲しながらパーツのほとんどを新設計し、燃費性能の改善、排出ガスの低減など、さらなる効率を追求したものだ。
スタイリッシュなクーペスタイルと優れた居住性の両立
スタディモデルを彷彿とさせる前衛的なデザインでありながらも、まるでデザインスタジオから飛び出してきたかのような斬新なフォルムは、“スタイリッシュなクーペスタイルと優れた居住性の両立”という視点から生まれている。かつてのシロッコが、テールゲートがなだらかに傾斜するファストバッククーペであったのに対し、新型は1,800mmもの長いルーフと垂直に近いテールゲートを持つ独創のフォルムを採用。これにより、2人の大人が十分にくつろげるリヤシートと、ラゲージスペースを確保した。さらに、全高1420mm、全幅1810mm というロー&ワイドなプロポーションを強調する張り出したリヤフェンダーと、ボディより極端に狭く絞り込まれたルーフが形づくるリヤデザインなどが、シロッコをスポーツカーらしい躍動感あるデザインに仕上げている。
また、最新の人間工学に基づいて入念に設計されたコクピットは、誰もが直感的に理解し、素早く適切に操作できるよう、使い勝手に優れたデザインがほどこされた。
独創性あふれる前衛的デザイン、スポーツと呼ぶにふさわしいダイナミックな走行性能、日々の生活を共にできる高い実用性、そして走りや快適性に貢献する豊富な先進装備は、人々の熱い視線を集めることとなるだろう。
ボディサイズ|全長4255×全幅1810×全高1420mm
ホイールベース|2575mm
タイヤサイズ|235/45R17(TSI)/235/40R18(2.0TSI)
車両重量|1340kg(TSI)/1360kg(2.0TSI)
エンジン|1389cc、直列4気筒DOHC IC付ターボ+スーパーチャージャー(TSI)/
1984cc、直列4気筒DOHC IC付ターボ(2.0TSI)
最高出力|118kW[160ps](TSI)/147kW[200ps](2.0TSI)
最大トルク|240Nm[24.5kgm](TSI)/280Nm[28.6kgm](2.0TSI)
トランスミッション|7速DSG(TSI)/6速DSG(2.0TSI)
価格|392万円(TSI)/447万円(2.0TSI)
フォルクスワーゲン カスタマーセンター 0120-993-199