Change the Record|究極のエコスピーカー国内販売スタート

Change the Record|究極のエコスピーカー国内販売スタート

Change the Record革新的なアプローチの賜物究極のエコスピーカーが国内販売スタート昨年秋に開催された日英のデザインエキシビション「Mark-ing」で取り上げられたことで話題にもなり、ジャンルを超えたアプローチで知られるデザイナー、ポール・コックセッジ。本展でも大きな注目を集めた「Change the Record」が、ついに国内で発売開始となった。アナログレコードを再利用し、あらたな価値観を提示するそのプロダクトとは?Text by TAKEI MasakiPhotographs by Mark Cocksedge英国若手デザイナーのトップランナーが目指す温故知新「Change the Record」は、古い12インチレコードを熱によって漏斗(ろうと)型に再成形したもの。スマートフォンで音楽を再生して中に置くと、機種本体の下部分から出る音が増幅され、スピーカーから臨場感のある音が奏でられる。もちろん電源や電池は不要だ。デジタル音源が主流となった今日のライフスタイルの...
BOTTEGA VENETA│東日本大震災の被災地の若者3人をイタリア留学で支援

BOTTEGA VENETA│東日本大震災の被災地の若者3人をイタリア留学で支援

BOTTEGA VENETA│ボッテガ・ヴェネタバッグデザインを学び、現在奮闘中東日本大震災の被災地の若者3人をイタリア留学で支援イタリアのラグジュアリーブランド、ボッテガ・ヴェネタによる東日本大震災の支援として、被災地出身の若者を支援するプロジェクトがスタートした。すでに選考で選ばれた3人は、1月下旬にイタリアに渡り、現在、ヴィチェンツァ建設大学などでおこなわれているバッグメイキングコースで、世界各地から集まった仲間とともに勉学に励む毎日だ。Text by YANAKA Tomomi留学生活のようすは公式ホームページやFacebookで公開東日本大震災発生以降、日本でのEコマースの売り上げ全額や、チャリティのためにデザインされたキーチェーンの収益全額など、日本赤十字社をつうじた寄付をおこなってきたボッテガ・ヴェネタ。そして、これらのチャリティとはまたちがった角度から被災地を支援し、これからあたらしい日本の礎を築く若者へ人生を切り拓くきっかけをつくりたいと、東北の若者へ向けたイタリ...
EMPORIO ARMANI│チャリティTシャツで子どもたちに飲料水を!

EMPORIO ARMANI│チャリティTシャツで子どもたちに飲料水を!

EMPORIO ARMANI│エンポリオ アルマーニガーナやボリビアの子どもたちに飲料水を!子どもたちの「ありがとう」を表現したイラストがチャリティTシャツに多くの社会貢献活動を展開しているジョルジオ アルマーニ社が、昨年から水事情の悪い地域に飲料水を提供するために取り組んでいる「ACQUA FOR LIFE PROJECT」。その一環として、現地の子どもたちが感謝の気持ちを込めて描いたイラストを使ったチャリティTシャツがエンポリオ アルマーニから発売される。Text by YANAKA TomomiTシャツの売り上げの30パーセントを寄付「ACQUA FOR LIFE PROJECT」は、アルマーニグループと国際NGOグリーンクロスインターナショナルが共同で昨年からスタート。フレグランスの「ACQUA DI GIO(アクアディジオ)」を1本販売するごとに年間100リットルの飲料水をガーナやボリビアなど飲料水の乏しい地域に届けてきた。プロジェクトで、現在特に力が注がれているのは、学...
cafe&gallery|谷中近くの銭湯前にグリーンなカフェオープン

cafe&gallery|谷中近くの銭湯前にグリーンなカフェオープン

cafe&gallery|カフェ&ギャラリー東京ダウンタウン、谷中近くの銭湯前に開店したグリーンなカフェ「フロマエcafé&ギャラリー」オープン その名の通り、目の前が銭湯、風呂前(フロマエ)である。江戸時代から人びとが交流する場として、コミュニティの場として機能してきた銭湯のように、いろいろなひとが交流し、発信してほしいという願いも込められた命名である。そのコミュニティ要素をバックアップするのが、オーガニックな食と自然素材、自然エネルギーを使った内装や設計である。訪れるひとが癒される、元気になれるフロマエのグリーンなこだわりを紹介したい。Text by 箕輪弥生(環境ライター)Photographs by Yoko Ueno Lewis(http://www.yokoueno.com/)自然素材のなかでくつろぐひとがもっともくつろぐときは、自然のなかにいるときだろう。日差しが入る、風が通る、空気がいい、そして自然の木立に囲まれて――そんな環境をカフェにも作りたい、いるひとがほっと...
EAT
GUCCI|『ICONS OF HERITAGE - 受け継がれるアイコン』展開催

GUCCI|『ICONS OF HERITAGE - 受け継がれるアイコン』展開催

グッチの歴史を象徴する日本初公開のアイテムも『ICONS OF HERITAGE - 受け継がれるアイコン』展開催グッチは11月16日(土)から11月24日(日)まで、東京丸の内のKITTE(キッテ)にて『ICONS OF HERITAGE - 受け継がれるアイコン』展を開催。GUCCI MUSEOのブランドの歴史を象徴するアイテムを、日本で公開する。Text by KUROMIYA Yuzu東日本大震災チャリティ スタンプ(切手)も発売このエキシビションでは、2011年、設立90周年を祝して、イタリア フィレンツェにオープンしたGUCCI MUSEOにある貴重なアーカイブを展示。日本初公開となるアイテムをはじめ、創設当時のトランクやスーツケース、グッチの名声を世界に広めたレザーグッズ、ブランドの歴史を象徴するバンブーバッグ、そしてモナコ王妃グレース・ケリーのためにデザインされたグッチの永遠のモチーフ『フローラ』スカーフなどが集結。優れたデザインとクラフトマンシップで時代を切り開き...
世界の貧困をなくすために|DIESEL

世界の貧困をなくすために|DIESEL

DIESEL│ディーゼル世界の貧困をなくすためにTシャツとブレスレットの限定チャリティアイテムをリリースディーゼルの創業者であり、社長でもあるレンツォ・ロッソ氏。彼が世界中の貧困を撲滅するため、若い世代の人々と取り組むことをミッションとして設立したのが「ONLY THE BRAVE FOUNDATION(OTBF)」である。この活動を支援するため、Tシャツとブレスレットの限定チャリティーアイテムがディーゼルから登場した。Text by YANAKA Tomomi「話すよりも行動しよう」というメッセージTシャツディーゼルをはじめ、メゾン マルタン マルジェラ、ヴィクター&ロルフ、ディースクエアードなど、そうそうたるブランドを傘下に納めるホールディングカンパニー「オンリー・ザ・ブレイブ社」のオーナーも勤めるレンツォ・ロッソ氏。彼が設立したOTBFは、2015年までにアフリカにおける極度の貧困を解決することを目標にした世界的な非営利団体「ミレニアム・プロミス」とパートナーを組み、マリ共和...
元気な森を育てる「REDUSE SHOPPING BAG ACTION」をリニューアル|UNITED ARROWS

元気な森を育てる「REDUSE SHOPPING BAG ACTION」をリニューアル|UNITED ARROWS

UNITED ARROWS│ユナイテッドアローズ元気な森を育てる「REDUSE SHOPPING BAG ACTION」をリニューアルマイバッグを使って「LIFE311」をサポートショッピングする際、マイバッグを持参すると、森林保全団体モア・トゥリーズに寄付する「REDUSE SHOPPING BAG ACTION」をおこなってきたユナイテッドアローズ。6月1日からは、森林保全を進めながら東日本大震災の被災地を支援するというモア・トゥリーズによる「LIFE311」プロジェクトへの寄付にリニューアルされる。Text by YANAKA Tomomiショッピングバッグ包装の辞退1回につき、10円を寄付買い物を楽しむ人々とともに、元気な森を育てる「REDUSE SHOPPING BAG ACTION」を2008年からスタートしたユナイテッドアローズ。これまでショッピングバッグ包装を辞退するたびに1回につき5円が、坂本龍一氏が代表を務める森林保全団体モア・トゥリーズのおこなうプロジェクトに...
“コットン・パワー”で復興支援

“コットン・パワー”で復興支援

“コットン・パワー”で復興支援綿による震災復興を目指す「東北コットンプロジェクト」被災地の生産者が中心となり、アパレルメーカーなどおよそ60団体が共同で、綿栽培をつうじて震災復興を目指す東北コットンプロジェクト。その畑ではじめて収穫した綿から作ったアパレル・雑貨製品が発売開始される。それを記念して、6月23日(土)14時~15時、東京ミッドタウンにて「東北コットンランウェイ」と題したイベントを開催する。Text by IWANAGA MoritoPhotographs by NAKANO Yukihide復興のためのシフトチェンジ2011年7月、農業から震災復興を目指す「東北コットンプロジェクト」が発足した。「農業再生」「雇用創出」「新産業」を目的に、被災農地にて綿の生産をおこなうこのプロジェクトは、津波により稲作が困難になった農地で、被災した農家が綿を栽培、紡績から商品化・販売を参加各社が共同で展開していくものだ。初年度の2011年の試験栽培は、宮城県仙台市若林区荒浜(1.2ha...
りくカフェ|建て替え資金をクラウドファンディングで募集

りくカフェ|建て替え資金をクラウドファンディングで募集

りくカフェ陸前高田まちのリビングプロジェクト、陸前高田のコミュニティカフェ「りくカフェ」建て替え資金をクラウドファンディングで募集2012年1月より仮設の建物で営業をはじめ、地域の拠点として成長してきた「りくカフェ」の使用期限が2014年3月に迫ってきた。現在の場所は、計画中の復興道路が敷地を通る可能性があるなど、さまざまな理由によって移転を余儀なくされている。本設への建て替え資金は、現在、寄付金や助成金によって建設資金の7割ほどを集めることができたが、より実現に近づけるために、現在、CAMPFIRE(プロジェクトページ:http://camp-fire.jp/projects/view/732)を通じて残りの建設費の一部をクラウドファンディングで募っている。「りくカフェ」にNPOの一員としてかかわっている成瀬・猪熊建築設計事務所の成瀬友梨さんが、現状を訴える。Text by NARUSE Yuri私たちが考えていた以上に多くの方に愛される交流拠点として成長してきました「りくカフェ...
CHEVROLET VOLT|シボレー ボルト 米製プラグインハイブリッドカー

CHEVROLET VOLT|シボレー ボルト 米製プラグインハイブリッドカー

CHEVROLET VOLT|シボレー ボルト常時電動駆動の米製プラグインハイブリッドカー(1)あたらしい世代の代替燃料車を謳う「シボレー・ボルト」が、ゼネラルモーターズ・ジャパンの手により、さる2011年5月18日、日本でお披露目された。文=小川フミオGMによるあらたな低炭素社会への戦略世界的に加速している、いわゆる代替燃料車の開発競争には、米国のメーカーも安閑としていられない。その先触れとしての発表だ。シボレーブランドを傘下にもつゼネラルモーターズの手によるボルト。米国ではすでに路上を走っており、着実にあらたな低炭素社会に向けてこの米国の自動車メーカーが歩を進めていることの証明だ。米国で開発されたシボレー・ボルトの特徴は「航続距離延長機能をもった電気自動車」であること。「電気自動車のように公共充電スタンドのような社会インフラ整備を心配することなく安心して走れる」(ゼネラルモーターズ・ジャパン 石井澄人代表取締役社長)とする。「シボレー・ボルトはいわゆる一般的なハイブリッドカーで...
kizunaworld.org|現代音楽作曲家の藤倉大氏の書き下ろし楽曲『unbroken music-box』を追加

kizunaworld.org|現代音楽作曲家の藤倉大氏の書き下ろし楽曲『unbroken music-box』を追加

Kizunaworld.org現代音楽作曲家 藤倉 大氏の楽曲を追加国籍を越えた多くのアーティストたちが楽曲を提供することで、東日本大震災の被災地を支援するプロジェクト「kizunaworld.org」。あらたに現代音楽作曲家の藤倉大氏による楽曲『unbroken music-box』が9月12日、追加される。文=谷中朋未希望への想いが込められた1曲坂本龍一氏やメディアクリエイターの平野友康氏が発起人となり、被災地を長期的に支援していこうと立ち上げられた「kizunaworld.org」。寄付をするとプロジェクトの趣旨に共鳴した世界的なアーティストから提供された作品をダウンロードできるという仕組みだ。毎月あたらしい作品が発表されており、藤倉氏の作品で12作品めとなる。1977年大阪生まれの藤倉氏は、オーストリアの国際ウィーン作曲賞をはじめ、芥川作曲賞など数かずの著名な賞を受賞している注目の若手現代音楽作曲家だ。近年、世界を代表するアンサンブルやオーケストラから多数の委嘱を受けるなど...
自然エネルギー財団|世界の英知を結集し、いよいよ始動

自然エネルギー財団|世界の英知を結集し、いよいよ始動

孫正義氏創設 自然エネルギー財団世界の英知を結集し、いよいよ始動9月12日の朝、東京有楽町にある国際フォーラムB7では静かな熱気が渦巻いていた。「twitter招待者はこちら」こんな看板も見える。広さ1400平方メートルの場内がひとでぎっしりだ。場内後方のその「twitter招待者」には若者の数がとにかく多い。ロック・コンサートでも、芸能人が出演するイベントでもない。「自然エネルギー」についてのカンファレンスだ。文=吉村 栄一写真=門井 朋代表理事にはスウェーデンの元エネルギー庁長官を招聘この日は、3.11の東日本大震災とそれにともなう東京電力福島第一原子力発電所の大事故により、日本における原発の是非と、原発に代わるエネルギーがあるのかという議論が沸騰していた今年4月に、ソフトバンクの孫正義社長が私財10億円を投じて設立すると発表した「自然エネルギー財団」の、お披露目のイベントだったのだ。 3.11前は決して派手な話題とはならなかった自然エネルギーが、カリスマ的な経営者である孫社長...
東京工業大学 柏木孝夫教授に聞く「再生可能エネルギー法」施行後のスマート社会|SHIFT JAPAN

東京工業大学 柏木孝夫教授に聞く「再生可能エネルギー法」施行後のスマート社会|SHIFT JAPAN

東京工業大学 柏木孝夫教授に聞く「再生可能エネルギー法」施行後のスマート社会(1)菅直人前首相の「置き土産」として、8月26日に成立した「再生可能エネルギー特別措置法」。太陽光、風力、中水力、バイオマス、地熱によって発電した電気を全量固定価格で一定期間、電力会社が買い取ることを義務づけたもの。2012年7月1日の施行に向けて調整すべき課題は何か? そして、施行によって震災後の日本のエネルギー社会はどう変わるのか? 東京工業大学の柏木孝夫教授に尋ねた。文=松井健太郎写真=JAMANDFIX価格と上乗せのバランスが鍵──「再生可能エネルギー特別措置法」の最大のポイントは?今年度末にかけて、調達価格等算定委員会で討議されますが、再生可能エネルギーによる電力の「買い取り価格」がいくらに設定されるかが最大のポイントになるでしょう。太陽光は何円、風力は何円というように、あるいは、風力のなかでも洋上は何円、陸上は何円というように、買い取り価格は発電の種別や規模ごとに異なる金額で設定されます。それ...
MOVIE|ユーロスペースで特集上映『連帯、そして再生――福島』

MOVIE|ユーロスペースで特集上映『連帯、そして再生――福島』

MOVIE|震災にまつわるドキュメンタリー『無人地帯』『福島の未来』の2作品を上映ユーロスペースで特集上映『連帯、そして再生──福島』渋谷のユーロスペースで特集上映『連帯、そして再生──福島』が2月1日(土)から公開。藤原敏史監督による『無人地帯』と、イ・ホンギ監督による『福島の未来──0.23μSv(マイクロシ―ベルト)』の2本のドキュメンタリーが上映される。 Text by YANAKA Tomomi世界各地の映画祭で賛辞を送られた『無人地帯』は劇場初公開東日本大震災の発生、そして福島第一原発事故からもうすぐ3年。これまで数多くの震災と原発事故をテーマにした映画がつくられてきた。そして今回、上映特集『連帯、そして再生──福島』では、そこで起こったこと、そこで生きつづける人びとの姿を切り取った2本のドキュメンタリー『無人地帯』『福島の未来──0.23μSv(マイクロシ―ベルト)』が公開される。『無人地帯』はドキュメンタリー『映画は生きものの記録である 土本典昭』をはじめ、劇...
河野太郎氏が提言! 発送電分離と包括原価方式撤廃

河野太郎氏が提言! 発送電分離と包括原価方式撤廃

日本のエネルギー政策河野太郎氏が提言! 発送電分離と包括原価方式撤廃10月11日、フランスの電機メーカー シュナイダーエレクトリックが、エネルギーの最大有効活用をテーマにフォーラムを開催。自民党の河野太郎氏が登壇し、エネルギー政策転換の必要性を訴えた。 文=OPENERS写真=齋藤誠一原子力から、自然エネルギーと省エネへ河野氏はかつて原子力政策を推し進めてきた自民党では珍しく、「脱原発派」として知られる。国会ではもちろんのこと、こうした民間の講演でもたびたびこれまでの原子力政策を批判する発言を繰り返している。今回まず切りだしたのは、原子力発電という仕組みの非効率性だ。「ひとつは、当初は1980年代に開発できるといわれていた高速増殖炉が、結局はもんじゅの事故で2050年まで先延ばしになったこと。もうひとつは増えつづける高レベル放射性廃棄物の処理場所。地下数百メートルに厳重に埋めたうえで、放射線の監視を100年~200年つづけなければなりません。火山や地震、地下水の影響を受けづらい場所...
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