TOYOTA
「TOYOTA」に関する記事
世界で最もエキサイティングなショー 上海モーターショー リポート|Auto China 2017
Auto China 2017|上海モーターショー2017世界で最もエキサイティングなショー上海モーターショー リポートいまや北米と並んで世界の自動車の巨大市場となりつつある中国。その中国における最大の自動車ショー「Auto China」が今年も4月末に開催された。北京と上海で隔年の交互となっており、今年は上海が舞台だ。作る側、買う側ともに熱い視線を送るその会場を訪れた大矢アキオ氏が、既存の日欧米系ブランドから新進気鋭の中国ブランドまでを総括する。Text & Photographs by Akio Lorenzo OYA中国はEVの主戦場に第17回上海モーターショーが、2017年4月21日から28日まで市内のメッセで開催された。今回ワールドプレミアは、113を数えた。4年前は中国市場専用ロングホイールベース、2年前のSUV/クロスオーバーに続くトレンドは?ひとつはプレミアム・コンパクトセダンだ。メルセデス・ベンツは「コンセプトAセダン」をワールドプレミア。対するアウディは...
ニューヨークショーで小型SUVコンセプトをワールドプレミア|Toyota
TOYOTA FT-4X|トヨタ FT-4Xニューヨークショーで小型SUVコンセプトをワールドプレミアトヨタ自動車は4月12日(火)、ニューヨーク国際オートショーで小型SUVコンセプトモデル「FT-4X」を世界初披露した。Text by YANAKA Tomomiアウトドアを楽しむための仕掛けがちりばめられたSUVトヨタは、ニューヨーク国際オートショーで、アウトドアを楽しむための仕掛けがちりばめられた四輪駆動のコンセプトモデル「FT-4X」を発表した。デザインを手掛けたのは、トヨタの米国でのデザイン拠点「Calty Design Research, Inc.」。“手軽”や“カジュアルさ”を好むとともに、アウトドアを楽しみたい30代半ばまでの「ミレニアル世代」をターゲットにデザインしたという。ボディサイズは全長167.3×全幅71.7×全高63.9インチ(約4,249×1,821×1,623mm)で、ホイールベースは103.9インチ(2,639mm)。アルファベットの“X”をモチーフ...
少ないEVと目立ったPHEVの関係|Geneva Motor Show
Geneva Motor Show 2017|ジュネーブ モーターショー2017 解析その3意外と少なかったEVニューモデルPHEVは2025年までの繋ぎなのか?大盛況のうちに幕を閉じたジュネーブ モーターショー 2017年。その会場を巡った、南陽一浩氏によるリポートの最終回は、近未来を占うEVやプラグイン ハイブリッドたちについて。⇒解析その1 スーパーカー篇⇒解析その2 SUV篇Photographs by Mochizuki HorohikoText by NANYO Kazuhiro電動化への圧力はあるもののノルウェーとオランダが2025年に、ドイツが2030年に、内燃機関エンジンのクルマの販売を禁じる法案を決議したのは昨年のこと。今のところ法的拘束力はないとはいえ、CO2オフセットの流れはいよいよ内燃機関を社会的に締め出す方向にと、話題になった。ドイツのコンストラクターも協調して充電ステーションの整備に乗り出すことを2016年末に発表し、いよいよ欧州がEV時代に前のめりに...
3人乗りの小型EVコンセプトモデル「i-TRIL」をジュネーブでワールドプレミア|Toyota
Toyota i-TRIL|トヨタ アイ トリル3人乗りのシティコミューターを発表トヨタは19日まで開催中のジュネーブモーターにおいて3人乗りの小型EVコンセプトモデル「i-TRIL(アイ トリル)」を世界初披露した。Text by YANAKA Tomomi近未来の都市型モビリティを想定し、開発トヨタが考える近未来の都市型モビリティを提案するべく、ジュネーブモーターショーで発表された「i-TRIL」。フランス・ニースにあるトヨタの開発拠点「ED²(EDスクエア)」がデザインを担当した。将来、欧州では小・中規模都市の発展が見込まれており、「i-TRIL」は小さなコミュニティで暮らす30-50代の子育て世代のライフスタイルを想定し、開発されたという。ボディサイズは、全長2,830×全幅1,500×全高1,460mmで、ホイールベースは2,080mmとコンパクト。1回の充電で200km以上の走行が可能という。左右前輪が上下して車体の傾きを自動的に制御するアクティブ リーン機構を採用して...
CES 2017 リポート 前編|Consumer Electronics Show 2017
CEO 2017 前編ラスベガスは、もう「自動運転車」がデフォルト毎年1月に北米ラスベガスで開催されるコンシューマ エレクトロニクス ショー(CES)。コンシュマー エレクトロニクス分野では世界最大の見本市である同ショーにおいて、主役を務めるのはもちろん家電である。しかし、自動運転やコネクタビリティなど、最先端の電子技術がキーとなっている自動車業界においても昨今は重要なショーとなっており、各社がこぞって最新技術を披露している。今年のCESではどんなキーテクノロジーが紹介されたのか。さっそくリポートをお送りする。Photographs Akio Lorenzo OYA / BOSE AutomotiveText by Akio Lorenzo OYA今年のキーワードは「人工知能(AI)」「ビッグデータ」、そして「自動運転」世界最大級の家電エレクトロニクスショー「CES2017」が、米国ラスベガスで2017年1月4日から8日まで催された。今年50周年の節目を迎えたCESにおける最大の話...
トヨタ、プリウスPHVを発売|Toyota
Toyota Prius PHV|トヨタ プリウス PHVトヨタ、プリウスPHVを発売トヨタ自動車は、2月15日(水)に新型「プリウスPHV」を発表、同日より全国での販売を開始した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)デュアルモータードライブシステムを採用昨年3月にニューヨークオートショーでワールドプレミアを果たした、トヨタ「プリウスPHV」がついに国内でも発売された。新型プリウスPHVのパワートレーンは、1.8リッター ガソリンエンジンが最高出力72kW(98ps)、最大トルク142Nm(14.5kgm)を発生。そこに出力53kW(72ps)、トルク163Nm(16.6kgm)の駆動モーターと、さらにワンウェイクラッチを用いることで出力23kW(31ps)、トルク40Nm(4.1kgm)の発電モーターを駆動用として一時的に加勢する「デュアルモータードライブシステム」を採用し、力強い加速力を得ていると謳う。ラゲッジルーム下に収められた駆動用のバッ...
トヨタの最新コンパクトSUV「C-HR」に試乗|TOYOTA
TOYOTA C-HR|トヨタ C-HRトヨタの最新コンパクトSUV「C-HR」に試乗プリウス以上ともいえる出来のよさ2014年のパリモーターショーで発表されたコンセプトカー「C-HR Concept」のイメージを色濃く残す斬新なスタイリングが特徴のコンパクトSUV「C-HR」。OPENERSではプロトタイプの試乗記はすでに掲載済みだが、このたび生産モデルを試乗する機会に恵まれた。Photographs by ARAKAWA MasayukiText by OGAWA Fumioトヨタニューグローバルアーキテクチャー(TNGA)採用第2弾トヨタの世界戦略モデルともいえる「C-HR」。個性的なスタイルが目を惹くが、しっかりした走りも魅力である。いいクルマを作ると意気込みをみせるトヨタ肝煎りのSUVなのだ。2016年12月14日に発売されたトヨタC-HR。プロトタイプの試乗記は既報ずみだが、量産車に乗ることができた。C-HRは「プリウス」と基本プラットフォームを共用したSUVだ。全長は...