BMW i3|ビー・エム・ダブリュー i3
「BMW i3|ビー・エム・ダブリュー i3」に関する記事
OPENERS CAR Selection 2014 小川フミオ篇
OPENERS読者におくる2014年の5台OPENERS CAR Selection 2014 小川フミオ 篇2014年も終わりつぎの1年も見えてきたこの時期だからこそ、あわてずじっくり振り返った「OPENERS Selection 2014」。昨年登場した数おおくのクルマのなかでも、小川フミオ氏が注目したモデルはこれだ。Text by OGAWA Fumioクルマ業界が色いろな分野に頑張った一年2014年は総じておもしろい年だった。IT業界では、グーテンベルグが印刷機を発明して以来の画期的な時期と、スマートメディア全盛の現代をかなり前向きに評価する。クルマもやはりIT系が強くなり、さらに自動運転化が先へと進み出した。オールドスクールのクルマ好き的視点からしても、クルマ業界のがんばりを評価したい年だった。例にあげたいことは沢山あるけれど、ひとつはトヨタ自動車が、“昔のまま”発売した「ランドクルーザー70」の30周年記念モデル。大きな車体、大排気量エンジン、オフロード用のサスペンショ...
BMW|ビー・エム・ダブリュー 高次なモビリティ社会を目指すBMW iが発足
BMW|ビー・エム・ダブリュー次世代のモビリティ社会を目指すBMW iが発足BMWは、より持続可能なモビリティソリューションの展開を専門的におこなうサブブランド「BMW i」を発足した。Text by OPENERSEVモデル「BMW i3」、スポーティなプラグインHV「BMW i8」を展開予定2007年以降、BMWは「プロジェクト i」と題し、電気自動車の「MINI E」「BMW ActiveE」や、プラグインハイブリッドのコンセプトモデルである「ヴィジョン エフィシエント ダイナミクス」など、環境にたいする負荷の軽減を前提とする“メガシティビークル”を開発してきた。これまであきらかにはされてこなかったものの、それらのモデルがサブブランドのプロダクトとして2013年の市販を目論んでいることを発表していた。今回の発足がまさにその実現だといえる。このサブブランドではまず、電気自動車の「BMW i3」と、ヴィジョン エフィシエント ダイナミクスをベースとするスポーティな走りと超低燃費を...
BMW i|ビー・エム・ダブリュー i 2台の車輛の詳細を公表
BMW i8 Concept|ビー・エム・ダブリュー i8 コンセプトBMW i3 Concept|ビー・エム・ダブリュー i3 コンセプトサブブランド「BMW i」が展開するPHV、EVの詳細を発表(1)BMWは今年2月により持続可能なモビリティソリューションの展開を専門的におこなうサブブランド「BMW i」を発足。同時にBMW iからは、電気自動車の「i3」、プラグインハイブリッド車「i8」が展開されることが発表されていたが、このたび両車輌が公開され、その詳細も明らかになってきた。文=小池りょう子未来志向のスポーツプラグインハイブリッドまずは、プラグインハイブリッド車「i8 コンセプト」。パワートレインにかんしては、モーターをフロントアクスルに搭載し、リアに最高出力164kW(220ps)、最大トルク300Nmを発生する3気筒エンジンが組みあわされる。0-100km/h加速5秒以下を達成しつつ、バッテリーには、大型のリチウムイオンを積み、燃費3ℓ/100kmという優秀な数値を記...
BMWの日本人デザイナー、永島譲二氏インタビュー|BMW
BMW|ビー・エム・ダブリュー未来へつづく“BMWのカタチ”日本人デザイナー、永島譲二氏へのインタビュー日本車とはちがうスタイリッシュさを求め、BMWのクルマに対して漠然とした憧れを抱く人は少なくない。だが、そのデザインを手掛けている人物が、じつは日本人だということをご存知だろうか。世界の舞台を求め旅立った日本のトップデザイナーたちは、いまさまざまな欧州のメーカーで活躍する。ここで紹介する永島譲二さんも、まさにそうしたなかの第一人者。OPENERSでは、はじめての登場だ。Interview & Text by KAWAMURA YasuhikoPhotographs by TSUKAHARA Takaaki今度はドイツも良いかな、と──永島さんは1988年からBMWで活躍されていますが、じつは「その前」があって、欧州でのキャリアはもう30年以上になられるとか。永島譲二氏(以下、永島氏) はい、じつは最初に就職したのはオペルなんです。アメリカ・デトロイトの大学を出たのですが、...
BMW i3&i8日本上陸!|BMW
BMW i3|ビー・エム・ダブリュー i3BMW i8|ビー・エム・ダブリュー i8未来を先取りした2台のモビリティが日本上陸!(1)文=小川フミオ写真=荒川正幸よりクリーンで、よりパワーをさきにBMW iについて簡単に説明しよう。BMWにとって、パフォーマンスを主眼にした「M」ととともに、3本目の柱を形成するサブブランドとなる。BMW iの核となるものは「未来を先取りしたモビリティ」と説明される。内燃機関(ガソリンやディーゼルエンジン)から、プラグインハイブリッドあるいは電気モーターに駆動系が変更される。BMWジャパンでは、2012年にX5のディーゼルエンジン搭載モデルや5シリーズ ハイブリッドといった、高効率の燃料消費を目指したモデルの発売を計画しており、BMW iをあらたに展開することで、いま推し進めているダイナミック・エフィシエンシー(「よりクリーンで、よりパワーを」)のコンセプトに基づいた製品ポリシーをより強化できる」(広報担当者)と説明される。BMW i3|ビー・エム・...
BMW i. BORN ELECTRIC TOUR.開催|BMW
BMW i3 Concept|ビー・エム・ダブリュー i3 コンセプトBMW i8 Concept|ビー・エム・ダブリュー i8 コンセプトBMW iシリーズの世界にひたるBMW i. BORN ELECTRIC TOUR.開催ビー・エム・ダブリューは、BMWのサブブランドであるBMW iの大都市における持続可能なモビリティにむけた取り組みを紹介するイベント「BMW i. BORN ELECTRIC TOUR.」を10月6日(土)から10月8日(月)まで、六本木ヒルズ52階「東京シティビュー」にて開催する。Text & Photographs by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)遠くない将来のモビリティ欧州を中心に、都市部でのCO2排出量0gを目指す動きが本格化しており、もはやそれは、人々の心理的な志向、つまり一種文化的な様相すら呈している。この現状に対応する将来のモビリティが、フォルクスワーゲン、メルセデス・ベンツ、ジャガー、シトロエンなどさまざまなブラ...
BMW i3にクーペが登場|BMW
BMW i3 Concept Coupe|ビー・エム・ダブリュー i3 コンセプト クーペBMW i3にクーペが登場BMWはロサンゼルスオートショー2012にて、「BMW i3 コンセプト クーペ」を初公開する。先日の六本木ヒルズでのイベントでの展示も記憶にあたらしい「BMW i3」の3ドアバージョンという位置づけだ。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)プロフィールの大きな変化2013年の市販化が予定されているBMWの小型電気自動車「BMW i3」。今年、11月30日から12月9日まで開催されるLA オート ショーにて、その「BMW i3」の3ドアバージョンといえる「BMW i3 コンセプト クーペ」が登場することになった。BMW i.ブランドとしては「BMW i8」、「BMW i3」につづく第3のモデルだ。ボディサイズは全長3,964×全幅1,768×全高1,555mm。i3コンセプトの全長3,845×全幅1,766×全高1,537mmとは、またことな...
BMW初のEV - BMW i3 ができるまで|BMW
BMW i3|ビー・エム・ダブリュー i3BMW初のEVBMW i3 ができるまでBMW初の市販電気乗車となる「BMW i3」がいよいよ、登場間近だ。BMWはなぜ、このクルマをつくるのか、そしてどうやって? ライプツィヒのBMW i工場から、渡辺敏史氏のリポート。Text by WATANABE ToshifumiEV時代で異業種がクルマをつくる説についてEVの時代になると部品点数は劇的に減り、既存の重厚長大な生産技術を要することもなくなり、結果として異業種からの自動車ビジネスへの参入が容易になる──という見解を耳にしたことのあるかたは多いとおもう。 もしそれが、完成車の開発から生産を含めた総合メーカーの仕事を指しているとすれば、これはまったく的を射ない話だ。 この業種が背負う莫大な社会的リスク、それにたいしての利益率の低さ……と勘定ベースだけでみても、いかに非効率な投資かが即座に理解できる。地場に猛烈な需要がある国ならいざ知らず、これほど労多くして実伴わない産業に今から賭そうなん...
BMW i3 製品版は7月29日に公開|BMW
BMW i3|ビー・エム・ダブリュー i3BMW i3 製品版は7月29日に公開BMWは、BMW初の電気自動車「BMW i3」を予告するビデオを公開した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)VorfreudeすでにOPENERSでも、生産拠点となるライプツィヒの工場を取材した渡辺敏史氏のリポートをおとどけしている、BMWがはなつ初の電気自動車「BMW i3」。日本でも今年末の登場が見込まれており、世界初披露は9月のフランクフルトモーターショーといわれていたが、今回、BMWが公開した予告ビデオにおいて、その発表が7月29日と目前に迫っていることがわかった。果たして、そのときにどの程度の情報が公開されるかは、いまだ不明だが、噂によると、コンセプトモデルの外観をきわめて印象的なものとしていたシースルーのボディパネルを採用することは、製品仕様となる「i3」では、やはりないようだ。これは、実用上の都合を考えても、望まれることだろう。また各部の形状も、製品化にあわせ...
BMW iという事件|BMW
BMW i|ビー・エム・ダブリュー・アイ創業100年目のターニングポイントBMW iという事件持続可能な次世代モビリティの実現を目指し、BMWがあらたに立ち上げた新サブブランド「BMW i」。創業100年に渡る歴史のなかでも、もっとも大きなチャレンジにBMWはどう挑もうとしているのか。日本市場にもiシリーズ第1号車となるコンパクトEV「i3」が上陸を果たし、本格的展開がスタートしたいま、あらためてその本質に迫りたい。Text by OTANI TatsuyaMに匹敵するラブブランド何度も何度も見せられたような気がするのに、それでもやっぱり関心が薄れない。なぜゆえ、BMW iはこれほど多くの注目を集めるのだろうか? 正直、EVそのものは決して珍しくない。カーボンコンポジットを使ったクルマだって、ないわけではない(もっとも500万円前後で買えるカーボンコンポジットボディは「i3」がはじめてだろう)。それでもBMW iがある種の社会現象のようになっているのは、製品自体の先進性もさることな...
BMW i3を国内試乗|BMW
BMW i3|ビー・エム・ダブリュー i3エポックメイキングな電気自動車BMW i3を国内試乗BMWが電気自動車「i3」を発売した。「BMW i」というサブブランドを冠するこのクルマは、たんにEVというだけでなく、素材や製造技術、その生産工場にいたるまで、持続可能なクルマ社会を構築するというまったくあたらしい視点からつくられている。そのフィロソフィーを以前「BMW iという事件」にまとめていただいた大谷達也氏が、ついに日本でi3のハンドルを握った。Text by OTANI TatsuyaPhotographs by ABE Masayaついに乗る機会を得たi3初めてBMW iの担当者たちにインタビューしたのが2011年だから、あれからもう3年ちかくになる。にもかかわらず、いまでも道でその姿を目にすると「あ、i3だ!」と思わず声を上げてしまうくらい、私の目には新鮮に映る。それもそのはず、散々エンジニアやデザイナーたちにインタビューしたせいですっかり乗った気になっていたが、よくよく考...
人間の本能と「i3」- 建築家・岡田公彦の視点|BMW
BMW i3|ビー・エム・ダブリュー i3人間の本能と「i3」建築家・岡田公彦の視点変わらないこと、変えていくべきこと──。岡田公彦氏は、時代の変化に応えながらも、永く使われ、愛され続ける建築やデザインを生み出す日本のトップアーキテクトのひとりだ。環境問題への対応が重視される現代。それはクルマ社会もおなじだ。BMWが今年あらたに送り出す「i3」は、創業100年に渡る歴史のなかではじめての電気自動車であり、あたらしい挑戦でもある。居心地のよい住宅、駆けぬける歓びを与えてくれるクルマとは何か。その答えはどちらも人間の本能のなかに潜んでいるのかもしれない。Text by OGAWA Fumio狭義のエコと広義のエコじつに気持ちよさそうな家を作る名手、建築家の岡田公彦氏。広島の戸田邸をはじめ、どの作品にも「太陽の動きや地形、風向き等、大きな環境とどう関係を持つか」をつねに考えながら建築を手がけているという。その岡田さんが最近、注目しているのがBMW iだそうだ。──BMW iのどこに興味を...
フランクフルト ショーのBMWブースを公開|BMW
BMW|ビー・エム・ダブリューフランクフルト モーターショーのBMWブースを公開グループ全体で1万平方メートルを超えるフロアを、フランクフルト モーターショー 2013では確保したというBMWグループ。中核を担うBMWブースには、サーキットが出現。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)試乗ができるモーターショーBMWがフランクフルトモーターショーで用意するブースの内容を発表した。フランクフルトモーターショーをもっとも大事なモーターショーだと位置づけるBMWは、社是である“駆け抜ける歓びを分かちあう(Sheer driving pleasure)”ことを意図して、3階分の高さをもった約300メートルのサーキットを用意するという。このコースで、プレス、および来場者は、今回のショーの主役、「BMW i3」の走行を体験することができる。12日間に渡るショーで、BMW i3が駆け抜けるであろう距離は約9,100km。これはフランクフルトからサンフランシスコまでの距離...
特集|BMWエフィシエントダイナミクス
特集|BMWとエコロジーエフィシエントダイナミクスとは?BMWが提案するエコロジーの現在 日本上陸中欧州では小排気量ガソリンエンジンを効率よく使う「ダウンサイジング技術」とともに、エコロジカルな選択肢としてもはや一般的なクリーンディーゼル。しかしながら、日本では、ユーザーの意識や制度法律のちがいもあり、 輸入されるクリーンディーゼルエンジン搭載モデルがまだまだ限られてしまっているというのが実情だ。そんななか、積極的にディーゼルエンジンモデルを日本に向けてラインナップする意向をしめすBMW。すでに導入済みのSUV「BMW X5 xDrive35dブルーパフォーマンス」をはじめ、同社のラインナップの中核をなす、3シリーズにもディーゼルモデルが導入された。さらに、日本では3シリーズのトップモデルとして登場したのは、ハイブリッドカー「ActiveHybrid 3」。ここでは、徐々に日本に上陸しつつある、これらBMW最新の低環境負荷モデルの試乗記を振り返りつつ、あわせてBMWが一般向けカーシ...