音楽
「音楽」に関する記事
松浦俊夫|ワールド・ミュージックとブラスバンドのファンキなー夜
松浦俊夫|from TOKYO MOON 5月27日 オンエアワールド・ミュージックとブラスバンドのファンキなー夜日曜の夜、上質な音楽とともにゆったりと流れる自分だけの時間は、おとなたちの至福のとき。そんな時間をさらに豊かにするのが、DJ松浦俊夫によるラジオプログラム『TOKYO MOON』──。彼が世界中から選りすぐったすばらしい音楽や知的好奇心を刺激するおとなのためのトピックスを、毎週日曜日Inter FM 76.1MHzにて19時からオンエア。ここでは、毎週放送されたばかりのプログラムを振り返ります。今週は、ジャンルを超え、あらゆる音楽世界を盛り込んだ賑やかな夜となりました。Text by MATSUURA Toshio三宅洋平があらたに立ち上げたバンドの初作品も公開!今回は世界各国から届いたワールド・ミュージックとファンキーなブラスバンドの楽曲を30分に凝縮して紹介しました。ドイツのジュジュ・オーケストラや、バハマ・ソウル・クラブのメンバーによるあたらしいアフロ・ジャズ・ユ...
特集|年末年始を楽しくする音楽・本・映画 Vol.2
特集|カルチャーの達人に訊け! Vol.2カルチャーに精通した達人たちが薦める、音楽・本・映画とは?青野賢一BEAMS クリエイティブディレクター/BEAMS RECORDS ディレクター――2015年の抱負は?2014年後半は忙しさでなかなか読めなかった本にしっかりと向き合う時間を作りたい。MUSIC『ランデヴー・イン・トーキョー』伊藤ゴロー+ジャキス・モレレンバウムVERVE / ユニバーサルミュージック年末年始の賑やかさから少し距離を取って、落ち着いた時を過ごす。そうした時間のお伴に相応しい、静かに美しいアルバム。日本を代表するギタリスト/作曲家・伊藤ゴローと、ブラジル音楽の最重要人物のひとり、ジャキス・モレレンバウムの共作は、アントニオ・カルロス・ジョビンの曲や伊藤ゴロー自身の曲を、クラシックとブラジル音楽の合間に漂わせるアレンジも秀逸だ。BOOK『「らしい」建築批判』飯島洋一青土社年が明ければ東京オリンピック開催まで残り5年。ザハ・ハディド設計の新国立競技場を入り口に、資...
特集|年末年始を楽しくする音楽・本・映画 Vol.4
特集|カルチャーの達人に訊け! Vol.4カルチャーに精通した達人たちが薦める、音楽・本・映画とは?夏木マリ――2015年の抱負は?2015年4月から全国ライヴハウスツアーを決行します。再び唄うことをプライオリティーにした春です。MUSIC『Live Double Planet』マイケル・ヘッジスWindham Hill Records久々に、マイケル・ヘッジスといきますか。この人、交通事故で亡くなってもうこの世にはいませんが、素晴らしいアコースティックギターのアーティスト。どうやら現代音楽のライヒの影響もあるらしく、その音楽形態は反復であったり、退屈なギターではありません。テクニックもハンマリングやハーモニクスという一人多重演奏で、なかなか刺激的です。どうぞ年明けに……。BOOK『HIDEKI SEO』瀬尾英樹HIDEKI SEOHIDEKI SEOのルックブックを手に入れました。彼はPARISを拠点に活躍するファッションデザイナー、アズディン・...
MUSIC|フライング・ロータス 最新作が国内先行発売!
FLYING LOTUS|フライング・ロータス前作『Cosmogramma』から2年、潜在意識の深奥へいざなう未知なる旅 フライング・ロータス 『Until the Quiet Comes』日本盤先行発売 LAビートシーンの最先端を担い、もはや誰もが認める中心人物として君臨するフライング・ロータス。その最新作『Until the Quiet Comes』が9月26日(水)に、日本国内で先行発売される。前作『Cosmogramma』から2年、期待以上の出来栄えとなっている本作。フライング・ロータスの快進撃は、誰にも止められない!Text by IWANAGA Morito神秘的事象、夢、眠り、子守唄のコラージュフライング・ロータスの作品はすべてが事件だ。一定の間隔でリリースされることはなく、また市場の方程式にしたがって作られることはない。その作品群は、ジャズやソウル、エレクトリック・ミュージックにおける過去の偉大な巨匠たちが抱いた野心やヴィジョンを共有し、それでいて、誰も見たことがな...
MUSIC|デビュー50周年にボブ・ディランが解き放つ、全曲書下ろしのオリジナル・アルバム!
MUSIC|デビュー50周年に解き放つ全曲書下ろしのオリジナル・アルバム!ボブ・ディラン『テンペスト』今年デビュー50周年を迎えるボブ・ディランが全曲書き下ろした、通算35作目となるオリジナル・アルバム『テンペスト』が完成した。亡き友ジョン・レノンに捧げる「ロール・オン、ジョン」や、タイタニック号の悲劇を14分近くにわたり歌いつむぐ「テンペスト」など、71歳となった“ロックの神様”が放つ壮大な作品に聴き入ってほしい。Text by YANAKA Tomomiタイタニックや亡き友ジョン・レノンをテーマにした壮大なストーリー生ける伝説と化したボブ・ディラン。ビートルズやローリング・ストーンズ、ビーチ・ボーイズなどと同じ1962年にデビューした彼は、ロックの時代をつくり、時代を変革し、さまざまな人の人生に影響を与えてきた。全世界アルバム・トータル売り上げ1億枚。ロックの殿堂入り、グラミー賞、ゴールデングローブ賞など数多くの賞も受賞。さらには、ノーベル文学賞にも毎年ノミネートされ、今年はオ...
特集|年末年始を楽しくする音楽・本・映画 Vol.3
特集|カルチャーの達人に訊け! Vol.3カルチャーに精通した達人たちが薦める、音楽・本・映画とは?猪子寿之チームラボ代表――2015年の抱負は?まずは、お台場の日本科学未来館で開催している「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」を成功させたい。http://odoru.team-lab.net/MUSIC「Without You(ft. Usher)」(『ナッシング・バット・ザ・ビート』に収録)デヴィッド・ゲッタワーナーミュージック・ジャパン年末は、あがってたいし、踊ってたい。気持ちだけでも。BOOK『文明はなぜ崩壊するのか』レベッカ・コスタ原書房文明が滅びる過程を分析した本。複雑な問題をシンプルな原因に転嫁したり、人々は意味なく反対を繰り返し、すべてを個人のせいにしてバッシングしたりする現象が起こっている文明は滅びる直前という。まさしく今の日本の状況。歴史から学び、未来にむかって、現状を乗り越える方法を考えなければならないと強く思わせる本。MOVIE『Girl Wa...
Amazon.co.jp|「The Rolling Stonesスペシャルボックスセット」予約受付開始
Amazon.co.jp「HYSTERIC GLAMOUR」ストアグランドオープン記念の限定バージョン登場The Rolling StonesスペシャルボックスセットAmazonファッションストア(www.amazon.co.jp/fashion)に「HYSTERIC GLAMOUR」ストアがオープンするのを記念して、数量限定のスペシャルボックスセット「The Rolling Stones / The Brussels Affair Box Set (HYSTERIC GLAMOUR限定バージョン)」がAmazon.co.jpに登場。8月12日(月)より発売予定で、6月21日(金)から30日(日)まで予約(※先着順)を受け付ける。Text by KAJII Makoto (OPENERS)音楽ファンもファッションファンも、レアもの好きも大満足の“満タン”セットAmazonファッションストアにオープンする「HYSTERIC GLAMOUR」ストアは、小物や人気のTシャツなどもラインア...
MUSIC|メロディーズ・エコー・チャンバーが奏でる極上のドリーミー・サウンド
MUSIC|南フランスから飛び出したインディー界の新星デビュー・アルバム『メロディーズ・エコー・チャンバー』リリース!極上のドリーミー・サウンド南フランス出身の女性アーティスト、メロディ・ポシェットによるソロ・プロジェクトがいよいよ本格始動。クラシック音楽の素養を持つインディー界の新星は、素朴で躍動的、そしてどこかクラシカルという独自の世界観が漂うセルフタイトルのデビュー・アルバム『メロディーズ・エコー・チャンバー』を完成させた。Text by TANAKA Junko (OPENERS)クラシック音楽の素養を持つインディー界の新星誕生!スモーキーかつセクシーな歌声。そしてロマンチックな容姿──。まさに“フレンチ・ポップ・ガール”を絵に描いたような出で立ちのメロディ・ポシェット。だが、世界中のインディー・ファンが注目しているのは、そうした彼女の容貌だけではない。聴いている者を夢中にさせ、いつしか濃厚な世界の虜にしてしまう、その新人らしからぬ深みを持った音楽性だ。クラシック音楽の素養...
The Beetle Presents Tokyo Crossover/Jazz Festival 2012|本編の9月29日開催に先駆け、プレ・パーティが8月24日丸ノ内ハウスで開催!
The Beetle Presents Tokyo Crossover/Jazz Festival 2012世界基準にこだわる国内唯一のクラブ・ジャズ&クロスオーバー・ミュージックの祭典本編の9/29(土)に先駆け、プレ・パーティが8月24日丸ノ内ハウスで開催!第9回目を迎える“The Beetle Presents Tokyo Crossover/Jazz Festival”が 9月29日(土)、The Garden Hall 恵比寿にておこなわれる。それに先駆けて8月24日(金)のプレパーティを丸の内ハウスで開催。豪華な顔ぶれが勢揃いするクラブ・ジャズ&クロスオーバー・ミュージックの祭典である。主宰者である沖野修也(KYOTO JAZZ MASSIVE)氏に今回の見どころや“Tokyo Crossover/Jazz Festival”(以下、TCJF)にまつわるエピソードなどを聞いた。Interview by MATSUDA Natsuki(OPENERS)クロスオーバー・ミュ...
MUSIC|テーム・インパラが放つセカンド・アルバム『ローナイズム』
MUSIC|カルト的人気を誇るオーストラリア出身のサイケデリック・ロックバンドテーム・インパラが放つセカンド・アルバム『ローナイズム』オーストラリア・パース出身のサイケデリック・ロックバンド、テーム・インパラによるセカンド・アルバム『ローナイズム(Lonerism)』がリリースされた。世界中でカルト的人気を誇ったデビュー・アルバム『インナースピーカー』からさらに進化し、磨きをかけた独自のサウンドにどっぷりと浸りたい。Text by YANAKA Tomomi焦がすようなギターラインとシンセサイザーの“メランコズミック”な音楽ストレートな1960年代後半のサイケデリックなロックサウンドで世界中を虜にするバンド、テーム・インパラ。バンドというカタチを取っているものの、レコーディングなどでもほぼすべてのパートをこなすヴォーカルとギターのケヴィン・パーカーによるソロプロジェクトといっても過言ではない。ほかの4人のメンバーは、別のバンドに所属しており、レコーディングやライブのときにのみ集まる...
MUSIC|ヴァン・シー『アイディア・オブ・ハピネス』
MUSIC|聴く者の気分を高揚させるジョイフルな音楽ヴァン・シー『アイディア・オブ・ハピネス』オーストラリア出身の4人組ロックバンド、ヴァン・シーによる4年ぶりのセカンド・アルバム『アイディア・オブ・ハピネス(Idea Of Happiness)』がリリースされた。隠れたシンセサイザーのベースがトロピカルなリズムを刻み、聴く者の気分を高揚させるような音楽だ。Text by YANAKA TomomiロックバンドとDJチームというジャンルの違うふたつの顔2005年にオーストラリア・シドニーで、ニコラス・ルートレッジ(Vo./Gt.)、マット・ヴァン・シー(Ba./Vo.)、マイケル・ディ・フランチェスコ(Synths./Gt.)、トーメク・アーチャー(Dr./Sequencer)により結成されたヴァン・シー。2005年11月には、『セックス・シティ』をリードトラックとする『ザ・ヴァン・シーEP』をリリースし大きな注目を集め、サマーソニックの「モジュラー・ナイト」などでも来日を果たして...
松浦俊夫|オランダのポップ・ミュージック界の魔術師、ベニー・シングス登場
松浦俊夫|from TOKYO MOON 11月18日 オンエアオランダのポップ・ミュージック界の魔術師、ベニー・シングス登場(1)日曜の夜、上質な音楽とともにゆったりと流れる自分だけの時間は、おとなたちの至福のとき。そんな時間をさらに豊かにするのが、DJ松浦俊夫によるラジオプログラム『TOKYO MOON』──。彼が世界中から選りすぐったすばらしい音楽や知的好奇心を刺激するおとなのためのトピックスを、毎週日曜日Inter FM 76.1MHzにて24時からオンエア。ここでは、毎週放送されたばかりのプログラムを振り返ります。今週は、9月にベスト・アルバムを発表し、ライブを行うために来日していたベニー・シングスをスタジオに迎えて話をうかがいます。Text by MATSUURA Toshioオンエアにはなかった対訳を公開!類いまれなる音楽センスを生かし、プロデューサーとして母国のアーティストを手がけながら、自身もシンガー・ソング・ライターとして活躍し、日本でも高い人気を誇るベニー・シ...
MUSIC|プリシラ・アーン『ホーム~マイ ソング ダイアリー』
MUSIC|代表曲や新曲がおさめられたベストセレクションプリシラ・アーン『ホーム~マイ ソング ダイアリー』癒しの“ピュアボイス”が魅力の歌手プリシラ・アーンの最新アルバム『ホーム~マイ ソング ダイアリー』がリリースされた。彼女の代表曲や新曲「アイル・ビー・ヒア」、カバーソングも収録され、彼女の魅力を一度に感じることのできる1枚だ。Text by YANAKA TomomiNHKプレミアムドラマ『そこをなんとか』の主題歌&挿入歌も2008年にアメリカの名門レーベル「ブルーノート」から、ノラ・ジョーンズにつづく大型新人としてアルバム『グッド・デイ』でデビューしたプリシラ・アーン。その魅力的なピュアボイスとやさしいアコースティックな音楽、そして手足がすらりと伸びたモデルのような美しいビジュアルであっという間に日本でも人気となった彼女の“ベストセレクション”ともいえるアルバムが到着した。今回のCDでは、女優の本仮屋ユイカが主演する、NHKBSプレミアムで現在放送中のドラマ『そこをなんと...
EAT|フレンチ・ポップスの歌姫、クレモンティーヌのディナーショーに1組2名様をご招待!
EAT|“音楽と美食のマリアージュ”に1組2名様をご招待!クレモンティーヌのクリスマス・ディナーショーをパレスホテル東京で開催癒しの歌声をもつフレンチ・ポップスの歌姫、クレモンティーヌが来日! 12月17日(月)18:30から丸の内のパレスホテル東京にて、クリスマス・ディナーショー『クレモンティーヌ スペシャル フレンチ クリスマス ナイト』を開催する。OPENERSでは、このディナーショーに1組2名様をご招待する。Text by YANAKA Tomomiフレンチ・ポップスの歌姫と彩り鮮やかなフランス料理を楽しむ日本でもっとも愛されるフランス人歌手、クレモンティーヌ。ジャズやポップス、ボサノバなどを歌ったCDは200万枚以上のセールスを誇り、日本のアニメソングのフランス語カバーを収録した2010年のアルバム『アニメンティーヌ』は、1年以上にわたってロング・セールスを記録した。その後も『お茶の間ベスト』や『バラエンティーヌ』などのヒット作を世に送り出し、アジアやヨーロッパでの人気を...
MUSIC|女声2人+男声6人のア・カペラ グループ“ヴォーチェス・エイト”とともに過ごすクリスマス
MUSIC|女声2人+男声6人のア・カペラ グループ“VOCES 8”とともに過ごすクリスマス「ア・カペラ グループ“VOCES 8(ヴォーチェス・エイト)”はただものではない。想像力をかきたてる表現力とバランスのとれたプログラムで、圧倒的な存在感を示す」(クラシカル・ミュージック・デイリー)──ロンドンから飛び出した驚異のボーカルグループ、ヴォーチェス・エイトが来日。客席と一体で楽しむライブパフォーマンスは、クリスマスにもぴったりだ。Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by Prince & Walker Photographyア・カペラと合唱を組み合わせたステージは必見!ヴォーチェス・エイトは、イギリスの8人の若手歌手によって結成された、現代の最前線をいくア・カペラ グループ。数かずの受賞経験を持つ彼らは、ルネサンスのポリフォニーからユニークな編成のジャズやポップスまで幅広いレパートリーを有し、そのすばらしいパフォーマンス...