音楽
「音楽」に関する記事
ロエベが贈る夏のミュージックトラック「Close to Paradise」|LOEWE
LOEWE|ロエベイビサ島のワイルドな夜を想起させるキャッチーなサマーチューンロエベが毎年夏にイビサ現代美術館にオープンするサマーショップ。3回目はリバイバルコレクションを幅広く展開。それを記念し、ミュージックトラック「Close to Paradise」が特別に制作された。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)Soul wax、ミシェル・ゴベールが楽曲を担当LOEWE(ロエベ)は、イビサ現代美術館内にサマーショップをオープンされるのが今年で3回目となり、メゾンのパウラズ ブティックのリバイバルコレクションもさらに幅広く展開するのを記念し、特別に制作されたミュージックトラック「Close to Paradise」を数量限定でリリースした。70年代から80年代にかけてのイビサ島のワイルドな夜を思い起こさせる、キャッチーなサマーチューンに仕上がっている。作曲とプロデュースを手掛けたのはベルギーのロックバンド「Soulwax」(ソウルワックス)、きゅれーションはこれ...
連載|朝倉奈緒のMUSIC PLAYLIST Vol.6 暑い夏に聴きたい!涼むアンビエント・ドローンミュージック5選
連載|朝倉奈緒のMUSIC PLAYLIST Vol.6夏におすすめのアンビエント&ドローン5タイトル「ambient=環境」という解釈でいえば、アンビエント・ミュージックは、生活の中で、誰もが必然的に耳にしている音楽なのかもしれません。ドローン・ミュージックはアンビエントと密接に関わり、普段耳にすることは少ないかもしれませんが、どちらも精神をリラックス(または覚醒)させ、日常と違った世界を見せてくれる、感覚的な音楽です。近年注目が高まる“マインドフルネス”=瞑想をするのには最適なものも。暑い日にこそ、ゆったりと流れるアンビエントに身を委ね、ホラー映画を観ているかのようにスリリングなドローンミュージックを聴いて、ぜひクールダウンしてください。Text by ASAKURA Naoアンビエント巨匠の最新実験作からアヴァン・クラシカル、ノスタルディックなアンビエント・フォークまでphoto by Brian EnoBRIAN ENO『Reflection』日本ではあまり馴染み...
音楽とカーアクションを融合!映画『ベイビー・ドライバー』|MOVIE
MOVIE|エドガー・ライト監督最新作カーチェイス版『ラ・ラ・ランド』!?エドガー・ライト監督最新作『ベイビー・ドライバー』が2017年8月19日(土)に新宿バルト9他全国で公開される。台詞とカーアクションシーンを音楽に織りこみ、ミュージカル映画のように仕上がっているという。6月にロサンゼルスとロンドンで開催されたプレミア上映会での評判も高く、日本での公開が楽しみな作品だ。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)LAで行われたプレミア上映会に豪華キャストが出席『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う』などエッジの効いたコメディセンスとヴィジュアル・テクニック、そしてさまざまな映画の引用で、高い評価を得ているエドガー・ライト監督。彼が本格的ハリウッド長編映画デビューを果たし、脚本・監督を務める最新作『ベイビー・ドライバー』が2017年8月19日(土)に全国公開される。天才的なドライビングセンスを買われ、犯罪組織の“逃がし屋”として活...
ジェフ・ミルズ×東京フィルハーモニー交響楽団の東京公演第2弾イベントレポート|MUSIC
MUSIC|ジェフ・ミルズ×東京フィルハーモニー交響楽団コラボ公演第2弾エレクトロとクラシックが織りなす音楽の宇宙とは2017年2月25日(土)、渋谷のBunkamuraオーチャードホールにて、「爆クラ!presents ジェフ・ミルズ×東京フィルハーモニー交響楽団×アンドレア・バッティストーニ クラシック体感系II-宇宙と時間編-」が開催された。このイベントは、昨年3月に同プロデューサーによって開催され、多くの反響を呼んだ「クラシック体感系-時間、音響、そして、宇宙を踊れ!-」の第2弾として、ジェフ・ミルズの最新作『Planets』のリリースを機に日本に再上陸したエレクトロニック・ミュージックとクラシックの異色なコラボレーションプロジェクトである。今回も前売りチケットは完売し、当日券の販売はゼロ。世界的なエレクトロニック・アーティストが新たに発表する史上最大の野心作をライブ体験しようと、約2000人が会場に集まった。Text by ASAKURA Nao前半目玉は100台のメトロ...
連載|朝倉奈緒のMUSIC PLAYLIST Vol.5 男でも聴き惚れる!美声男性ボーカル曲5選
連載|朝倉奈緒のMUSIC PLAYLIST Vol.5甘美な男性ボーカル曲おすすめ5選頬に触れる空気が柔らかくなり、新しいことを始めたい季節となりました。今回は、前々回の女性ボーカル特集に対抗して、美声男性ボーカル特集!トラック自体はボーカルと別のアーティストがプロデュースしている曲もありますが、その界隈で抜きん出ている一流のトラックメーカーが「この人をフィーチャーしたい」と思いを馳せて誕生させた(いわゆる)コラボ曲は、自作自演の楽曲にはない相乗効果といえる奇跡の化学反応が起こっており、一聴の価値ありです。ボーカルのキャラクターが最大に生かされたトラックメイキングにもご注目ください!Text by ASAKURA Naoロンドン、LAのエレクトロ・ビートシーン王者から東京の超マイペースシンガーソングライターまでHONNE「Warm On A Cold Night」ロンドン発の不思議エレクトロデュオ、HONNE(ホンネ)。日本が大好きなことと、「本音」の意味が自分たちの音楽性とピ...
「モーション・ブルー・ヨコハマ」が開業15周年を迎える|LOUNGE
MOTION BLUE YOKOHAMA|モーション・ブルー・ヨコハマ15周年特別企画だから、粋なこと満載「モーション・ブルー・ヨコハマ」が開業15周年を迎える。それを機に新たなコンテンツを多数用意。ジャズアーティストの公演や、長場雄氏がイラストを手掛けたグッズなどを販売する。期間は2017年4月8日(土)~14日(金)まで。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)テーマは「Taste,Drink,Feel the Music」ライブレストラン「モーション・ブルー・ヨコハマ」が、明治・大正から続く横浜のシンボル、横浜赤レンガ倉庫の歴史とともに、2017年4月12日に開業15周年を迎える。当レストランは、横浜港を一望する国内有数のロケーションでジャズを中心とした国内外の一流アーティストのライブと本格的ディナーを提供し、ここでしか味わえない非日常的な体験を提供してきた。15周年を機に、より多くの感動を作り上げたいという想いを“Taste,Drink,Feel the...
渥美幸裕が新音楽の可能性を探る『“邦楽2.0”研究会』|MUSIC
MUSIC|2012年から京都で研究を進める音楽プロジェクト古典邦楽から創る新しい音楽“邦楽2.0”ギタリスト渥美幸裕が、’古典邦楽’から創る新音楽の可能性をライブで楽しみながら参加者と共に研究するプロジェクト。それが『”邦楽2.0”研究会』。Text by ATSUMI Yukihiro“邦楽2.0”をギターで表現した作品をリリースNIPPON NOTE RECORDSを主催するギタリスト/音楽家の渥美幸裕が2012年から京都にて研究を進めている、古典邦楽から考案した新音楽= ”邦楽2.0” を三味線や箏などの和楽器演奏者と共に披露し、邦楽の未来について語り合うイベントが2017年4月13日(木)に 代官山 ’晴れたら空に豆まいて’ にて開催される。ギターを通してロックやジャズをはじめ様々なジャンルの音楽に触れてきましたが、オリジナルの音楽を追求する中で自分の生まれ育った風土の足元にある素晴らしい邦楽の歴史と今を繋ぐ音楽があると良いのでは?と思い立ち京都にて古典の研究を始めました...
連載|朝倉奈緒のMUSIC PLAYLIST Vol.4 光る! 新世代アジアンインディー5選
連載|朝倉奈緒のMUSIC PLAYLIST Vol.4おすすめアジアンインディーアーティスト5選海外の音楽というと欧米リリースの洋楽がイメージされがちですが、お隣の韓国、台湾、またタイなどにもアンダーグラウンドで活躍するユニークなアーティストがたくさんいます。見つけたらワクワクしてしまう、個性的なキャラクターの彼らの音楽からは純粋なエネルギーと奇妙な躍動感が得られます。インディーシーンではすでに世界から注目度の高い、おすすめ5アーティストの作品を紹介します。Text by ASAKURA Nao台湾シュゲーザーから韓国の最新ベッドルームポップス、タイのベルセバまでmanic sheep『Brooklyn』台湾の4人組シューゲイズバンド、manic sheep。ローファイ感あるサウンドとキュートなボーカル、Chrisの声がたまらないデビューアルバム『Manic Sheep』が日本のポストロック、シューゲイザーファン、世界のアーティストから熱く支持され、これまでにKYTE、The A...
約50点を集めた写真展「DAVID BOWIE by MICK ROCK」開催|ART
VACANT|バカント“70年代を写した男”ミック・ロックがデヴィット・ボウイを捉えた「DAVID BOWIE by MICK ROCK」“70年代を写した男”の異名を取るロック・フォトグラファーMick Rock(ミック・ロック)が、音楽史に燦然と輝くロックスター、David Bowie(デヴィット・ボウイ)が映した作品のみを展示する写真展「DAVID BOWIE by MICK ROCK」が2月25日(土)より開催される。Text by SHIMOJO Shingoミック・ロックのトークショーも開催予定ルー・リードやイギ―・ポップ、クイーン、デビー・ハリー、セックス・ピストルズ、ラモーンズなど、70年代を代表するロックやパンクシーンのアーティストを撮り続けてきたミック・ロック。2015年9月に出版された写真集「The Rise of David Bowie 1972-1973」(TASCHEN) は、ボウイ本人とミックのサイン入りの限定版がタッシェン史上最も早く完売した限定出版...
「Kyoto Jazz Massive」のビルボードライブが開催|MUSIC
MUSIC|「Kyoto Jazz Massive」のビルボードライブが開催決定沖野修也氏が代表を務める音楽制作/マネージメントオフィス「Extra Freedom」発足20周年記念ライブ沖野修也・沖野好洋との兄弟DJユニット「Kyoto Jazz Massive」のライブが東京・大阪で二日間にわたって開催。ボーカルにはヴァネッサ・フリーマン、元ブラン・ニュー・ヘビーズのN’Dea Davenportなどを迎える。その他のメンバーも豪華な顔ぶれだ。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)沖野兄弟DJユニット「Kyoto Jazz Massive」に浸る二日間沖野修也氏が代表を務める音楽制作/マネージメントオフィスの「Extra Freedom」発足20周年を記念して、東京では3年、大阪では9年ぶりとなる沖野修也・沖野好洋との兄弟DJユニット「Kyoto Jazz Massive」のライブが開催される。今回はDJ KAWASAKIやROOT SOULといったExt...
連載|朝倉奈緒のMUSIC PLAYLIST Vol.3 ウィスパーボイスが沁みる女性ボーカル曲5選
連載|朝倉奈緒のMUSIC PLAYLIST Vol.3冷えた体を癒す、おすすめ女性ボーカル曲5選東京でも雪が降りそうな寒い日が続きますが、午前中の澄んだ空気の中、太陽の日差しを浴びると、清々しい気分になります。そんな凛とした空気を緩ませてくれる、冷えた体を温めてくれるような、癒しの女性ボーカルの曲をご紹介。美しく、どこか憂いのある歌声、浮遊感のあるサウンドが、冬の景色にピッタリです。Text by ASAKURA Nao日本の個性派アーティストから海外のマルチプレイヤーまでCuushe「Tie」2ndアルバム『Butterfly Case』がニューヨークのカルチャー誌The FADERにて「PRETTIEST ALBUM OF THE YEAR」と評されるなど、海外メディアからも注目度の高い、日本のエレクトロニック女性アーティスト、Cuushe(クーシェ)。ゆらめくメランコリックサウンドに独特のボーカルが特徴的で、作詞・作曲、ボーカル、ギターまで全て自身でこなすDIY女性アーティ...
沖野修也氏の50歳誕生日&JAZZANOVA 20周年記念パーティー|MUSIC
MUSIC|世間を騒がせて来た音楽界の重鎮SHUYA OKINO 50TH BIRTHDAY& JAZZANOVA 20TH ANNIVERSARY PARTY沖野修也氏50歳の誕生日&Jazzanova 20周年記念パーティーが2017年2月24日(金)に開催。久々の来日となるAlex Barckを迎えJAZZANOVAの結成20周年を共催。所縁のあるゲストを迎え、世界に通用する日本人DJの最新ショーケースとしても注目のラインナップだ。また翌日には大阪でも開催される。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)JAZZANOVAの結成20周年を共催選曲家、作曲家、執筆家、そして現在華道家を目指して修行中でもある沖野修也氏の50歳の誕生日イベントを開催する。常に新しい提案で話題を振り巻き、世間を騒がせて来た音楽界の重鎮が人生の節目で何をプレイし、何を語るのか・・・。ゲストには沖野氏に所縁のある豪華な顔ぶれが揃う。大沢伸一(Mondo Grosso) ...
連載|朝倉奈緒のMUSIC PLAYLIST Vol.2 籠もる季節に聴きたい癒しのピアノ曲5選
連載|朝倉奈緒のMUSIC PLAYLIST Vol.2日本人の琴線に触れる、ピアノの音色が心地よい名曲5選寒くなり、休日や夜、部屋で過ごす時間が長くなるのではないでしょうか。家にいるとき、テレビを消して音楽をかけると、驚くほどその場の雰囲気が変わることに気がつきます。せっかくなら寛げる、冷えた体をほっと温める音楽を聴きたいですよね。今回、誰もが安らぐピアノの音色が心地良い曲を選びました。クラシックにとどまらない、多ジャンルで活躍するアーティストの清らかな音世界をお楽しみください!Text by ASAKURA Naoピアノソロからエレクトロニカ、ジャジーヒップホップまでHenning schmiedt- Hochzeitslied ドイツのピアニスト、Henning schmiedt。日本でも良質な音楽レーベル、flauよりこれまでに多数の作品をリリースしており、来日公演には、老若男女問わず毎回たくさんのファンが押し寄せます。彼のピアノはそっと寄り添うような優しさで、生演奏を聴き...
ケベック映画賞最多6部門受賞! レア・プール監督作品『天使にショパンの歌声を』|MOVIE
ケベック映画賞最多6部門受賞!『天使にショパンの歌声を』国内外の数々の栄誉ある賞に輝いている、女性監督レア・プール。日本でもスマッシュヒットを記録した代表作『翼をください』、『天国の青い蝶』に続く新作は、音楽の力を信じて強く生きる女性たちを描く『天使にショパンの歌声を』。第18回ケベック映画賞最多6部門受賞、そして世界中の映画祭で大絶賛を博した新たな名作が誕生した。1月14日(土)より全国ロードショー。Text by OPENERS音楽の力を信じて、いま彼女たちの心は一つになる――繊細かつ温かな人間ドラマの名手として知られ、カナダ映画界を支えてきた女性監督、レア・プール。その多彩なフィルモグラフィーで、国内外の数々の栄誉ある賞に輝いた彼女の作品を目にした方も多いだろう。思春期の少女たちの愛と情熱に迫った『翼をください』、神秘の蝶と少年の奇跡の実話を映画化した『天国の青い蝶』は、日本でもスマッシュヒットを記録した。長編映画監督デビューから35年となった2015年、映像作家として円熟期...