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2019年4月10日
2018年リリース作品を総括!“UK新世代ジャズ”傑作選
相乗効果で“豊作の年”に!!
“UK新世代ジャズ”ムーブメントの中でも近年特に注目を集めるのがロンドン、とりわけサウス・ロンドンを中心としたアーティストたち。ここで紹介する2018年度リリースの作品も、ほとんど南ロンドン周辺勢が占める形だ。そんな作品群を語る上で重要なのが、今年2月にジャイルス・ピーターソンの「ブラウンズウッド」からリリースされたオムニバス作品『We Out Here』である。
本作は、サックス奏者のシャバカ・ハッチングスによってまとめられ、まさに“南ロンドンのいま”を切り取った内容だが、これを起点にジョー・アーモン・ジョーンズやマイシャのアルバムがリリースされ、シャバカ・ハッチングス率いるサンズ・オブ・ケメットが名門インパルスからアルバムを発表。
さらに、モーゼス・ボイドやカマール・ウィリアムスといった注目のアーティストが次々と新作を生み出すなど、2018年はUKジャズにとって非常に活気に満ちた1年となった。これは近年、リチャード・スペイヴンやゴーゴー・ペンギンらによって「UK新世代ジャズ」の認知が高まり、そこに南ロンドン勢の活躍も加わった結果とも言えるだろう。
2018年リリース“UK新世代ジャズ”傑作アルバム20
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