レンジローバースポーツに試乗|Range Rover

レンジローバースポーツに試乗|Range Rover

Land Rover Range Rover Sport|ランドローバー レンジローバー スポーツ道をえらばぬ万能プレミアムクルーザー新型レンジローバー スポーツに試乗レンジローバーブランドにおいて、エントリーモデルである「イヴォーク」とプレミアムモデルである「レンジローバー」の中間に位置し、今年の春、2代目へとフルモデルチェンジを果たした「レンジローバー スポーツ」。オンロードとオフロード、その両方を世界一級のパフォーマンスで走破することを目的とし開発されたこのニューモデルを、ランドローバーの故郷イギリスで河村康彦氏がためす。Text by KAWAMURA Yasuhikoレンジローバー スポーツ独自のパッケージングランドローバーの作品史上、もっともオンロードでのダイナミクス性能にすぐれたモデル──今年春に開催のニューヨーク モーターショーでワールドプレミアがおこなわれ、2005年の初代モデル誕生以来、初のフルモデルチェンジがおこなわれたレンジローバー スポーツの狙いは、ズバリ...
水野和敏氏、GT-R 2013年モデルを語る|Nissan

水野和敏氏、GT-R 2013年モデルを語る|Nissan

Nissan GT-R|日産 GT-R水野和敏氏、GT-R 2013年モデルを語る日産「GT-R」2013年モデルの試乗会にあわせ、“ミスターGT-R”こと水野和敏氏に、渡辺敏史氏がインタービュー。デビューから5年、水野氏が訴えつづけている“日本の匠の技”はどう反映されているのか。さらには、クルマを取り巻く環境や社会のニーズも急激に変化し、あたらしい技術も次々と導入されているなか、GT-Rはどこへ向かうのか。Text by WATANABE Toshifumiマルチパフォーマンス発売当初からGT-Rは速さを追求するだけのスーパーカーではなく、さまざまな用途に使える“マルチパフォーマンス スーパーカー”であると水野氏は公言している。実際、オーナーからは水野氏の予想を超えたマルチパフォーマンスぶりを伝える声が寄せられるという。完成度は8割程度GT-Rは世界の技術トレンドリーダーであるべきだと、水野氏は強調する。それは、決してニュルのタイム表を更新するという意味ではなく、はるか先を見越し...
スバルBRZに試乗|SUBARU

スバルBRZに試乗|SUBARU

SUBARU BRZ|スバル BRZスバルBRZに試乗専用開発のシャシーによって実現した低重心を武器とする国産FRスポーツ、スバル「BRZ」。姉妹車であるトヨタ「86」とともに、いまもっとも気になる日本車のひとつといえるのはないだろうか。OPENERSでは、この「BRZ」に試乗する機会をえた。果たして、「BRZ」とはどんなクルマなのか? 大谷達也が分析する。Text by OTANI TatsuyaPhotographs by ARAKAWA Masayuki美しい「彫りの深いクルマだ」箱根の木漏れ日を浴びながらたたずむサテンホワイト・パールのスバルBRZを眺めていて、ふとそうおもった。クーペが美しいのは、ある意味で当然のことかもしれない。居住スペースの確保に重点が置かれるサルーンとことなり、クーペではキャビンの広さにたいする優先順位が低く、スタイリングに工夫を凝らす余地が増えるからだ。けれども、日本製のクーペで“美しい”とおもえるモデルが過去にどれほどあっただろうか? 批難される...
ジャーマンプレミアム3ブランド 中核モデルの実力を探る!

ジャーマンプレミアム3ブランド 中核モデルの実力を探る!

Mercedes-Benz E Class|メルセデス・ベンツ EクラスBMW 5 Series|ビー・エム・ダブリュー 5シリーズAudi A6|アウディ A6ジャーマンプレミアム3ブランド 中核モデルの実力を探る!アッパーミドルクラス、いわゆるEセグメントに属するモデルは、各メーカーの稼ぎ頭であり、テクノロジーとノウハウを総動員して開発される。それゆえ、ブランドの製品思想や先端技術がもっとも色濃く反映されているとも言える。メルセデス・ベンツ Eクラス、BMW 5シリーズ、そしてアウディ A6──ジャーマンプレミアム3ブランドが誇る各モデルの真価を確かめるべく、自動車ジャーナリスト 島下泰久が比較試乗した。Text by SHIMASHITA YasuhiroPhoto by ARAKAWA Masayuki実用性+αの魅力が重要ジャーマンプレミアム3ブランドの稼ぎ頭といえるメルセデス・ベンツEクラス、BMW5シリーズ、アウディA6は、ヨーロッパではカンパニーカーとして支給される...
最上級アメリカンSUVにデトロイトで試乗!|Cadillac

最上級アメリカンSUVにデトロイトで試乗!|Cadillac

CADILLAC ESCALADE|キャデラック エスカレード最上級アメリカンSUVにデトロイトで試乗!キャデラックの最上級大型SUV、エスカレード。2007年にデビューしたその現行モデルの最新版に、デトロイトショー取材で彼の地を訪れたモータージャーナリスト、島下泰久が試乗した。Text by SHIMASHITA Yasuhisa存在感溢れるエクステリアキャデラックの最上級モデルとして君臨する大型SUVのエスカレードは従来、三井物産オートモーティブが輸入・販売をおこなっていた。しかし、そのディストリビューター契約は昨秋に終了。いよいよ今春からはあらためてGMジャパンが、販売を手がけることとなった。じつは2007年にデビューした現行エスカレードも、これまでに数かずの改良がくわえられ て今にいたっている。北米国際モーターショーのために訪れたデトロイトで、その最新版を試した。それにしても外観の迫力と言ったら、まさに圧巻だ。単純にサイズが大きいということもある。何しろスリーサイズは本国仕...
新型ジープ チェロキーを試す|Jeep

新型ジープ チェロキーを試す|Jeep

Jeep Cherokee|ジープ チェロキー未来的なジープの新種新型チェロキーを試すフィアット クライスラー ジャパンが導入を開始した第4世代となる新型「チェロキー」は、誰もが良く知るこれまでの箱形デザインを採用したいわゆる“ジープ”らしいデザインから一転。アヴァンギャルドなフォルムが特徴だ。スポーティとも都会派ともいうべき、超モダンなエクステリアからは、タフなイメージだけではない、ジープのあたらしいチャレンジが見えてくる。Text by SAKURAI KenichiPhotographs by TSUKAHARA TakaakiまるでUFO4世代目となった新型ジープ「チェロキー」は、ジープ伝統の7スロットグリルや台形をモチーフとした前後のフェンダーデザインが紛れもなく「ジープ」の一族であることを感じさせるが、乗用車と比較しSUVらしく確保された高めの車高と、「ジープ」を「ジープ」らしく見せるためのそうしたフレーバーともいえるデザイン要素を取り除けば、じつに斬新で未来的なルック...
新世代のスモールカー、up!に試乗

新世代のスモールカー、up!に試乗

Volkswagen up!|フォルクスワーゲン アップ!フォルクスワーゲンの力が凝縮新世代のスモールカー up!に試乗「都市内移動で持ち味を発揮するクルマ」と謳われるフォルクスワーゲンのスモールカー、up!(アップ)にニースで試乗。わずか3.5mのボディに、1リッター3気筒エンジンを搭載。燃費経済性を通してサステナビリティを追求したモデルだ。Text by OGAWA FumioPhoto by Volkswagen燃費は22~23km/ℓup!(アップ)という気分が明るくなるような車名を与えられたフォルクスワーゲン ファミリーのニューカマー。2011年夏に発表され、12月からドイツをはじめ、いくつかの国で市場に投入された。1万ユーロを切るプライスも特徴で、低価格と低燃費により、ハイブリッドには懐疑的な欧州のマーケットでの成功を目指している。燃費は100km走るのにわずか4.2~4.5リッターのガソリンしか使わないという驚異的なもの。1リッターで走れる距離に換算すると、22~23...
シボレー ボルトにデトロイトで試乗

シボレー ボルトにデトロイトで試乗

Chevrolet VOLT|シボレー ボルトプリウス&リーフの強敵シボレー ボルトにデトロイトで試乗EVでありながら、発電用の1.4リッターエンジンをもつ、シボレー ボルト。GMいうところのE-REV(Extended-Range Electric Vehicle=航続距離延長型電気自動車)、いわゆるレンジエクステンダーとカテゴライズされる同車に、自動車ジャーナリスト、島下泰久氏が試乗。ライバルたるトヨタ プリウス、日産リーフにたいするメリット、デメリットを検証した。Text by SHIMASHITA Yasuhisa果たしてEVなのか、ハイブリッドなのか2010年末よりカリフォルニア州など一部の地域を皮切りに発売され、この1年のあいだに販売エリアを拡大してきたボルト。今年に入って中国でもいよいよデリバリーがはじまったが、日本導入は当初のアナウンスに2012年以降とあっただけで、いまだ何も明確には決まっていない状況だ。このボルト、果たしてEVなのか、それともハイブリッドなんじゃ...
初のコンプリートモデル「S60/V60ポールスター」に試乗|Volvo

初のコンプリートモデル「S60/V60ポールスター」に試乗|Volvo

Volvo S60 Polestar|ボルボ S60 ポールスターVolvo V60 Polestar|ボルボ V60 ポールスターボルボのあらたなコンプリートモデルS60、V60ポールスターに試乗ボルボが「S60」「V60」のもっともスポーティなモデルとして、台数限定で導入した「S60/V60ポールスター」。メルセデス・ベンツのAMGやBMWのM、さらにはルノー・スポール、アバルトのように、乗用車モデルをベースに、専門家集団が徹底してエンジニアリングをほどこし、名前も特別なものを冠した特別なクルマだ。ブランド初となる、このもっともエッジのきいたコンプリートモデルに、桂伸一氏が試乗して、その出来栄えを体感した。Text by KATSURA ShinichiPhotographs by SAKURAI Atsuoエンジニアリングに必要なものを熟知したポールスターメルセデス・ベンツにはAMG、BMWにはM、アウディはRS、ではボルボには──“ポールスター”がある!プレミアムブランドに...
新型パサートに試乗|Volkswagen

新型パサートに試乗|Volkswagen

Volkswagen Passat|フォルクスワーゲン パサートVolkswagen Passat Variant|フォルクスワーゲン パサート ヴァリアント“らしさ”を磨き上げた8代目フォルクスワーゲン新型パサートを試乗ことし7月にフルモデルチェンジし8代目となった、フォルクスワーゲン「パサート」。発表と同時に設定されたスポーティなRラインにくわえ、10月のパリモーターショーでは、無給油で1,000km走行できるプラグインハイブリッドモデルが追加されたのも記憶にあたらしい。来年には日本への上陸が期待されるその新型パサートに、小川フミオ氏がイタリア・サルディニア島で試乗した。他ブランドでは同クラスのサルーンたちがスポーティやラグジュアリーを強調してゆくなか、パサートはどのような進化を遂げたのか。Text by OGAWA Fumioひと目でパサートとわかるエクステリア累計2,200万台。もっとも売れているフォルクスワーゲン「パサート」がフルモデルチェンジを受けた。伊サルディニア島で...
RANGE ROVER|イヴォークに試乗

RANGE ROVER|イヴォークに試乗

RANGE ROVER EVOQUE|レンジローバー イヴォークスタイリッシュで軽快なクロスオーバービークルレンジローバー イヴォークに試乗レンジローバー イヴォークは、コンセプトカーほぼそのままのデザインを量産化するのに成功した、注目のクロスオーバービークルだ。全長4.4mという比較的コンパクトなボディに、2リッターターボエンジンを搭載し、4WDシステムを組み合わせた成り立ち。運転すると、意外なほど軽快感のある仕上がりだ。400万円台からという価格も手伝い、「すでに予約が多く入っている」と輸入元のジャガー・ランドローバー・ジャパンでは話す。3月3日に発売される同車に、さっそく試乗した。Text by OGAWA FumioPhotographs by ARAKAWA Masayukiスタイリッシュなクルマを求める層にアピールレンジローバーは、英国生まれの四輪駆動車メーカー、ランドローバーが1970年に初代を発表。「4WDのロールスロイス」とも言われた、豪華な内装などを特徴とし、独...
マクラーレンMP4-12Cに試乗|McLaren

マクラーレンMP4-12Cに試乗|McLaren

McLaren MP4-12C|マクラーレン MP4-12Cかつてないスーパースポーツをその手に!試乗 マクラーレンMP4-12Cマクラーレンが量産スポーツカー市場参入への第1弾として発表した「MP4-12C」に、ついに試乗の機会を得た。イギリスはサリー州、ダンスフォールド飛行場のテストトラックから島下泰久氏のインプレション。Text by SHIMASHITA Yasuhisaフェラーリのライバルに、いざ乗り込むF1の名門マクラーレンのロードカーといえば、有名なのは1991年に発表された、その名も「マクラーレンF1」だ。また、メルセデス・ベンツとのコラボレーションで開発、生産をおこなっていた「SLRマクラーレン」も、まだ記憶にあたらしい。そんなマクラーレンが、ロードカー開発と製造を受け持つマクラーレン・オートモーティブの組織を一新して、量産スポーツカー市場へと参入する。その第1弾モデルとなるのが「MP4-12C」である。ひとくちに量産スポーツカーといってもセグメントはいくつもある...
フォルクスワーゲンup!4ドアにデュッセルドルフで試乗|Volkswagen

フォルクスワーゲンup!4ドアにデュッセルドルフで試乗|Volkswagen

Volkswagen up!|フォルクスワーゲン up !こっちが本命?フォルクスワーゲン up!4ドア 試乗記up! 2ドア版につづき、up! 4ドア版の試乗会が、ドイツはデュッセルドルフにておこなわれた。日本にもかなり戦略的なプライスタグをさげての導入が噂されるこの4ドア up!。島下泰久氏はどう評価する?大谷達也氏による「フォルクスワーゲン up!」国内試乗記はこちら「フォルクスワーゲン up!」国内発表会はこちらText by SHIMASHITA Yasuhisaこれが日本仕様「up!」か?2ドア版のデビューを機に、昨秋、ローマにておこなわれた国際試乗会につづいて、フォルクスワーゲンはラインナップ中もっともコンパクトなモデル「up!」の4ドア版の試乗会を、デュッセルドルフにて開催した。ドア枚数が増えただけでわざわざ? とおもって訊くと、メーカーとしてはこの4ドアが販売の5割を超えると予測しているのだという。しかも、登場が待たれていた「ASG」と呼ばれるセミオートマチックギ...
新型ポロに試乗|Volkswagen

新型ポロに試乗|Volkswagen

Volkswagen Polo TSI Comfortline|ポロ TSIコンフォートライン進化するオールラウンダー新型ポロに試乗フォルクスワーゲン「ポロ」が、9月にマイナーチェンジをおこなった。燃費向上や最新の安全装備の採用にくわえ、新型「ゴルフ」にならったあたらしいフロントも大きなポイントだ。2010年に、日本に上陸したばかりのポロを“ゴルフに通じるオールラウンダー”と評した小川フミオ氏が、この最新型を試乗。山道もふくめテストをおこない、その進化をリポートする。Text by OGAWA FumioPhotographs by HANAMURA Hidenoriはっきりと宿る個性熱心なファンを多く抱える、フォルクスワーゲンの「ポロ」がリフレッシュされた。充実した安全装備、燃費が向上したエンジン、それにぐっと質感が高くなった走りで、全方位的にハナマルな出来である。フォルクスワーゲン ポロは、日本のために作られたようなクルマだ。全長4メートル以下で、全幅1.7メートル以下という適...
ザ・ビートルに試乗!|Volkswagen

ザ・ビートルに試乗!|Volkswagen

Volkswagen The Beetle|フォルクスワーゲン ザ・ビートルザ・3代目フォルクスワーゲン ザ・ビートルに試乗ニュービートルから、より初代ビートルこと「タイプ1」によせたシルエットへと姿をかえた3代目ビートル、「ザ・ビートル」がついに日本デビュー。デザイナー クリスティアン・レスマナ氏も来日し、初代およびニュービートルのオーナーも参加して、大々的におこなわれた試乗イベントから、青木禎之氏の「ザ・ビートル」インプレッション!Text by AOKI Yoshiyukiphotographs by MOCHIZUKI Hirohikoファニーカーとは呼ばせない「ザ・ビートル」ことあたらしいフォルクスワーゲン・ビートルは、つまりはFF(前輪駆動)プラットフォームに最適化されたビートルである。ゴルフIVベースのハリボテカーから(失礼!)フォルクスワーゲン基幹モデルの1車種になるにあたって、(横綱ゴルフには及ばないにしても)実用性に正面から向き合って開発されたのがニュービートル...
200 件