フィアット パンダに試乗|Fiat

フィアット パンダに試乗|Fiat

Fiat Panda Easy|フィアット パンダ イージーフィアット パンダを日本で試すコンパクトカーのアイコン、フィアット「パンダ」。その名を受け継ぐ3代目が6月1日に日本発売となった。3代目フィアット「パンダ」は、フィアット「500(チンクエチェント)」と、基本をおなじくしながらも、「500」とはまたちがう明るいデザインと、4ドア5人乗りという高い実用性が自慢だ。OPENERSは塩見智氏とともに、このニューパンダを試した。Text by SHIOMI SatoshiPhotographs by ABE Masayaパンダは偉大な祖先を持つたいていのクルマはインターネットで車名を検索すると、その車種の説明が上のほうにくるが、フォルクスワーゲン「ゴルフ」はスポーツのゴルフにかなわず、フィアット「パンダ」もジャイアントパンダより下にいる。ゴルフもパンダも乗用車のなかではかなり有名で、乗用車史においても重要なモデルなのだが、超メジャーな言葉を車名に用いたがゆえに、上位にこない。上位に...
特集|7代目 フォルクスワーゲン ゴルフ|Volkswagen

特集|7代目 フォルクスワーゲン ゴルフ|Volkswagen

Volkswagen Golf|フォルクスワーゲン ゴルフ7代目 フォルクスワーゲン ゴルフ2012年9月、パリモーターショー2012に先駆けて発表された、第7世代の「ゴルフ」。言わずと知れたフォルクスワーゲンブランドの大黒柱は、フルモデルチェンジを経ても、あくまでキープコンセプト。世界のコンパクトカーのベンチマークでありつづけてきた、その歴史を引き継ぐべく、第6世代からのバトンを受け取った。そして、ここ日本でも、いよいよこの7代目ゴルフが正式発売となった。ライバルたちも次々にモデルチェンジを果たし、大混戦の様相を見せるCセグメントのディフェンディングチャンピオンをOPENERSは特集!国内導入されたゴルフ GTIに早速試乗待望の「GTI」が日本でも発表された。ゴルフ伝統のスポーツモデルは、この新型でどう進化したのか。小川フミオが富士スピードウェイを舞台にテストドライブ。歴代最速のゴルフGTI 日本上陸フォルクスワーゲン「ゴルフ」の高性能バージョン、「ゴルフ GTI」が、日本で正式...
フォルクスワーゲン ゴルフ GTI に試乗|Volkswagen

フォルクスワーゲン ゴルフ GTI に試乗|Volkswagen

Volkswagen Golf GTI|フォルクスワーゲン ゴルフ GTIフォルクスワーゲン ゴルフ GTIに試乗第7世代へと代替わりを果たした、フォルクスワーゲン「ゴルフ」は、ここ日本でも、高い評価をもって受け入れられている。しかし、ゴルフファンのなかには、日本仕様の1.2リッターエンジン搭載モデルと、1.4リッターエンジン搭載モデルを気にしながらも、すでに欧州で発表されている「GTI」を待っている向きもあるのではないだろうか? そこで、OPENERSは、ひと足はやく、あたらしい「GTI」を試した金子浩久氏に聞いてみた。カネコさん、今度のGTIってどうでした?Text by KANEKO Hirohisaタータンチェックのシート=GTI?OPENERS編集部の鈴木さんから新型フォルクスワーゲン「ゴルフ GTI」について訊ねられた。彼は、僕が5月にドイツとオーストリアでGTIに乗ってきたことを知っていた。帰国してすぐに書いた試乗記も読んでくれたという。「GTIは、ゴルフ1.2や1....
ランドローバー フリーランダー2 の実力|Land Rover

ランドローバー フリーランダー2 の実力|Land Rover

Land Rover Freelander2|ランドローバー フリーランダー2SUVならSUVブランドにタイトルランドローバー フリーランダー 2の実力昨年末、内外装のデザインを刷新すると同時に、従来の3.2リッター直列6気筒エンジンを2.0リッター直列4気筒エンジンに載せ替え、ダウンサイジングをおこなったランドローバー「フリーランダー 2」。このクルマ、ランドローバーブランドのエントリーモデルだから、とあなどることなかれ。スタイリッシュな「イヴォーク」の影にかくれがちとはいえ、SUV専門ブランドならではの哲学がこのクルマにも息づいている。いよいよ完熟した感のあるフリーランダー 2を、九島辰也氏がその成り立ちから紐解く。Text by KUSHIMA TatsuyaPhotographs by ABE Masayaランドローバーの起源90年代から巻き起こったアメリカを起点とする世界的なSUVブームで、いまやほとんどの自動車メーカーが背の高いクルマをつくるようになった。1999年には...
ラグジュアリー SUV レンジローバーの世界|Range Rover

ラグジュアリー SUV レンジローバーの世界|Range Rover

Range Rover Autobiography|レンジローバー オートバイオグラフィRange Rover Sport 5.0 V8 Limited|レンジローバー スポーツ 5.0 V8 リミテッドラグジュアリーSUVといえばレンジローバーレンジローバー & レンジローバー スポーツの世界イヴォーク、レンジローバー スポーツ、レンジローバーと3つのボディバリエーションを展開するレンジローバー。いずれも劣らぬ、英国産ラグジュアリーSUVだ。今回は、そのレンジローバーブランドの最高峰、「レンジローバー オートバイオグラフィ」と、日本でもモデルチェンジを目前に控えて、いよいよ手に入るチャンスもあとわずかとなった「レンジローバー スポーツ」の限定モデル「5.0 V8 リミテッド」を、長崎で九島辰也氏とともにテストした。Text by KUSHIMA TatsuyaPhotographs by ABE Masayaなぜレンジローバーを選ぶのか?イヴォークの登場で新たなセグメント...
ジャガーのハイパフォーマンスモデル2台に試乗|Jaguar

ジャガーのハイパフォーマンスモデル2台に試乗|Jaguar

Jaguar XKR-S & XFR|ジャガー XKR-S & XFRジャガーのハイパフォーマンスモデル2台に試乗東京ではまだ寒さののこる3月下旬、すでに春のきざしも見えはじめた温暖な宮崎にてジャガーのフルラインナップ試乗会がおこなわれた。もともとはポルシェやフェラーリとも肩を並べるスポーツカーメーカーであったジャガーだが、近年ではスポーティイメージが薄れ、優美なサルーンの印象がつよい。そこでジャガーは、原点にたちかえるべく、スポーツモデルに注力する方向だという。OPENERSは、そのなかでももっともハイパフォーマンスな2台を選択。1台は優美なプロポーションをもつスポーツクーペ「XK」のスポーツグレード「XKR」に、さらに本気度の高い性能を詰め込んだ「XKR-S」。もう1台はスポーティサルーン「XF」の最上位グレード「XFR」。ジャガーのいう英国的スポーツカーをどう感じたか。渡辺敏史氏によるリポート。Text by WATANABE ToshifumiPhotogr...
マセラティ ギブリに試乗|Maserati

マセラティ ギブリに試乗|Maserati

Maserati Ghibli|マセラティ ギブリドイツ製スポーティサルーンの対抗馬マセラティ ギブリに試乗2013年末に国内への導入が発表された、マセラティの新型ミドルサルーン「ギブリ」。すでに4ドアモデル「クアトロポルテ」を擁するマセラティが放つ、ひとまわり小さなスポーティサルーンはどのようなキャラクターか。大谷達也氏が、ハイパフォーマンスエンジンに4WDを組み合わせた「ギブリ S Q4」と、時間を置いて試乗したベーシックな「ギブリ」をあわせてインプレッション。Text by OTANI TatsuyaPhotographs by ARAKAWA Masayukiイタリア製らしい主張の強い高性能エンジンいちおう「クアトロポルテ」の弟分という位置づけだが、全長5メートル、全幅2メートルのボディにはかなりの存在感がある。ロレンツォ・ラマチョッティが手がけたデザインは例によって抑揚が利いていて、リアフェンダー周辺の力強い張り出しはアスリートの筋肉をおもわせるものだから、“マセラティ馴...
新型フォード マスタングに本場アメリカで乗る|Ford

新型フォード マスタングに本場アメリカで乗る|Ford

Ford Mustang|フォード マスタングデビューから半世紀、6代目のニューモデルフォード マスタングに本場アメリカで乗るフォードが誇るアメリカン スペシャリティ「マスタング」が、登場から50年目を迎えた今年、第6世代へとフルモデルチェンジを果たした。外見はいかにも“マッルスカー”でありながら、伝統のV8エンジンにくわえて、ダウンサイジング化された直4ターボを搭載するなど、その中身は最新のクルマとしてつねに進化しつづけている。そんなヘリテージとトレンドを同時にまとった新型マスタングに、本場アメリカで九島辰也氏が試乗した。Text by KUSHIMA Tatsuyaマスタング誕生50周年を祝う日本におけるアメリカ車の販売は厳しい状態がつづいている。かつては憧れの存在だったがイマとなっては注目度は低い。2011年はシボレー100周年、昨年は「コルベット」60周年という歴史的な節目であったにもかかわらず、日本ではパッとしなかった。マニアックな話をすれば、ダッジブランドも今年100周...
クライスラー イプシロンに早速試乗|Chrysler

クライスラー イプシロンに早速試乗|Chrysler

Chrysler Ypsilon|クライスラー イプシロンイプシロンに早速試乗11月15日に、クライスラーブランドからの日本上陸となった3代目にあたる「イプシロン」。本国イタリアでは、ランチアブランドで販売されているクルマだ。コンパクトなエンジン、コンパクトなボディで、一見2ドアハッチバックのように見えながら、実は4ドア、5人乗り。OPENERSは、このエレガントなスタイルと実用性を両立するイプシロンを、小川フミオ氏とともに、さっそく都内で試す機会を得た。Text by OGAWA FumioPhotographs by ABE Masaya個性的なコンパクトカーダウンサイジング時代の先陣を切るがごとく、2気筒エンジンで気を吐くハッチバック「イプシロン」。ブランドがランチアからクライスラーへと変わったが、小型車づくりに長けた欧州の血統を感じさせる出来だ。買収による企業合併で誕生したフィアット クライスラー。日本法人であるフィアット クライスラー ジャパンが2012年11月に発売した...
クライスラー 300に試乗|Chrysler

クライスラー 300に試乗|Chrysler

Chrysler 300|クライスラー 300クライスラー復活を告げるアッパーミドルクラスセダン「クライスラー 300」に試乗クライスラーの誇るラグジュアリーセダン「300」。2004年に登場した先代は、全長5,000mm、全幅1,910mmという堂々たる車格と独特なスタイリングにくわえ、同クラスの欧州車とくらべれば比較的手ごろな価格も手伝い、日本でも人気を集めた。そのクライスラー「300」がモデルチェンジを果たしたのが2011年のこと。それからおよそ1年おくれて、今年の11月、ついに新型300が日本上陸を果たした。ダイムラーとの協業時代から受け継がれたコンポーネンツをベースにしながらも、あたらしい「300」は数々の進化を遂げている。小川フミオ氏がハンドルを握った!Text by OGAWA FumioPhotographs by ABE Masayaフィアット・クライスラーの意気込み上質なアッパーミドルクラスセダンとして日本でも人気が高かった、クライスラー「300C」。その最新型...
クライスラー300 SRT8に試乗|SRT

クライスラー300 SRT8に試乗|SRT

Chrysler 300 SRT8|クライスラー 300 SRT8アメリカン ハイパフォーマンス セダンクライスラー 300 SRT8に試乗昨年末、クライスラーブランドの日本での復活を告げた「クライスラー 300」。つづいて、今年のはじめには、ハイパフォーマンスカーブランド、SRTが日本上陸。同時に、クライスラー300をベースとした「クライスラー 300 SRT8」が発売された。そこに投入されるSRTのテクノロジーとは? その出来映えとは? 大谷達也氏が解説。Text by OTANI TatsuyaPhotographs by ARAKAWA MasayukiSRTはなにがちがうフツーの「300」とどこがちがうのかと問われても、すぐには答えられない。でも、見た目の印象は明らかにちがう。こちらのほうが数段力強く、そしてワイルド。新型300でギリギリ隠していたワルっぽさが、ついにむき出しになってしまった感じだ。SRTはStreet and Racing Technologyの略。クラ...
プジョー208GTiに試乗|Peugeot

プジョー208GTiに試乗|Peugeot

Peugeot 208 GTi|プジョー 208 GTiプジョー 208 GTiに試乗プジョーブランドでラインナップされるコンパクトカー「208」のスポーツモデル「208 GTi」は、かつて「パリ ダカール ラリー」や「WRC」など、ラリーイベントで活躍した「205 GTi」を先祖にもつ。日本でも7月1日に発売となるこの208 GTiに、渡辺敏史氏がひと足先に試乗した。Text by WATANABE Toshifumi206と207の反省点「小さくても気が効いていて、運転が楽しい毎日のパートナーたるクルマ」80年代後半以降、一気に拡大した「ホットハッチ」は、そういうニーズにピタリとハマるコンセプトだった。旧くからのクルマ好きならちょっと昔をおもいだしてみればおわかりいただけるだろう。VW「ゴルフ GTi」を皮切りに、ルノー「サンクターボ」やプジョー「205 GTi」と続々登場したそれらは、小さい体躯でも大人4人が乗って使えるというベース車のユーティリティはそのままに、控えめな加飾...
ラングラー ルビコンでルビコン トレイルを走る|Jeep

ラングラー ルビコンでルビコン トレイルを走る|Jeep

Jeep Wrangler Rubicon 10th Anniversary Edition|ジープ ラングラー ルビコン 10th アニバーサリー エディションJEEP最高のオフローダージープ ラングラー ルビコンでルビコン トレイルを走るジープのラインナップにおいて、最高のオフロード性能を誇る、本格クロスカントリービークル「ラングラー」。ジープらしさにあふれる、アイコニックなモデルだ。「ラングラー ルビコン」は、そのラングラーのバリエーションモデルであり、ジープの故郷ともいべき悪路中の悪路“ルビコン トレイル”にその名の由来を持つ特別仕様。日本でも8月3日から、100台限定で販売されることになった、このモデルを、九島辰也氏が、ひと足はやく、ルビコン トレイルで試してきた。Text by KUSHIMA TatsuyaCOKE and JEEP and USAジープの本場といえばアメリカ。アメリカ陸軍のオファーから生まれたそれはまさに彼の国の象徴ともいえる。かつて日本でおこなわれ...
プジョー RCZ に試乗|Peugeot

プジョー RCZ に試乗|Peugeot

Peugeot RCZ|プジョー RCZプジョーのクーペ RCZに試乗独特なスタイリングのプジョーのクーペ、「RCZ」に試乗。2012年9月にパリモーターショーで、フェイスリフトしたこのクルマは、スポーツカーなのか、スペシャリティカーなのか、GTカーなのか。プジョーにとってRCZがどのような存在なのかを大谷達也氏が説く。Text by OTANI TatsuyaPhotographs by ABE MasayaRCZとは何者なのか?取材当日、あたらしいプジョー「RCZ」で私を迎えに来てくれた、OPENERS編集部のSは、首をひねりながらクルマから降りてきた。ワケを訊ねると「このクルマ、うまく理解できないんです」という。「スタイリングは未来志向のスポーツカーでメチャメチャ格好いいけれど、乗り心地がよくて、ハンドリングはそれほどシャープじゃない。だから、あまりスポーツカーらしく感じられないんです」 彼はそう言葉をつづけた。ああ、そういうことだったか。だとしたら、Sはちょっと誤解をしてい...
ルノー ルーテシアに国内で試乗|Renault

ルノー ルーテシアに国内で試乗|Renault

Renault Lutecia|ルノー ルーテシアあたらしいデザインの先鋒ルノー ルーテシアに試乗2010年に公開されたコンセプトカー「デジール」を皮切りにスタートした、ルノーのあたらしいデザイン戦略「サイクル オブ ライフ」。そのプロダクションモデル第一弾として2012年のパリモーターショーで登場した新型「ルーテシア(本国名 クリオ)」が、いよいよ日本に上陸した。フランスでスポーティバージョンのR.S.に試乗した大谷達也氏が、今度は国内でスタンダードモデルを走らせる。Text by OTANI TatsuyaPhotographs by MOCHIZUKI Hirohikoデザインとクオリティを高次元で融合どれだけ眺めても見飽きることのないデザインだ。スペース効率が重視されるコンパクトカーでは、最小の外寸で最大の居住空間を確保するため、ボディパネルは比較的フラットなものをつかうケースがほとんどだが、新型ルーテシアはちがう。前後のフェンダーは明確な陰影が浮かび上がるほど抑揚が豊かで...
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