自動車情報
「自動車情報」に関する記事
NISSAN LEAF|日産が放つEV専用モデル
NISSAN LEAF|日産 リーフ日産が放つEV専用モデル日産自動車株式会社は、リチウムイオンバッテリーを搭載した量産電気自動車(EV)「リーフ」を発表した。文=ジラフ航続距離は160km以上このモデルは、電気自動車専用に設計・デザインされたモデルであり、その大きさは1800ccのガソリン車と同等。フォルクスワーゲン・ゴルフや日産ティーダと同様、Cセグメントに位置づけられる、車内空間にも余裕のある5人乗りのハッチバックとして登場した。搭載されるパワートレインは、90kW超の出力を発生するラミネート型コンパクトリチウムイオンバッテリー(フロア下に搭載)と、80kW/280Nmを発揮する電気モーター。もちろん走行中にCO2やその他排出ガスを一切出すことはないうえに、従来のガソリン車と同等の高いレスポンスと運転の楽しさを味わうことができるという。またフル充電の状態から160km(100マイル)以上という航続距離を現実のものとし、充電にかかる時間は急速充電器を使えば電池容量0%の状態から...
GM|SUV初のプラグインハイブリッド
GM|ゼネラル・モーターズSUV初のプラグインハイブリッドGMは2011年、ビュイックブランドで新型プラグインハイブリッドSUVを市販することを発表。それが実現すれば、量産メーカーが生産するプラグインハイブリッドのSUVとしては、世界初のモデルとなる。文=ジラフダイムラー、BMWと共同開発した「2モードハイブリッド」ベースとなる車両は、フルサイズの「アンクレイブ」。ただし、そのまま流用するのではなく、シートを3列から2列とし、ボディをひとまわり小型化するなどの手がくわえられる。この新型SUVに搭載されるシステムは、GMがダイムラーやBMWと共同開発した「2モードハイブリッド」というもの。これは、直噴3.6リッターV6エンジンとモーターが動力となるシステムで、荷室のフロア下には蓄電容量8kWhのリチウムイオンバッテリーがレイアウトされている。モーターのスペックは現在未公開だが、2つの高効率モーターを搭載することで、開発テストでは約16kmをモーターのみで走行ができたという。ちなみに充...
INFINITY M|次期型フーガがペブルビーチでお披露目
INFINITY M|インフィニティ M次期型フーガがペブルビーチでお披露目インフィニティは、カリフォルニアで開催されたペブルビーチコンクールデレガンスで、新型「M」(日本名:日産フーガ)を発表した。ヨーロッパ向けにはV6ディーゼルも用意今回発表されたモデルは、3.7リッターV6エンジン(336ps)を搭載した「M37」と最高出力400ps以上を発生する5.6リッターV8をベースにした、「M56」の2グレードが用意される。ただしヨーロッパ向けにはV8の設定はなく、V6ディーゼルが採用される予定だ。外観は「インフィニティ G37」(日本名:日産スカイライン)を、さらにグラマラス&マッチョにした押し出しの強いデザインとなり、フロントマスクは、今年のジュネーブモーターショーで発表されたコンセプトカー「エッセンス」をモチーフとしている。発売は2010年春内装についてもエクステリアと同様、スポーティとラグジュアリーが両立したものとなっている。レザーやウッドなどは厳選された上質な素材を使用し、...
Peugeot 3008 & RCZ|プジョーが放つ2台のディーゼルハイブリッド
Peugeot 3008 & RCZ|プジョー 3008 & RCZプジョーが放つ2台のディーゼルハイブリッドプジョーは「3008」と新型車「RCZ」のハイブリッドモデルを初公開した。文=ジラフプロローグの市販バージョンこのモデルは、昨年9月に開催されたパリモーターショーで発表されたコンセプトカー「プロローグ」の市販バージョンともいえるもの。今年の4月30日には、PSA(プジョーシトロエン)として、プジョー「3008」とシトロエン「DS5」(現時点では未発表)に、ディーゼルハイブリッド車を追加設定し、2011年から生産を開始すると発表したばかりだが、それが現実のものとなったわけだ。コンセプトカーには高効率のディーゼルハイブリッドが搭載されていたが、今回の公開された2モデルにも、「ハイブリッド4」と呼ばれるシステムが搭載されている。Peugeot RCZ|プジョー RCZPeugeot 3008|プジョー 30082011年初頭に市販予定このシステムは、直噴2.0リッターの直4ターボ...
CITROEN DS Inside|34年の時をへて復活する、往年の名車
CITROEN DS Inside34年の時をへて復活する、往年の名車シトロエンは、ジュネーブ国際自動車ショーにおいてコンセプトカー「DSインサイド」を発表した。文=ジラフシトロエンの高級レンジを担うこのモデルは、34年の時を経て2010年に復活する、DSシリーズの方向性を指し示す1台と認識して間違いはない。まず気づくのは、1950年代から70年代にシトロエンのフラッグシップとして存在した、往年のDSと同様に、ラインナップ中の高級レンジを担うであろうことだ。今回発表されたDSインサイドは、コンパクトなボディの3ドアハッチバックでありながら高級サルーンと肩を並べる上質感をもつモデル。その特徴は独特のウエストライン、太いBピラー、張り出したフェンダー、アクセントとなるクロームメッキなどがあげられる。ここ数年は世界的に、ガソリンの急騰やエコの意識が向上したこともあり、大型車から小型車への乗り換えが増加。そこでシトロエンでは「オーナーのプライドを満たす個性をもちながら、ユーザーが真に求めて...
シトロエン DS3|伝統の名の復活
CITROEN DS3|シトロエン DS3伝統の名の復活シトロエンは、3月のジュネーブショーで発表したコンセプトカー「DSインサイド」の市販モデルとなる「DS3」のフランクフルトショー出品を発表した。文=ジラフエンジンはディーゼル2種類、ガソリン3種類このモデルはシトロエンがCシリーズにかわって新たに展開するDSシリーズ第一弾となる新型コンパクトで、ヨーロッパではこの数カ月以内の発売が予定されている。搭載されるエンジンは、90psと110psの2バージョンのディーゼルエンジンと「VTi95」「VTi120」「VTi150」と呼ばれる3種類のガソリン。ボディサイズは全長3950×全幅1710×全高1460mmとコンパクトでありながら、ダッシュボードを高めに取りつけ、足もとを広くした新しいパッケージや、背もたれを薄く設計したフロントシートの採用により、居住空間の快適性がアップ。5人がしっかりと乗れるスペースが実現している。外観的には、屋根が浮かんで見えるような「フローティングルーフ」や...
TOYOTA PRIUS Plug-in Hybrid Concept|トヨタ・プリウス プラグイン ハイブリッド コンセプト
TOYOTA PRIUS Plug-in Hybrid Concept|トヨタ・プリウス プラグイン ハイブリッド コンセプトエコロジー性能がさらに向上トヨタは、新型プリウスをベースとした「プラグイン ハイブリッド コンセプト」を、フランクフルトモーターショーで公開することを発表した。文=ジラフCO2排出量をさらに削減トヨタは2007年から、フランスの電力公社であるEDFと共同で、先代プリウスのプラグイン ハイブリッド車の開発、テストを繰り返してきたという。今回発表される新型プリウスのプラグイン ハイブリッド車は、そこから得られたさまざまなノウハウを活かし、より進化したモデルになっている。目につく点としては、まず二次電池をニッケル水素からリチウムイオンバッテリーに変更したことがあげられる。性能が向上したリチウムバッテリーのおかげで、市街地での短い走行は、基本的にすべてモーターを使ったEVになるが、ここで使われる電気は、従来のハイブリッドと同様、走行中の充電にくわえ、家庭や公共施設の...
シトロエン|名車2CVの復活!?
CITROEN |シトロエン名車2CVの復活!?シトロエンはまったく新しい2ボックスハッチバックのコンセプトカーを、フランクフルトモーターショーで公開することを発表した。2CVを彷彿させる丸みを帯びたボディシトロエンは9月3日、ソーシャルネットワークサービスの「Facebook」(フェイスブック)において1枚の写真を公開。この写真に映し出されたモデルが、黒いベールに覆われた丸みを帯びたボディラインだったために、「名車『2CV』の復活か!」と大きな騒ぎとなっていた。そして今回、2枚目となるティーザー写真が公開され、改めてその丸みを帯びたボディラインが確認できたことにくわえ、ボディの形状はおそらく5ドアハッチバック、大型のホイール、薄型のヘッドライトなども確認できる。はっきりと断言はできないが、リアのドアは逆ヒンジで開くようにも見える。 このコンセプトカーは、C3の弟分ともいえる次期「C2」をイメージしたものではないか、という説と、DS3につづく「DS4」「DS5」ではないか? という...
プジョー iOn|日仏ハーフのEV
Peugeot iOn|プジョー iOn日仏ハーフのEVプジョーは三菱i-MiEVのプジョー版ともいえる新型EV「iOn」をフランクフルトモーターショーで公開する。文=ジラフ2010年末までに、プジョーとシトロエンの両ブランドで発売この新型プジョーiOnは、PSAプジョー・シトロエンと三菱自動車とのあいだにi-MiEVの開発供給にかんする基本契約が締結されたことから誕生したもので、三菱i-MiEVのプジョーバージョンと呼べるモデルだ。外観はi-MiEVから大きな変化は見られないが、全長が85mm延ばされたほか、専用デザインのバンパー、フロントのプジョーエンブレム、プジョーデザインのアルミホイールなどが採用されている。EVシステムについても、i-MiEVと共通のものとなり、リアに搭載されたモーターは最高出力64ps、最大トルク18.4kgmを発揮。二次電池にはリチウムイオンバッテリー(蓄電容量16kWh)を採用、フロア下に設置している。充電は、急速充電器を使用した場合30分で約80%...
マクラーレン MP4-12C|新世代のロードゴーイングF1
McLaren MP4-12C|マクラーレン MP4-12C新世代のロードゴーイングF1英国マクラーレンオートモーティブは、新型車マクラーレン「MP4‐12C」を発表した。文=ジラフエンジンは3.8リッターV8ツインターボ同社は1993年に発表した、マクラーレン「F1」でスーパーカー市場へと参入。同モデルはカーボンやアルミをふんだんに使ったわずか1140kgというボディに、BMW製6.1リッターV12(最高出力627ps)をミッドシップに搭載したもので、最高速は391km/hを記録。「ロードゴーイングF1」とも呼ばれ、当時大きな話題となった。マクラーレンF1は1998年に生産を終了。その後、2003年にはダイムラーとのコラボレーションで、メルセデス・ベンツ「SLRマクラーレン」を発表。しかしそのSLRマクラーレンも、2009年に限定モデル「スターリングモス」をもって、生産終了が決定している。そして今回のマクラーレン「MP4‐12C」の発表となるのだが、マクラーレンオートモーティブが...
フォルクスワーゲン E-UP!|ゼロエミッションのシティコミューター
Volkswagen E-UP!|フォルクスワーゲン E-UP!ゼロエミッションのシティコミューターフォルクスワーゲンはフランクフルトショーにおいて、電気自動車のコンセプトカーとなる「E-UP!」をワールドプレミアした。文=ジラフ航続距離は130km、最高速度は135km/h2013年の発売が想定されるこの「E-UP!」は、全長3190×全幅1640×全高1470mm、ホイールベーは2190mmというボディのなかに、大人3人+子ども1人が乗れるスペースを確保したもので、走行中には一切、排気ガスを出さない完全な電気自動車として誕生した。バッテリーにはリチウムイオン電池を採用し、航続距離は130km、最高速度は135km/hを実現。家庭用の230V電源を使うと、5時間でフル充電が可能。急速充電器なら、1時間で約80%の充電ができるという。搭載されるモーターは最高出力60kW、最大トルク21.4kgmというもの。街乗りであれば、必要にして十分なパワーを発揮する。発売は2013年ごろ「電気...
ホンダ CR-Z コンセプト|純粋に走りを愉しむためのハイブリッドカー
HONDA CR-Z Concept|ホンダ CR-Z コンセプト純粋に走りを愉しむためのハイブリッドカーホンダは東京モーターショーのおいてさらなるアップデートがほどこされた「CR-Z Concept」を登場させることを発表した。文=ジラフ1.5リッター 4気筒+6速MT2010年の夏からの市販化を考えれば、今回発表される「2009CR-Z Concept」はかなり市販モデルに近いかたちで発表されることはまちがいない。リリースされた写真を見ると、新しい形状となったエンジンフード、より現実的になったヘッドライト、ダミーではないリアルなドアハンドル、より大きくなった後部の4分の1ウィンドウなど2007年デビューのCR-Z Conceptから多くの変化があることが見受けられる。またハッチバックは新設計となり、リアビューはインサイトとの相似性を若干感じ取ることができる。インテリアについても、現行で発売されているホンダ車に近いかたちでまとめられている。パワーユニットは、ホンダのIntegra...
インフィニティ M35 ハイブリッド|インフィニティ史上もっともクリーン
INFINITY M35 Hybrid|インフィニティ M35 ハイブリッドインフィニティ史上もっともクリーン日産が北米を中心に海外で展開している高級ブランド、インフィニティは、公式にM35(日本名フーガ)ハイブリッドの量産計画を発表した。文=ジラフリニアなレスポンスと抜群の加速性能インフィニティによるとM35 Hybridは、性能と燃費のバランスをとるように設計され、インフィニティの歴史上、もっともクリーンで経済的なクルマとして誕生するという。このモデルは、駆動用と回生用を兼ねた電動モーターと、3.5リッターV6エンジン、そしてトランスミッションを2つのクラッチでダイレクトに接続したパラレルハイブリッドシステムを採用。もちろんモーターのみで走行することも可能で、ハイパワーなリチウムイオンバッテリーは、従来のバッテリーパックと同サイズながら、2倍のエネルギーを供給することが可能だという。またこのハイブリッドシステムのコンポーネントは、非常にリニアなレスポンスと抜群の加速性能を実現。...
日産フーガ|ハイブリッドモデルは2010年秋デビュー
NISSAN FUGA|日産フーガハイブリッドモデルは2010年秋デビュー日産自動車は、10月24日から開催される第41回東京モーターショーで、新型フーガを発表する。文=ジラフロー&ワイドになったボディお披露目されるモデルは、まもなく発売が予定されている市販モデルにかなり近いものになると思われる。搭載されるエンジンは、すでにおなじみとなっているVQシリーズ。3.7リッターのVQ37VHRと、2.5リッターVQ25HRの2種類が設定され、2010年の秋には3.5リッターV6エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドモデルも設定されることが予定されている。エクステリアデザインは、現行モデルと比べ全高が低くなり、全幅は広がったロー&ワイドなフォルムが特徴。曲線が積極的に取り入れられ、スカイラインシリーズにもみられるフェンダーの膨らみに、走りの確かさが連想される。最先端の安全装備安全装備面では、車両の制動を補助する「インテリジェントペダル」、コーナーリングの挙動を安定させる「コーナリング...
トヨタ FT-86 コンセプト|TOYOTA FT-86 Concept
トヨタ FT-86 コンセプト|TOYOTA FT-86 Concept往年の名車の復活トヨタ自動車は、10月23日より開催される第41回東京モーターショーに出展するモデルの概要を発表した。文=ジラフドライバー主体のクルマづくり今回の出展車のなかでもっとも注目されるのは「FT-86コンセプト」と呼ばれる小型FRスポーツのコンセプトだ。このモデルはその名前からも想像できるように、往年の名車AE86(ハチロク)の復活を予感させるモデルだ。このクルマの最大のテーマは「クルマを操る楽しさをより多くの方に味わってほしい」というもの。最近のスポーツカーはクルマが速いのか、自分の運転がうまいのかがよくわからないという声をよく聞くことから「ドライバーを主体としたクルマを作りたい」という思いから開発がスタートしたという。今回発表されるモデルの特徴は、ドライバーが扱いやすいコンパクトなサイズと2リッターNAエンジンを組み合わせたことだ。ボディサイズは、全長4160×全幅1760×全高1260mm、ホイ...