NISSAN LEAF|日産が放つEV専用モデル
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2015年4月14日

NISSAN LEAF|日産が放つEV専用モデル

NISSAN LEAF|日産 リーフ

日産が放つEV専用モデル

日産自動車株式会社は、リチウムイオンバッテリーを搭載した量産電気自動車(EV)「リーフ」を発表した。

文=ジラフ

航続距離は160km以上

このモデルは、電気自動車専用に設計・デザインされたモデルであり、その大きさは1800ccのガソリン車と同等。フォルクスワーゲン・ゴルフや日産ティーダと同様、Cセグメントに位置づけられる、車内空間にも余裕のある5人乗りのハッチバックとして登場した。

搭載されるパワートレインは、90kW超の出力を発生するラミネート型コンパクトリチウムイオンバッテリー(フロア下に搭載)と、80kW/280Nmを発揮する電気モーター。もちろん走行中にCO2やその他排出ガスを一切出すことはないうえに、従来のガソリン車と同等の高いレスポンスと運転の楽しさを味わうことができるという。

またフル充電の状態から160km(100マイル)以上という航続距離を現実のものとし、充電にかかる時間は急速充電器を使えば電池容量0%の状態から80%まで30分以内、家庭では200Vの普通充電で電池容量0%から満充電まで約8時間だという。

販売は2010年後半を予定

充電時期やエネルギー残量に応じた到達可能エリア、そして充電ステーション位置などは、センターコンソールに搭載されたモニターによって確認が可能だ。エアコンと充電機能にいたっては、スイッチを切った状態でも、携帯電話を使って遠隔操作することもできるという。また充電開始時間をリモートコントロール・タイマーによってあらかじめ設定しておくなどの機能も搭載されている。

気になる価格はまだ発表されていないが、車体本体価格を、Cセグメントにあたる1800ccクラスのガソリン車と同等とし、高価なバッテリーをリースとする販売形式を検討。バッテリーのリース料は充電費用と合わても、年間のガソリン代を下回る程度に設定されるという。

「リーフ」の販売は2010年後半とされ、その販売は日本国内にとどまらず、北米、ヨーロッパが予定される。

           
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