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2015年4月13日
トヨタ FT-86 コンセプト|TOYOTA FT-86 Concept
トヨタ FT-86 コンセプト|TOYOTA FT-86 Concept
往年の名車の復活
トヨタ自動車は、10月23日より開催される第41回東京モーターショーに出展するモデルの概要を発表した。
文=ジラフ
ドライバー主体のクルマづくり
今回の出展車のなかでもっとも注目されるのは「FT-86コンセプト」と呼ばれる小型FRスポーツのコンセプトだ。このモデルはその名前からも想像できるように、往年の名車AE86(ハチロク)の復活を予感させるモデルだ。
このクルマの最大のテーマは「クルマを操る楽しさをより多くの方に味わってほしい」というもの。最近のスポーツカーはクルマが速いのか、自分の運転がうまいのかがよくわからないという声をよく聞くことから「ドライバーを主体としたクルマを作りたい」という思いから開発がスタートしたという。
今回発表されるモデルの特徴は、ドライバーが扱いやすいコンパクトなサイズと2リッターNAエンジンを組み合わせたことだ。ボディサイズは、全長4160×全幅1760×全高1260mm、ホイールベース2570mm。ここにスバルが開発した低重心の2リッター水平対向エンジンが搭載される。
トヨタ・スポーツカーの再出発
エクステリアは『鍛え抜かれた筋肉』をコンセプトにデザインされ、ボディカラーは、トヨタのスポーツカーの再出発を祈願し、今までにないような赤を採用したという。
トヨタは、このFT-86コンセプトについて「軽量・低重心な車両特性とレーシングカー感覚のドライビングポジションがもたらす意のままのハンドリング性能」と、ボディの軽量化などによる「高出力と環境性能の両立」を追求するとアナウンスしている。