上海モーターショー
「上海モーターショー」に関する記事
ランボルギーニ50周年を記念したアヴェンタドール|Lamborghini
Lamborghini Aventador LP 720-4 50° Aniversario|ランボルギーニ アヴェンタドール LP 720-4 50°アニヴェルサリオランボルギーニ50周年を記念したアヴェンタドール創業50周年を記念して、ランボルギーニは上海モーターショーで、フラッグシップモデル「アヴェンタドール」の特別モデル「アヴェンタドール LP 720-4 50°アニヴェルサリオ」を発表した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)0-100km/h加速2.9秒!ランボルギーニ創業50周年を記念して100台限定で生産されるのが、50°のロゴプレートを装着する「アヴェンタドール LP 720-4 50°アニヴェルサリオ」。モデル名からもわかるように、最高出力は、通常モデルの700psを20ps上まわる720ps。高速シフトチェンジを謳う「ISR トランスミッション」によって、0-100km/h加速2.9秒、最高時速350km/hというスペックを誇る。空...
日産自動車 上海モーターショーで「Friend-ME 」を公開|Nissan
NISSAN Friend-ME|日産 フレンド・ミー日産、上海モーターショーで「Friend-ME」を公開先日、日産自動車の上海モーターショー出展概要の事前情報のなかでお伝えしたコンセプトカー「Friend-ME(フレンド・ミー)」が、予告どおりワールドプレミアを果たした。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)「乗車する4人全員が対等な仲間」がコンセプト現在、2億4,000万人いるとされる、1980年代に生まれた中国人の若者、それも男性をターゲットに開発された「Friend-ME」は、力強い彫刻的なラインをもったエクステリアと乗車した4人の友人たちが、対等な立場で一緒にワクワクするようなインテリアのデザインが特徴だという。このコンセプトカーは、北京にある日産デザインチャイナが中心になって開発をおこなったモデルで、ロー&ワイドなシルエットにくわえ、フロントとリアのオーバーハングを短くすることでがっしりとしつつもアグレッシブでスポーティな雰囲気をあたえている。ま...
中国発のスーパーカーが登場|Icona
Icona Vulcano|イコナ バルカーノ中国発 スーパーカー イコナ バルカーノ登場中国からハイクオリティなスーパーカーが登場した。その成り立ちは? 上海モーターショーに参加した山崎元裕氏からのリポート。Text by YAMAZAKI Motohiro想像を超えるオート上海の開幕以前から、中国にあらたなスーパースポーツブランドが誕生するという情報は、世界を駆け巡っていた。上海市に本社を置くICONA=イコナがそれで、同社からは事前にエクステリアデザインの一部を見せるティーザーフォトも公開されていた。はたしてイコナとは、どのような新興スーパースポーツメーカーなのか。そして彼らの第一作はいかなる魅力を持つモデルなのだろうか。現在の段階では、まだコンセプトカーにすぎないが、それは想像をはるかに超える、素晴らしいフィニッシュ、そしてエンジニアリングを見せるモデルだった。オート上海で抱いた第一印象を率直に表現するのならば、このような言葉を用いるのがベストだろう。バルカーノ その成り立...
20世紀最大のEVブランドが復活|Detroit Electric
Detroit Electric SP:01|デトロイト・エレクトリック SP:0120世紀最大のEVブランドが中国で復活「SP:01」という電動ミッドシップ2シータースポーツをひっさげて上海モーターショーに登場したデトロイト・エレクトリックは、あたらしいと同時に、長い歴史をもったブランドだ。その成り立ちと今後を山崎元裕氏が解説。Text by YAMAZAKI Motohiroデトロイト・エレクトリックの出自アメリカのミシガン州デトロイト。ここに20世紀初頭、デトロイト・エレクトリックというEVメーカーが存在していた。1907年に設立され、1939年までに約1万3,000台のEVをセールスした同社は、残念ながらそのビジネスを継続させることが不可能となり、歴史の中にその名を残すのみの存在となっていた。ちなみにこの1万3,000台という数字は、20世紀にセールスされたEVの中では最大のもの。つまりデトロイト・エレクトリックは、20世紀にもっとも成功したEVメーカーなのだ。このデトロイ...
上海現地リポート|Porsche
Porsche Panamera|ポルシェ パナメーラ2代目パナメーラ 上海でデビュー2009年の登場以来、4年めにしてはじめて大がかりな変更をうけた「パナメーラ」が上海モーターショーに登場。ポルシェが「第2世代」と公言する新型パナメーラとはいかなるものなのか? 現地から山崎元裕氏のリポート。Text by YAMAZAKI Motohiroロングホイールベース仕様も登場ポルシェが4ドアサルーンのパナメーラを、世界に先駆けて上海ショーで世界初公開したのは2009年のこと。それから4年が経過し、パナメーラはSUVモデルの「カイエン」とともに、ポルシェの世界販売に大きく貢献するヒット作となったことは周知のとおりである。そのパナメーラに、デビュー以来最大の規模となるマイナーチェンジが実施された。ポルシェ自身は、このマイナーチェンジ版パナメーラを、第2世代と称するが、なるほどその言葉にも十分な説得力を感じさせるほどに、パナメーラは画期的な進化を遂げている。ラインナップ面での最大の話題は、ホ...
上海現地リポート|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz Concept GLA|メルセデス・ベンツ コンセプト GLAメルセデス・ベンツ最小のSUVコンセプト GLAがワールドプレミアメルセデス・ベンツ最小のSUV、「コンセプト GLA」が、先日予告したとおり、上海モーターショーでワールドプレミアを果たした。現地から山崎元裕氏のリポート。Text by YAMAZAKI Motohiroクロスオーバー的な性格か?2011年には、上海で「コンセプトA」を世界初公開したメルセデスベンツ。今年はその後、このコンセプトカーから誕生した、第3世代の「Aクラス」と共通のプラットフォームを使用する、コンパクトSUVの「コンセプトGLA」がオート上海のメルセデス・ベンツ ブースでは主役の座を担うことになった。実際に見るコンセプトGLAは、SUVというよりもむしろ、ワゴンとの中間的な性格をもつ、クロスオーバーといった印象の、流麗なスタイルが与えられたモデルだった。現行Aクラスや、それにつづいた「CLAクラス」の例からもあきらか...
上海現地リポート|BMW
BMW X4 Concept|ビー・エム・ダブリュー X4 コンセプトBMWあらたなXが上海に登場上海モーターショー2013で、BMWはあらたなSUVのコンセプトモデル「X4 コンセプト」をワールドプレミアした。これはその名のとおりBMW「Xシリーズ」のコンセプトモデル。「X6」につづくクーペボディのあらたなSUVはどのようなものか? 現地から山崎元裕氏のリポート。Text by YAMAZAKI Motohiroデザインはほぼ確定かBMWのXシリーズに、近くニューモデルが誕生することが確実になった。今回のオート上海では、あくまでも「コンセプト」の言葉を添えての発表となったが、実際に見る「X4コンセプト」のエクステリアは、それがすでに量産にむけての最終段階にあることを想像させる、高い完成度をもつものだった。いっぽうインテリアは、今回はそのディテールは公開されなかったが、こちらもすでにデザインは決定済みであることは間違いないだろう。ちなみにX4のキャビンは、センターコンソールによって...
往年のアメリカンクーペがハイブリッドになって復活 |Buick
Buick Riviera Concept|ビュイック リビエラ コンセプトビュイックの名車復活なるか?リビエラ コンセプトが上海に登場かつてアメリカで人気を博したクーペモデルが、上海モーターショーで、コンセプトカーとして14年ぶりとなる復活を果たした。中国向けに生産されるアメリカ車は山崎元裕氏の目にどのように映ったのだろうか?Text by YAMAZAKI Motohiro名車の名を冠するプラグインハイブリッド今回のオート上海では、ひさびさに懐かしいネーミングを耳にした。それはビュイック「リビエラ」。アメリカ車の歴史に詳しい人ならば、それが1963年モデルから1999年モデルまで、途中モデルチェンジによって生産が中止された年もあったものの、つねにアメリカの高級パーソナルクーペ市場をリードしつづけたモデルであることは周知のとおりだろう。上海で世界初公開された「リビエラ コンセプト」は、水の流れをテーマにスタイリングされた、新世代のビュイック製パーソナルクーペを示唆するモデルで、若...
中国車の象徴 紅旗の自社開発モデル|Hong Qi
Hong Qi L Series|紅旗 L シリーズ中国車の象徴 紅旗の自社開発モデルが登場中国の指導者のクルマを生み出す、中国を象徴するブランド 紅旗。その紅旗が、ついに、自社開発のニューモデルを上海モーターショーで発表した。日本ではあまり知られていないが、中国ではおおいに注目されるニューモデルを山崎元裕氏がリポート。Text by YAMAZAKI Motohiro全長約6.4メートル中国の高級車ブランド、紅旗は、現在は第一汽車集団のグループ内に位置付けられている。その第一汽車集団は、日本のトヨタ自動車とも合弁事業を展開するメーカー。このような事情もあり、最近では紅旗からは、トヨタの「クラウン マジェスタ」をベースとしたモデルも、マーケットへと送り出されていた。紅旗の名前を、中国車のなかでも特に有名にしたのは、それが政府要人の公用車として使用されてきたという経緯に理由がある。1958年に、中国の建国10周年を祝した国慶節で初公開された「CA72」にはじまり、歴代の指導者とともに...