ハイブリッドカー
「ハイブリッドカー」に関する記事

1リッターで100km走るVW「XL1」登場|Volkswagen
Volkswagen XL1|フォルクスワーゲン XL1100kmを1リッター以下で走るフォルクスワーゲンのプロダクションモデルフォルクスワーゲンAGは、21世紀のクルマとして開発をすすめていた超低燃費車「XL1」のプロダクションモデルをついに公開した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)21世紀のクルマ21世紀のはじまりにあたり、フォルクスワーゲンの当時の会長であったフェルディナンド・ピエヒ氏が、日常のユーティリティをもちつつ2人乗り、それで100kmを1リッター以下の燃料で走れる“リッター カー”を製品化する、というビジョンを打ち立てた。それを実現すべく、当時の最新素材や空力設計をもちいた初のコンセプトカーは、早くも2002年に登場。実際にピエヒ会長みずからがハンドルを握って公道を200km以上テスト走行したというのも話題になった。それは、2007年にはさらに進んだ技術をもちいた「L1」に進化したものの、空気抵抗の処理上、2人乗りとはいっても...

ジュネーブ現地リポート|Volkswagen
Volkswagen XL1|フォルクスワーゲン XL1「XL1」で理想を実現ジュネーブモーターショーで公開され、話題をさらった、フェラーリのフラッグシップスーパーカー「ラ・フェラーリ」がジャパンプレミアを果たした。Text by SHIOMI SatoshiPhotographs by SHIOMI Satoshi & MOCHIZUKI Hirohiko会長命令で作られたエコカーフォルクスワーゲンが長年開発をつづけてきた通称「3リッターカー」。何世代ものコンセプトカーを経て、ジュネーブでついに市販型が「XL1」として発表された。3リッターカーは、フォルクスワーゲン元会長にして、ポルシェ創始者、フェルディナント・ポルシェの孫でもあり、現在もポルシェの大株主でもあるフェルディナンド・ピエヒ元フォルクスワーゲン グループ会長が「究極のエコカーをつくれ」と命じてはじまったプロジェクトで、100km走行に必要な燃料を3リッター以内に抑えるというのが名前の由来。エアロダイナミクスと...

日本人による日本のクルマ トヨタ クラウンに試乗|Toyota
Toyota Crown|トヨタ クラウン日本がつくった日本のクルマクラウンに試乗「いまこの国にたりないものは変わる力だ」として変化を前面に押し出す、あらたなるクラウン。このクルマには、輸入車にはない、日本車ならではの世界観がある。かつて、日本のモータリゼーションに、重大な変化をもたらしたクラウン。その最新モデルを日本車の代表として、OPENERSはクラウンに注目する。Text by OGAWA FumioPhotographs by ARAKAWA Masayukiハイブリッド大好評トヨタの新型「クラウン」の、もっとも売れ線がハイブリッド。昨今は欧州製高級車にも多くみられるようになったハイブリッドだが、いちはやくハイブリッドに取り組んできたトヨタ自動車の看板車種、軽やかな走りが印象に残るものだった。そもそも、新型クラウンは販売好調。トヨタの発表によると、2012年12月25日の発売から、13年1月29日までの受注台数は25,000台。月販目標4,000台の6倍強にあたる。その中核...

アウディQ5ハイブリッド、A8ハイブリッドが日本上陸|Audi
Audi A8 hybrid|アウディ A8 ハイブリッドAudi Q5 hybrid|アウディ Q5 ハイブリッドアウディのハイブリッドモデルが充実アウディ ジャパンは新春記者会見の場で2つのハイブリッドモデル「Q5 ハイブリッド」と「A8 ハイブリッド」の日本導入を発表した。A8 ハイブリッドはA6 ハイブリッド同様のシステムを搭載したFFモデル、Q5 ハイブリッドは初のハイブリッドモデルでのクワトロとなる。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)最高の環境性能を実現したA8アウディジャパンが「A6 ハイブリッド」につづき、2つのハイブリッドモデルを日本に導入する。まずは、アウディブランドとしては最上級サルーンである「A8」に追加される「A8 ハイブリッド」を紹介しよう。このモデルは2.0リッター4気筒ターボエンジンと電気モーターがクラッチを介して接続する、A6 ハイブリッド同様のパワートレインを採用しており、駆動方式はA8としては唯一のFFとなる。シス...

空気とガソリンのハイブリッド技術を公開|Peugeot & Citroen
PSA Peugeot Citroen Hybrid Air|PSA プジョー・シトロエン ハイブリッド エアエアとガソリンのハイブリッド技術を公開|Peugeot & Citroen環境問題がクローズアップされ、自動車メーカー各社がダウンサイジングやハイブリッドなどの新技術を研究開発するなか、PSAプジョー・シトロエンは、圧縮空気とガソリンエンジンを組みあわせた、あらたなハイブリッド パワートレーンを発表した。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)空気でうごくクルマ「Hybrid Air」と名付けられたこのパワートレーンは、ガソリンエンジンに空気圧力モーターを組みあわせたもの。ガソリンエンジンのみ、空気圧力モーターのみ、混合の3つの走行モードが可能だ。圧力モーターはセンタートンネル内に設置されたタンク(アキュムレーター)によって作動。ポンプも内蔵しており、蓄電池+モーターのハイブリッドとおなじように、減速時の抵抗をもちいて空気を圧縮してタンクに戻す、...

至高のスーパースポーツ マクラーレンP1はこうして生まれた|McLaren
McLaren P1|マクラーレン P1至高のスーパースポーツマクラーレン P1はこうして生まれたMP4-12Cを生み出し、スポーツカーブランドとしてあらたなる第一歩を踏み出したマクラーレンの、フラッグシップモデルとして登場した「P1」。ジュネーブショーでワールドプレミアを飾った至高のロードレーサーを生み出した男たちに、大谷達也氏がインタビューをおこなった。Text by OTANI TatsuyaPhotographs from Geneva by MOCHIZUKI HirohikoなぜP1という名前に?マクラーレンといえば、よくいえば几帳面で真面目、悪くいうと杓子定規で融通が利かない集団のようにおもえるが、フラッグシップモデル“P1”の発表に際して取材したプログラムディレクターのポール・マッケンジー、それにデザインディレクターを務めるフランク・ステファンソンのふたりは明るく豪快で、よく笑う。とにかく、同社のイメージを覆してくれるようなキャラクターの持ち主なのだ。たとえば、マッ...

アウディのハイブリッド 3台に試乗|Audi
Audi A6 hybrid|アウディ A6 ハイブリッドAudi A8 hybrid|アウディ A8 ハイブリッドAudi Q5 hybrid quattro|アウディ Q5 ハイブリッド クワトロアウディのハイブリッド 3台に試乗ドイツプレミアムブランドは、各ブランドが、ハイブリッドにたいして、独自のアプローチをおこなっている。高効率化したエンジンのエクストラパワーとして、電気モーターのアシストを使うという発想こそ、現在のところは共通しているが、今後、より、ブランドごとの特徴は明確になっていくだろう。今回は、「e-tron」、「g-tron」によって近未来にむけて動き出しているアウディの、現在のハイブリッドモデル3台すべてを一度に試す機会に恵まれた。アウディの今後を垣間見ることはできるか? 小川フミオ氏のインプレッション。Text by OGAWA FumioPhotographs by MOCHIZUKI Hirohikoハイブリッドの割合は10パーセントほどにハイブリッドは...

スバル XV クロストレック ハイブリッドがワールドプレミア|Subaru
Subaru XV Crosstrek Hybrid|スバル XV クロストレック ハイブリッドスバル初の市販ハイブリッドカー XV クロストレック ハイブリッド登場昨年のニューヨーク オートショー 2012で、デビューを果たした「XV クロストレック」。それから1年がたった今年のニューヨーク オートショー 2013で、ハイブリッド版となる「XV クロストレック ハイブリッド」がワールドプレミアされた。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)ハイブリッド版の市販バージョンをお披露目スバル 「XV クロストレック ハイブリッド」は、XV クロストレックをベースとする、スバル初のハイブリッド車だ。「都会的SUVに環境性能をクロスオーバーした Fun to Drive を実感できるハイブリッドカー」を、コンセプトに開発されたこのクルマ。パワーユニットは、徹底的な低フリクション化がなされた新開発のハイブリッド専用の2リッターの水平対向ガソリンエンジンに、最高出力13.4...

モデルチェンジを果たした レクサス ISに先行試乗|Lexus
Lexus IS|レクサス ISレクサスの走りが輝くモデルチェンジを果たした レクサス ISに先行試乗日本でのレクサスブランドのスターティングメンバーにして、これまで、モデルチェンジを受けていなかった レクサス「IS」が、ついにモデルチェンジを果たす。レクサスのスポーツイメージの牽引役となる、新型ISの国内発売を目前にひかえ、レクサスは、箱根 ターンパイクを貸切って、ほぼ市販化モデルのプロトタイプによる大試乗会をおこなった。OPENERSは、河村康彦氏とともに、レクサスの走りを試す。Text by KAWAMURA YasuhikoPhotographs by ARAKAWA Masayukiこれならば戦える年頭のデトロイトモーターショーでその姿が公に発表され、アメリカ西海岸で開催された“プロトタイプ試乗会”の模様も当サイト上に掲載済みのあたらしいレクサス IS。レクサスファミリーの中では末っ子のこのモデルに、国内で乗れるタイミングがやって来た。ただし、今回乗る事ができたモデルも、...

フォルクスワーゲンが最新環境技術を発表|Volkswagen
Volkswagen|フォルクスワーゲン10段DSG、最新ディーゼル、天然ガス、プラグインハイブリッド、etc.フォルクスワーゲンの最新環境対応技術を発表フォルクスワーゲングループは、第34回ウイーン国際自動車シンポジウムにおいて、今後のフォルクスワーゲングループの展開を予告する発表をおこなった。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)複数のパワートレーンを平行でフォルクスワーゲングループのCEO、マルティン・ヴィンターコルン(Martin Winterkorn)博士は、第34回ウイーン国際自動車シンポジウムにおいて、将来のテクノロジーについての発表をおこない、今後のフォルクスワーゲングループの行き先をしめした。ヴィンターコルン博士によれば、フォルクスワーゲングループは、中長期的には、高効率なガソリン/ディーゼルエンジン車を、天然ガス車、ハイブリッド車、電気自動車と並行して展開していく考えで、これら複数のパワートレインをもって、2020年までに新車の...

新世紀ハイエンド スーパースポーツの世界|Super Sports 2013
Porsche 918 Spyder|ポルシェ 918 スパイダーMcLaren P1|マクラーレン P1Ferrari LaFerrari|フェラーリ ラ フェラーリポルシェ、マクラーレン、そしてフェラーリからHVモデルが誕生新世紀ハイエンド スーパースポーツの世界2010年のジュネーブショーでポルシェが発表したコンセプトカー「918 スパイダー」を皮切りに、一気に加速した新世代ハイエンド スーパースポーツの開発。マクラーレンは2012年のパリサロンで「P1」を、そしてフェラーリは2013年のジュネーブショー「ラ フェラーリ」をデビューさせた。運動性能と環境性能の両立という新世代スーパースポーツのあらたな価値感に、ポルシェ、マクラーレン、フェラーリはどのようにアプローチしたのか。現時点における技術の集大成ともいうべきスペシャルモデル3台について、山崎元裕が迫る。Text by YAMAZAKI Motohiro歴史的サプライズとなった918 スパイダーの誕生未来において、我々がス...

メルセデス・ベンツ Sクラス モデルチェンジ|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz S-Class|メルセデス・ベンツ Sクラスメルセデス・ベンツのフラッグシップがフルモデルチェンジ新型Sクラス ついに公開これまで、数回にわたり、情報が先行公開され、全容の発表が待ち望まれていた、メルセデス・ベンツのフラッグシップモデル「Sクラス」。ついに、今日、世界初公開となった。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)まずは3モデルでスタートメルセデス・ベンツのフラッグシップセダンにして、高級乗用車のベンチマーク「Sクラス」が、事前の予告通り、モデルチェンジを果たし、公開された。ワールドプレミアの場所として選ばれたのは、ドイツ ハンブルグにあるエアバス社のデリバリーセンターだった。新型Sクラスのボディサイズは全長5,116×全幅1,899×全高1,496mm。ホイールベース3,035mm。トレッドは前1,624mm、後1,637mm。ロングホイールベースモデルで5,246×1,899×1,496mm、ホイールベース3,165m...