ドイツ車
「ドイツ車」に関する記事

日本に上陸した「4シリーズ クーペ」に試乗|BMW
BMW 4 series coupe|ビー・エム・ダブリュー 4 シリーズ クーペセダンやワゴンにないものをもとめて日本に上陸した「4シリーズ クーペ」に試乗「4シリーズ クーペ」は、「3シリーズ クーペ」の後継として、2013年のデトロイトモーターショーでコンセプトカーが登場。9月初頭に開催されたフランクフルトモーターショーでそのプロダクションモデルが発表され、おなじ9月末にははやくも日本上陸を果たしている。既存のベーシックなラインナップから外れたモデルを示す偶数番号があたえられたこの流麗なクーペに、河村康彦氏が試乗した。Text by KAWAMURA YasuhikoPhotographs by HANAMURA Hidenori3シリーズと名前はちがえど血縁は濃い「3シリーズ クーペ」あらため「4シリーズ」へ──そんなネーミングの変更からも、より強い独立志向と上級化への想いが伝わってくるBMW最新クーペが、本国での発表から半年足らずで日本に上陸した。かつての「3シリーズ」と...

23年ぶりに導入されたGクラスのディーゼルをためす|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz G 350 BlueTECメルセデス・ベンツ G 350 ブルーテックもうひとつの、キング・オブ・メルセデスGクラスのディーゼル「G 350 BlueTEC」に試乗34年も見た目が変わらない「Gクラス」。昨年導入されたマイナーチェンジでも、機能や内装は最新のクルマにアップデートしたものの、外観はキープコンセプト。若干の変遷は経ていながら、だれが見ても“ゲレンデヴァーゲン”とも呼ばれるGクラスそのものだ。そのGクラスに、国内では23年ぶりに追加導入されたのが、ディーゼルエンジン+右ハンドル仕様。しかも1,000万円を切るエントリーモデルとしての登場だ。そんなディーゼルのゲレンデ、こと「G 350 BlueTEC」に櫻井健一氏が試乗した。Text by SAKURAI KenichiPhotographs by MOCHIZUKI Hirohiko23年ぶりの右ハンドルディーゼル誕生したのは今から34年も前になる。そもそもは、NATO軍をはじめとする欧州各国...

新型ゴルフ ヴァリアントが日本でも発売|Volkswagen
Volkswagen Golf Variant|フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント新型ゴルフ ヴァリアントが日本でも発売フォルクスワーゲン グループ ジャパンは25日、ステーションワゴン「ゴルフ ヴァリアント」の国内導入モデルを発表した。1月6日(月)から販売を開始する。Text by YANAKA Tomomi新型ゴルフの長所そのままに、荷室拡大でユーティリティが向上2013年に輸入車としてはじめて「日本カー オブ ザ イヤー」に輝いた7代目「ゴルフ」。あらたに発表された「ゴルフ ヴァリアント」も、欧州カー オブ ザ イヤーをはじめさまざまな賞で評価された安全性能や環境性能、走りなどを引き継ぐものとなる。国内向けのグレードは、「TSIコンフォートライン」と「TSIハイライン」を展開。コンフォートラインのパワートレーンは、最高出力77kW(105ps)/4,500-5,500rpm、最大トルク175Nm(17.8kgm)/1,400-4,000rpmを発揮する1.2リッター ...

4シリーズ グラン クーペを試乗する|BMW
BMW 4 Series Gran Coupe|ビー・エム・ダブリュー 4シリーズ グラン クーペクーペのエレガントさと、4ドアの利便性との組み合わせ4シリーズ グラン クーペを試乗するこれまでの「3シリーズ クーペ」に代わるモデルとしてデビューを飾った「4シリーズ」に、その派生モデルとなる「4シリーズ グランクーペ」が登場した。クーペのスタイリングを持ちながら、4ドアの利便性を兼ね備えたこのニューモデルに、今回、小川フミオ氏がスペインで試乗。インプレッションをお届けする。 Text by OGAWA FumioBMWならではのプロダクトクーペのスタイルと、4ドアの機能性を併せ持ったBMW「4シリーズ グラン クーペ」。今年の初夏、日本での発売開始にあわせて、スペインを舞台とした試乗会が開催された。試乗会の場所として選ばれたのは、スペイン・ビルバオ。バスク自治州ビスカヤ県に位置し、かつては造船など工業都市として栄え、不況を経由して、いまはデザインを前面に押し出し、多くの観光客を呼び...

番外編|エコカー3モデル乗りくらべ新潟ツアー 後篇
TOYOTA PRIUS G Touring Mercedes-Benz E 350 BlueTEC AVANGARDEVolkswagen Golf TSI Trendline番外編|エコカー3モデル乗りくらべ新潟ツアー 後篇(1)今回の長期リポートは前回にひきつづき番外編。リポート2号車のプリウスと、3号車のE 350 ブルーテック アバンギャルド、そして直噴エンジンとダウンサイジング・コンセプトにより低燃費を実現した話題のフォルクスワーゲン ゴルフ TSI トレンドラインの3台を乗り比べました。目指すは新潟の荻ノ島。今なお茅葺きの住居が残る集落です。昔ながらの暮らしを残す荻ノ島へ、アプローチの異なる3台の最新エコカーで、いざ出発。文=オウプナーズ写真=荒川正幸燃費だけでなくCO2排出量にも注目を担当A そもそも、エコカーの比較って燃費だけでは語れませんよね。メルセデスの本国オフィシャルサイトで調べたんですが、E350 ブルーテックのCO2排出量は180-188g/km。プリウ...

A4、A6のクロスオーバーがカタログモデルとして登場|Audi
Audi A4 allroad quattro│アウディ A4 オールロードクワトロAudi A6 allroad quattro│アウディ A6 オールロードクワトロA4オールロードクワトロ、A6オールロードクワトロがカタログモデルとして登場アウディ ジャパンは8月20日、「A6 アバント」のクロスオーバーモデル「A6 オールロード クワトロ」と、おなじく「A4 アバント」ベースの「A4 オールロード クワトロ」をあらたにカタログモデルとしてラインナップし、販売を開始した。Text by YANAKA Tomomi専用のラフロードサスペンションで高められた走破性ステーションワゴンの“アバント”をベースに、フルタイム4WDシステムを組み合わせたクロスオーバーモデル「オールロード クワトロ」。その「A4」版である「A4 オールロード クワトロ」は国内では2010年から3年間にわたり限定車として登場し、毎年、すべて完売したという。いっぽう「A6」をベースにした「A6 オールロードクワト...

コックスによる新型「ポルシェ 911 GT2 RS」の受注開始
PORSCHE 911 GT2 RS|ポルシェ 911 GT2 RS史上最速の「911」、国内受注を開始ポルシェ911 GT3 RSの日本国内での販売業務を担当するコックスは、8月に正式発表される新型「ポルシェ 911 GT2 RS」の受注を7月29日開始した。Text by OPENERS環境性能もアップした最強のフラット6「ポルシェ 911 GT2 RS」は、911シリーズの頂点に立つグランドツーリングモデルであり、ポルシェが展開する既存のモデルのなかで最速、最高出力を誇るベースモデル 911 GT2から70kgの軽量化を実現。3.6リッター・フラット6エンジンは、専用可変タービンジオメトリー付きの2基のターボチャージャーにより過給され、620psを発生。そのパワーは6速マニュアルギアボックスを介し、同車専用に開発された325/30ZR19のファットなリアタイヤに伝えられ、パフォーマンスは0-100km/h加速3.5秒、最高速度330km/hという途方もないパフォーマンスを実現...

ポルシェ、EVへの取り組みを加速化
PORSCHE|ポルシェポルシェ、EVへの取り組みを加速化ポルシェは、EV(電気自動車)研究の一環として、シュトゥットガルトにおいて「ボクスター・ベース」の3台の研究車両を使った実地試験をおこなっていることを発表した。文=ジラフ現在のモデルと性能、航続距離で肩を並べるEVスポーツカーをこの試験は、フルEV用のドライブコンポーネントやバッテリーシステムの初期テストという位置づけで、2011年からは、これらのテストから得られたデータを分析し、インフラの整備やさらに高度なテストなども検討していく予定だという。また、ポルシェ社のミヒャエル・マハト社長は、EV開発について「将来、必ずエレクトリックスポーツカーを販売することになるが、その性能、航続距離は、現在のスポーツカーと同等でなければ意味をなさない」と発表。このことからもポルシェのエレクトリックモビリティに対する取り組みは積極的なものだということがわかる。その裏づけとしては、排出ガス70g/kmCO2、燃費は100kmあたり3リッターに抑...

ポルシェ918 スパイダーコンセプト
PORSCHE 918 Spider Concept|ポルシェ918 スパイダーコンセプト新世代のハイブリッド・スーパースポーツ、ついに走る!ポルシェはカリフォルニア州モントレーのクローズドコースにおいて、「918スパイダーコンセプト」のデモ走行を成功させた。文=ジラフ7月末の取締役会において市販化決定このデモ走行は、今回で60回を迎える、「ペブルビーチ・コンクールデレガンス」の開幕前におこなわれた特別イベントでの出来事。918スパイダーコンセプトは、レーシングカーである「RSスパイダー」にも搭載される3.4リッターV型8気筒ガソリンエンジンに、モーターを組み合わせることで誕生したシステムを採用した、ハイブリッドスーパーカー。最高出力は、トータル出力で718ps以上を誇り、0-100km/h加速は3.2秒、最高速でも320km/hという数値を実現し、ニュルブルクリンクでは、あのカレラGTのタイムを凌駕する。また、それでいながら回生ブレーキやEドライブモードの採用などにより、欧州複合...

新型メルセデス・ベンツ CLSの概要を発表
Mercedes-Benz CLS|メルセデスベンツ CLSエレガンスの高みを目指した2代目CLS"クーペのような流麗な4ドアサルーン"というコンセプトで2004年にデビューし、プレミアムカーマーケットにおいてあらたなるカテゴリーを創出したメルセデス・ベンツCLS。ダイムラーは新型の概要を発表した。文=ジラフフロントからリアへ流れるような艶をもつデザイン今回、2代目として発表された新型CLSは初代から継承される4ドアクーペスタイリングをブラッシュアップし、エレガントな艶をもちながらも、たくましさを兼ね備えるダイナミックなデザインがなされている。「SLS AMG」に特徴的なデザインをモチーフにつくられたフロントマスク、そしてフロントフェンダーからリアにのびるラインには、歴代のメルセデスのスポーツカーの礎とされている「ドロッピングライン」が採用されている。 ハンドメイドのインテリアによって増すハイブリッド感 ヘッドライトには、世界初となるダイナミックライト機能付きLED...

海外初試乗、C クラス ステーションワゴン|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz C Class Estate|メルセデス・ベンツ C クラス ステーションワゴンセダンもいいけれど、ワゴンも気になる海外初試乗、メルセデス・ベンツ C クラス ステーションワゴン7年ぶりのフルモデルチェンジを果たしたメルセデス・ベンツ「Cクラス」の派生モデルとして、今年5月に登場した「C クラス エステート(日本名:ステーションワゴン)」が、いよいよ走りはじめた。新型Cクラスのキーワード、「Agility(機敏さ)」と「Intelligence(知性)」は、ワゴンモデルにどう活かされたか。自動車ジャーナリストの飯田祐子氏がドイツで試乗した。 Text by IIDA Yukoセダン以上のフレキシブルさ日本でプレミアムブランドのワゴンを選ぶ場合、ラゲッジの実用性を求めるだけでなく、ワゴンスタイルを個性として購入の理由に考える方も少なくはないのではないか。都内を走るワゴンモデルのバックスタイルには行動的なイメージを抱くことができて、スポーツカーのアクティブさ...

フェイスリフトした新型ポロ、ついに日本上陸|Volkswagen
Volkswagen Polo|フォルクスワーゲン ポロフェイスリフトした新型ポロ、ついに日本上陸フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、コンパクトハッチであるポロにクラス最高水準となる安全及び快適装備の搭載などのモデルチェンジをおこない、本日より販売を開始した。 Text by OHTO Yasuhiro更なる安全性と質感の向上を狙ったモデルチェンジフォルクスワーゲンのコンパクトハッチバックである「ポロ」が、5年ぶりとなるモデルチェンジを受けた。今回のモデルチェンジでは、数々の先進安全装備の採用と共に、新開発TSIエンジンの搭載がトピックだ。安全装備には、ミリ波レーダーを用いて前方の車両を検知し、衝突の危険を警告、衝突被害の軽減や回避を行うプリクラッシュブレーキシステム「フロントアシストプラス」と二次衝突を防ぐ「マルチコリジョンブレーキシステム」、ドライバー疲労検知システムなどをクラス初となる全車に標準装備した。さらに、前方の車両との車間をレーダーで監視し、自動的に車間を調整す...

パワーを向上させた30周年記念のM5、日本でも発売|BMW
BMW 30 Jahre M5|ビー・エム・ダブリュー ドライスィヒ ヤ―レ M5パワーを向上させた30周年記念のM5、日本でも発売ビー・エム・ダブリューは、5シリーズをベースにしたハイパフォーマンスモデル「M5」の登場30周年を記念した特別モデル「30 Jahre M5」を国内に導入すると発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)40psと20Nmのパワーアップを果たす「5シリーズ」をベースに、BMWのモータースポーツ部門、M社がエンジニアリングを手掛けたハイパフォーマンスモデル「M5」。その初代が1984年に登場してから、ことしで30周年をむかえたことを記念する特別モデル「30 Jahre M5」が、世界300台限定で販売される。30 Jahre M5に搭載されるエンジンは通常のM5とおなじ4.4リッターV型8気筒ながら、最高出力は40ps増の600ps、最大トルクも20Nm上昇して700Nmを誇る。組み合わされるトランスミッションはデュ...

東京・虎ノ門にアウディの魅力を知る体験型試乗施設がオープン|Audi
Audi driving experience quattro parkアウディ ドライビング エクスペリエンス クアトロ パーク東京・虎ノ門にアウディの魅力を知る体験型試乗施設がオープン いま話題の商業施設「虎ノ門ヒルズ」のすぐ側、環状2号線新橋~虎ノ門間をつなぐ新虎通り沿いに、アウディ ジャパン初の体験型試乗施設「Audi driving experience quattro park」が、明日30日から期間限定でオープンする。 Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)虎ノ門ヒルズ正面、新虎通り沿いにオープン1946年の都市計画発足以降、幻のマッカーサー道路と呼ばれつづけた環状2号線の再開発計画にともない、いま注目を集める虎ノ門周辺。今年6月には、地域のあらたなシンボルとして、ホテル、オフィス、住宅、商業施設などを併設した「虎ノ門ヒルズ」がオープンし、生まれ変わった街がいよいよ動き出した。そんな話題のスポットに明日30日から期間限定で、アウディ ジ...

アウディのベイビーモンスター「S1」試乗|Audi
Audi S1 2.0 TFSI quattro|アウディ S1 2.0TFSI クワトロAudi S1 Sportback 2.0 TFSI quattro|アウディ S1スポーツバック 2.0TFSI クワトロスパイシーなホットハッチアウディ S1 & S1スポーツバックに試乗今年2月、アウディのもっともコンパクトなモデル「A1」とその5ドア版「A1スポーツバック」に、スポーティな「S1」「S1 スポーツバック」が登場した。小さなボディに、最高出力231psというおおきなパワーを発生する4気筒エンジンや四輪駆動のクワトロを採用し、Sの名に恥じないスペックを誇る。国内への導入も見込まれるこのホットハッチに、大谷達 也氏がスウェーデンで試乗した。Text by OTANI Tatsuya小さいボディに231psの大パワーボディがちっちゃいからといって見くびってもらっちゃあ困る。なるほど、ベースとなったのはアウディの末弟である「A1」だ。けれども、同社のスポーティラインである...