パワーを向上させた30周年記念のM5、日本でも発売|BMW
BMW 30 Jahre M5|ビー・エム・ダブリュー ドライスィヒ ヤ―レ M5
パワーを向上させた30周年記念のM5、日本でも発売
ビー・エム・ダブリューは、5シリーズをベースにしたハイパフォーマンスモデル「M5」の登場30周年を記念した特別モデル「30 Jahre M5」を国内に導入すると発表した。
Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)
40psと20Nmのパワーアップを果たす
「5シリーズ」をベースに、BMWのモータースポーツ部門、M社がエンジニアリングを手掛けたハイパフォーマンスモデル「M5」。その初代が1984年に登場してから、ことしで30周年をむかえたことを記念する特別モデル「30 Jahre M5」が、世界300台限定で販売される。
30 Jahre M5に搭載されるエンジンは通常のM5とおなじ4.4リッターV型8気筒ながら、最高出力は40ps増の600ps、最大トルクも20Nm上昇して700Nmを誇る。組み合わされるトランスミッションはデュアルクラッチの7段M DCT。これにより、0-100km/h加速は通常モデルよりも0.4秒上まわり、わずが3.9秒を記録する。
増加したパワーに対応すべく、サスペンションやステアリングにも専用のセッティングがほどこされ、ブレーキには、耐フェード性能に優れるMカーボンセラミックを標準で採用した。
ボディカラーにはこのモデル専用となるマットペイントの“BMW Individualフローズン ダークシルバー”をまとう。また、ブラックの20インチMライト アロイホイールをはじめ、ダーククローム仕上げのキドニーフレーム、ロゴ付きのサイドギル、ドアハンドル、スポーツ エキゾースト テールパイプなど、細かいパーツまで専用カラーリングが施され、特別なモデルであることを演出する。
シートには「30 Jahre M5」の刺繍が施された、ブラック レザーとアンソラジットのアルカンターラによる専用のコンビネーションを採用。おなじくアルカンターラとアンソラジット仕上げによるMスポーツ ステアリングや、30 Jahre M5ロゴ付き専用アルミニウム トレース ダーク インテリア トリムが、モノトーン調で統一されたスポーティな雰囲気をかもしだす。
さらに、標準で合計最高出力1,200ワットの16スピーカーを備えたバング&オルフセン ハイエンド サラウンド サウンドシステムや、通信モジュールを通じてオペレーターに口頭で伝えるだけでナビゲーションを遠隔で設定可能なBMW コネクテッド ドライブ プレミアムも採用されている。
全世界限定300台で販売される30 Jahre M5のうち、日本に上陸するのはわずか11台。11月からデリバリーが予定され、価格は通常モデルより317万円アップの1,870万円だ。
また、この希少な特別限定車は8月30日から31日にかけて鈴鹿サーキットで開催される、SUPER GT 2014第6戦の会場にて展示されるほか、その後も東京、名古屋、横浜、大阪でおこなわれるホテルイベントでも出展を予定している。
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