Mix for OPENERS Vol.55|iTunes|沖野修也|selected by SHUYA OKINO

Mix for OPENERS Vol.55|iTunes|沖野修也|selected by SHUYA OKINO

時代の先端を行くコンピレーション第55弾DJにして世界唯一の選曲評論家、そして音楽で空間の価値を変えるサウンド・ブランディングの第一人者、KYOTO JAZZ MASSIVEの沖野修也がおとどけするマンスリー・コンピレーションの第55弾。今回は毎年恒例の年間ベスト。2012年の私的ヒット曲を凝縮したスペシャル・ヴァージョンです。題して『THE BEST OF 2012』。僕の活動の拠点、渋谷のタマリバ、The Roomでも末永く愛されるクラシックスに認定したい優れた楽曲ばかりを集めてみました。 「クロスオーバー・ミュージック」の力を再確認できた2012年2012年は、この連載でも常時プッシュしてきたクロスオーバー・ミュージックの当たり年でした。音楽業界の不振(厳密にはCDセールスにかかわる業種だと思うんですが)が囁かれる昨今。レコード会社は統合、ショップは閉店と、あまりいいニュースを聞きませんでした。しかし、クリエーターは、出してくれる所がなくなっても、売ってくれる所が減っても、音...
Mix for OPENERS Vol.54|iTunes|沖野修也|selected by SHUYA OKINO

Mix for OPENERS Vol.54|iTunes|沖野修也|selected by SHUYA OKINO

時代の先端を行くコンピレーション第54弾DJにして世界唯一の選曲評論家、そして音楽で空間の価値を変えるサウンド・ブランディングの第一人者、KYOTO JAZZ MASSIVEの沖野修也がおとどけするマンスリー・コンピレーションの第54弾。今回は、90年代回帰をみせる新譜のハウスからブギー・フィーリング溢れるテクノを経て、アンダーグラウンド・ディスコ、ジャズ・ファンク、ブラック・ポップへとシフトし、最終的にはソウルフルなハウス・ミュージックへとたどりつきます。題して『RETRO MEETS MODERN』。そのままなんですけどね(笑)。このように最新音源から旧譜へと展開し、最終的にふたたび新譜に回帰するという流れは、僕のDJセットの常套手段だったりするんですが、あたらしいもののなかに、時代を経て評価されるものとの共通点を見つけたり、古いものを現代的な感覚でプレゼンテーションすることは決して僕の専売特許ではなく、DJという職業の特筆すべき能力のひとつであると思っています。いずれにせよ、...
INTERVIEW|沖野修也×池田憲一『DESTINY replayed by ROOT SOUL』制作秘話

INTERVIEW|沖野修也×池田憲一『DESTINY replayed by ROOT SOUL』制作秘話

INTERVIEW|DJとミュージシャンの関係性沖野修也(KYOTO JAZZ MASSIVE)×池田憲一(ROOT SOUL)『DESTINY replayed by ROOT SOUL』の制作秘話を語る(1)先日発売された沖野修也(KYOTO JAZZ MASSIVE)の新譜『DESTINY replayed by ROOT SOUL』。タイトルにも並ぶ「ROOT SOUL」こと池田憲一氏が沖野修也氏とともに登場。渋谷のタマリバ「The Room」でのレコーディング(!)という、革新的なアプローチから生まれた本作の制作秘話、そして、DJとミュージシャンの関係性を語ってくれた。 Photographs by SAITO RyosukeText by IWANAGA Morito(OPENERS)2014年に向けた、あたらしいサウンドこれまで、「KYOTO JAZZ MASSIVE」のファーストアルバムから、プログラマー、ベース、アレンジャーとして、作品に関わってきた「ROO...
MUSIC|須永辰緒が伝説のジャズレーベル「ベツレヘム」の曲を厳選

MUSIC|須永辰緒が伝説のジャズレーベル「ベツレヘム」の曲を厳選

MUSIC|“レコード番長”須永辰緒が伝説のジャズレーベルの楽曲を厳選!『BETHLEHEMの夜ジャズ』『須永辰緒PRESENTS REVISIT』の2枚をリリース1950年代から1960年代にかけて、数多の傑作ジャズを世に送り出した伝説のレーベル「BETHLEHEM(ベツレヘム)」。そのベツレヘムの楽曲群からDJ須永辰緒氏が選曲した、2枚のコンピレーションCDがリリースされた。“大人のジャズ”をテーマにした『BETHLEHEMの夜ジャズ』と、入門編ともいえる『須永辰緒PRESENTS REVISIT』である。Text by YANAKA Tomomi実際のクラブで聴いているようなドラマ仕立ての曲順で収録イエス・キリスト生誕の地であるベツレヘムの名を冠し、1953年から1961年と短い期間でありながら、数多くの名作を生み出してきたニューヨークのジャズレーベル「ベツレヘム」。モダン・ジャズ黄金期を支え、伝説として語り継がれる傑作ジャズの宝庫のなかから“レコード番長”須永辰緒氏が選曲し...
BARNEYS NEW YORK|お洒落じゃない人は入場できない!? 「NEW YORK DANCE MUSIC PREMIER Vol. 1」開催

BARNEYS NEW YORK|お洒落じゃない人は入場できない!? 「NEW YORK DANCE MUSIC PREMIER Vol. 1」開催

BARNEYS NEW YORK|バーニーズ ニューヨークお洒落じゃない人は入場できない!?「NEW YORK DANCE MUSIC PREMIER Vol. 1」開催普段着とは異なる、ドレスアップしたコーディネートで臨まねばならないスペシャルなパーティが誕生した。3月8日(金)、南青山のベロアにて「NEW YORK DANCE MUSIC PREMIER(ニュヨーク・ダンスミュージック・プレミア) Vol. 1」が開催される。第1弾となる今回のゲストは、野崎良太(Jazztronik)とDJ EMMAだ。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)“ニューヨーク”をテーマにしたエクスクルーシブパーティサービスからディスプレイまで、ラグジュアリーかつ唯一無二のテイストで他の追随を許さない世界有数のスペシャリティストア、バーニーズ ニューヨーク。ファッションを通じて楽しみを提供しつづけるバーニーズ ニューヨークが、2013年に仕掛けるスペシャルパーティが「ニューヨ...
MUSIC|松浦俊夫 presents HEXの単独ライブが決定

MUSIC|松浦俊夫 presents HEXの単独ライブが決定

MUSIC|松浦俊夫 presents HEXの単独ライブが決定!4月11日(金)に「HEX LIVE 001」を開催2014年に創立75周年を迎えたジャズ・レーベル、ブルーノートが送り出すプロジェクト、「松浦俊夫 presents HEX」。4月11日(金)、デビュー以来初となる、単独ライブ「HEX LIVE 001」を、東京・青山の月見ル君想フにておこなう。 Text by IWANAGA Morito(OPENERS)ワンマンライブとDJプレイで贈るプレミアムな一夜「松浦俊夫 presents HEX」は、DJ松浦俊夫によるプロジェクト。 メンバーには、次世代ソングライター/キーボーディストとして注目を集めている佐野観、SOIL&"PIMP"SESSIONSのドラマーみどりん、ジャズ、ラテン、映画音楽までを手がけるピアニスト伊藤志宏。そして、ミュージシャンから絶大な信頼を誇るベーシスト、小泉P克人が参加する。さらに、レコーディング・エンジニアにzAkを迎え、六角形(H...
EVENT|スペシャルイベント「Ray-Ban InterMix Party 2014」開催

EVENT|スペシャルイベント「Ray-Ban InterMix Party 2014」開催

EVENT|最新コレクションを音楽とともに体感するスペシャルイベント「Ray-Ban® InterMix Party 2014」開催Ray-Banと20組以上の豪華アーティストがお届けする一日限りのBIG PARTY!―― 最新コレクションを音楽とともに体感できるスペシャルなイベント「Ray-Ban® InterMix Party 2014」が7月12日(土)に六本木ヒルズアリーナで開催される。Text by KAJII Makoto (OPENERS)ホームページでインビテーションをゲット!今シーズン、“マテリアル”をテーマに、カモフラージュ、ベルベット、レザー、アルミニウムなどさまざまな新素材を使った革新的なコレクションを展開するレイバン。スペシャルイベント「Ray-Ban® InterMix Party 2014」では、これらのコレクションと連動したINTERMIXなステージが六本木ヒルズアリーナに登場。国内トップDJと多彩なジャンルのパフォーマーによる、ここでしか見られない...
MUSIC|『Tokyo Crossover/Jazz Festival 2014』が11月9日(日)開催

MUSIC|『Tokyo Crossover/Jazz Festival 2014』が11月9日(日)開催

MUSIC|世界基準にこだわる国内屈指のクラブ・ジャズ&クロスオーバー・ミュージックの祭典11月9日(日)、東京・六本木の「EX THEATER ROPPONGI」にて開催『Tokyo Crossover/Jazz Festival 2014』国内屈指のクラブ・ジャズ&クロスオーバー・ミュージックの祭典として、日本から発信する音楽フェスティバル「Tokyo Crossover/Jazz Festival」。1年のブランクを経て、11月9日(日)、東京・六本木の「EX THEATER ROPPONGI」にて開催される。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)10周年を最強の布陣で盛大に祝うTCJFの発起人、沖野修也氏(Kyoto Jazz Massive)『Tokyo Crossover/Jazz Festival 2014』は、2003年、Kyoto Jazz Massiveの沖野修也を発起人として、スタートした。国内外のクラブ・ジャズ、クロスオーバーミュージ...
特集|最強のダンス・ミュージック・フェス、「エレクトラグライド」が今年も開催

特集|最強のダンス・ミュージック・フェス、「エレクトラグライド」が今年も開催

electraglide 2012|エレクトラグライド2012特集|最強のダンス・ミュージック・フェスが今年も開催(1)史上稀に見る豪華な15組が集結!今年も「エレクトラグライド」がやってくる。ビートインクが主催するこのイベントは、2000年に屋内ダンス・ミュージック・フェスティバルとしてスタート。6年間で延べ14万人を動員したマンモスイベントが、さらにスケールアップして帰ってきた! 最新鋭の技術を駆使した“新型”映像体験「プロジェクション・マッピング」で、世界中の人びとを熱狂の渦に巻き込んでいるアマン・トビンが初来日するのをはじめ、フライング・ロータス、オービタル、フォー・テットなど、話題のアーティストが一堂に集結。“これから”のエンターテイメントを背負って立つ彼らのパフォーマンスを見逃すな。Text by SHIRAKAWA Masashi(BEATINK/Beat Records)(Page1 & Page2)、YANAKA Tomomi(Page3)ビートインク、白...
MUSIC|ザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズがジャパンツアーを決行!

MUSIC|ザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズがジャパンツアーを決行!

MUSIC|「GREENROOM FESTIVAL ‘13」への出演も決定ザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズが新作『フォワード』をリリースTHE BRAND NEW HEAVIES(ザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズ)は、過去20年間に渡って「アシッド・ジャズ」と呼ばれるシーンの一翼を担い、世界中のダンス・ミュージックシーンに多大な影響をあたえてきたバンドだ。5月8日(水)、待望の新作『フォワード』をリリース。そして、5月17日(金)には「Shibuya duo MUSIC EXCHANGE」での来日公演も決定した。さらに5月18日(土)には、横浜赤レンガ倉庫でおこなわれる「GREENROOM FESTIVAL ‘13」にも参戦!Text by IWANAGA Morito(OPENERS)アシッド・ジャズシーンの生ける伝説ヤン・キンケード(ドラム/キーボード)、サイモン・バーソロミュー(ギター)、アンドリュー・レヴィ(ベース)の3人からなるブラン・ニュー・ヘヴィーズは、ジャズ、ファンク、...
MUSIC|LAビート・シーンの奇才「バス」による新作『オブシディアン』

MUSIC|LAビート・シーンの奇才「バス」による新作『オブシディアン』

MUSIC|米ツアー全公演ソールドアウト!の次世代筆頭アーティストコンセプトは「apathy(無感情)」LAビート・シーンの奇才「バス」による新作『オブシディアン』数多くのメディアが年間ベストに選出した傑作ファーストアルバム『セルリアン』から3年。若干24歳の奇才「Baths(バス)」ことウィル・ウィーゼンフェルドが、世界が待ち望んだセカンドアルバム『オブシディアン』を完成させた。巧みなビートメイキングと情緒溢れるヴォーカル・ワークは前作から大きな進化を遂げた。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)美しいサウンドにダークなリリックをのせる「バス」ことウィル・ウィーゼンフェルドは、4歳のころからクラシックピアノを学び、14歳で作曲、レコーディング活動をスタート。また「Post-foetus(ポスト-フィータス)」というソロ・プロジェクトでは、バンドサウンドでの楽曲を制作。その後、フライング・ロータスらがつくり出したLAビート・シーンと出会い、「バス」名義で、ビ...
MUSIC|ボーズ・オブ・カナダ最新作『トゥモローズ・ハーヴェスト』

MUSIC|ボーズ・オブ・カナダ最新作『トゥモローズ・ハーヴェスト』

MUSIC|8年間の沈黙を破るスコットランドの巨星ボーズ・オブ・カナダ最新アルバム『トゥモローズ・ハーヴェスト』マイク・サンディソンとマーカス・イオンによる、エレクトロニック・ミュージック・デュオ「Boards of Canada(ボーズ・オブ・カナダ)」。全世界を巻き込んで、ゲリラ的に発表された新作『トゥモローズ・ハーヴェスト』が、6月5日(水)についに発売。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)前代未聞のプロモーションスコットランドが誇るエレクトロニック・ミュージック・デュオ「ボーズ・オブ・カナダ」は、1980年代後半から音楽活動を開始。1998年、イギリスを代表するテクノレーベル「ワープ・レコーズ」より、『ミュージック・ハズ・ライト・トゥ・チルドレン』をリリース。90年代のIDM(インテリジェント・ダンス・ミュージック)やエレクトロニカに、アコースティックの要素をブレンドした「フォークトロニカ」を生み出した。つづく『ジオガディ』、『ザ・キャンプファイア...
INTERVIEW|松浦俊夫 presents HEX|ジャズ発信のミニマルサウンド(後編)

INTERVIEW|松浦俊夫 presents HEX|ジャズ発信のミニマルサウンド(後編)

INTERVIEW|東京から世界へ老舗レーベル「ブルーノート」が送り出す、プロジェクト“HEX”とは?世界基準のミニマルジャズ(後編・1)老舗レーベル、ブルーノートが送り出すプロジェクト「松浦俊夫 presents HEX」。前編ではプロジェクトのはじまり、そのサウンド作りについて、プロデューサーの松浦俊夫に話を聞いた。つづく後編ではドラマーのみどりんが登場! レコーディングについて、そして今後について、語ってくれた。Interview & Text by NAGIRA MitsutakaPhotographs by Mari Amita──削ぎ落としてもなお“ジャズ”と感じられる音世界基準のミニマルジャズ(前編)を先に読む「偶然ポロッと出たものが面白い」──楽曲はどのようにして作って、レコーディングしていったのでしょうか?松浦 打ち込まずに生で録っていくパターンもありましたし、プログラミングして、ある程度土台作ってから録るものも両方ありました。たとえば3曲目の「アンセンサ...
松浦俊夫|“Living Legend” DJ Harvey来日インタビュー(1)

松浦俊夫|“Living Legend” DJ Harvey来日インタビュー(1)

松浦俊夫|from TOKYO MOON 6月3日 オンエア16年ぶりとなるミックスCDリリース!“Living Legend” DJ Harvey来日インタビュー(1)日曜の夜、上質な音楽とともにゆったりと流れる自分だけの時間は、おとなたちの至福のとき。そんな時間をさらに豊かにするのが、DJ松浦俊夫によるラジオプログラム『TOKYO MOON』──。彼が世界中から選りすぐったすばらしい音楽や知的好奇心を刺激するおとなのためのトピックスを、毎週日曜日Inter FM 76.1MHzにて19時からオンエア。ここでは、毎週放送されたばかりのプログラムを振り返ります。今週は、4月に16年ぶりとなる新作ミックスCDリリースした“Living Legend”、DJ Harvey(ハーヴィ)をお迎えしました。Text by MATSUURA Toshioオンエアにはなかった対訳を公開!今回は、多様な音楽をバックグラウンドに1980年代より活動をつづけるニューハウス、バレアリック、ディスコダブシ...
MUSIC|“エレクトロ界の寵児”がついに動き出す!

MUSIC|“エレクトロ界の寵児”がついに動き出す!

MUSIC|ボーイズ・ノイズ、待望のサードアルバム『Out of the Black』をリリース “エレクトロ界の寵児”がついに動き出す!独自のスタイルとサウンドを確立し、“エレクトロ界の寵児”と呼ばれる男。それがボーイズ・ノイズだ。チリー・ゴンザレスやシザー・シスターズらのプロデュースを手がけたほか、リミキサーとしての腕前は、あのダフト・パンクからも一目置かれるほど。世界中から熱い注目を集める彼が10月3日(水)、待望のサードアルバム『Out of the Black』をリリースする。Text by TANAKA Junko (OPENERS)世界中から注目を集める男、ボーイズ・ノイズとは?ドイツ・ハンブルグ生まれ。現在29才のボーイズ・ノイズは、その人生の半分以上をエレクトロ・ミュージックの制作とプロデュース、そしてDJ活動に費やしてきた。2005年には、自身のレーベル「Boysnoize Records」を設立。これまでに100曲近い楽曲をリリースしている。膨大なレコード・コ...
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