イベント
「イベント」に関する記事

祿 ROKU|「黒川昭男 江戸切子の世界」開催
祿 ROKU伝統工芸セレクトシップ『祿 ROKU』にて開催「黒川昭男 江戸切子の世界」“しつらい”の愉しみを提案する伝統工芸セレクトショップ『祿 ROKU』では、2月4日(土)より江戸切子の名匠、 黒川昭男氏の展示会「黒川昭男 江戸切子の世界」を開催する。Text by KAJII Makoto (OPENERS)手仕事のぬくもりを感じられるスペースで、江戸切子の意欲作に触れる2月でオープン1周年を迎えた『祿 ROKU』は、人間国宝から若手作家の作品まで、今後の日本文化を担う可能性を大きく秘めた作品を紹介している伝統工芸セレクトシップ。今回は、江戸の職人技を継承しながらも、曲線と直線模様がぶつかりあうダイナミックで既成の枠にとらわれない江戸切子を生み出す黒川昭男氏の作品を紹介する。今回展示される作品のなかには氏がほどこすカットのため、ヨーロッパで修行を積んだガラス作家が特別に素材を製作したものもあり、ほかでは見ることのできないオリジナリティー溢れた作品が楽しめる。また、新作のゴブレ...

谷尻 誠|ビームス クリエイティブディレクター青野賢一氏を迎えて「THINK_11」開催
時代の先を見抜く選択眼は、どのようにつくられたのかビームス クリエイティブディレクター青野賢一氏を迎えて「THINK_11」開催新年2回目、2月10日(金)に開催する「THINK_11」は、ビームス クリエイティブディレクター青野賢一氏をお招きして、DJや執筆活動など多岐にわたって活動される氏の思考の原点はどこにあるのか、伺ってみたいと思います。谷尻 誠 OPENERS BLOG更新中!Text by TANIJIRI Makoto(suppose design office)谷尻 誠×青野賢一の対談は、3月9日発売谷尻 誠 初の著書『1000%の建築~僕は勘違いしながら生きてきた~』にも掲載!ビームスは1976年の創立以来、日本のファッション文化をリードしつづけてきました。現在では、25以上のレーベル、100以上の店舗が全国のみならず海外にも展開されており、もはやファッションの枠を越え、カルチャーを発信するブランドとなっています。そのビームスにおいてファッションと音楽の両面でクリ...

fresco|ゴールデンウィークにグラスデザインワークショップ開催
大阪のグラススタジオ「fresco」4日間のグラスデザインワークショップ開催昨年、未曾有の大震災により中止を余儀なくされた「fresco(フレスコ)」の吹きガラス工房でのワークショップが、今春4月29日(日・祝)から 5月2日(水)までの4日間開催される。「Studio GALA」を主宰するプロダクトデザイナーの小林良一氏を講師として招き、デザインのプロセスを重視したグラスデザインワークショップと公開レクチャーをおこなう。Text by KAJII Makoto (OPENERS)デザインからプレゼンテーションまでを体験できる希少なワークショップ今回のワークショップのテーマは、「四季 ─ガラスで季節をデザインする─」。木材や陶器などの素材に比べて、日本では生活用品としてなじみが浅い素材、ガラス。今回は、1982年に「Studio GALA」を設立以来、30年近くにわたり日本人とモノとの関係を研究しつつ、そのときどきに現代的な解釈でデザインをおこなってきた小林良一氏を講師に迎え、日本...

ART|展覧会と映画、ふたつの視点から写真家・現代美術作家 杉本博司に迫る
ART|映画『はじまりの記憶 杉本博司』も公開!20世紀を代表するファッションをとおして“装う”ことを問う「杉本博司 ハダカから被服へ」原美術館にて開催国際的に高い評価を受ける写真家・現代美術作家 杉本博司による展覧会「杉本博司 ハダカから被服へ」が、3月31日(土)から7月1日(日)まで、東京・品川の原美術館にて開催。さらに同時期に映画『はじまりの記憶 杉本博司』も公開され、その後DVDの発売を予定している。Text by FUJITA Mayu (OPENERS)「人類の古層の記憶」を追い求める作家 杉本博司デジタルメディア時代のいま、写真画像の加工や修正は、コンピュータ上で誰でも容易におこなえるものとなった。そんなテクノロジーの進化とは裏腹に、世界は写真家・現代美術作家 杉本博司の“眼”を求めている。デジタル時代以前より写真は虚構であることを見抜き、カメラの眼で世界を捉えることで、人間の性(さが)を追求。その精緻なモノクロームのプリントは、透徹した思考と卓越した技術に裏打ちさ...

BLUE NOTE TOKYO|トーマス・ドルビー来日公演目前スペシャルメッセージ!
BLUE NOTE TOKYO|ブルーノート東京坂本龍一からスペシャルメッセージ、そして本人からビデオメッセージが到着トーマス・ドルビー来日公演迫る!80年代に“エレクトロ・ポップの魔術師”と高い評価を受け、坂本龍一をはじめ、デヴィッド・ボウイ、プリファブ・スプラウト、フォリナー、ジョニ・ミッチェルらとコラボレーションを展開。現在もキーボード奏者、プロデューサー、発明家(!)として幅広く活躍するトーマス・ドルビーが、世界的にも希少なクラブ公演を開催する。Text by KAJII Makoto (OPENERS)Special Message from RYUICHI SAKAMOTOトーマスと会ったのはいつだったでしょう、もう30年以上前でしょうか。彼がたしか「She Blinded Me With Science」をレコーディングしているスタジオを訪ねたのでした。そこでの作業を垣間みて、彼の入念で知的なトラックづくりに感心したものです。その後一緒に「フィールドワーク」という作品...

EVENT|次世代エネルギーの“今”を体感!
EVENT|太陽電池・燃料電池メーカーなど、国内外から1950社が集結世界最大級の国際展示会「スマートエネルギーウィーク」開催東日本大震災以降の防災意識の高まりを背景に、国は補助金や買取制度などのエネルギー政策を積極的に打ち出している。そんなかつてないほど次世代エネルギーに注目が集まるなか、太陽電池・燃料電池・エコハウスメーカーなど、国内外から1950社が一堂に会した国際展示会「スマートエネルギーウィーク 2012」が、2月29日(水)から3月2日(金)まで東京ビッグサイトで開催された。Text by TANAKA Junko (OPENERS)Photographs by Reed Exhibitions Japan Ltd.日本最大、世界最大規模の展示会を7つ同時開催そのいずれもが“日本最大”、“世界最大”という大規模な展示会が7つも同時開催され、会場はいわば次世代エネルギー業界の縮図といった様子。3日間に訪れた人の数も過去最高の約8万人を記録し、会場内は熱気にあふれていた。ま...

AAF|U-35 35歳以下の新人建築家7組による建築の展覧会 2014
AAF|35歳以下の新人建築家7組による建築の展覧会記念シンポジウムには伊東豊雄氏、五十嵐太郎氏らも参加「U-35 Architects exhibition 2014」を開催建築家による芸術と社会環境の発展を目指すAAF(NPO法人アートアンドアーキテクトフェスタ)は2010年より開催をはじめた30歳以下の若手建築家による展覧会「Under 30 Architects exhibition」の一環として、あらたな試みをおこなう。独立後3年未満かつ35歳以下の出展候補者を募り、「Under 35 Architects exhibition」を、9月4日(木)~10月4日(土)まで大阪・南港ATCにて開催する。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)日本から世界へ発信する次世代の建築「Under 35 Architects exhibition」は、新人建築家としてこれからの活躍を期待される、独立後3年未満かつ35 歳以下の出展候補者を募り、おこなわれる建築の展...

PROJECT|「365日 Charming Everyday Things」が銀座上陸
話題のプロジェクト「365日 Charming Everyday Things」銀座『ポーラ ミュージアム アネックス』でスタート!今年の1月に、パリのバスティーユデザインセンターでの展示・販売からスタートして、2月に青森と東京駅を巡回、大きな話題を呼んでいるプロジェクト「365日 Charming Everyday Things」(サンロクゴ)。3月25日(日)まで、銀座『ポーラ ミュージアム アネックス』で開催されている。Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by Amazon Kajiyama日本人の毎日の暮らしに寄り添う日用品は、じつに多種多様“365日=サンロクゴ”という名前のとおり、日めくりカレンダーに沿って1日1日セレクトされた日本の魅力的な品々365点を紹介し、販売する「365日 Charming Everyday Things」(サンロクゴ)。銀座『ポーラ ミュージアム アネックス』では、パリの展示の際に使用したおなじ...

NOS|ノス 若野 桂の個展も開催、アートと音楽が出合う夜
NOS|ノス若野 桂の個展も開催アートと音楽が出合う夜シンガーソングライターのbirdと、アーティスト若野 桂(もしの・かつら)によるライブイベント「Bless ~bird×katsura moshino“Family Tree”」が3月27日(火)、恵比寿の「NOS ORG(ノス オルグ)」で開かれる。また、3月24日(土)には多彩なミュージシャンも参加するアートショーも「NOS EBISU(ノス エビス)」で開催。いずれもアートと音楽の融合、共鳴しあう特別な夜を楽しみたい。Text by YANAKA Tomomiアコースティックなバードの音に合わせて描かれる、若野 桂のアートbirdのデビュー当時から、彼女のアートワークやミュージックビデオを手がけてきた若野 桂(もしの・かつら)。1980年代にイラストレーションにCG技術をミックスした作風で脚光を浴びた彼は、アメリカでのNIKEのバスケットボール・グローバルキャンペーンなどで注目を集めると同時に、日本においてもさまざまなアー...

DECOdeBONAIR|“デコデボネア×大橋 愛”写真展開催
DECOdeBONAIR|デコデボネアインテリア×ファッションの融合プロジェクトのあたらしい展開“デコデボネア×大橋 愛”写真展開催“debonair(色気がある・感じが良い)”をコンセプトに、大人の男性の遊び心を感じるファッション、インテリア雑貨、アート、中古家具を展開するショップDECOdeBONAIR(デコデボネア)が4月1日で一周年を迎えるのを記念して、FOIL GALLERYと連動する写真展を開催。第1弾は、デコデボネア×大橋 愛の写真展を開催する。Text by KAJII Makoto (OPENERS)デコデボネアの世界観と、新進気鋭の写真家 大橋 愛のコラボレーション渋谷パルコ・パート1 地下1階のデコデボネアは、ドイツ生まれのブランド FRANK LEDER(フランク・リーダー)を中心とした洋服、インテリア雑貨、アート作品、中古家具などを扱うショップ。FOIL GALLERYと組んだ写真展は、年間をとおしたプロジェクトとして始動する。© OHASHI eye© ...

ART|報道写真家集団マグナム・フォト創立65周年記念 写真展 マグナム・コンタクトシート
ART|報道写真家集団マグナム・フォト創立65周年記念写真展 マグナム・コンタクトシート国際的に活躍する報道写真家集団マグナム・フォトの創立65周年を記念した写真展 マグナム・コンタクトシートが4月4日(水)、銀座のリコーフォトギャラリーRING CUBEではじまる。マグナム・フォトの礎をつくった往年の名写真家はもちろん、近年の活躍目覚しいカメラマンら、計68人による作品が貴重なコンタクトシートとともに展示される。Text by YANAKA Tomomiコンタクトシートに最高の1枚を選ぶためのアプローチが発露する1947年、伝説の報道写真家ロバート・キャパの発案で、アンリ・カルティエ=ブレッソンやジョージ・ロジャー、デビッド・シーモアら国籍を越えた写真家らが創設したマグナム・フォト。写真家の権利と自由を守り、主張することが目的とされ、現在も国際的に活躍する報道写真家が所属し、会員自らが出資して運営がつづけられている。マグナム・コンタクトシート展では、スナップの名手でもある写真家た...

祿 ROKU|指物の真髄に触れる“中川木工芸 比良工房展”開催
祿 ROKU世界に誇る指物技術の真髄に触れる中川木工芸 比良工房展 開催ザ・リッツ・カールトン・東京 45階に店を構える伝統工芸セレクトショップ祿 ROKUでは、黒川昭男展示会につづいて、3月31日(土)より、千年以上の伝統を受け継ぐ京都の木工芸職人 中川周士氏の展示会“中川木工芸 比良工房展”を開催する。Text by KAJII Makoto (OPENERS)現代生活のなかにもしっくり溶け込む、木の容れ物の美しさ2010年、水に強く朽ちにくいという特性をもつ高野槙(コウヤマキ)でできた斬新なデザインのシャンパンクーラーをドン・ペリニオンが公式シャンパンクーラーとして認定したニュースは、いまも記憶にあたらしい。そのシャンパンクーラーを手がけたのが、木工芸の人間国宝である中川清士氏と、その息子の中川木工芸3代目になる周士氏。クギを使わずに木材を組み立てる伝統技術である指物でつくったシャンパンクーラーは、約200丁の鉋(かんな)を使い分け、2年間の試行錯誤を経て完成したという。中川...

Chilewich|MoMA DESIGN STORE,TOKYOでトランクショー開催
Chilewich|チルウィッチ世界で愛されるデザイン・テーブルウェアブランドMoMA DESIGN STORE,TOKYOでトランクショー開催2000年に発表した、世界ではじめてビニール織地を採用したテーブルマットが世界中で反響を呼ぶなど、世界の一流ホテルやレストランに愛されるテーブルウェアブランド“Chilewich”。4月5日(木)から12日(木)まで、MoMA DESIGN STORE,TOKYOにて、トランクショー「chilewich Feature」が開催される。Text by KAJII Makoto (OPENERS)斬新な素材でテーブルウェアの常識を変えた料理と器が引き立つ美しいデザインと豊富なカラーバリエーション、ドリンクやソースなどをこぼしても汚れが繊維に染み込まない手入れの手軽さ、ホテルやレストランでのハードユースにも安心して用いられる優れた耐久性が特徴のチルウィッチのテーブルウェア。塩化ビニールなど従来は活用されることがなかった材質を積極的に取り入れ、現代...

EVENT|社会学者 南後由和・美術家 大山エンリコイサム、都市とアートの関係を考える
EVENT│雑誌『TOO MUCH magazine』主催のレクチャーシリーズ都市とアートの関係を考えるRomantic Geography雑誌『TOO MUCH magazine』によるレクチャーシリーズRomantic Geographyが4月22日(日)、原宿のアート&カフェスペースVACANT(ヴァカント)で開催される。今回は社会学者の南後由和氏と、美術家 大山エンリコイサム氏が講師となり、都市とアートの関係性について考える。Text by KASE Tomoshige(OPENERS)オランダ人画家とストリート・アートからの都市の考察あらゆる分野で活躍する批評家やアーティストを招き、レクチャーやワークショップをおこない、さまざまな事象について学ぶレクチャーシリーズRomantic Geography。今回は、2時限に分けて開催され、1限目は南後氏が講師となり、「コンスタントのニューバビロンから現代都市を考える」をテーマに語る。1950~70年代に活躍したオランダの画家コン...

EVENT|10万個の“ホタル”が夜の隅田川に舞う!
EVENT|スカイツリーとLEDが奏でる「ひかりのシンフォニー」10万個の“ホタル”が夜の隅田川に舞う!もし隅田川にホタルがいたなら──。そんな夢のような話が現実になる? 5月6日、ゴールデンウィーク最終日の夜、約10万個の人工“ホタル”が水面を舞う、アートインスタレーション「ひかりのシンフォニー」がおこなわれるのだ。Text by TANAKA Junko (OPENERS)当日は、スカイツリーもひと足先にライトアップ姿を披露かつて、川が人びとの生活の中心を担っていた時代。隅田川は芸術・文化の発信基地として、江戸の街でも一、二を争う賑わいをみせていた。しかし、高度成長期に突入し、工場排水や生活排水が流れ込むようになると、水質の悪化とともに人びとの関心も薄れていったという。東京都では現在、地元の地方自治体、民間事業者と協力して水質の改善に努め、東京スカイツリー®の開業で注目を集める隅田川エリアにかつての賑わいをよみがえらせようと、「隅田川ルネサンス」と銘打ったさまざまな取り組みを進...