THE GRANDUO OKUSAWA UTAKATAが提示する、新しい豊かさとは
DESIGN / ARCHITECTURE
2025年4月4日

THE GRANDUO OKUSAWA UTAKATAが提示する、新しい豊かさとは

THE GRANDUO|ザ・グランデュオ

かつては「所有すること」がステータスの象徴だったが、今、人々は「体験」を求め始めた。心と身体を満たし、文化や芸術と共鳴する暮らし——そんな新しいライフスタイルを体現するのが、THE GRANDUO OKUSAWA UTAKATAだ。建築、アート、テクノロジーが融合した唯一無二の空間が、これからの豊かさを教えてくれる。

Text by AOYAMA Tsuzumi|Photograph by THE GRANDUO (FaithNetwork)

時代が変わるにつれ、「豊かさ」の定義もまた変化している。かつては、高価な物を多く所有することが豊かさの象徴とされていた。しかし、それはもはや過去の価値観になりつつある。今、人々が求めるのは、「所有」ではなく「体験」であり、豪華なものに囲まれることよりも、ウェルネスを重視した、心と身体が満たされる暮らしへの関心が高まっている。
以前お知らせした、THE GRANDUOは、厳選されたロケーションに唯一無二の空間を提供すると謳う高級賃貸レジデンス。その第1号物件である東京・世田谷区奥沢の丘に建つTHE GRANDUO OKUSAWA UTAKATAが2月に竣工した。
ヨコミゾマコト建築設計事務所による緻密に設計されたデザイン、部屋ごとの個別設計による細部まで行き届いた空間、目に見えない心地よさを追求した住環境、そして、住む人の感性を刺激するアートの導入——すべてが新たな豊かさの定義を更新するために考え抜かれている。

物語とともに暮らすこと

THE GRANDUO OKUSAWA UTAKATAの特徴的な存在が、東京藝術大学とのコラボレーションによって生まれたアート作品「UTAKATA」だ。エントランスホールに設置されたこの立体造形は、陽の光や時間の移ろいによって表情を変え、刻一刻と違う景色を映し出す。その形状は、まるで建築の一部として存在しながらも独立した芸術作品としての強い個性を持ち、訪れる人々の視線を自然と引きつける。
生活の中にあるアートは、日々の暮らしにインスピレーションを与え、感性を刺激する。THE GRANDUO OKUSAWA UTAKATAの住人は、自らがこのアートの一部となり、都市にありながら文化とともに暮らすという新しい価値観を手にすることになる。
竣工のお披露目として開催された内覧会では、選び抜かれたプロダクトが、新しい豊かな暮らしを表現していたことが興味深かった。たとえば、燕三条の職人が手掛けたテーブルや、Kvadratのテキスタイルといったアイテム。高級感がありながらそれ以上に豊かなバックグラウンドを持つものがセレクトされていた。
101 号室。NAOキャビネット 31万9,000円、HOYOソファー3P 69万4,100円、KADAIダイニングテーブル 29万1,500円、ARIAKE ARMチェア 11万9,900円、HOLMチェア 10万100円、SORIチェア 7万4,800円、OUTLINE チェア 8万1,400円、LATTICE ベンチ 17万3,800円 BEAM サイドテーブル 3万5,200円(ARIAKE/HIRATA CHAIR TOKYO 03-6384-5305)、ARAM ラグマット 180×240㎝ 39万6,792円(KVADRAT/ザ・コンランショップ 新宿店 03-5322-6600)、スローケット AYMARA 5万7,200円(FORM&REFINE/ NOMAD 03-6407-1073)、Wi-FIスピーカー BEOSOUND 2 50万円(BANG&OLUFSEN/Bang & Olufsen Japan 0800-600-6206)、フラワーベース 2LIPS 34㎝ 5万5,000円(HOLMEGAARD/NOMAD)
101 号室。COFFEE TABLE 2万5,850円(KUROSHIRO/KUROSHIRO SHOP 080-7972-0659)、コルク製ダンベル CORK DUMBBELL 6,800円、電動ソファベンチ BARS 24万2,000円(&MEDICAL/&MEDICAL https://and-medical.com)
101号室。AIZOME キャビネット 25万3,000円(ARIAKE/HIRATA CHAIR TOKYO 03-6384-5305)、Wi-Fiスピーカー BEOSOUND BALANCE 45万円(BANG&OLUFSEN/Bang & Olufsen Japan)
文化への好奇心をもち、社会へのレスポンシビリティを重視し、環境への配慮が暮らしと一体化するようなアイテムの数々は、ストーリーのあるものに重きをおく、新しい価値観を志向する人に届けたいという、THE GRANDUOの思想を静かに表現していた。

クルマとともに暮らす

都市生活において、いまやクルマは移動手段を超え、ライフスタイルそのものを象徴するアイテムだ。しかし、多くの高級住宅では、クルマは「駐車する場所」に留まり、その価値が住まいと結びつくことは少なかった。THE GRANDUO OKUSAWA UTAKATAは、そんな常識を覆すような設計を取り入れている。
ガレージ付きの住戸では、愛車を眺め、共に過ごすという新しい考え方が表現されている。例えば、ガラス越しにリビングから愛車を眺めることができる設計。そこにあるのは、車好きのための「居場所」だ。専用の動線が確保されており、クルマを降りた瞬間に住まいへとシームレスにつながる設計も魅力だ。
101号室。リビングからも、ガレージ脇の男の隠れ家的な小部屋からも、愛車の姿を見やる暮らし。クルマの新しい価値を提示するデザインに新しさがある。
夜、ガレージにクルマを収め、ソファに腰掛けながらお気に入りの一杯を楽しむ。そんな何気ない時間こそ、新しい豊かさのひとつとは言えないだろうか。

ウェルビーイングを超えた新しい体験価値

THE GRANDUOシリーズのコンセプトの核となるのが、「FULNESS」 という言葉で表現される新しい体験価値だ。ファイテンによるナノメタックスの空気、良水工房の水、サーカディアンリズムを整える光とHOMETACTのIoTシステムが標準装備されている。
たとえば、ファイテンの最先端技術であるナノメタックスコーティング。これは空間全体がやわらかい空気に包まれ、深呼吸したくなるような心地よさを生むという。疲労回復効果や集中力が高まる効果がある※とされており、プロアスリートもコンディショニングのために活用する、実績のある技術だ。
※脳梗塞リハビリセンター調べ(https://www.phiten.com/official-news/ys-03-nmc/
また良水工房の全館浄水システムは、口に入れる水はもちろん、シャワーや洗顔時の肌への優しさを実現。さらに、HOMETACTによるスマートホーム制御が、時間帯に応じた最適な光や室温を提供し、無意識のうちに暮らしのリズムを整えてくれる。
101号室のキッチンとダイニング。美しくデザインされたモダンな居住空間であると同時に、空気や水、そして光といった健康を支える要素に見えないテクノロジーを注ぎこみ、新しい体験価値を提供する。トレイ CLOUD CENTREPIECE 2万8,600円、フラワーベース CLOUD VASE 2万900円/ジャグ STRØM JUG 1万3,200円(RAAWII/NOMAD 03-6407-1073)
目には見えないが、確かに感じられる快適さと自然に得られる健康。ウェルネスを超えた新しい体験価値として目指すFULNESS。心地よい眠りや快適な目覚めを得て、リラックス空間で過ごすことで日々のパフォーマンスが高まる生活。これまでになかった豊かさとはいえないだろうか。

眺望の美しさと風を感じる時間

THE GRANDUO OKUSAWA UTAKATAが位置するのは、呑川を見下ろす丘の上。都心にいながらにして、この場所ならではの開放感と自然の景観を享受できる。
大きく取られたピクチャーウインドウは、都市の喧騒を忘れさせるような穏やかな景色を映し出す。風に揺れる木々、空の色の変化、そして時間とともに表情を変える自然の光が、日々の生活に心地よいアクセントを加える。
 
屋内と同等、あるいはそれを超えるほどの広さのテラスが用意された設計も興味深い。朝、テーブルにコーヒーを置き、静かな時間を過ごす。日中、心地よい風のなかでリモートワークをする。そして夕方、友人を招いてささやかなスモールギャザリングを楽しむのもよさそうだ。
202号室。アイランドキッチンのすぐとなりにはテラスへと繋がる大きな開口部。据え置きのテーブルで過ごす豊かな時間への期待が膨らむ。
内と外の境界線を曖昧にした、心を開放する空間。そんなキーワードはジェフリー・バワの建築を彷彿とさせるが、この感覚を日本の住宅に取り入れるこの思想が、いまあらためて新鮮に感じられる。
さらに、これはTHE GRANDUOの特徴だが、特筆すべきは、すべての住戸が専用設計であり各住戸が異なる個性を持つことだ。この贅沢は、本来であれば分譲住宅に許されたものであり、賃貸では「不可能」とされてきた領域だ。その常識を覆し、唯一無二の住まいの在り方を提示している。

ラグジュアリーを再定義する

アートが住まいと街をつなぎ、クルマとの新しい関係が生まれ、最先端の技術が目には見えない快適さと健康を提供する。奥沢という街の歴史を受け継ぎながら、未来の住まいの形を提案するTHE GRANDUO OKUSAWA UTAKATAは、豊かさとは何かという問いに対するいくつもの新しい答えを示していた。
いま求められる贅沢な暮らしは、すなわち心身が満たされる暮らし。この住まいがもたらす感覚は、これからの時代に求められるラグジュアリーだ。THE GRANDUOが「唯一無二の空間を提供する」と言い切る言葉に嘘はない。
THE GRANDUO OKUSAWA UTAKATA
物件所在|東京都世田谷区奥沢1-22-21
アクセス|東急目黒線 奥沢駅 徒歩9分 / 東急大井町線 緑が丘駅 徒歩9分 / 東急池上線 石川台駅 徒歩13分 / 東急東横線・東急大井町線 自由が丘駅 徒歩17分
構造・規模|鉄筋コンクリート造・地上3階 地下1階建
総戸数|6戸
屋内面積|80.05~86.38㎡
間取り|2LDK+garage、2LDK
その他|ペット相談可、住居兼事務所不可
SNS
Instagram| @the_granduo
X|@the_granduo
問い合わせ先

THE GRANDUO公式サイト
https://thegranduo.com/

                      
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