BOOK|沖野修也が音楽人生を振り返る初の自伝を出版

BOOK|沖野修也が音楽人生を振り返る初の自伝を出版

BOOK|国際派DJが語る失敗と成功の四半世紀沖野修也 自伝『職業、DJ、25年』DJ、プロデューサー、クリエイティブ・ディレクターなど、さまざまな肩書きをもつ才人・沖野修也。1月9日(金)、自身の音楽人生を振り返るはじめての自伝『職業、DJ、25年』を出版。沖野修也はなぜ音楽業界で成功しつづけているのか? 今日に至るまでの軌跡がここに。Text by KUROMIYA Yuzu日本のクラブシーンとともに歩んできた冒険活劇的回顧録沖野修也といえば、クリエイティヴ・ディレクター、DJ、選曲家、執筆家、世界唯一の選曲評論家、そしてクラブ「The Room」のプロデューサーなど実に多彩な顔をもつ人物。ネットでの大炎上が話題となった1万円アナログの販売や、クラブでプレイしている最中のDJの心境を書き、多くのアクセス数を叩き出したブログ、風営法の改正のために世界のトップDJたちが日本の現役総理に請願形式の手紙を送るプロジェクトの考案など、大胆な発想と行動で話題をさらってきた。本書ではそんな彼...
BOOK|『至高の靴職人 関信義 手業とその継承に人生を捧げた男がいた』

BOOK|『至高の靴職人 関信義 手業とその継承に人生を捧げた男がいた』

BOOK|伝説の靴職人、関信義の人生を描く竹川圭『至高の靴職人』緊張感漲る出だしの数行を読んで確信した。本作品は力あるルポルタージュであり、数少ない本物のノンフィクションだと。そして原稿の一字一句は、私が知る、メンズファッション業界で活躍する著者の、「いつもの業(わざ)」とはまったくの別物であった。Photographs by JAMANDFIXText by KASE Tomoshigeロマンに満ちた靴職人の人生著者の竹川圭(たけがわ・けい)氏は、『GQ』をはじめとするメンズファッション誌、ウェブ媒体、ブランドやショップのカタログ、企業誌などで幅広く活躍するフリーランスの編集者であり、ライターである。なかでも靴、とくに手仕事の工程が残された「仕立て靴」にかんして、靴の洋の東西を問わず、長く、深く取材をつづけてきた人物だ。私は編集者として、幾度か仕事を著者に依頼したことがある。また一度だけだが、著者が愛する下町で痛飲したこともある。その縁か、恐縮ながら紹介の一文を書かせてもらうこと...
BOOK|書籍『山本耀司。モードの記録。』発売

BOOK|書籍『山本耀司。モードの記録。』発売

BOOK|“クリエイションとは何か”を、上質で美しい写真とテキストでまとめた一冊書籍『山本耀司。モードの記録。』1981年パリ・コレクションにデビュー以来、ヨーロッパの伝統や美意識を覆し、従来の“モード”の既成概念を変革しつづけてきた山本耀司。そのデザイナーとしての足跡を紹介する本『山本耀司。モードの記録。』が文化出版局より発売された。Text by KAJII Makoto (OPENERS)約1万字の最新インタビューも収録『山本耀司。モードの記録。』は、山本耀司氏のデザイナーとしての足跡を、長年山本氏を取材してきた文化出版局の雑誌『装苑』『ハイファッション』『ミスター・ハ イファッション』の膨大な記事のなかから、テーマを厳選し再構成したものが中心となっている。今も伝説として語り継がれる、1991年に東京で開催されたコム デ ギャルソンとの合同ショー「6・1 THE MEN」をはじめ、パリコレでの数々の独占取材のバックステージ写真や、レディスとメンズのヨウジヤマモトの30年間の全...
BOOK|アンダーズ 東京の書籍セレクトを「五割一分」が担当

BOOK|アンダーズ 東京の書籍セレクトを「五割一分」が担当

BOOK|51階にあるアンダーズ ラウンジと8室のスイートルームの書籍に注目アンダーズ 東京の書籍セレクトを「五割一分」が担当今年6月、あらたなランドマーク「虎ノ門ヒルズ」内にオープンした「アンダーズ 東京(Andaz Tokyo Toranomon Hills)」。ハイアットグループが手がけるライフスタイルホテルのブックコーディネイトを、空間をトータルで提案する建築設計デザイン事務所「五割一分」が担当している。Text by KAJII Makoto (OPENERS)書籍セレクトのテーマは「東京・日本」ヒンディ語で“パーソナル スタイル”を意味するアンダーズは2007年、ロンドンに1号店をオープン。12軒目のアンダーズとなる「アンダーズ 東京」は、虎ノ門ヒルズの47 階から最上階の52 階までを占める6フロア構成。47階から50階は客室で、51階にはメインダイニングの「Andaz Tavern(アンダーズ タヴァン)」 を構える。バーとラウンジを含むレストランエリアは、一部がル...
BOOK|ニューヨークで直接買いつけた、鮮度抜群のZINEが勢揃い

BOOK|ニューヨークで直接買いつけた、鮮度抜群のZINEが勢揃い

BOOK|ニューヨークで直接買いつけた、鮮度抜群のZINEが勢揃い本屋が旅するNYC「Zine Sonic 2014」開催駒沢にある自称“出会い系”本屋「スノウショベリング」は、10月21日(火)から10月26日(日)まで、ニューヨークのアーティストなどから直接買い付けたZINEを集めたイベントを中目黒の「BRICK & MORTAR」にて開催する。Text by KUROMIYA Yuzu24日(金)、25日(土)にはスペシャルイベントも世田谷・駒沢にある本屋兼ギャラリー「スノウショベリング」。「ヒト・モノ・コト」との出会いを楽しめる場所というコンセプトのもと、本はもちろん、雑貨、家具、そのほか暮らしを彩るさまざまなアイテムを取り扱っている。今回の「Zine Sonic 2014」は、中目黒の「BRICK & MORTAR」で開催。ZINEとは、有志の人びとが好きなように制作した非商業的な出版物のこと。毎年、MoMAのPS1で開催される「NY ART BOOKS ...
BOOK|“光の画家”モネの人生をたどる絵本

BOOK|“光の画家”モネの人生をたどる絵本

BOOK|画家のものがたり絵本第2弾“光の画家”モネの人生をたどる絵本『ぼくはクロード・モネ』あの画家はどんな風に絵を描き、どんな家に暮らしていたのか―? 史実をもとに画家の人生を見つめ、やさしく紐解く「ものがたり絵本」シリーズ。第1弾『ぼくはヨハネス・フェルメール』につづいて、このたび第2弾となる『ぼくはクロード・モネ』が登場した。Text by KUROMIYA Yuzu美術の入門書として大人にもおすすめの一冊印象派という絵画の革命を成し遂げたクロード・モネ。70年にもわたり睡蓮やポプラ並木など、光溢れる絵画を多く描いてきたが、その人生はあまり知られていない。絵がうまいことで有名だった中学生時代。画家になりたてのころは、絵がなかなか認めてもらえず、貧困に悩むこともあったという。だが、彼が筆を止めることは一度もなかった──。この絵本では、そんな画家 クロード・モネの86年間の生涯を、色鮮やかな水彩のイラストとやさしく語りかけるような言葉でたどっていく。さらに、モネが一生で描いた2...
BOOK|デニムを愛するすべての人に贈る一冊『LIFE IN DENIM』

BOOK|デニムを愛するすべての人に贈る一冊『LIFE IN DENIM』

BOOK|デニムを愛するすべての人に贈る一冊「アパルトモン」から初のスタイルブック登場ベイクルーズ グループが展開するセレクトショップ「L'Appartement(アパルトモン)」初のスタイル本『LIFE IN DENIM』が11月上旬に発売される。デニムスタイルからインスパイアされたたくさんの要素を詰め込んだ、デニムファン必見の一冊が誕生だ。Text by KUROMIYA Yuzuニューヨークとパリを舞台にデニムの魅力をぎゅっと凝縮「アパルトモン」はパリのアパートをコンセプトに、音楽やアート、カルチャーなどに興味をもつ好奇心旺盛な女性に向けて発信しているセレクトショップ。「トラッド&ベーシック」を軸に、ロックやエスニックテイストをミックスしたこだわりのアイテムを取り揃えている。初となるスタイルブックでは、永遠の定番である「デニム」をフィーチャー。ブランドにとって“常に気になる街”だというニューヨークとパリを舞台に、各都市で活躍する新鋭フォトグラファーとのコラボレーション...
BOOK|パリフォトでノミネートされた写真集が一堂に会す展覧会

BOOK|パリフォトでノミネートされた写真集が一堂に会す展覧会

BOOK|過去3年間の3部門全95冊がそろうパリフォトでノミネートされた写真集が一堂に会す展覧会写真集の果たす役割と歴史における貢献をたたえ、写真集への総合的理解や関心を高めるために2012年に設立された賞「パリフォト - アパチャーファウンデーション・フォトブックアワード」。過去3年間、同賞にノミネートされた3部門全95冊が一堂に会するユニークな展覧会「The Paris Photo - Aperture Foundation PhotoBook Awards Exhibition in Tokyo」が東京・六本木のIMA CONCEPT STOREにて開催中だ。Text by ENOMOTO Kozue(OPENERS)“写真の現在”を体感し、新たな価値基準に触れる「パリフォト - アパチャーファウンデーション・フォトブックアワード」は世界最大の写真フェアであるパリフォトで行われており、毎年、有名写真家やキュレーターなどで構成された審査員によって選りすぐられたノミネート作のなか...
BOOK|森岡弘著『きちんと見える 信頼される デキる女のおしゃれの方程式』

BOOK|森岡弘著『きちんと見える 信頼される デキる女のおしゃれの方程式』

BOOK|売れっ子スタイリスト森岡弘が、女性が仕事の場面で「着る服」を指南!『きちんと見える 信頼される デキる女のおしゃれの方程式』ファッション誌でのディレクションをはじめ、政治家やアスリートなどのスタイリング、ファッションコンサルティングなど幅広いフィールドで活躍するスタイリストの森岡弘の最新刊は、ずばり、オフィスにふさわしい女性の服。企業のコスチュームアドバイスも手がける森岡氏ならではのきめ細やかなアドバイスが満載だ。 Photographs by JAMANDFIXText by KAJII Makoto (OPENERS)女性が思っている以上に、男性は細かく見ているクールビズなどにより男性のオフィススタイルのカジュアル化が進むなか、女性の“仕事着”の解釈もかなり幅広くなり、男性のスーツスタイルのような基本やルールがない ── 職場での雰囲気にあわせてなんとなく選んでいる女性の仕事着を、おなじ職場で働く男性はどのようなところを見ているのかという視点からアドバイスしているのが...
BOOK|旧朝香宮邸を巡る6つの物語「庭園美術館へようこそ」

BOOK|旧朝香宮邸を巡る6つの物語「庭園美術館へようこそ」

BOOK|東京都庭園美術館がリニューアル・オープン旧朝香宮邸を巡る6つの物語「庭園美術館へようこそ」約3年にわたる大規模な改修工事を経て、11月22日(土)にリニューアル・オープンした東京都庭園美術館。歴史ある建造物と美術作品、庭園が一体となり、歴史的価値の保存とあらたな価値の創造の場として生まれ変わった。その旧朝香宮邸を巡る6つの物語を収めた書籍「庭園美術館へようこそ」が河出書房新社より刊行された。Text by ENOMOTO Kozue(OPENERS)旧朝香宮邸の歴史が紡ぐ未来への序章旧朝香宮邸は昭和8年に竣工され、香淳皇后の叔父にあたる朝香宮鳩彦王が1947年の皇籍離脱まで暮らした邸宅だ。当時フランスで全盛期であったアール・デコ様式に魅せられた朝香宮夫妻が、フランス人芸術家アンリ・ラパン氏に主要な部屋の設計を依頼、アール・デコの精華を積極的に取り入れた。その後、迎賓館など国の公邸として使用され、1981年に東京都に売却後、都立美術館のひとつとして一般公開される。「庭園美術...
BOOK|絵本付ソロデビューアルバム『トムテの森のクリスマス』発売中

BOOK|絵本付ソロデビューアルバム『トムテの森のクリスマス』発売中

BOOK|イクメンによる「育音(イクオン)」プロジェクト始動!Shusuiの絵本付ソロデビューアルバム『トムテの森のクリスマス』発売中ポップユニット「canna(カンナ)」の周水として活動する傍ら、人気アーティストへ楽曲提供し、数多くのヒット曲を生み出している音楽プロデューサー、Shusui(シュウスイ)。その彼が原案&プロデュースを手がけた初の絵本付CD『トムテの森のクリスマス』が発売された。Text by KUROMIYA Yuzu子どもたちに伝えたいメッセージを音楽に込めて贈る私生活では育児に奮闘し、自他ともに認める育男(イクメン)であるShusui。 幼稚園児の娘のために、キャラクター弁当やタコさんウインナーを作るのもお手のものだという。そんな彼ならではの発想で生み出された「育音(イクオン)」プロジェクトがついに始動。 「育音」には、生命を育む素晴らしさなど、Shusuiのインスピレーション源である育児を通して体感した愛に満ちた世界が、歌詞とメロディーに込められて...
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