連載
「連載」に関する記事

フォルクスワーゲン E-UP!|ゼロエミッションのシティコミューター
Volkswagen E-UP!|フォルクスワーゲン E-UP!ゼロエミッションのシティコミューターフォルクスワーゲンはフランクフルトショーにおいて、電気自動車のコンセプトカーとなる「E-UP!」をワールドプレミアした。文=ジラフ航続距離は130km、最高速度は135km/h2013年の発売が想定されるこの「E-UP!」は、全長3190×全幅1640×全高1470mm、ホイールベーは2190mmというボディのなかに、大人3人+子ども1人が乗れるスペースを確保したもので、走行中には一切、排気ガスを出さない完全な電気自動車として誕生した。バッテリーにはリチウムイオン電池を採用し、航続距離は130km、最高速度は135km/hを実現。家庭用の230V電源を使うと、5時間でフル充電が可能。急速充電器なら、1時間で約80%の充電ができるという。搭載されるモーターは最高出力60kW、最大トルク21.4kgmというもの。街乗りであれば、必要にして十分なパワーを発揮する。発売は2013年ごろ「電気...

PRODUCTS|棚板付きのダイニングテーブル「Norito Table」
毎日を機能的かつ美しく棚板付きのダイニングテーブル「Norito Table」木工家・橋本裕氏と生活用品デザイナー・大治将典氏による「WORK AROUND TABLE」は、テーブルとその周辺のインテリアプロダクトを提案するプロジェクト。その第一弾として登場したのが、「Norito Table」だ。Text by OPENERS CASAPhoto by WORK AROUND TABLEテーブルトップになにも置いていない状態を美しいと思う人へ「家族で使うダイニングテーブル」、「仕事で使う作業台・ミーティングテーブル」、「宴会を楽しむ集いのテーブル」。ダイニングテーブルについて再考したふたりは、日常生活において、それが3つの役割を果たしていることにフォーカスした。テーブルトップ上を広々と使用するためには、リモコンやティッシュケースなどのテーブルまわりにあるものを「しまう」という行為がつきもの。ならばテーブルの天板下も有効活用できないかと「棚付きのダイニングテーブル」が生まれた。天板...

TOKYO PREMIUM BAKERIES|第4回 Boule Beurre Boulangerie|ぶーる・ぶーる・ぶらんじぇり
第4回 Boule Beurre Boulangerie|ぶーる・ぶーる・ぶらんじぇり何度でも通いたくなる、記憶に残る味のパン東京でほんとうに「上質でおいしいパン」を提供しているパン屋さんを紹介する連載「TOKYO PREMIUM BAKERIES~カラダもよろこぶ、東京の自然派素材パン屋~」。第4回は、東京の西部・八王子で人気の『ぶーる・ぶーる・ぶらんじぇり』です。「ぶーる」は丸いパン、もうひとつの「ぶーる」はバター、そして「ぶらんじぇり」はパン屋さんを意味します。じつは自然派のパン屋激戦区の八王子で、2006年のオープン以来、評判の高い「ぶーる・ぶーる」で出会ったパンとは……。取材・文=戸川フユキ写真=高田みづほ生地には必要最低限しか触れず、パンのなかに糖分を残すかつては宿場町として栄えた八王子。北口から西放射線道路を突き抜け、国道20号線の八日町信号をわたると、「みずき通り商店街」がはじまる。数メートル先に見える、爽やかなブルーと赤いドアが隣り合った、小さな雑貨屋さんのような...

UTRECHT|MUJI銀座松坂屋店にて、「MUJI BOOKS × MISATO BAN」開催
- 私の部屋の100のMUJI -「MUJI BOOKS × MISATO BAN 20XX年のヤードセール」開催9月19日(土)より、MUJI銀座松坂屋店オープン1周年を記念して、「MUJI BOOKS × MISATO BAN 20XX年のヤードセール - 私の部屋の100のMUJI -」と題した、アーティスト・伴 美里による架空の青空市をテーマにした展示を開催します。文=與田寛子(UTRECHT)写真=福岡南央子「20XX年9月、うちの庭でヤードセールを行います」MUJI銀座松坂屋店内にある「MUJI BOOKS」は、日常生活に寄り添う本、新しい発想に触れ心が豊かになる本、いつまでも手元に置いておきたい本が揃うブックコーナー。UTRECHTがディレクションを手がけはじめ、ようやく一年。銀座でのショッピングの合間に立ち寄り、一息ついていただける空間となりました。アーティスト・伴 美里が、自分の部屋にある思い入れの深いものを100個描き、一冊にまとめたドローイングブック『100 ...

GLOBE TROTTER×ANDY WARHOL BY HYSTERIC GLAMOUR
GLOBE TROTTER×ANDY WARHOL BY HYSTERIC GLAMOURグローブ・トロッター×アンディ・ウォーホル・バイ・ヒステリック・グラマーコラボレーション・スーツケースを先行発売。「ANDY WARHOL BY HYSTERIC GLAMOUR”( アンディ・ウォーホル・バイ・ヒステリック・グラマー)」が2009年9月16日(水)より、伊勢丹新宿店にて1週間限定のショップをオープン。スペシャルアイテムとして、「GLOBE TROTTER(グローブ・トロッター)」とのコラボレーション・スーツケースが先行発売される。Text by OPENERS両者の個性を存分に味わえるレアアイテム!ニューヨークの「ANDY WARHOL FAUNDATION(アンディ・ウォーホル・ファウンデーション)」の依頼により2006年にスタートしたアパレルブランド、「アンディ・ウォーホル・バイ・ヒステリック・グラマー」はポップアート界の巨匠、アンディ・ウォーホルの作品をヒステリック・グ...

ホンダ CR-Z コンセプト|純粋に走りを愉しむためのハイブリッドカー
HONDA CR-Z Concept|ホンダ CR-Z コンセプト純粋に走りを愉しむためのハイブリッドカーホンダは東京モーターショーのおいてさらなるアップデートがほどこされた「CR-Z Concept」を登場させることを発表した。文=ジラフ1.5リッター 4気筒+6速MT2010年の夏からの市販化を考えれば、今回発表される「2009CR-Z Concept」はかなり市販モデルに近いかたちで発表されることはまちがいない。リリースされた写真を見ると、新しい形状となったエンジンフード、より現実的になったヘッドライト、ダミーではないリアルなドアハンドル、より大きくなった後部の4分の1ウィンドウなど2007年デビューのCR-Z Conceptから多くの変化があることが見受けられる。またハッチバックは新設計となり、リアビューはインサイトとの相似性を若干感じ取ることができる。インテリアについても、現行で発売されているホンダ車に近いかたちでまとめられている。パワーユニットは、ホンダのIntegra...

インフィニティ M35 ハイブリッド|インフィニティ史上もっともクリーン
INFINITY M35 Hybrid|インフィニティ M35 ハイブリッドインフィニティ史上もっともクリーン日産が北米を中心に海外で展開している高級ブランド、インフィニティは、公式にM35(日本名フーガ)ハイブリッドの量産計画を発表した。文=ジラフリニアなレスポンスと抜群の加速性能インフィニティによるとM35 Hybridは、性能と燃費のバランスをとるように設計され、インフィニティの歴史上、もっともクリーンで経済的なクルマとして誕生するという。このモデルは、駆動用と回生用を兼ねた電動モーターと、3.5リッターV6エンジン、そしてトランスミッションを2つのクラッチでダイレクトに接続したパラレルハイブリッドシステムを採用。もちろんモーターのみで走行することも可能で、ハイパワーなリチウムイオンバッテリーは、従来のバッテリーパックと同サイズながら、2倍のエネルギーを供給することが可能だという。またこのハイブリッドシステムのコンポーネントは、非常にリニアなレスポンスと抜群の加速性能を実現。...

中原慎一郎のalso craft 12│盛永省治のつくる木の器
also craft #12 「Crate」盛永省治のつくる木の器──ターニング・ウッドの世界日本ではまだまだ“ターニング・ウッド”という分野は知名度が低いのが現状ですが、アメリカやヨーロッパなどでは工芸のなかではしっかりとしたひとつの分野として確立されています。文=中原慎一郎木そのものの良さを活かしたターニング・ウッドの世界とはとくにアメリカではミッドセンチュリーといわれる蜜時期に優れた工芸家がすばらしい作品を生み出していました。ジェームス・プリスティーニや、ボブ・ストックスデール、デビッド・エルスウォルス、アレクサンドル・ノルなどその当時を象徴するフォルムをつぎつぎと生み出したのです。日本では“挽き物”と呼ばれるのがそれにあたるのですが、なにかその響きからはひとつの技術にしか聞こえず、その工芸としての良さが理解されづらい感じさえあります。日本においてはより手間をかけることが評価を受けやすいのもあると思います。たとえば機械で削ることよりも手で削るとか、漆を塗るとか、磨くとか。もち...

岡部美代治|Vol. 5 フェイシャルマッサージの誤解と必要性
本当は簡単で、本当に必要だったVol.5 フェイシャルマッサージの誤解と必要性大手化粧品メーカーの研究部門と商品開発部門にて、数々の優秀コスメ誕生にかかわってきた岡部美代冶さん。女性の美に対するあくなき探求心と鋭い視点、そして研究者ゆえの造詣の深さを活かして、さまざまな「美容の疑問」を、科学的見地から解説していただきます。語り=岡部美代冶まとめ・イラスト=小林由佳Photo by Jamandfixフェイシャルマッサージは難しい──そう感じているひとは多いのではないだろうか。さまざまなメーカーが、新商品が出るたびに独自のマッサージ方法を提案するし、日々画期的(または奇抜)なマッサージ方法が雑誌やテレビを賑わせる──結局、どれが本当に効果的なのかわからぬまま、フェイシャルマッサージはサロンで受ける“スペシャルケア”として位置づけてしまう。しかし、化粧品を使ったスキンケアが習慣であるように、マッサージもまた毎日つづけてこそ結果が出るものらしい。ならば、毎日無理なくつづけられて、確実に効...

日産フーガ|ハイブリッドモデルは2010年秋デビュー
NISSAN FUGA|日産フーガハイブリッドモデルは2010年秋デビュー日産自動車は、10月24日から開催される第41回東京モーターショーで、新型フーガを発表する。文=ジラフロー&ワイドになったボディお披露目されるモデルは、まもなく発売が予定されている市販モデルにかなり近いものになると思われる。搭載されるエンジンは、すでにおなじみとなっているVQシリーズ。3.7リッターのVQ37VHRと、2.5リッターVQ25HRの2種類が設定され、2010年の秋には3.5リッターV6エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドモデルも設定されることが予定されている。エクステリアデザインは、現行モデルと比べ全高が低くなり、全幅は広がったロー&ワイドなフォルムが特徴。曲線が積極的に取り入れられ、スカイラインシリーズにもみられるフェンダーの膨らみに、走りの確かさが連想される。最先端の安全装備安全装備面では、車両の制動を補助する「インテリジェントペダル」、コーナーリングの挙動を安定させる「コーナリング...

The World of Traditional Weatherwear|トラディショナル ウェザーウェア
Traditional Weatherwear|トラディショナル ウェザーウェア英国の“本物”をカジュアルに楽しむTraditional Weatherwear(トラディショナル ウェザーウェア)は英国を代表するアウターウェアブランドMACKINTOSHがプロデュースする、英国の伝統的なスタイルを再解釈したカジュアルウェアブランドである。Photo by Jamandfix往年のブランドを復刻英国を代表するブランド、マッキントッシュがプロデュースするトラディショナル ウェザーウェアは、カジュアルなトラッド感が魅力。キルティングジャケット、コート、シャツやスウェットなど、毎日使えるベーシックなアイテムが充実している。トラディショナル ウェザーウェアは英国の“本物”をカジュアルに楽しめる目が離せないブランドだ。そのブランド名の由来は、マッキントッシュ社の旧社名でもある往年のブランドを復刻したもの。ウェアのデザインはこれまでのヒストリーやアーカイブからリデザインされ、ラベルもまた当時使わ...

ディーゼルから明るくポジティブなTシャツコレクション登場|DIESEL
DIESEL|ディーゼルディーゼルからポジティブなメッセージを込めたTシャツコレクション登場ディーゼル2015年春夏広告キャンペーンからインスパイアされた、ポジティブなスローガンを掲げたTシャツコレクションが登場。全国の主要ディーゼルストア、ディーゼルオンラインストアにて発売中。Text by KUROMIYA Yuzuピースフルかつ愛に溢れたメッセージを発信より高度な愛、思いやり、前向きな気持ちなどをコンセプトに展開しているディーゼルの2015年春夏広告キャンペーン「#DIESELHIGH」。これはアーティスティック・ディレクター、ニコラ・フォルミケッティの「どんなことをしていても、どうやってでも、どこにいようとも、つねに自分自身を高め、自らの精神を高めていく」という信念が込められている。このたび、このポジティブな「#DIESELHIGH」キャンペーンのマニュフェスト・Tシャツが登場。「SMILES ARE VIRAL」はハッピーであれと励まし、「LOVE IS THE WAY」...

トヨタ FT-86 コンセプト|TOYOTA FT-86 Concept
トヨタ FT-86 コンセプト|TOYOTA FT-86 Concept往年の名車の復活トヨタ自動車は、10月23日より開催される第41回東京モーターショーに出展するモデルの概要を発表した。文=ジラフドライバー主体のクルマづくり今回の出展車のなかでもっとも注目されるのは「FT-86コンセプト」と呼ばれる小型FRスポーツのコンセプトだ。このモデルはその名前からも想像できるように、往年の名車AE86(ハチロク)の復活を予感させるモデルだ。このクルマの最大のテーマは「クルマを操る楽しさをより多くの方に味わってほしい」というもの。最近のスポーツカーはクルマが速いのか、自分の運転がうまいのかがよくわからないという声をよく聞くことから「ドライバーを主体としたクルマを作りたい」という思いから開発がスタートしたという。今回発表されるモデルの特徴は、ドライバーが扱いやすいコンパクトなサイズと2リッターNAエンジンを組み合わせたことだ。ボディサイズは、全長4160×全幅1760×全高1260mm、ホイ...