ART TOKYO Tips
「ART TOKYO Tips」に関する記事

ART|TAO活動15周年記念、アニバーサリーエキシビション開催
ART|ニューヨークで好評を博したTAOの写真展がいよいよ東京上陸TAO活動15周年記念、アニバーサリーエキシビション開催国際的に活躍するモデル・女優のTAOが今年で活動15周年を迎える。それを記念してアニバーサリーエキシビション「TAO 十五」を、9月6日(土)から9月16日(火)までアウディ フォーラム 東京 2階 ブランディングフロアにて開催する。Text by KUROMIYA Yuzu<次世代を担う新鋭フォトグラファー15人が撮り下ろし14歳でモデルデビューしたTAOは、2006年よりパリコレクションに参加。その後ミラノ、ロンドンと活躍の場を世界に広げ、2009年に活動拠点をニューヨークに移す。以降、数々の有名メゾンのショーやワールドキャンペーンに登場し、名実ともにアジアを代表するトップモデルに。2013年には映画『X-MEN/ウルヴァサン "SAMURAI"』のヒロインのマリコ役に大抜擢されハリウッド映画デビュー。2016年公開のアメリカ映画『SUPERMAN v...

ART│アピチャッポン・ウィーラセタクン個展『FIREWORKS (ARCHIVES)』
ART│カンヌ映画祭でパルムドールに輝いたタイ人アーティストアピチャッポン・ウィーラセタクン個展『FIREWORKS(ARCHIVES)』タイ人アーティストであり、2010年にカンヌ国際映画祭でパルムドールを獲得した映画監督としても知られるアピチャッポン・ウィーラセタクン(Apichapong Weerasethakul)の個展『FIREWORKS(ARCHIVES)』。9月11日(木)から10月4日(土)まで、東京・谷中のSCAI THE BATHHOUSEで開かれる。Text by YANAKA Tomomi花火が自他の境を越えた記憶の不確かな領域を照らし出す1970年、バンコクに生まれたアピチャッポン・ウィーラセタクン氏。タイのコーン・ケーン大学で建築学を学び、渡米。シカゴ美術館付属美術大学でビジュアル・アート(映像)の修士号を取得し、その後はアーティストとして世界規模の美術展などにも出展してきた。いっぽう、映画監督としても2000年に監督デビューを果たし、6作目となる『ブン...

ART|青山・Valveat81で「IMPOSSIBLE」ポップアップショップ開催
ART|「IMPOSSIBLE PROJECT SPACE」の4年半を凝縮!Valveat81で「IMPOSSIBLE」ポップアップショップ開催ポラロイドフィルム製造中止以降、アナログインスタントフィルムの開発を一身に担い、開発された「IMPOSSIBLE」。2010年12月、荒木経惟、森山大道、長島有里枝、大橋仁、佐内正史など、日本写真界を代表する華やかな面々が、その第一世代フィルムを使って撮り下ろした貴重な作品で幕を開けた「IMPOSSIBLE PROJECT SPACE」。オープンからクローズまでの4年半を凝縮したポップアップストアが、9月6日(土)より青山の「valveat 81(ヴァルヴィート エイティーワン)」で開催される。Text by KAJII Makoto (OPENERS)「VOGUE FASHION’S NIGHT OUT」オープン初日は、イベントが目白押しポラロイド社がフィルムの製造中止を決定した2008年より、旧ポラロイド・オランダ工場でまったくあたらし...

ART|ポール・スミスとヴィンテージ活版印刷の共演
ART|ポール・スミスとヴィンテージ活版印刷の共演!ロンドンのレタープレススタジオ「A TWO PIPE PROBLEM LETTERPRESS」日本初のエキシビション『OLD LETTERS FROM LONDON』を開催イーストロンドンを拠点に活動するレタープレススタジオ「A TWO PIPE PROBLEM LETTERPRESS(ア・トゥー・パイプ・プロブレム・レタープレス)」による、日本初のエキシビション『OLD LETTERS FROM LONDON(オールド・レターズ・フロム・ロンドン)』。6月15日(土)から7月15日(月・祝)まで、東京・神宮前のポール・スミス スペース ギャラリーで開かれる。Text by YANAKA Tomomiアナログな印刷方法で生まれるユニークな作品「ア・トゥー・パイプ・プロブレム・レタープレス」は、ロンドン東部を拠点に、ステファン・ケニーが2008年に設立した活版印刷のスタジオ。1800年代から1900年代のヴィンテージ・ウッドタイプ(...

ART|ロンドン発、レタープレスアーティスト6組による合同展
ART|インクの擦れ、文字の力強さ、配列など活版印刷の魅力を再発見ポール・スミス スペース ギャラリーにてレタープレスアーティストらの合同展を開催『TYPE FROM LONDON Letterpress Art Exhibition』東京・神宮前のポール・スミス スペース ギャラリーにて、ロンドンを拠点にレタープレス(活版印刷)アートの分野で活躍する6組のアーティストによる合同展『TYPE FROM LONDON Letterpress Art Exhibition』を10月13日(月・祝)まで開催している。英国の伝統を守りながら独自の空気感を伝えるアート性の高い作品が多数登場する。3Text by KUROMIYA Yuzu6者6様のロンドン、今回のために特別な作品も制作産業革命によって印刷技術が急速に普及したことにより、タイポグラフィーの木版製作所が多数存在した英国は、レタープレス(活版印刷)を語るうえで欠かせない国だ。そして、現在でもロンドンにはその伝統を守りながら、よりア...

ART|北海道の歩みをアートで振り返る『札幌国際芸術祭2014』
ART│「都市と自然」をテーマに、坂本龍一氏がゲストディレクターに就任北海道の歩みをアートで振り返る『札幌国際芸術祭2014』「都市と自然」をテーマに、坂本龍一氏をゲストディレクターに迎え、9月28日(日)まで開催中の『札幌国際芸術祭2014』。会期の約半分を終え、佳境を迎えた芸術の祭典からまだまだ目が離せない。Text by YANAKA Tomomi札幌大通地下ギャラリーやモエレ沼公園など市内各所も会場に明治維新とともに“北海道”と名づけられ、日本の近代化の象徴ともいえる北海道。いっぽう、先住民族や自然そのものも、近代化とは無縁ではいられなかったのも事実だろう。そうした過去の歩みをアートとして振り返ろうと開催されている『札幌国際芸術祭2014』。ゲストディレクターには世界的アーティストの坂本龍一氏が就任。街や自然に親しむような音楽や音にも注目が集まる芸術祭となった。岡部昌生 《YUBARI MATRIX 1992-2014》 2014年 オフィシャルサプライヤー:日本板硝子北海...

ART|東京都写真美術館で『日本写真の1968 1968-Japanese Photography』展
ART│写真界の転換点となった1968年にスポット東京都写真美術館で『日本写真の1968』展日本写真界のターニングポイントともいえる1968年にスポットを当てた展覧会『日本写真の1968 1968-Japanese Photography』が5月11日(土)から7月15日(月・祝)まで恵比寿の東京都写真美術館で開催している。Text by YANAKA Tomomi日本で写真という枠組みがどう変容し、世界を変容させていったか戦争、革命、暗殺など世界中のあらゆる領域でこれまでの枠組みに対して、根源的な問いかけと異議が上がった1960年代後半。日本では学生運動の嵐が吹き荒れ、写真界でも近代写真が構築した“写真”の独自性と“写真史”への問いかけがはじまり、転換点を迎えていた。とくに1968年は、写真表現に大きな影響を与えた『写真100年-日本人による写真表現の歴史展』の開催や、雑誌『カメラ毎日』で日常への私的なまなざしを特徴とする「コンポラ写真」の特集、雑誌『プロヴォーク-思想のための挑...

ART|インスタントフィルムによるモノクロ写真たち 森山大道『white and vinegar』展
ART|インスタントフィルムによるモノクロ写真たち森山大道写真展『white and vinegar』「ブレ」や「ボケ」といった作風で世界的に高い評価を受けている写真家・森山大道の写真集『white and vinegar(ホワイト&ヴィネガー)』が、自身も参加するレーベル「MMM」より発表された。これを記念して、東京・目黒の「IMPOSSIBLE PROJECT SPACE」で12月14日(金)から2013年の1月27日(日)の期間、写真展『ホワイト&ヴィネガー』を開催する。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)プリミティブな写真だからこそ見える「現在」「もしも世界から、印画紙もフィルムも現像液も、写真にかかわるいっさいが消失したとしたら、スーパーマーケットで卵と酢をしこたま買ってきて、卵白(ホワイト)と酢(ヴィネガー)を混ぜてそこらにある紙に塗り、なんでもいいから物をその上に乗せて日光に当て、レイヨグラフ(日光写真)をつくればよいのだ」今回の『ホワイト&...

ART|森山大道写真展『1965~』をギャラリー916で開催
ART│キュレーター/写真家の上田義彦が選んだ82点で構成森山大道写真展『1965~』がギャラリー916で開催日本を代表する写真家・森山大道(もりやま・だいどう)が写真家として独立した1964年から現在にいたるまでの写真を展示した『1965~』が港区・竹芝のギャラリー916で7月20日(土)まで開かれている。Text by YANAKA Tomomi「写真とは何か」を問いつづける森山大道の軌跡1938年に大阪で生まれた森山大道は、高校在学中から商業デザイン会社に勤め、その後グラフィックデザイナーとなる。1960年、22歳のとき、写真家の岩宮武二との出会いをきっかけに、写真の世界へと飛び込み、細江英公のアシスタントを経て1964年に独立。以降、鋭い視線と代名詞でもあるモノクロ作品が人々を魅了し、昨年末にはロンドンのテート・モダン美術館で『ウィリアム・クライン+森山大道』展を開催するなど、世界を股に駆けた精力的な活動で知られている。そんな森山大道の写真展『1965~』が、写真家の上田義...

ART|芸術的なアーカイブズチョコレート100種類を展示「ブルガリ イル・チョコラート回顧展」開催
ART|芸術的なアーカイブズチョコレート100種類を展示食べる宝石! 「ブルガリ イル・チョコラート回顧展」開催ブルガリ イル・チョコラートは、世界初となる「食べる宝石」としてのチョコレート展「ブルガリ イル・チョコラート回顧展」を2月14日(土)まで、ブルガリ銀座タワー8Fにて開催している。 Text by KUROMIYA Yuzu人気の20点は、特別に期間限定で復刻販売2007年に誕生したブルガリ イル・チョコラートは、粒チョコレートを宝石に喩えて「チョコレート・ジェムズ」と命名。すべての「チョコレート・ジェムズ」はブルガリ銀座タワーにある工房で、専属ショコラティエにより一粒ずつ丁寧にハンドメイドされている。この回顧展では、数多くあるオリジナル・フレーバーのアーカイブから100点を厳選し、復刻展示。構成はチョコレートの歴史や食文化史の観点を踏まえ、「ブロッサム(百花繚乱)」「ジャンドゥイヤ」「イタリア食文化にまつわる食材たち」「和」「リミテッド チョコレート・ジェムズ...

ART|マリアン・ミュラ氏のインスタレーション展『SOU-SOU』開催
ART|東洋文化と西洋文化、伝統と現代…相対する要素を反映マリアン・ミュラ氏のインスタレーション展『SOU-SOU』を開催スイス人アーティスト、Marianne Mueller(マリアン・ミュラ)氏の最新作品集『STAIRS ETC』の発行を記念したインスタレーション展『SOU-SOU』が、1月24日(土)より東京・渋谷にあるVACANTにて開催される。Text by ENOMOTO Kozue(OPENERS)会場の特殊な空間性からインスピレーションを受けて構成マリアン・ミュラ氏は、20年以上にわたって自身のスタジオで制作した作品群『アーカイブ』でよく知られ、彼女の膨大な作品は全て『アーカイブ』に収められている。自身のアーカイブを見返し再考することであたらしいイメージやコンビネーションを再発見しようと試みており、今回日本で初めて開催される個展『SOU-SOU』でもあらたな試みに挑戦している。今回の個展『SOU-SOU』は会場の特殊な空間性からインスピレーションを受けて構成され、ホ...

ART|ミック・イタヤと森雪之丞の展覧会『ART OF HEART』開催中
ART|2月1日(日)と8日(日)にはスペシャルワークショップもミック・イタヤと森雪之丞の展覧会『ART OF HEART』開催中作詞家・詩人の森雪之丞がプロデュースするシダックス・カルチャービレッジ“アートの壁”第5弾を飾るのは、ビジュアルアーティスト ミック・イタヤによる「星とハートの天使のイルミネーション」。その点灯に合わせて、1階シダックス・ギャラリーでふたりの展覧会『ART OF HEART』を開催している。Text by KAJII Makoto (OPENERS)自分だけの天使・ハートペガサスを作る『ART OF HEART』の会期中には、ミック・イタヤによるスペシャルワークショップも開催。2月1日(日)におこなわれる「スターピッド人形」では、小さなソーラーパネルが付いた人形=天使スターピッドに、自由に線を描いたり色を塗って、自分だけの素敵な天使を製作する。そして2月8日(日)におこなわれる「ハートペガサスのオブジェ」では、手足や身体、翼もすべて緩やかなハートの形の1...