連載|牧口じゅんのシネマフル・ライフ 第16回『ダンシング・ベートーヴェン』

連載|牧口じゅんのシネマフル・ライフ 第16回『ダンシング・ベートーヴェン』

連載|牧口じゅんのシネマフル・ライフ第16回 楽聖とベジャールが出会った奇跡のステージを追う『ダンシング・ベートーヴェン』日本では年末の風物詩でもあるベートーヴェンの「交響曲第九番ニ短調」。“人類最高の芸術”として世界中で愛されているのはご存知の通りだ。1989年のベルリンの壁崩壊直後の年末には、レナード・バーンスタイン指揮によりベルリンで演奏されドイツ統一を象徴する曲となり、ヨーロッパでは第4楽章に登場する合唱部分「歓喜の歌」は欧州の歌に定められている。Text by MAKIGUCHI June“人類愛に満たされた理想郷”をそんな人類の財産ともいえる交響曲に振り付けを施した男がいた。バレエ界の革命家モーリス・ベジャールだ。『春の祭典』や『ボレロ』でも有名だが、1964年には『第九』もバレエにしていたのだ。本作は、初演から50年も経った2014年に東京で再演された伝説のステージが出来上がるまでの9ヵ月を追ったドキュメンタリー。80人余りのダンサー、指揮者とオーケストラ、ソロ歌手と...
連載|牧口じゅんのシネマフル・ライフ 第17回『ゆれる人魚』

連載|牧口じゅんのシネマフル・ライフ 第17回『ゆれる人魚』

連載|牧口じゅんのシネマフル・ライフ第17回 ポーランドの創造力が凝縮したホラー・ファンタジー『ゆれる人魚』ホラーといえば、シリアス作品重視の権威ある映画賞では、評価されにくいジャンルだ。過去には数々の名作が作られてきたにもかかわらず、である。だが、創造性という意味において考えるなら、ホラーほど作家たちのクリエイティビティを楽しめるジャンルはないと思っている。映像と音で恐怖心をあおり、観客の内面にある“おびえの元”のようなものを刺激。そうすることで、安全な場所にいるとわかってはいるのに、どうしようもなく我々を落ち着かない気分にさせるのだから。Text by MAKIGUCHI June残酷で美しい、人魚たちの青春映画『ゆれる金魚』は、不気味でグロテスクな独自の世界観を形成することで、観る者を現実から逃避させ、官能的でダークなワールドに誘ってくれるホラー・ファンタジーだ。さらにミュージカルというスタイルをとることで独創性を際立たせている。物語の舞台は1980年代のポーランド。人間を捕...
連載|牧口じゅんのシネマフル・ライフ 第18回『女は二度決断する』

連載|牧口じゅんのシネマフル・ライフ 第18回『女は二度決断する』

連載|牧口じゅんのシネマフル・ライフ第18回 自分の生きる世界の正体を知ることが変化を起こす力になる『女は二度決断する』今、幸せを感じている人は、自分の人生が何者にも脅かされていないという安心感も同時に抱いているのではないだろうか。幸せと安心というものは、きっと対になっている。だが、残念なことにこの世には不条理も存在している。いわれなき非難、過失なき喪失。世界は暴力に満ちているのだ。そんな不安と悲しみにさらされていないということは、なんという幸せだろうか。Text by MAKIGUCHI June痛いほどに価値観を揺さぶるヒューマンドラマ映画『女は二度決断する』は、突然のテロにより最愛の家族を失った女性が下したあまりにも衝撃的な決断の物語だ。ドイツのハンブルグに暮らすカティヤは、在住外国人相手のコンサルティング会社を営むトルコ系移民の夫ヌーリと、愛息ロッコとの3人暮らしだ。ところがある日、ヌーリとロッコは爆破テロにより帰らぬ人となってしまう。捜査過程で、ヌーリがかつて麻薬売買の前...
連載|牧口じゅんのシネマフル・ライフ 第19回『君の名前で僕を呼んで』

連載|牧口じゅんのシネマフル・ライフ 第19回『君の名前で僕を呼んで』

連載|牧口じゅんのシネマフル・ライフ第19回 恋する者たちの桃源郷をみずみずしく描く『君の名前で僕を呼んで』1980年代の北イタリアのとある避暑地。17歳のエリオは、17世紀に建てられた瀟洒なヴィラでいつものように夏を過ごしていた。いつもと違ったのは、美術史学者である父が招いた24歳の青年オリヴァーとの出会い。二人は、互いへの好意と関心を隠しながらも、自らの抑えられない気持ちに戸惑い悩みつつ、やがて心を通わせるようになる――。丁寧な心理描写と美しい映像で、恋の喜びと痛みを繊細に描く青春映画の傑作だ。Text by MAKIGUCHI Juneもう取り戻せない、もどかしいほどの繊細な時代脚本がジェームズ・アイヴォリーによるものだと聞けば、もどかしいほどの繊細さと、粋で機知にとんだ会話にも思わず納得するだろう(原作はアンドレ・アシマンの同名小説)。恋する人間が持つ独特の感情、例えば「好き」と「嫌い」、「喜び」と「失望」の間を行ったり来たりする波打つような感情の変化や、手探りしながら進ん...
連載|牧口じゅんのシネマフル・ライフ 第20回『ファントム・スレッド』

連載|牧口じゅんのシネマフル・ライフ 第20回『ファントム・スレッド』

連載|牧口じゅんのシネマフル・ライフ 第20回 唯一の選択しか生まない愛、だからこそ運命『ファントム・スレッド』ヴィクトリア時代の英国で生まれた“Phantom Thread(幻の糸)”という言葉。当時、王侯貴族の服を縫い上げるために、過酷な長時間労働を強いられていた東ロンドンのお針子たちが、過労により、仕事が終わった後でも“見えない糸”を縫い続けていたという逸話から生まれている。ファントム・スレッド、つまり目に見えない力に、人間はどれほど影響を受け、いかに非力であることか。その不思議を究極の愛のドラマへと仕立てたのは、稀代のストーリーテラーであるポール・トーマス・アンダーソン監督だ。『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』以来2回目のタッグとなるダニエル・デイ=ルイスを主役に、見えないパワーに翻弄される人間のやるせなさ、さらにはそこから生まれる特異なロマンチシズムを、ファッション界を背景に描き出している。引退を宣言した名優ダニエル・デイ=ルイスが、クリスチャン・ディオールやアレキサンダー...
連載|牧口じゅんのシネマフル・ライフ 第21回『オンリー・ザ・ブレイブ』

連載|牧口じゅんのシネマフル・ライフ 第21回『オンリー・ザ・ブレイブ』

連載|牧口じゅんのシネマフル・ライフ 第21回 この世は決して捨てたものじゃない。そう思わせてくれる、すべての名もなき英雄たちの物語『オンリー・ザ・ブレイブ』悲劇的な事実を映画で語ることは難しい。真実を歪めぬように、誇張しないように―。映画『オンリー・ザ・ブレイブ』は、それに成功した数少ない作品のひとつだろう。2013年にアメリカのアリゾナ州で起きた巨大な山火事を題材にしている。登場するのは、荒れ狂う炎に立ち向かう精鋭部隊“ホットショット”の20名。紛れもない生身のヒーローたちだ。彼らが紡ぎ出す物語は、ハリウッドの方程式に馴れきった者たちを、胸をえぐるようなエンディングへと導いていく。フィクションでは決して実現し得ない重い衝撃。その果てにあなたがたどり着くのは、何気なく生きてきたこれまでの日常とは違う、ちょっと新しい世界だ。Text by MAKIGUCHI June世界中の名もなきヒーローたちに感謝したくなる作品現実世界の“英雄”というのは、マントを身に着けて空を飛ぶ超人たちでは...
ピクサー・アニメーション・スタジオのアニメーター、原島朋幸氏に聞くピクサーの仕事術

ピクサー・アニメーション・スタジオのアニメーター、原島朋幸氏に聞くピクサーの仕事術

ピクサー・アニメーション・スタジオの日本人アニメーター、原島朋幸氏に聞く「ピクサーの仕事術」20年以上にわたり、世界を驚かせ、人々の心を動かす名作を次々に放っているピクサー・アニメーション・スタジオ。その成功の秘密はどこにあるのか。最新作『インクレディブル・ファミリー』のアニメーション制作にも携わった同スタジオの日本人アニメーター、原島朋幸氏が来日し、その内側について語った。Text by MAKIGUCHI Juneピクサーの秘密豊かなクリエイティビティと、優れた芸術性、それを表現する高い技術力で、今や世界屈指のヒットメーカーとなったピクサー・アニメーション・スタジオ。『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』『カーズ』『Mr.インクレディブル』など名作を生み出し続け、子供のみならず、大人たちの心も鷲づかみにしている。笑いと涙を届けるピクサーは、まさに夢工場と呼べる場所。そこには、いったいどんな魔法が隠されているのだろう。今回、その“魔法”について教え...
映画『ザ・プレデター』公開記念! リーボックよりコラボレーションモデルが登場|Reebok

映画『ザ・プレデター』公開記念! リーボックよりコラボレーションモデルが登場|Reebok

Reebok|リーボック随所に映画の世界感をあしらった「DMXRUN10PREDATOR」リーボックが、映画『プレデター』シリーズ新作であり、2018年9月14日(金)に上映される『ザ・プレデター』公開を記念して20世紀フォックス映画と共に細部まで映画の世界観を再現したコラボレーションモデル「DMX RUN 10 PREDATOR(ディーエムエックス ラン 10 プレデター)」を映画公開日と同日の9月14日(金)よりリリースされる。Text by dia standard今回、コラボレーションしたシューズ「DMX RUN 10」は、1997年に登場しクッショニングテクノロジー「DMX Moving Air Technology(ディーエムエックス ムービング エア テクノロジー)」を搭載したシューズ。ソールに搭載された"エアポッド"において、足が地面に接するたびに空気が圧縮され、エアポッド内の空気が異なるゾーンへと押し込まれ、優れた安定性とクッション性を生み出している。個性的なフォ...
ミシュラン三ツ星シェフが日本の名店を巡る美食ドキュメンタリー『世界が愛した料理人』|MOVIE

ミシュラン三ツ星シェフが日本の名店を巡る美食ドキュメンタリー『世界が愛した料理人』|MOVIE

MOVIE|世界のミシュラン料理人が総出演日本を巡るのは、天才料理人エネコ・アチャドキュメンタリー『世界が愛した料理人』が2018年9月22日(土)より公開。ミシュラン三ツ星シェフ、エネコ・アチャが料理の真髄、魂とは何かを求め、日本の名店を巡る。シェフが作り上げる料理の数々は、見ているだけでも頬がゆるむ。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)和食の素晴らしさを語る予告編が解禁第67回ベルリン国際映画祭カリナリー部門で上映された美食ドキュメンタリー『世界が愛した料理人』が日本で公開される。スペイン史上最年少でミシュラン三ツ星を獲得した天才料理人エネコ・アチャが料理の真髄、魂とは何かを求めるのを追った作品だ。今回、美食探求する舞台となるのは日本。「すきやばし次郎」をはじめとする日本の名店を巡る。真の料理を極めるため、日々料理を追求し続けているエネコが、最高の料理に必要なもの、料理に込めるべき魂は何かを求め、たどり着いたのは日本の“和食”だった。世界最年長の三ツ星料...
エルメスの新たな世界「彼女と。」展、東京・六本木の国立新美術館にて開催|HERMÈS

エルメスの新たな世界「彼女と。」展、東京・六本木の国立新美術館にて開催|HERMÈS

HERMÈS|エルメスエルメスが、国立新美術館とともに観客参加型の展覧会「彼女と。」を開催エルメスが提案する現代的女性像の考察をテーマとした「彼女と。」展を2018年7月11日(水)~7月30日(月)に開催する。Text by OZAKI Sayakaエルメスが贈る、シネマ体験。「彼女と。」は、エルメスが贈るシネマ(映画)的設定の観客参加型展覧会だ。エルメスのレディス部門アーティスティック・ディレクターであるバリ・バレと、レディスプレタポルテのアーティスティック・ディレクター ナデージュ・ヴァンヘ=シビュルスキーが監修を務め、観客をプレイフルでウィットに富んだエルメスの新たな世界へと誘う。国立新美術館の会場は、広大な映画スタジオを彷彿とさせる大空間。物語は、ひとりの「作家」が、ある女性――「彼女」の存在を追いかけることからスタートする。会場内には「彼女」にまつわる様々なエピソードがちりばめられ、「作家」は観客とともに会場を巡り、「彼女」の姿を追い求め、謎に満ちた世界へと誘う。「彼女...
ART
『シューマンズ バー ブック』チャールズ・シューマン氏インタビュー|INTERVIEW

『シューマンズ バー ブック』チャールズ・シューマン氏インタビュー|INTERVIEW

Bar Talks by Schumann|シューマンズ バー ブック映画『シューマンズ バー ブック』チャールズ・シューマン氏インタビューバーといえば、かっこいい大人のための特別の場所だ。居心地の良いリヴィングルームにもなるし、ゲストをもてなす客間にもなる。一流のバーマンは、客がその時々に求めるものに敏感だ。一定の距離を取り、決して馴れ合いにはならない。連れ立つ相手によっては、素知らぬふりもしてくれるし、話し相手になって欲しい時にはちょっとした愚痴も聞いてくれる。知人以上、友人未満といったところか。チャールズ・シューマンは、そんなバーマンの中でも伝説と呼ばれる男だ。先日、ドキュメンタリー映画『シューマンズ バー ブック』に出演した彼が来日した。日本の伝統的なバーがお気に入りで、何度も東京を訪れているという彼が、映画について、理想のバーについて語ってくれた。Photographs by SATO Yuki (KiliKiliVilla)Text by MAKIGUCHI Juneバ...
イギ―・ポップの情熱を捉えた映画『アメリカン・ヴァルハラ』|MOVIE

イギ―・ポップの情熱を捉えた映画『アメリカン・ヴァルハラ』|MOVIE

MOVIE|アルバム制作から熱狂のツアーまで 「POST POP DEPRESSION」の裏側に迫るイギ―・ポップとジョシュ・ホーミがコラボレーションして生まれた「POST POP DEPRESSION」。そのアルバム制作からツアーに至るまでを追ったドキュメンタリー映画『アメリカン・ヴァルハラ』が公開される。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)ロックシンガー、イギ―・ポップ。50年近い音楽キャリアを誇り、セックス・ピストルズ、ガンズ・アンド・ローゼズ、ニルヴァーナ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズなど後世のビッグ・バンドに多大な影響を与え続ける、ロックの殿堂だ。2016年にリリースされたアルバム「POST POP DEPRESSION」は、イギ―・ポップ最後のアルバムとも噂されている。イギ―が自費でレコーディングを計画し、自らQUEENS OF THE STONE AGEのジョシュ・ホーミにプロデュースを打診したところから、このアルバムの制作は始まった。「...
祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.30 カン・ドンウォンさん

祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.30 カン・ドンウォンさん

Page. 1スラリとした長身に、凛とした佇まいとクールな眼差し。今回の編集大魔王対談には、現在公開中の新作映画の先行上映&舞台挨拶のため来日した俳優のカン・ドンウォンさんが登場。撮影やプライベートでも親交のある二人だけに、対談はリラックスしたムードでスタートした。まずは、大ヒット中の新作の話題から…Interview by SUKEZANE TomokiPhotographs by NAGATOMO YoshiyukiHair by TSUKUI Hiro(Perle Management)Text by HATAKEYAMA Satokoスリルと興奮の追跡劇、最新作「MASTER/マスター」祐真朋樹・編集大魔王(以下、祐真) 公開中の映画「MASTER/マスター」観ました。スリリングなストーリー展開に加えてテンポも良く、時間が経つのを忘れてしまうほど面白かったです。捜査官役は初めてということですが、演じてみてどうでしたか。カン・ドンウォン(以下、ドンウォン) キム捜査官という役...
国際派の韓流スター、イ・ビョンホンが極悪人に扮した『MASTER/マスター』|MOVIE

国際派の韓流スター、イ・ビョンホンが極悪人に扮した『MASTER/マスター』|MOVIE

MOVIE|実話を基に韓国犯罪史上最大の金融投資詐欺事件の全貌を暴く究極のノンストップ・クライムアクション・エンターテインメント!国際派の韓流スター、イ・ビョンホンが極悪人に扮した『MASTER/マスター』ネットワークビジネス詐欺で庶民から大金を巻き上げ、海外逃亡したカリスマ詐欺師 VS 敏腕捜査官&天才ハッカーコンビのスリリングな攻防戦を壮絶な肉体バトル+ガンアクション+カーチェイスでダイナミックに描いた追跡劇『MASTER/マスター』が、11月10日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほかにて全国ロードショーされた。Text by KIKKA Yoko体を張って知能犯罪捜査官を熱演したカン・ドンウォンが来日!『監視者たち』で知られる俊英監督チョ・ウィソクが、韓国中を震撼させた“チョ・ヒパル詐欺事件”に着想を得てメガホンをとり、「詐欺」「マルチ商法」「贈収賄」「汚職」等、現代社会が抱える闇に鋭く切り込んだ本作は、後半の舞台となるフィリピンでも大規模ロケを敢行した注目作だ。天性の口のう...
ミスターポーターが再び限定カプセルコレクション「キングスマン」発売へ|MR PORTER

ミスターポーターが再び限定カプセルコレクション「キングスマン」発売へ|MR PORTER

MR PORTER|ミスター ポーター2年ぶりの限定カプセルコレクション「キングスマン」発売へ英メンズファッションECサイト「MR PORTER(ミスターポーター)」が、英国ヘリテージ感溢れる限定カプセルコレクション「Kingsman(キングスマン)」の第2弾をリリースすることが決定した。同コレクションは、マシュー・ヴォーン監督が手掛けた同タイトルの映画内でミスターポーターが提供した衣装をベースにしており、2年前に初ローンチしている。映画の続編『キングスマン:ゴールデン・サークル』が全米公開されるタイミングに合わせた解禁となり、9月7日(木)から販売開始予定だ。ちなみに日本での劇場公開は来年2018年1月5日(金)を予定している。Text by ANDO Sara(OPENERS)表向きは高級テーラー、裏の顔は世界最強のスパイ組織「キングスマン」2015年に公開された、高級テーラーを表の顔とする世界最強のスパイが活躍する作品『キングスマン』。今までのスパイ映画とは一線を画す派手なア...
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