MOVIE|英国風のユーモアとフランスのエスプリが絶妙に溶け合った人間ドラマ『愛して飲んで歌って』

MOVIE|英国風のユーモアとフランスのエスプリが絶妙に溶け合った人間ドラマ『愛して飲んで歌って』

MOVIE|英国風のユーモアとフランスのエスプリが絶妙に溶け合った人間ドラマ名匠アラン・レネ監督の陽気な遺作『愛して飲んで歌って』2014年3月に91歳でその生涯を閉じた巨匠アラン・レネ監督。彼の遺作となったチャーミングな人間ドラマ『愛して飲んで歌って』が、2月14日(土)より岩波ホールほか全国順次公開される。Text by YANAKA Tomomiベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞アウシュビッツ収容所でのホロコースト(大量虐殺)を告発したドキュメンタリー『夜と霧』(1955年)で世界に衝撃をあたえ、ベネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いた『去年マリエンバートで』(1961年)など、フランス映画界を代表する巨匠として名を馳せたアラン・レネ監督。最後まで新作に意欲を燃やしていた巨匠の訃報が昨年、突如として世界を駆け巡った。そんな監督が残していった“贈り物”、それが男女の駆け引きを軽妙に描いた遺作『愛して飲んで歌って』だ。英国の戯曲家アラン・エイクボーンの『お気楽な生活』を映画化した本作は...
MOVIE|ベネット・ミラー監督最新作、御曹司による金メダリスト殺人事件を映画化した『フォックスキャッチャー』

MOVIE|ベネット・ミラー監督最新作、御曹司による金メダリスト殺人事件を映画化した『フォックスキャッチャー』

MOVIE|御曹司による金メダリスト殺人事件を映画化したオスカー最有力作品ベネット・ミラー監督最新作『フォックスキャッチャー』なぜ大財閥の御曹司は、金メダリストを殺害したのか――。1996年に起き、全米を震撼させた事件を映画化したベネット・ミラー監督による『フォックスキャッチャー』が2月14日(土)より全国ロードショーされる。Text by YANAKA Tomomi人気喜劇俳優スティーブ・カレルが猟奇的な御曹司を怪演世界的な化学メーカー、デュポン社の創業者一族の御曹司がレスリングの金メダリストを殺害し、アメリカはもとより、世界中で報道された1996年の事件。この謎に満ちた事件の真相に切り込んだベネット・ミラー監督の最新作『フォックスキャッチャー』。昨年のカンヌ国際映画祭の監督賞を受賞したことにはじまり、世界中で賞賛を浴び、オスカー最有力と目される作品が日本でも公開される。『カポーティ』(2005年)や『マネーゲーム』(2011年)を代表作にもち、入念なリサーチで知られるベネット・...
連載|藤原美智子|プロデューサー映画と動物映画で涙して、美しく!?

連載|藤原美智子|プロデューサー映画と動物映画で涙して、美しく!?

「プロデューサー映画と動物映画で涙して、美しく!?」毎年「いつも冬って、こんなに寒かったっけ?」と思ってしまうのだが、今年の冬はホントに寒かった。こんなに寒いと外に出るのが億劫になる。休日だとなおさらだ。そんな日、どのように過ごすひとが多いだろうか。たぶん「家でDVDの映画を観る」というひとは多いのでないだろうか。寒さに弱い私も当然、“お家・映画観賞派”である。というわけで今回は、寒い日々に観た映画(注:新作ではありません)のいくつかのご紹介を。文=藤原美智子プロデューサーには欠かせない要素とは?まずは、偶然にもレンタルしてきたものが2本とも“映画のプロデューサー”が主人公だったというものから。一本はフランス映画の『あの夏の子供たち』。もう一本はロバート・デ・ニーロ(すごいはまり役!)が主役の米映画『トラブル・イン・ハリウッド』。大まかなストーリーが似ているぶん、仏と米のスケールやものの見方のちがいがよくわかっておもしろい。でも、どちらも観たあとの感想は“プロデューサーの仕事って大...
MOVIE|すれちがう男女の心理をそれぞれの視点から描く『ラブストーリーズ コナーの涙|エリナーの愛情』

MOVIE|すれちがう男女の心理をそれぞれの視点から描く『ラブストーリーズ コナーの涙|エリナーの愛情』

MOVIE|男女両方の視点から描かれた、ふたつの映画が織りなすひとつの愛の物語『ラブストーリーズ コナーの涙』『ラブストーリーズ エリナーの愛情』ニューヨークで暮らす1組のカップルの別れから再生までを、男女それぞれの視点から描いた『ラブストーリーズ コナーの涙』と『ラブストーリーズ エリナーの愛情』。2月14日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほかで全国順次ロードショーされる。Text by WATANABE Reiko(OPENERS)10年の歳月を経て完成した、すれちがう男女の物語心に傷を負ったある夫婦の葛藤を、男と女、それぞれの視点から別べつの作品として描いた『ラブストーリーズ コナーの涙』と『ラブストーリーズ エリナーの愛情』が、いよいよ2月14日のバレンタインに合わせて、ここ日本でも2作品同時公開される。2作品の監督と脚本を手がけたのは、ハリウッドの新鋭、ネッド・ベンソン。本作が長編デビュー作でありながら、昨年の第67回カンヌ国際映画祭や第38回...
MOVIE│大人のための居心地のいい映画館「YEBISU GARDEN CINEMA」が3月に誕生

MOVIE│大人のための居心地のいい映画館「YEBISU GARDEN CINEMA」が3月に誕生

MOVIE│オープニングには厳選された良質な映画がラインナップ大人のための居心地のいい映画館「YEBISU GARDEN CINEMA」誕生居心地の良い空間で良質な映画を楽しむことができるアート系ミニシアター「YEBISU GARDEN CINEMA」が、3月28日(土)に恵比寿ガーデンプレイス内にオープン。映画好きの大人たちを満足させてくれる、あらたなスポットとなりそうだ。Text by YANAKA Tomomi充実した映像、音響設備とワイドシートがくつろぎの鑑賞空間を演出1994年の恵比寿ガーデンプレイスの開業とともにオープンし、2011年に惜しまれつつ閉館した「恵比寿ガーデンシネマ」のよきエッセンスを引き継ぎ誕生する「YEBISU GARDEN CINEMA」。成熟した街に集う人たちに向け、文化の薫り高い映像作品が上映されるほか、今後は演劇やコンサートなど多彩なODSコンテンツが繰り広げられるスポットに生まれ変わる。そんな“大人の映画館”の設計やデザインを手がけたのは、「イ...
MOVIE|『デヴィッド・ボウイ・イズ』の日本公開が決定!

MOVIE|『デヴィッド・ボウイ・イズ』の日本公開が決定!

MOVIE|ロンドン・V&Aでの回顧展『David Bowie is』の全貌に触れるドキュメンタリー映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』の日本公開が決定!今年もデヴィッド・ボウイの誕生日がやってきた。1947年1月8日生まれのボウイは、今年68歳になる。ボウイとその誕生日で、世界中のファンが忘れられない出来事といえば、2年前、2013年1月8日の劇的なボウイの復活劇だろう。 Text by YOSHIMURA Eiichiあまりにも劇的で鮮烈な復活劇!2003年のコンサート・ツアー中の緊急入院と心臓の手術から、人前に出ることが次第に減り、新曲や新作アルバムの発表も10年間おこなっていなかったボウイは、ファンからもすでに引退したと思われていた。伝説のスターはもはや本当の伝説になったのだと――。ところが2013年の1月8日午前0時(アメリカ東部時間)、ボウイの誕生日を迎えた瞬間に、インターネット上でボウイの10年ぶりの新曲「ホエア・アー・ウィ・ナウ?」が映像付きでいきなり発表された...
MOVIE|西炯子によるベストセラーコミック、ついに映画化『娚(おとこ)の一生』

MOVIE|西炯子によるベストセラーコミック、ついに映画化『娚(おとこ)の一生』

MOVIE|西炯子によるベストセラーコミック、ついに映画化大人のラブストーリー『娚(おとこ)の一生』女性を中心に熱い支持を得る西炯子(にし・けいこ)の人気コミックを、榮倉奈々と豊川悦司のW主演で映画化。幸せになりたいすべての人へ贈る穏やかな愛の物語『娚(おとこ)の一生』が、2月14日(土)より全国ロードショーされる。Text by KUROMIYA Yuzu廣木組への絶大な信頼関係のもとキャストが名演技を見せる自分は幸せになれないと決め込んでいた女性と、恋愛を拒み落ち着く家庭を得ることはないと信じ込んでいた50代の男性。本作では、ちぐはぐな同居生活を通して、ゆっくりと“人を愛する”ということに向き合ってゆくふたりの姿を描き出す。メガホンをとるのは、『余命1ヶ月の花嫁』『100回泣くこと』など、これまでにもさまざまな愛の形を描いてきた廣木隆一監督。主人公・堂薗(ぞの)つぐみを演じるのは榮倉奈々。恋愛と仕事の狭間でこれからの人生を考える大人の女性を演じ、新境地を開拓。つぐみと恋に落ちる...
MOVIE│北欧映画が渋谷に集結「トーキョーノーザンライツフェスティバル2015」

MOVIE│北欧映画が渋谷に集結「トーキョーノーザンライツフェスティバル2015」

MOVIE│北欧5カ国の新旧映画が集結する2週間トーキョーノーザンライツフェスティバルが今年も開幕北欧映画が渋谷の地に集結する「トーキョーノーザンライツフェスティバル2015」が今年も開幕。1月31日(土)から2月13日(金)まで、北欧5カ国から届いた新旧の秀作のなかから、選りすぐりの17本が上映される。Text by YANAKA Tomomiライブなど、映画以外のイベントも盛りだくさん日本でも近年人気が高まりつつある北欧映画。今年で5回目を迎える「トーキョーノーザンライツフェスティバル2015」では、北欧で活躍する気鋭監督たちの名作や新作などがお目見えする。特に今年注目したいのは、アスペルガー症候群の少年を主人公にしたハートフルコメディ『シンプル・シモン』(2010年)で話題となった“スウェーデンの若き才能”アンドレアス・エーマン監督の特集だ。『シンプル・シモン(吹替え版、音声ガイド・ガイド字幕付)』のほか、最新作となる『リメイク』(2014年)や『ビッチハグ』(2012年)の...
MOVIE|中谷美紀主演で人気コミックを三島有紀子監督が映画化 『繕い裁つ人』

MOVIE|中谷美紀主演で人気コミックを三島有紀子監督が映画化 『繕い裁つ人』

MOVIE|中谷美紀主演で人気コミックを映画化三島有紀子監督最新作『繕い裁つ人』中谷美紀を主演に迎え、着ることと、生きることの切っても切れない関係を三島有紀子監督が描いた『繕い裁つ人』。1月31日(土)より、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかで全国ロードショーされる。Text by YANAKA Tomomi神戸を舞台に、演技派俳優が集結前作『ぶどうのなみだ』が、昨年9月に開催された第38回モントリオール世界映画祭の特別招待作品に選出されるなど、日本はもちろん、世界でも高く評価されている三島有紀子監督。「いつか仕立て屋の映画をつくりたい」と願ってきた三島監督が、満を持して池辺葵の人気コミックを映画化。仕立て屋の2代目、南市江と彼女を取り巻く人たちとが紡ぎだす、深く切ない物語が届いた。主演を務めるのは『嫌われ松子の一生』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞したのをはじめ、数かずの賞に輝いてきた中谷美紀。本作では主人公のイメージに合わせてばっさりと髪を短くし、仕立て...
MOVIE│往年の名優が演じるチャーミングなラブストーリー『トレヴィの泉で二度目の恋を』

MOVIE│往年の名優が演じるチャーミングなラブストーリー『トレヴィの泉で二度目の恋を』

MOVIE│シャーリー・マクレーン映画デビュー60周年記念作品往年の名優が演じるチャーミングなラブストーリー『トレヴィの泉で二度目の恋を』80歳を越えた大女優シャーリー・マクレーンと、名優クリストファー・プラマーが送るチャーミングなラブストーリー『トレヴィの泉で二度目の恋を』。1月31日(土)より、Bunkamuraル・シネマほかで全国順次公開される。Text by YANAKA Tomomi監督は『イル・ポスティーノ』のマイケル・ラフォード『アパートの鍵貸します』(1960年)や『あなただけ今晩は』(1963年)などで知られる大女優シャーリー・マクレーンが、スクリーンデビューしてから今年で60周年。そんなアニバーサリー・イヤーを祝うべく、彼女がかわいらしい“おばあちゃん”に扮した『トレヴィの泉で二度目の恋を』が日本でも公開される。メガホンを取ったのは、アカデミー賞監督賞など5部門にノミネートした『イル・ポスティーノ』(1994年)や、『情熱のピアニズム』(2011年)などで知られ...
MOVIE|『ONCE ダブリンの街角で』ジョン・カーニー監督最新作『はじまりのうた』

MOVIE|『ONCE ダブリンの街角で』ジョン・カーニー監督最新作『はじまりのうた』

MOVIE|『ONCE ダブリンの街角で』ジョン・カーニー監督最新作最高にハッピーで元気になれる物語『はじまりのうた』音楽がつなぐ予想外の出会いと最高のはじまり――。わずか5館で限定公開されていた本作は、クチコミで人気が拡がり1300館以上まで拡大。全米で異例の大ヒットを記録したハートフルドラマ『はじまりのうた』が、2月7日(土)よりシネクイント、新宿ピカデリーほかで全国ロードショーされる。Text by KUROMIYA Yuzu音楽が人生のあらたな一歩を踏み出すきっかけにニューヨークを舞台に、悩める人びとが音楽を通じて運命を切り開く姿を温かなまなざしで描き出した『はじまりのうた』。監督は『ONCE ダブリンの街角で』でアカデミー賞歌曲賞に輝き、世界的に注目を集めたジョン・カーニーが努めた。本作で描かれるのは男女の恋愛物語にとどまらない。夫婦、親子、友人などさまざまな人間関係が繊細に描かれ、観た人だれもがハッピーになるようなストーリーに仕上がっている。シンガーソングライター、グレ...
MOVIE|俊英ハル・ハートリー待望の新作『はなしかわって』

MOVIE|俊英ハル・ハートリー待望の新作『はなしかわって』

MOVIE|過去の名作3作品も同時ロードショー俊英ハル・ハートリー待望の新作『はなしかわって』“ニューヨーク・インディペンデント映画の雄”としてその名が知られる映画監督ハル・ハートリー。日本で初公開となる『はなしかわって』は1月25日(土)から、デビュー作であり、日本の劇場では未公開だった『アンビリーバブル・トゥルース』や、その名を世に知らしめた『シンプルメン』『愛・アマチュア』の3作品は、ひと足早い1月18日(土)から、新宿K'sシネマほかでロードショーされる。 Text by YANAKA Tomomi恋愛模様をシンプルかつ辛口な映像で魅せるハル・ハートリーは1989年、長編デビュー作『アンビリーバブル・トゥルース』の発表直後から世界が注目。2作目の『トラスト・ミー』(1990年)はサンダンス映画祭の脚本賞を受賞。さらに今回上映される『シンプルメン』(1992年)はカンヌ国際映画祭のコンペに選出、『愛・アマチュア』(1994年)は東京国際映画祭ヤングシネマ1994コンペテ...
MOVIE|3.11で故郷を失った家族の再生物語『家路』

MOVIE|3.11で故郷を失った家族の再生物語『家路』

MOVIE|3.11で故郷を失った家族の再生物語再び希望を見出そうとする人間ドラマ『家路』東日本大震災という予想だにしていなかった未曾有の状況を前に、人はどのように生きるのか──。ドキュメンタリー出身監督ならではの確かな視点で描かれる普遍的な人間ドラマ『家路』。3月1日(土)より、新宿ピカデリーほかでロードショーされる。 Text by KUROMIYA Yuzu喜びも苦しみも、笑顔も涙もすべて“故郷”にあった東日本大震災によって故郷を失ってしまった家族が、音信不通だった弟の帰郷をきっかけに、さまざまな試練を乗り越え絆を強めていく姿を映し出した人間ドラマが完成した。監督は、ギャラクシー大賞をはじめ数々のドキュメンタリーの受賞歴を持つ久保田直。脚本は『いつか読書する日』(2005年)の青木研次によるオリジナル。現地での綿密な取材をもとに、未曾有の事態を経験した人びとが決して他人に伝えることのできない、心の奥底にしまわれた「感情」を丁寧に描き出した。10代で故郷を出たまま音信不通...
MOVIE|いまを生きるすべての女性に送る『グロリアの青春』

MOVIE|いまを生きるすべての女性に送る『グロリアの青春』

MOVIE|いまを生きるすべての女性に自立したシニア女性の“第二章”を描く『グロリアの青春』結婚、子育て、離婚を経験した58歳の女性が、孤独も更年期の不安も乗り越え、前向きに生きていく姿を描いた人間ドラマ『グロリアの青春』。3月1日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで、全国ロードショーされる。 Text by KUROMIYA Yuzuあたらしいヒロイン、58歳のグロリア誕生チリを舞台に、中年女性の前向きな生き方をパワフルかつ繊細に描いた『グロリアの青春』。本作の成功で世界中から注目を集める鬼才、セバスティアン・レリオが監督を務めている。グロリアを演じるのはチリの人気女優、パウリーナ・ガルシア。ヌードも辞さない覚悟で魅力的な主人公を演じ切り、第63回ベルリン国際映画祭の話題を独占。見事銀熊賞・主演女優賞に輝いた。グロリアを愛するロドルフォは、『独りぼっちのジョニー』(1993年)、『NO』(2012年)などの名優セルヒオ・エルナンデスが演じている。主題歌には、198...
MOVIE|世界が絶賛したドイツ映画界の新鋭デビュー作『コーヒーをめぐる冒険』

MOVIE|世界が絶賛したドイツ映画界の新鋭デビュー作『コーヒーをめぐる冒険』

MOVIE|世界が絶賛したドイツ映画界の新鋭ヤン・オーレ・ゲルスター監督のデビュー作青年の不思議な1日を描く『コーヒーをめぐる冒険』朝、1杯のコーヒーを飲み損ねた青年の不思議な1日を、新人監督ヤン・オーレ・ゲルスター監督が描いた『コーヒーをめぐる冒険』。3月1日(土)より、渋谷シアター・イメージフォーラムなど全国順次公開される。 Text by YANAKA Tomomi20人以上の個性豊かなドイツの名優たちが集結!大学を中退し、“人生一時停止中”の青年ニコがさまざまな人と出会い、奇妙な体験の数々をとおして、人生を見つめる『コーヒーをめぐる冒険』。本作が長編デビュー作となり、“ドイツ映画の救世主”と評され、一躍スターダムを駆け上がったのがヤン・オーレ・ゲルスター監督だ。映画学校「ドイツ映画テレビ・アカデミー(DFFB)」の卒業作品として発表され、本国ドイツをはじめ、海外でヒットを飛ばし、ドイツ版アカデミー賞で作品賞や監督賞を受賞した本作。世界が注目する新鋭の作品がいよいよ日本...
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