話題の万象理法学で知る、2025年を好転させるヒント
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2024年12月16日

話題の万象理法学で知る、2025年を好転させるヒント

LOUNGE|万象理法学

スキージャンプにおける世界のトップジャンパー、小林陵侑選手も実践するという人生を好転させる九星気学「万象理法学」。個々の生年月日から導き出される分類である向示律と、九星気学を組み合わせて、より正確な吉方位を選定するものだということはOPENERSでも既報の通り。今回は、そんな万象理法学の齋藤哲楼先生に、2024年を振り返っていただきながら、2025年の流れについて伺った。もちろん状況を好転させるための吉方位とともに、OPENERSの読者に向けて、2025年の開運に向けたアドバイスもいただいた。

Text by TSUZUMI Aoyama|Photography by TAKAYANAGI Ken

九星気学の視点から見た2024年はどんな年だったか

OPENERS読者の運気を占う前に、万象理法学を通すと社会がどのように見えるのか、簡単に2024年の振り返りと2025年を簡単に解説していただいた。
「2024年は三碧木星の年でした。例年夏がとても暑くなる傾向があり、実際24年は記録的な猛暑を記録しましたね。また三碧木星の名の通り「碧」が強くなる年。大谷翔平が在籍したNYドジャース、日本では横浜DeNAベイスターズが好成績を上げました。みなさんの周辺でも「碧」に関係する人や会社が好成績をあげたのではないでしょうか。また“不透明なモノが流行る”という読み解きもできるのですが、BitCoinが最高値を記録したことや、SpaceXのような宇宙ビジネスが伸びたことも、三碧木星の年ならではの傾向でしたね」
では、果たして2025年は?
「2025年は二黒土星の年になります。全体的な傾向としては、あまり激しい変化がなく、社会は穏やかに動いていくと見ることができそうです。アメリカでトランプが大統領に返り咲き世界情勢が大きく変化するのではと危惧する向きもありますが、私は実際さほど大きな動きはないだろうと見ています。みなさんのもっと身近な生活のなかで注目していただきたいのは色です。黒、ベージュ、黄といった色がとても強い力を持ちます。ファッションではアースカラーがトレンドですが、取り入れるならベージュがおすすめです」
それぞれ各自の星ごとの運気の盛衰はあるものの、社会全体は落ち着いた動きとなるだろうと斎藤先生。黒くて小さいもの、四角いものが世の中で流行しそうなので、見逃さないようチェックを。

本命星を把握して、2025年の流れを知る

さて、いよいよそれぞれの運気を見ていただくが、その前にまずは以下の表を参照して、自分の本命星をチェックしてほしい。
※気学では、立春(2月上旬)を境に年が切り替わる『二十四節気』を使用しているため、1月1日~2月上旬生まれの方は、前年の生まれとします。
一白水星の2025年は?
4年続く盛運期の3期目にあたる一白水星。傾向としては「実り」そして「整い」のムードが強くなるという。2年前から継続していたことの結果が出る、またはそれにより安定した環境を手に入れることができそうだ。マインドまで落ち着いていくよりもアグレッシブな姿勢により、もっと大きなモノを得る可能性が広がる。金運も良さそう、とのこと。
二黒土星の2025年は?
盛運期の4期目が訪れる。すべての星に対してよい関係を築ける配置におり、2025年の二黒土星は常に注目を浴びる「ど真ん中」に位置する傾向。ビジネスでの独立や、結婚という人生の節目の到来、家を買うなどのビッグイベントもありそう。過去3年でやりたいと思っていたことがあるのなら、2025年こそチャレンジするのにふさわしい年だ。
三碧木星の2025年は?
これから5年続く衰運期の1期目が到来する三碧木星。とはいえ決して悲観する必要はなく、過去4年の自分が積み上げてきたことの結果を受け取る年でもあり、特に力を入れて頑張ってきたことがポジティブな実りになるのだそう。全力疾走よりも、優雅にゆっくりと歩いてみよう。これまで見過ごしてしまっていた幸運が実は身近にあったことに気づくだろう。
四緑木星の2025年は?
衰運期の2期目に入る四緑木星は「喜びの宮」へ。大きなリターンばかりを追いかけず、小さな喜びに目を向けることで、長期的な財産を得ることができる。お祝いごとや心躍るイベントが増えそうだが、決して浮足立たないように注意。特にお金、色恋のトラブルの暗示あり。調子に乗っていると信頼を失う。自分なりの指針をしっかりと守っていこう。
五黄土星の2025年は?
環境が大きく変化する年になりそう。海外への赴任や転居といった場所の移動や、ファッションスタイルをがらっと変えたくなるなど、内面の変化も起こりそうだ。意固地にならずに変化を楽しむ余裕を持つことを忘れずに。いままで後回しにしてしまっていた英会話やジム通いを始めてみるなど新しいことに積極的に挑んでみると、結果にもつながりやすい。
六白金星の2025年は?
衰運期の4期目を迎える六白金星のキーワードは「現れ」。隠れていたことが表面化する年なので心の準備を。隠し事がバレる、身内の裏切りが発覚、自分や家族の病気が顕在化するなど、ネガティブな発見が起こりがちな年だ。この期に身辺をきれいに整理、または健康管理に目を向けて自分自信をしっかりと整えておきたい。次のステップに進むための準備をするには最適な1年となるだろう。クルマの買い替えにも良いタイミングだ。
七赤金星の2025年は?
4年続いていた衰運期の最後の年。ちょっとタフな1年になることを覚悟しつつ、来年以降に訪れる盛運期に備えたい。大切なマインドセットは「許容とリラックス」。あるがままを受け入れてメンタルを落としすぎないこと。学びに対してはとても良い傾向。読書やライセンスの取得など、勉強が頭に入りやすく、かつ身につきやすい。
八白土星の2025年は?
長く続いた衰運期を抜けて、ついに盛運期が到来。しかし、このタイミングで9年間でもっとも注意すべき「暗剣殺」。予期せぬトラブルや揉め事に巻き込まれがちなので、充分に注意を。派手に動くよりも淡々と水面下で根回しや準備に力を注ぐことが良さそうだ。SNSでの発信を控えたり、少人数の会食を優先するなど、狭く、深くを心がけて。
九紫火星の2025年は?
盛運期の2期目にある九紫火星。2025年は、強運の追い風を受ける一年になるので、アグレッシブに過ごすのがおすすめ。いまは攻め時なので、もともと慎重な性格のかたでも、2025年に限っては、躊躇なく、思ったことがあればすぐ行動を。

月ごとに変わる「吉方」を理解して、運気をあげる

古代中国の法医学であった九星気学では、運気の流れを本命星から占った。そこには吉方位という運気を向上させる概念がある。同時に病気や怪我が多いという凶方位も。これを発展させた万象理法学では、吉方をうまく使って運気を上げていこうという前向きなアクションが特徴。吉方位への引っ越しや旅行を繰り返すことで、運気をあげていって欲しい。
また、毎年場所が変わる歳徳神とは、ご縁を結ぶことができると強い運気をもらえる。今年は西南西にいる歳徳神は月ごとにそれぞれの本命星へと移動するので、自分の本命星へ歳徳神が訪れる月には忘れずに西南西への吉方取りを。
以下は、本命星それぞれの月ごとの吉方をリストにしたもの。保存していつでも確認できるようにしておいていただきたい。
一白水星の2025年の吉方は?
2月 北、西、南
9月 西
10月 南
11月 北、西、南
歳徳神:4月
二黒土星の2025年の吉方は?
2月 北、東、南
3月 東
11月 北、東、南
歳徳神:3月
三碧木星の2025年の吉方は?
2月 西、東
5月 西
7月 東
11月 西、東
歳徳神:3月
四緑木星の2025年の吉方は?
2月 西北西、東南
11月 西北西、東南東
歳徳神:7月
五黄土星の2025年の吉方は?
2月 北、東、南
6月 南
10月 南
11月 北、東、南
歳徳神:3月
六白金星の2025年の吉方は?
2月 東、南
4月 東、南
5月 東、南
11月 東南東
歳徳神:3月
七赤金星の2025年の吉方は?
2月 東、南
4月 東、南
11月 東南東
歳徳神:4月
八白土星の2025年の吉方は?
2月 北、東、南
6月 東
11月 北、東、南
歳徳神:3月
九紫火星の2025年の吉方は?
2月 西、北、南
6月 西、北、南
10月 西、北、南
11月 西、北、南
歳徳神:3月
もちろん、本命星ごとに訪れる運命への気構えをしておくことは大切ではある。しかし重要なのは、どんな運命が訪れるとしても自分の意思と行動で幸運を引き寄せることができること。そのために吉方位への移動、行動はぜひ意識して欲しい。
吉方位取りは短い距離から有効だ。「都市部だったら2駅ほど、自宅から離れた場所の神社へのお参りがおすすめです」と齋藤先生。
万象理法学は占いではなく「生きるための哲学です」と斎藤先生はいう。もし2025年が衰運期だったとしても、決してすべてを諦める必要はない。積極的な行動で、幸せな人生を勝ち取って欲しい。
齋藤哲楼
万象理法学気学指導者/気学指導者で哲学博士 故佐々木晧有(ささき こうゆう)を祖父に持つ。小学校3年生より晧有から気学と哲学の教えを受け育つ。20歳でメディアコミュニティケーションを勉強するため渡米。帰国後、政治家、スポーツ選手などの通訳業を経て、2013年、気学指導者として独り立ちする。政治家、上場企業会長、芸能人、オリンピック選手から一般の主婦まで幅広く気学指導を行っており、2024年3月現在、対面気学指導者数8583人、気学鑑定者数17000人を超える。
                      
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