F1マシンのカーボン技術と素材を採用する限定車「アルピーヌ A110 S エンストン」が登場|ALPINE
CAR / NEWS
2023年9月25日

F1マシンのカーボン技術と素材を採用する限定車「アルピーヌ A110 S エンストン」が登場|ALPINE

ALPINE A110 S ENSTONE|アルピーヌ A110 S エンストン

サーキットでのパフォーマンスを追求したモデル「A110 S」ベースの限定車

アルピーヌF1チームのシャシー製造工場で、チームの拠点でもあるイギリス・エンストン工場。アルピーヌ・ジャポンは、同工場が持つ高いカーボン成型技術を採用した限定車「アルピーヌ A110 S エンストン」の受注を開始した。世界で300台のみ生産され、日本では20台限定で販売される。

Text by YANAKA Tomomi

日本では20台限定で、価格は1250万円

アルピーヌF1チームの拠点でもあるアルピーヌのエンストン工場。ここでは高いカーボン形成技術を用い、F1マシンのシャシーを製造しており、同時にフランス・ヴィリシャティオンにある工場でエンジンの開発とアッセンブリーを行い、マシンを作り上げているという。
限定モデルとして登場した「A 110 S エンストン」は、エンストン工場が長年培ってきた、F1マシンに欠かせないカーボンパーツの高度な形成技術とノウハウを活用し、アルピーヌF1マシンと同じカーボン素材によるメーターバイザーとセンターコンソールを装備するモデルだ。
ベースとなるのは、A110シリーズのなかでもサーキットでのパフォーマンスを追求したモデル「A110 S」。ドライバー背後にに搭載した1.8リッターターボエンジンは、最高出力300ps、最大トルク340Nmを発生し、7段AT(7DCT)を介して後輪駆動する。オプションのエアロキットを装着した場合、最高速度は275km/h、0-100km/h加速は4.2秒を記録するという。
今回の限定モデルでは、カーボンパーツとともに、グレーステッチが施されたブラックマイクロファイバーのステアリング、ルーフライニング、ダッシュボード、専用ロゴ入りのサベルト製軽量モノコックバゲットシート、カーボンエンブレム付きドアトリムなどを装備。
これらのアイテムが、ドライバーにモータースポーツの情熱を感じさせるとともに、ノワールマットの専用ルーフやルーフアーチ、18インチのマットブラックホイールがスポーティかつシャープな印象をより際立たせる。さらに、シリアルナンバー付きの限定車専用プレートも与えられ、特別な1台に仕立てられた。
ボディカラーは「グリ トネール マット」と「アルジャン メルキュール マット」の2色を用意。それに加え、専用ユニオンジャックルーフデカールやカーボンルーフ、エアロキットと3つのエクステリアオプションも展開し、ハンドル位置も左右から選択でき、計32通りの組み合わせのなかから好みに応じた1台をオーダーできるのもこの限定車の魅力の一つとなる。
販売台数は日本では20台限定で、価格は1,250万円。
販売方法は、9月21日(木)から 10月15日(日)まで、アルピーヌ正規販売店で購入申し込みを受付け、申し込みが販売台数を超えた場合は、抽選販売に。申し込みが販売台数に達しない場合は、通常販売となるという。
ALPINE A110 S ENSTONE|アルピーヌ A110 S エンストン
ボディサイズ|全長4,205×全幅1,800×全高1,240㎜
ホイールベース|2,420㎜
トレッド前/後|1,570/1,565㎜
車両重量|1,120kg
エンジン|1,798㏄ 直列4気筒DOHCターボ
最高出力|221kW(300ps)/6,300rpm
最大トルク|340Nm/2,400rpm
トランスミッション|7段AT
駆動方式|後輪駆動
サスペンション|ダブルウィッシュボーン
ブレーキ|ベンチレーテッドディスク
タイヤ|前215/40R18 後245/40R18
定員|2人
サスペンション|左・右
車両価格|1,250万円
オプション価格|専用ユニオンジャックデカール(ルーフ)20万円
       カーボンルーフ 35万円
       エアロキット81万円
問い合わせ先

アルピーヌコール
Tel.0800-1238-110(9:00-18:00 年中無休)
https://www.alpinecars.com/ja/

                      
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