cafe&gallery|谷中近くの銭湯前にグリーンなカフェオープン

cafe&gallery|谷中近くの銭湯前にグリーンなカフェオープン

cafe&gallery|カフェ&ギャラリー東京ダウンタウン、谷中近くの銭湯前に開店したグリーンなカフェ「フロマエcafé&ギャラリー」オープン その名の通り、目の前が銭湯、風呂前(フロマエ)である。江戸時代から人びとが交流する場として、コミュニティの場として機能してきた銭湯のように、いろいろなひとが交流し、発信してほしいという願いも込められた命名である。そのコミュニティ要素をバックアップするのが、オーガニックな食と自然素材、自然エネルギーを使った内装や設計である。訪れるひとが癒される、元気になれるフロマエのグリーンなこだわりを紹介したい。Text by 箕輪弥生(環境ライター)Photographs by Yoko Ueno Lewis(http://www.yokoueno.com/)自然素材のなかでくつろぐひとがもっともくつろぐときは、自然のなかにいるときだろう。日差しが入る、風が通る、空気がいい、そして自然の木立に囲まれて――そんな環境をカフェにも作りたい、いるひとがほっと...
EAT
りくカフェ|建て替え資金をクラウドファンディングで募集

りくカフェ|建て替え資金をクラウドファンディングで募集

りくカフェ陸前高田まちのリビングプロジェクト、陸前高田のコミュニティカフェ「りくカフェ」建て替え資金をクラウドファンディングで募集2012年1月より仮設の建物で営業をはじめ、地域の拠点として成長してきた「りくカフェ」の使用期限が2014年3月に迫ってきた。現在の場所は、計画中の復興道路が敷地を通る可能性があるなど、さまざまな理由によって移転を余儀なくされている。本設への建て替え資金は、現在、寄付金や助成金によって建設資金の7割ほどを集めることができたが、より実現に近づけるために、現在、CAMPFIRE(プロジェクトページ:http://camp-fire.jp/projects/view/732)を通じて残りの建設費の一部をクラウドファンディングで募っている。「りくカフェ」にNPOの一員としてかかわっている成瀬・猪熊建築設計事務所の成瀬友梨さんが、現状を訴える。Text by NARUSE Yuri私たちが考えていた以上に多くの方に愛される交流拠点として成長してきました「りくカフェ...
AAF|多様な光のあるガラス建築展

AAF|多様な光のあるガラス建築展

AAF|U-30 Young Architect Japan.「多様な光のあるガラス建築展」 新世代の建築家が未来のガラス建築を提案する展覧会 旭硝子およびAGC studioは、AAF(NPO法人アートアンドアーキテクトフェスタ)企画協力のもと、30歳以下の若手建築家による「多様な光のあるガラス建築展」を、3月7日(金)から5月31日(土)まで、東京・京橋にあるAGC studioにて開催する。Text by KUROMIYA Yuzuトークイベントには建築家の乾久美子氏がゲストで参加展覧会のテーマは「多様な光のあるガラス建築」。昨年10月に開催した、30歳以下の若手建築家による指名設計競技にて提案された、ガラスのあたらしい使い方の建築を展示する。出展するのは、岩瀬諒子氏(最優秀賞)、小松一平氏(優秀賞)、杉山幸一郎氏(優秀賞)、植美雪氏、塚越智之氏の5名。最優秀案は実際にガラスを用いて、原寸スケールで制作。優秀賞2点はパネルおよび模型で、ほかの提案作品2点はパネルにて展示される...
ART
AAF|建築家 吉村靖孝氏が語る建築へのアプローチ

AAF|建築家 吉村靖孝氏が語る建築へのアプローチ

AAF通信│建築レクチュアシリーズ217建築家 吉村靖孝氏が語る「建築へのアプローチ」大阪を拠点に活動をおこなう二人の建築家、芦澤竜一氏と平沼孝啓氏が、ゲスト建築家を招聘し年に7回(2カ月に1度、午後7時から)開催されるトークセッション「建築レクチュアシリーズ217」。今年度最初のゲストは、建築家の吉村靖孝氏を招き、4月11日(金)大阪・長堀橋アリアフィーナにて開催される。Text by OKADA Kazuyuki(OPENERS)オランダの世界的建築事務所での経験を生かす建築家による芸術と社会環境の発展を目指すAAF(NPO法人アートアンドアーキテクトフェスタ)が主催する「建築レクチュアシリーズ217」は、建築家同士の刺激的な交流の場として、学生や若い建築家、そして一般の建築好きから大きな支持を集めるトークセッション。毎回、芦澤氏と平沼氏という同年齢のふたりの建築家に、ゲストで招いた著名な建築家をくわえ、建築の可能性と思想を探っていく。中川政七商店旧社屋増築棟Nowhere b...
ART
ARMANI / CASA|マイアミの最新ランドマークプロジェクトに注目

ARMANI / CASA|マイアミの最新ランドマークプロジェクトに注目

ARMANI / CASA|アルマーニ / カーザマイアミの最新ランドマークプロジェクトのデザイン・パートナーシップを締結60階建・全260戸「レジデンス バイ アルマーニ / カーザ」アルマーニ グループは、アルマーニ / カーザ インテリアデザインスタジオ(IDS)とデザー・デベロップメント、リレーテッド・グループの3社間で、フロリダ州マイアミの最新ランドマークプロジェクト「レジデンス バイ アルマーニ / カーザ」の高級住戸、共用部、アメニティ施設のデザインにおけるパートナーシップを締結した。Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by Hayes Davidson世界的な建築家、シーザー・ペリが設計マイアミ コリンズ・アベニュー18975番地に2016年竣工予定の「レジデンス バイ アルマーニ / カーザ」は、マレーシアのペトロナス タワーやマイアミのアドリエンヌ アシュ センターの設計を手がけた、世界的に有名なアルゼンチン出身の...
CASE-REAL|福岡の飲食店「WINE & SWEETS TSUMONS」設計を語る

CASE-REAL|福岡の飲食店「WINE & SWEETS TSUMONS」設計を語る

CASE-REAL|ケース・リアル周囲に住まう人びとの「坪庭」のような存在となることを目指した設計福岡の飲食店「WINE & SWEETS TSUMONS」ソムリエ兼パティシエであるオーナーのあらたな提案のための空間 ── デザイナー、二俣公一氏が主宰する「CASE-REAL(ケース・リアル)」が手がけた福岡の飲食店「WINE & SWEETS TSUMONS」が完成した。Text by CASE-REALPhotographs by MIZUSAKI Hiroshi二俣公一氏が解説する「WINE & SWEETS TSUMONS」パティシエでありソムリエールでもあるオーナーによる、ワインと洋菓子というあたらしい組み合わせを楽しめる店舗の計画。敷地は福岡市中心部にある住居や中層ビルなどが乱立しているエリアで、今回の区画も非常に狭いうえに周囲を十数階建てのマンションに囲まれていましたが、いっぽうで平屋の建物というのがオーナーの希望でした。私たちは打ち合わせを重...
小さく暮らして豊かさを得る、米国発「タイニーハウス ムーブメント」(1)|SPECIAL REPORT

小さく暮らして豊かさを得る、米国発「タイニーハウス ムーブメント」(1)|SPECIAL REPORT

SPECIAL REPORT提唱者のディー・ウィリアムスに聞く、小さく暮らして豊かさを得る家米国発「タイニーハウス ムーブメント」とは(1)大きな家が当たり前の米国で、40平方メートル以下というコンパクトで移動が可能な「タイニーハウス」に移り住む人が増え、ひとつのムーブメントになっている。その可能性と暮らし方はどんなものなのだろうか。環境ジャーナリストの箕輪弥生さんが、日本で開催されたワークショップのために来日したディー・ウイリアムさんの話から探る。Text by MINOWA Yayoi(環境ジャーナリスト)Photographs by BEN MATSUNAGA家のために、何十年もローンに縛られるのが正解?山中湖のほとりのキャンプ場で、車輪のついた小さな家を作っているグループがいる。年齢もさまざま、女性もいる。誰もが真剣な眼差しで作業をするものの、休憩時間は笑顔が絶えない。彼らは、日本ではじめての「タイニーハウス」を作るワークショップへの参加者と、それを支えるサポートスタッフだ...
WONDERWALL|ワンダーウォールの建築模型展 第2弾開催

WONDERWALL|ワンダーウォールの建築模型展 第2弾開催

WONDERWALL|最新の“小さな建築”10プロジェクトを公開「EXHIBITION OF WONDERWALL ARCHIVES 02 10 PROJECT MODELS」ワンダーウォールの建築模型展 第2弾を開催世界的に活躍するインテリアデザイナー 片山正通氏率いる、ワンダーウォールの建築模型展覧会の第2弾「EXHIBITION OF WONDERWALL ARCHIVES 02 10 PROJECT MODELS」が、4月18日(金)から5月25日(日)まで、ポーラ ミュージアム アネックスにて開催される。Text by KUROMIYA YuzuMAISON KITSUNÉとのコラボTシャツも発売インテリアデザインのみならず、建築デザインディレクション、プロダクトデザインなど、幅広い分野で活躍する片山正通氏率いる建築デザイン事務所、ワンダーウォール。デザインの可能性と未来を可視化するような発想力で、世界各国のクライアントに支持されている。そんな彼らのデザインプロセスに欠か...
りくカフェ|陸前高田市のコミュニティカフェが本設に建て替え中

りくカフェ|陸前高田市のコミュニティカフェが本設に建て替え中

りくカフェ仮設の「りくカフェ」から、約2倍の広さとなる本設に建て替え中カフェのリニューアルオープンが10月5日に決定OPENERSでは、成瀬・猪熊建築設計事務所の成瀬友梨氏の協力により、岩手県陸前高田市のコミュニティカフェ「りくカフェ」についてリポートしてきたが、2012年1月から営業をつづけていた仮設の「りくカフェ」は10月5日(日)に改装することがこのたび決定した。手狭になったこと、敷地が復興道路の通り道にあたること、トイレがないこと、厨房設備が不十分であることなどの理由から、本設に建て替えることになり、今年5月に無事着工した。Text by KAJII Makoto (OPENERS)クラウドファンディングにてCAMPFIRE第2弾を募集中!東日本大震災で被害の大きかった岩手県陸前高田市における、地域の拠点として成長してきた「りくカフェ」。使用期限が今年の3月に過ぎ移転を余儀なくされていたが、現在、本設に向けて建設が進行している。成瀬・猪熊建築設計事務所の成瀬友梨氏は、「皆さ...
TOTOギャラリー・間|建築家・乾久美子「小さな風景からの学び」展

TOTOギャラリー・間|建築家・乾久美子「小さな風景からの学び」展

TOTOギャラリー・間|乾久美子+東京藝術大学 乾久美子研究室200以上の市町村で取材した、1万8000枚の写真を分類建築家・乾久美子「小さな風景からの学び」展 開催 建築家・乾久美子氏と、自身が教鞭を執る東京藝術大学・乾久美子研究室の学生によっておこなわれた都市リサーチの研究の成果を紹介する展覧会「小さな風景からの学び 」が、4月18日(金)~6月21日(土)まで、東京・南青山のTOTOギャラリー・間にて開催される。Text by OKADA Kazuyuki(OPENERS)「気になる」風景に共通する言葉とは建築家・乾久美子氏は近年の活動として、建築家・伊東豊雄氏らとともに陸前高田の「みんなの家」(2012年)の設計に参画。第13回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展では、このプロジェクト建設のドキュメント「ここに、建築は、可能か」を出展。社会に向けた建築への取り組みが高く評価され、パヴィリオン賞(金獅子賞)を受賞した。現在では、宮崎県延岡駅周辺の整備プロジェクトや、宮城県七ヶ浜...
AAF|Art & Architect Festa|アート アンド アーキテクト フェスタ

AAF|Art & Architect Festa|アート アンド アーキテクト フェスタ

AAF(Art & Architect Festa)は、建築家や大学の教員とともに、建築や環境、芸術やデザインを学ぶ大学生や院生、若手の設計者が運営するNPO法人。主な活動は、コンペの企画や運営の協力。独立したばかりの若い建築家による登竜門的な展覧会『U-35』、全国の大学生が集う地域滞在型ワークショップ『建築学生ワークショップ』、第一線で活躍するゲストを招いて地域交流を図る連続トークイベント『Dレク』、建築家をゲストとして招いて開催する建築レクチュアシリーズ『217』などのイベントを主催。建築、アート、デザインにおける多様な取り組みを発表し、各分野のフィルターを通した諸分野の振興から、日常における芸術性の高い建築の実現化によって、社会環境の発展へとつなげていく。www.aaf.ac 
杉本博司|ヴィネチア・ビエンナーレ2014にて「ガラスの茶室」発表

杉本博司|ヴィネチア・ビエンナーレ2014にて「ガラスの茶室」発表

杉本博司|SUGIMOTO Hiroshiこの地に相応しく、テーマは「水」と「ガラス」ヴィネチア・ビエンナーレ2014にて「ガラスの茶室」発表新素材研究所は、6月よりイタリア・ヴィネチアにて開催されるヴェネツィア・ビエンナーレ2014にて、杉本博司によるガラスの茶室「Glass Tea House Mondrian/聞鳥庵」を発表する。Text by OKADA Kazuyuki(OPENERS)会期終了後、作品として販売されるガラスの茶室「Glass Tea House Mondrian/聞鳥庵」は、ガラス工芸美術館「LE STANZE DEL VETRO」が立ち上げた新規プロジェクト。イギリス・ロンドンにあるサーペンタイン・ギャラリーの「サーペンタイン・ギャラリー・パビリオン」から着想を得て実現。招待アーティストにヴェネツィアにおける建築の機会を提供するという。会期終了後には今回の作品は販売され、2年後の招待アーティストの作品制作支援にあてられる。建設地は「LE STANZE ...
ReBITA|「求道学舎」で考える、世代を超えて受け継がれる住まい

ReBITA|「求道学舎」で考える、世代を超えて受け継がれる住まい

ReBITA|リビタ築88年のリノベーション分譲住宅『求道学舎再生物語』トークイベント開催「求道学舎」で考える、世代を超えて受け継がれる住まい世代を超えて受け継がれていく住まいとは何か―東京・本郷6丁目にある歴史ある仏教の教会堂「求道会館」で、築88年、日本でもっとも古いリノベーション分譲マンション「求道学舎」の改修にまつわる『求道学舎再生物語』のトークイベントが8月2日に開催された。イベントでは、元々の求道学舎のオーナーである建築家の近角真一氏が登壇、貴重な写真資料を見ながら、「求道学舎」が建てられた経緯から話がはじまった。Text by KAJII MakotoPhotographs by JAMANDFIXイベントはほぼ満席の状態でスタート築88年のリノベーション住宅『求道学舎再生物語』トークイベントを主催したのは、“リノベーションでくらしをかえる”をコンセプトに、既存建物(ストック)の活用によって、都市でのあたらしい暮らし方や、住まいの選択肢を提案していく「リビタ」。自社で...
AXIS Forum|インテリアデザイナー 片山正通 講演会 開催

AXIS Forum|インテリアデザイナー 片山正通 講演会 開催

AXIS Forumテーマを「Wonderwall : Approach & Case Study」として第47回 AXISフォーラム「片山正通」講演会 開催インテリアデザイナーとして世界で活躍し、現在ではプロジェクトの約90%が海外という片山正通氏。その活動の源に迫る講演会が「Wonderwall : Approach & Case Study」をテーマに、4月23日(水)にAXISフォーラムで開催される。Text by KAJII Makoto (OPENERS)Wonderwallの最新プロジェクトなどを紹介アパレルブランド「ユニクロ」のグローバル旗艦店や、「INTERSECT BY LEXUS TOKYO」など、数々の有名ブランドの店舗を手がける片山正通氏率いるWonderwall(ワンダーウォール)。片山氏は近年、武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科教授として、若手の育成にも力を注いでいる。今回のAXISフォーラムでは「Wonderwall : Appro...
JAPAN FOUNDATION|第13回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展、日本館が“パヴィリオン賞(金獅子賞)”受賞

JAPAN FOUNDATION|第13回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展、日本館が“パヴィリオン賞(金獅子賞)”受賞

JAPAN FOUNDATION|国際交流基金第13回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館が“パヴィリオン賞(金獅子賞)”受賞2012年8月29日11時(現地時間)、ビエンナーレ開幕とともに本年度の各賞が発表され、日本館の展示「ここに、建築は、可能か」が、国別参加部門における金獅子賞を受賞した。11月25日(日)まで一般公開されている。また、9月25日(火)には、東京大学情報学環福武ホールにて「東日本大震災後の建築-ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展帰国報告会-」が開催される。Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by HATAKEYAMA Naoya第6回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展受賞につづく2回目の快挙今年の日本館の展示は、「ここに、建築は、可能か」と題し、コミッショナー伊東豊雄氏および、参加作家の乾久美子、藤本壮介、平田晃久、畠山直哉氏とともに東日本大震災で被害を受けた陸前高田に被災者などが集まれる集会場「みんなの家」の建...
69 件